昨年の函館行きを完遂させたときから十分に想像されて、自分もそのつもりだったけど、それでもインパクトの弱さとか、西日本に住んでる故の「行ったことのない憧れ感の少なさ」とか、そんなので踏み切れなかったけど、それでもやっぱり行くことにしましたよ。
というわけで、今年は九州最南端の鹿児島県 佐多岬を目指すことにしたよ。
地図にするとこんな感じかしら。
ひたすら2号線を西に向かって、九州にはいると西側から南に向かおうかなぁと。
当初は東側から南に向かうつもりだったけど、激しい山越えが待ってそうなのと、意外と逃げようのないルートになっちゃうんじゃないかと思って(トラブル時とかにね)。
んで、こちらのサイトで見かけた九州縦断ルートがあまりにも楽しそうだったのが、西側を選択した決定打かな。
基本的には平坦なルートをベースに、自転車では難所らしい三太郎峠を回避することも兼ねて天草を経由するんだけどね。
その天草諸島を橋とフェリーで巡るルートってのがあまりにも魅力的で。
朝から晩までひたすらこぎ続けるだけの旅だからこそ、風景の変化とか、ポイントポイントでの到達感ってのはテンションの持続に大きなプラスになるもんね。
問題は今年の日程。
本来は去年と同じようにシルバーウィークと絡めて休みたかったけど、今やっている案件がその時期には終わってないのよね。
んで、結局は9月の最終週に一週間掛けて。
しかも9/26は友人の結婚式なので、出発できるのは9/27の月曜日から。
9/27~10/3の7日間で佐多岬まで行って帰って来なきゃ行けない。
幸い鹿児島を夕方の特急に乗れば、その日のうちに新幹線で帰ってこれるから、ギリギリまで走れるんだけどね。
鹿児島からフェリーで帰ってくることも考えたんだけど、大阪行きの船しかないことと、最終日前日の晩に乗らなきゃいけないってことがネックで。
フェリーは料金的にもそれほど安い訳じゃなくて(\13,400)、新八代まで自走で戻れば特急+新幹線でもかなり安く(\16,600)で戻ってこれるしね(鹿児島からでもそれほど高くないし(\22,000))。
というわけでこれから二ヶ月掛けて、じっくりと計画を練りますよ。
(書き始めたときは二ヶ月あったはずなのに、公開したら一ヶ月しかなかった件w)
ざっくりとした日程としては
1日目 明石~尾道 200km
2日目 尾道~防府 200km
3日目 防府~久留米 170km
4日目 久留米~天草 160km
5日目 天草~指宿 180km
6日目 指宿~佐多岬~鹿児島 150km
ずっと走りっぱなしだとこんな感じかしら。
これで何とか1日だけ余裕がある感じ(フェリーでも帰れる日程)。
昨年の経験から、チャリンコのトラブルや雨、体調不良などで距離が稼げない日も有ることを知ってるからこそ、せめて1日は余裕が無いと怖いしね。
さて、バッグ類を始めとして、必要な用品は昨年の旅で買い揃えたけど、それでもやはり欲しい物が幾つかあって。
いや、旅で痛感したってのが大きいかな。
まずはミニフロアポンプ。
昨年の旅では3回もパンクし、そのつど携帯ポンプでその場を凌いだけど、やっぱりあくまでも応急処置でしかないのよね。
あ、うちが持ってる携帯ポンプはこれ。
TOPEAKのマイクロ ロケット AL マスターブラスター。
これだって近所を走るとか、普段のトレーニングとかだと十分。
でもね、やっぱり長期のツーリングには辛い。
・どれだけ空気圧が入っているか分からない
・高圧を入れるのが事実上不可能
デジタルゲージを持っていないから、今どれくらいの空気圧で走ってるのか、とにかく不安になるのよ。
あ、チャリンコ乗りにしか分かって貰えないかもしんないけど、ロードバイクの場合は適切な空気圧でないとパンクしやすいのです。
それにね、やっぱり6気圧くらいまでなら何とか入るんだけど、それ以上はかなりきつい。
腕の辛さもあるし、ポンプ側が壊れそうになるのよ。
それに何よりも、ツーリング中の疲労とパンクでまいってるときに、ポンピングで頑張れないってば・・・。
となると、やっぱりそれなりに入るポンプが欲しいわけで。
携帯ポンプの一つ上となると、「ミニフロアポンプ」ってカテゴリがあるようで。
先日の峰山高原ヒルクライムで、蛙さんが持ってきてたのもこのカテゴリの商品だと思う。
携帯ポンプはおよそ15cmほどだけど、ミニフロアポンプはその倍ほどの長さ。
しかしそれ故に高圧のエアーを入れやすい様で。
少し古いけど、あさひの特集ページにこんなのがあるのね。
自分としてもTOPEAK好きだから、「ロードモーフG」は魅力的。
ゲージ(空気圧計)も付いてるから、先の様な不安も無くなるし。
弱点はでかさかも。
一方であさひの特集でも、ネット上でも評価が高いのはbeam社(?)の「XOPミニフロアポンプ」。
見た目は物凄く安っぽいけど、小さいし何よりも安い。
弱点はやはりゲージが付いてないので、空気圧に対する不安を抱えて行かなきゃいけないってこと。
XOPもゲージ付きのもあるんだけどは、精度がイマイチってのもネットでの評判(何でもすぐ信じるwwwww)。
XOPを持つならやっぱりデジタルゲージも持って行きたい。
デジタルゲージを買うなら、定番のパナレーサーのやつだろうなぁ。
しかし重量を考えると、やはり一体型の方がいいのかなぁ・・・。
なんてことを色々と考えておりまする。
もちろん予備のチューブは3本持って、怖いからリムテープも今回は持って行くんだぜ~。
チューブはいつも通りR-Airだから、念のため修理用パッチも持って行くことに。
他に欲しい物と言えばGPSロガー。
指定した間隔で測位して、都度記録してくれる機材ね。
子供にも分かる様に簡単に言えば、どこにいるかを計ってくれて覚えててくれるヤツw
PCに取り込めばGoogleマップで軌跡を辿ることも出来るし、デジカメで撮影した写真にGPS情報を埋め込むことも出来るし(両方の時刻を合わしておかなきゃダメね)、物によっては速度や高度なんかも測れるし、簡単に言えば「旅行のあと、色々楽しめるグッズ」。
前回の旅でも大きい道ばっかり走ってたから、どのルートだったかはほぼ完璧にたどれるんだけど(だから、まとめ記事でもちゃんとルートを引けたのね)、どの時刻にどこにいたのかは写真や現地からのブログの投稿から推測するしか無くて。
auのケータイやiPhoneでもGPSロガー的な役割は果たしてくれるんだけど、それが一日中となると電池が全く持たないからねぇ。
だからこそ専用機器で気楽に記録しておきたいのよ。
もともと思いついたのは、このピクセラのGPSロガーのニュースリリースを読んでから。
GPSロガーそのものはもちろん知ってたけど、こんなに安くで手に入るモンなんだなぁって。
うちがGPSロガーに求める物は「乾電池で動作すること」「それなりの精度で録れること」くらい。
ちょくちょく調べて、候補に挙がったのはこの二つ。
一つ目は「宇宙キッズ(笑)」のUK-GPS DATA LOGGER。
上海問屋で取り扱ってる時点で色々アレな商品っぽいですが、やたらと安い価格も含めて興味深い。
んで、高度も速度も録れるしね。
LEDが一つだけってのは、分かりやすいと言えば分かりやすいよね。
単4電池2個で10時間以上動作。
記録件数は400,000件
もう一つはHoluxのM-241。
見た目もサイズも懐かしのフィルムみたい。
こちらは液晶が付いてて、GPSの受信状況や、位置情報、速度などを表示可能なのよね。
こっちは測位のタイミングが秒指定以外に距離単位での記録も可能みたい。
記録件数は130,000件だから、宇宙キッズのより少ないね。
モデルが二つあって、上位モデルはBTに対応してるから、PCへのデータ転送が楽チン。
黄色いのが上位モデルね。
単3電池1個で動作。
どっちにしようかな~。
見た目はHoluxの方がいいし、液晶が付いてることからリアルタイムで楽しめそう(チャリンコ中は関係ないけど)。
サイズは両方とも同じっぽい。
重量は電池を入れてもHoluxの方が10gほど軽い。
記録件数は宇宙キッズの方が圧倒的だけど、5秒間隔程度ならHoluxでも10日間くらい平気だなぁ。
あとは結構どっちでもいいけど、ツーリング中にFMが聴きたいなぁとか。
もちろんチャリダーとしてヘッドフォンを付けながら運転とか御法度。
だからこそスピーカーで利用したいんだけど、かといってこんなのもなぁ・・・。
これこそauのケータイにFMラジオもスピーカーも付いてるから、それを利用するかなぁ。
あ、わざわざMP3プレーヤーを再生しようとは思わないのよ。
純粋にFMラジオをダラダラと流しておきたい感じ。
しかし交差点では恥ずかしいし、やはり現実的じゃないのかなぁ・・・。
あ、こんなのもあるのかぁ・・・。
そんな風に妄想する毎日でした。
そろそろツーリングマップルも買って来なきゃね。