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by boil-achilles
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目指すは日本の頂上 その1


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現地からリアルタイムで更新したけど、6月6日に登ってきたよ! 富士山を!
念願だった「Mt.富士ヒルクライム2010」いつも通りダラダラと書いてみますよ。
ちなみに更新中なので、この記事そのものもどんどん修正されるかも。


●出発~到着
自宅を出発したのは前日土曜日の午前10時。
あっちゃんを大阪の南部で拾い、東名高速をぶっ飛ばして御殿場まで。
高速道路1000円上限万歳。

御殿場までは渋滞もなく順調だったけど、御殿場から須走の下道は渋滞中。
この渋滞列のうち、何割がうちらと同じ穴の狢なのかなぁとか(笑)。
他府県ナンバーが多いけど、純粋に観光の車もいるだろうし。
とはいえ、チャリンコを積んでる車は多数。
目指すは日本の頂上 その1_c0105957_23491812.jpg

東富士五湖有料道路は渋滞もなくスムーズ、その頃には横浜方面からやってきた次郎が今夜泊のバンガローへ到着していたので、会場で待ち合わせることに。
ちなみに到着直後、次郎が撮ったらしいバンガローから河口湖の眺め。
なんだよ、この中途半端なアングルはw


●受け付け~晩飯
会場となる富士北麓公園に辿り着いたのは18時頃。
駐車場から会場までの案内が無いので、変な迷い方をしたけど。
目指すは日本の頂上 その1_c0105957_23533729.jpg

受付は前日の20時まで。
で、ウェルカムパーティーということで、昼からずっとイベントをやってたのね。
とはいえ、それも17時半で終了。
様々な企業のブースも店じまいを始めてる時間だったよ。

静岡に入るまでは快晴だったのに、それからは曇りまくってにわか雨まで降ったのよね。
富士北麓公園は標高1000メートルにあることも含めて、おかげで今日は肌寒い。
明日は晴れの予報だけど、山の天気は変わりやすいから今日と同じで気温が上がらないかも。
というわけで、念のためにあっちゃんがアームカバーを購入なり。

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受付もこの時間はすいていて、すぐに終了。
受け取ったのはゼッケンや計測用のセンサーはもちろんのこと、参加賞のスポーツタオルやドリンク、プログラム、チラシ、割引券などなど。


翌日の荷物を預ける位置を確認して、北麓公園をあとにすることに。



●ほうとう鍋~温泉
次に向かったのは「ほうとう鍋」。
この辺りには掃いて捨てるほどの専門店があるけど、次郎が厳選した店へと突入することに。
目指すは日本の頂上 その1_c0105957_23583372.jpg

ほうとう鍋って食うのは初めてだけど、結局はうどんよね(笑)。
しかもあえて絶賛するようなもんでもないし(笑)。
まぁ、普通に美味かったけど、ついでに頼んだ馬刺しの方が、うちは楽しめたなぁ…。
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食い終わったらコンビニへ。
翌日の朝食や、レース中の補給食なんかを大量に確保。
そんなの食うくらいなら、全力で走ってないってことだ、って次郎に言われたけど、前回の挑戦では空腹にも苦しんだんだから。

バナナが売り切れてたので、色と形がよく似ているスイートコーンを次郎に勧めてみたけど、却下された(笑)。


コンビニのあとはいよいよバンガローへ。
ここについては後で述べようかね…。


営業終了時間が迫っていたので、荷物を置いて先に近所のホテルの温泉へ。
割引券で800円なり。
露天風呂もあるし、いい温泉だった、安くはないけど…。
他の客もチャリダーが多く、次郎と同様に脛毛がなくてツルツルだった(笑)。
うちには無理です。



●バンガロー
バンガローに戻って準備。
ってか、キャンプ場を利用するのって、生まれて初めてかも(小中学生の野外活動を除く)。
しかもバンガローももちろん初めて。
え~とバカですから、バンガローってログハウスみたいなコジャレたもんだろうと、勝手に思ってました…。
現実は6畳のプレハブ蛸部屋みたいなもんでした…。

そもそもキャンプ場のWebサイトを見たときから、ここって物凄く神経質な、それでいて面倒な人が経営してるんだろうなぁと思ってたけど、現地でもやっぱりそう感じた(笑)。
布団を借りるのに、敷布団、掛布団、毛布、シーツ、枕それぞれに価格が設定されてるってだけで、面倒なのがよくわかる。
だいたい、シーツが別料金とか、意味不明過ぎるし(笑)。
不愉快な思いはしなかったし、ロケーション的にも、会場への近さと言う意味でも抜群だけど、それ以外の用では利用することないな…。


●メンテナンス
車からコルナゴちゃんを下ろしてメンテナンス…と思ってたのに、下ろせない!
うちのミニバン車内にコルナゴちゃんと、あっちゃんのピナレロたんを積んでたんだけど、シートベルトでめちゃめちゃガッチリ固定してたのね。
おかげで500㎞の走行中もビクともしなかったのに、そのシートベルトが外せないwwwww
コルナゴちゃんもピナレロたんも下ろせないwwwww
目指すは日本の頂上 その1_c0105957_0112086.jpg

色々苦慮したけどどうしようもなく、仕方ないからサドルを外しましたよ…。
この大事なタイミングでサドルの高さが変わるのは怖すぎるから、何度も何度も計測してからね…。
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バンガローにはテラス(というか軒先w)があるので、そこで3台並べてメンテナンス。
前日の晩にチェーンも含む清掃は済ませたけど、注油をやってなかったので、その辺りを中心に。
受付で貰った計測用チップをフロントフォークへ取り付ける際に、次郎はスポークごとタイラップを巻くと言うドジっ子ぷりを披露してくれた(笑)。
目指すは日本の頂上 その1_c0105957_012616.jpg

出来るだけ軽くしたいので、ボトルホルダーも一つにして、サドルバッグも外す。
これで、登りでパンクした場合には、リタイヤしかないな(笑)。
ライトも外すけど、サイコンは相変わらず二つで。
ホントはフライトデッキだけで十分だけど、フライトデッキの場合はスタート/ストップボタンがハンドルにあって、ハンドルを握り直した時に止めちゃってることがあるのよね…。
それに二個付けてると、速度、平均速度、タイム、距離(ついでにケイデンス)が一目で見れるからさ。
↓この写真だけフラッシュを焚いてみたけど、やっぱり安っぽく見えるね・・・。
目指すは日本の頂上 その1_c0105957_0122926.jpg

どうしようか悩んで結局作らなかったペース表だけど、次郎が余らせてたので、やっぱり貰って貼ることに。
1時間30分ペースが読めるようにハンドルへ貼り付け。
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●作戦会議~就寝
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メンテが終わると酒盛りしながら作戦会議など(笑)。
プログラムを見ても分かるけど、会場となる富士すばるラインは前半の平均斜度が高く、登るにつれて斜度は低くなってくるのね。
後半19㎞地点で最大斜度7.8%の箇所が現れるけど距離は短い、んでラスト手前が平坦区間、ラストはまたきつめ。
目指すは日本の頂上 その1_c0105957_021592.jpg

「スタート直後の周りの飛び出しに釣られず、しっかりと自分のペースを守りながら、斜度が緩めの区間でタイムを稼ぐべし」という、ある意味 王道の走りに徹することに。
特にうちもこのコースは二度目だから、なんとなく雰囲気はわかってるし。
目指すは日本の頂上 その1_c0105957_22561462.jpg

しかし…参加者情報を見てみると、いかにチャリンコが、特にヒルクライムがオッサンのスポーツかってことがよく分かる…。
30代がもっとも多く、その次が40代。
20代はその次だもんね…。
我が兵庫からの参加者は59名、同士よ!共に頑張ろう!

「これが一番楽」と言いながら白に水玉のパジャマへと着替えた次郎をバカにしつつ、3人並んで川の字になりながら床につく。
気温はかなり冷えてたなぁ…。


●起床~出発
目覚ましが鳴ったのは4時。
6時には五合目行きの荷物預かりが締め切りとなるので、そこから逆算してこの時間に。
ぬらぬらと起き上がり、チャリンコを車へ積み直したり、着替えたり、顔を洗ったり、トイレで軽量化したり。
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朝の気温は16度ほど。
思ったより寒くないけど、目の前の河口湖はガスってる。
念のためにスタートまではアームカバー/レッグカバーを装着しておくことに。
目指すは日本の頂上 その1_c0105957_0304243.jpg

当初はここから自走することも考えたけど、出来る限りの早目に帰宅したいこともあり、また終了後は思ったほど渋滞しないようだということもあり、車で会場へ向かうことに。
会場へは200mの標高差(もちろん登り)。
ある意味、いいアップにもなるし、スタート前から疲れる可能性もあるというギャンブル性も(笑)。


●駐車場タイムアタック
駐車場は事前申込制で、事務局側から割り当てを指定されるのね。
うちらはドギーパーク、次郎は霊園。
というわけで、次郎とはバンガローで別れる。
多分、会場で会えるだろうしね。
目指すは日本の頂上 その1_c0105957_0323384.jpg

道路には会場へ向かう車が続々と増えていくけど、それ以上に自転車で向かうチャリダーも多数。
こんなにも公道にチャリンコが溢れる様子を見たこともなく、きっとこれからも見ることも無いだろうなぁなんて思うほど。
みんな下山用荷物預け袋を背中に背負ってる。
これまたおかしいwwwww
だんだんとガスも晴れつつある…気がする…。
目指すは日本の頂上 その1_c0105957_039446.jpg

駐車場に着いたのは既に5時半頃。
下山用荷物預け締め切りまで、わずか30分。
にもかかわらず、駐車場はすでに満車に近い状態で、一番奥に停めざるを得ない状況。

停めるとすぐに準備。
チャリンコを下ろして、エアーを入れて、荷物を下山袋に詰めて、背中のポッケに走行中の補給食を入れる。
エアーは気圧差を考慮して7.5気圧程度にしておく。

そんなことをしているうちに、猛烈にトイレへ行きたくなってきた!
朝、軽量化したにも関わらず満足してなかったけど、まさかこのタイミングでやってくるとは…。
「ちょっとトイレへ行ってくる!」ってあっちゃんに告げ、一番奥から駐車場入り口にあるトイレまでダッシュ!
しかし…そこには無情にも行列が…。
こんなのに並んでたら、絶対に6時の締め切りには間に合わない…。
仕方なく断念し、またもや車までダッシュで戻る。
準備を終えたあっちゃんと、会場へ向かうことに。
この時点で締め切りまで10分。



●トイレ地獄
トイレを我慢しつつ、コルナゴちゃんに乗って会場まで。
ドギーパークから会場である富士北麓公園までは近いとはいえ5分以上はかかる。
時計を眺めながらペダルを踏み続け、到着したときは締め切り数分前。
既にチャリンコを置く場所もないけど、荷物預け場所がスタート地点横だから、スタート地点の外側にコルナゴちゃんを置いて、荷物を担いでダッシュ!
ゼッケン番号ごとに預ける位置が異なるからおろおろしたけど、スタッフの方に聞いて事なきを得る。
荷物を預け終えたのは、まさに締め切り時間ピッタリの6時。
ほら、この写真も6時2分撮影だし(笑)。
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チャリンコを置いた場所へ戻り、「今度こそ、トイレへ行ってくる!」ってあっちゃんに告げてダッシュ!
どこに行くか悩んだけど、結局は昨日見掛けた大量の簡易トイレへ。
予想通り200メートル近い長蛇の列…。
でも、他のところへ並びに行くリスクは冒したくない…。
トイレ状況を二人にメールで報告したのね。
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並んでいる間に開会セレモニーが始まる。
まさかトイレの行列に並びながらセレモニーの音声だけを聞くなんて、完全に予想の斜め上wwwww
山梨日日新聞の社長(だったっけ?)の挨拶に熱くなったりした(笑)。
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並ぶこと10分、ようやく自分の順となったので、個室で満足いくまで軽量化に励む。
あ、ウェアはビブタイプなので、上半身裸ですよ(笑)。

個室を満喫し、コルナゴちゃんの所へ戻る間も、セレモニーは続く。
んで、交代であっちゃんがトイレへ向かうことに。


●スタート前
相変わらずスタート地点の先にある会場外の道路で、あっちゃんの帰りを待つ。
セレモニーでは、シャ乱Qのまことがあっさりとした挨拶を行ったり、片山右京が泣かせる挨拶を行ったり。
「神風右京」時代は大好きだったからね。
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ただ待つだけだと勿体ないから、柔軟運動を繰り返す。
んで、コルナゴちゃんにまたがって、前の道路を50m程度往復しまくる。
ホント、気休めにしかならないけどさ(笑)。

そうこうしてるうちに7時となり、メイン会場最初のスタートである女子がスタート位置へ。
せっかくいい位置に居るんだから見ておこうと思い、人垣の一番手前で乗り出しながら見てたのね。
その時に撮った写真がこれ。
で、馬鹿みたいに女子の写真を撮るうちの姿が、しっかりとこの動画で撮影されてた。
(あ、山梨日日新聞の休刊日版に、がっつり動画で写ってたのです。今はこれが配信中)
必死だな、うち(笑)。
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5分ごとに次のクラスのスタートとなる。
うちは女子の15分後。
それまでにはウォーマーを外して、最後の事前食料を口にして、ゴミを捨てて、集合地点に向かわないと。
あっちゃんが帰ってこないけどこれ以上待ちきれないので、集合地点へ移動することに。
そこでフィナンシェをかじって、ウイダーインゼリーを飲んで、水を飲む。
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ゴミ箱を探そうとウロウロしてたら、トイレ帰りのあっちゃんに遭遇。
次郎のメールにより、あっちゃんのピナレロたんを移動させたと勘違いしてたみたいで、どこにあるのかとオロオロしてた。
スタート地点先の会場外へ戻ってみると、ちゃんとピナレロたんは待っててくれたけどね。
あっちゃんの背中にゼッケンを付け、「五合目で会おう!」って別れる。

集合地点へ戻ると、すぐにスタート地点への移動が開始となる。
最後に背中のポッケへ装備品を入れることに。
外したアーム/レッグカバー、二つ目のウイダーインゼリー、二つ目のフィナンシェ(笑)、ケータイ、何故か車のカギ(笑)。
見上げればすっかり晴れた青空の下、これから登る富士山もクッキリと姿を現す。
「あそこまで登るのかぁ」ってテンションが上がりまくり。
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●スタート
7時15分、いよいようちのグループがスタートとなる。
ダラダラとスタート地点へ移動しながら、サイコンが正しく動作してないと気付いて焦ったけど(笑)。
とはいえ、うちらのグループは1000人を超えるので、スタートそのものに5分ほどかかっちゃうんだけど。
周りのハイペースに巻き込まれないためにも、グループの最後尾付近へ位置取ることに。
決して、次のグループである次郎に抜かれるショックを和らげる訳じゃないんだからねっ!
目指すは日本の頂上 その1_c0105957_0464511.jpg

最初の1㎞はパレード区間ということもあり、みんなノンビリと進む。
とはいえ、アップすら出来なかったうちは、34-27のインナーローまで落としまくって、ケイデンスを上げて身体を暖める。
あ、今しか走行中の写真は撮れないや、と思い、二枚ほど撮っておいた
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最初の交差点を曲がると、チャリを降りて立ちションする人多数(笑)。
トイレ大混雑の影響がここまで出てるのか、それとも僅かでも軽量化したいのか(笑)。
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そして、胎内交差点を曲がると…いよいよ計測地点がスタート!
1時間半の孤独な戦いが始まる!
by boil-achilles | 2010-06-15 01:03 | チャリンコ | Comments(0)