半年に一度の苦痛と喜びの時期がやってまいりました。
ドMな見る選Pにとって、至極の時間でもある「ニコマス20選」。
今回は卓球Pが主催へと返り咲いてくれました。
いや、この上半期はヤバすぎるだろ・・・。
2010下半期のim@s2 PV1から始まった流れがそのまま続いて、クオリティが高すぎるPVが溢れまくりで。
念願のim@s2が発売されて、2素材の作品が本格的に登場したこの半年。
im@sワールドはMA2から完全に2nd Visionへ進んだけど、ニコマスはim@s2の発売をもって新しいステージに上がったよね。
■アイドルマスター 2011年上半期ニコマス20選開催のお知らせ
では、いつも通り恒例のルールコピペから。
基本レギュレーション
・対象は2011年上半期(1月1日~6月30日)に公開されたニコマス作品
・自身のセレクトを20作品以内でブログ及びマイリストにて公開
・1Pにつき1作品
※作品と一緒にP名を表記していただけると非常に助かります
今回の20選は色々と悩んだ結果、メドレーを含む合作を除外する事にしました。
素晴らしすぎる合作が多すぎて、もはやどのPの作品として紹介したらいいか分かんなくて。
個人での作品だけを選ぶ事で、無理矢理自分の気持ちの中でケリを付けました。
代わりに、こちらで「どうしても書いておきたい、2011上半期における合作&ネタ動画」をまとめておりますので、お時間が有るときにでもご覧下さいませ。
それでは本編にまいりましょうか。
あ、今回のマイリストはこちら。
----------------
01.toriP
■【MAD】Debut【竜宮小町】
ニコマスの新しいスタートは竜宮小町から。
異論は認める。
im@s2発売日前日に突如投下されたtoriPのデビュー作。
あまりに過剰なエフェクトと、溢れかえるタイポグラフィは、あの二人のPを思い出させる。
うん、toriPの「好きすぎてヤバイ」リストと、「好きすぎて死ぬ」リストがうちの好みと完全一致してて、しっかりとルーツが現れてたw
網点のフィルターって珍しいよね。
そこが何よりも印象的。
そしてシアン・マゼンタの二色(あ、グレーと合わせて三色か)で構成された全体の色味は、竜宮小町の衣装である「パレスオブドラゴン」に由来してるのかな。
とにかく鮮烈。
この上半期も影彦P、神風P、ジャパネットP(やまねこ氏)と言った、とんでもない新人がたくさん出てきて、本当にニコマスは底無しだなぁと嬉しさを隠せないのでした。
その中でtoriPを選ばせていただいたのは、最後のロゴが決定打だったのかも。
そして「Tommorow is beautiful day.」
02.ドドリアP
■【アイドルマスター】FUJISAN ROCK FES
竜宮小町繋がりで、ドドリアPのフェス動画を。
春香さん達と竜宮小町の直接対決として選ばれた舞台はフジロック。
そこで繰り広げられる二組の熱い戦い!
とにかく両者の対比と切り替えが格好良くて、それが『ユニバニ』に、とっても合ってる。
ダンスの動と、間奏に挟まれるコミュシーンの静も、良い対比になってるのよね。
りっちゃんとPでさえも。
エンディングのタイトルの出し方、キャラ名の出し方も、クラッとしちゃうのよね・・・。
好きすぎる・・・。
やばい・・・やばいよ・・・。
03.七夕P
■アイドルマスター / フォーカス
七夕Pの傑作。
ただ、河原を歩き続けるだけの美希なのに、涙が流れそうになるのは何故なんだろ。
もちろん、”夕焼けの河原にフォーク”という雰囲気に流されてるってのは有るにしろ。
郷愁とは少し違う、だってうちの人生に河原は無いんだから。
誰も見ていない一人の時の美希はこれ程までに逞しく、うちが見守ったり支えたりしなくてもやっていけるんだ、と気付かされたからなのかな。
とはいえ、やっぱり無邪気な君を見ていると、一番近くに居たいと再確認するばかりで。
自然すぎる3Dモデルに驚愕するんだけど、この背景の凄さや、タイトル通りのフォーカスを効果的に駆使した画面構成は、デビューのあの時から丁寧な作品を作る七夕Pの人柄が表れまくってる。
とはいえ、そのことが前面に出るだけなら技術デモでしかないわけで。
これは「映像作品」だ。
物凄く好きな作品。
04.keykeiP
■アイドルマスター2PV 美希 「squall」
いつも選んでる気がするのに、実は20選で書かせてもらうのは初めてのkeykeiP。
「綺麗な」というと平凡すぎる表現なんだけど、keykeiPの作品にはやっぱり、この言葉が似合う。
少し強めに掛けられたフィルターも、曲の展開に合わせた場面転換も、五月蠅さを感じさせないところが凄いよね。
神戸っぽい(けど、あんな川はないw)船上ステージで歌う美希を中心に展開されるPVは、「誰か」を信頼しきった美しさで溢れてる。
そう、この美希は美しい。
最後のサビのドームステージで歌う美希は充実感に満ちているし。
うん、泣いちゃダメだ。
05.Miki.bmp
■アイドルマスター 「light prayer」
もう一人、2011上半期新人PであるMiki.bmpが繰り出したデビュー作。
あまりの凄まじい出来に、色々な大物Pの別垢疑惑が流れたけど、その後 投稿される作品の手探りっぷりから判断すると、本当に新人さんなのかも。
スピード感溢れる展開もそうなんだけど、なによりもエフェクトの使い方の大胆さが大物臭を醸し出すのよね。
この半端な構図なんかも、おいそれと使えたもんじゃないと思う。
なのに作品として破綻して無くて。
それは、オーバーラップする他の映像の強さにも言える事で。
一歩間違えれば五月蠅くなっちゃうのに、そうならないバランスが絶妙。
もっとフォントの選択を重視してもらえたら、あたしゃションベンちびっちゃうと思いますw
続編というかアンサーソングみたいな新作も大好き。
06.RidgerP
■アイドルマスター2 目覚め -彼女たちの流儀
美希繋がりでラストはRidgerP。
RidgerPの上半期作品はどれも選びがたく、最後の最後まで「勝手CM動画」にすべきか悩んだけど、合作を外すと決めたらこれになったのでした。
相変わらず度肝を抜くクオリティだけど、スクショを1枚だけ抜くとしたら、実はここだったりするんだ・・・・。
当然、美希のガーターベルトに心奪われるってのが大きいんだろうけど、このカメラワークというかフレーム設計に夢中だわw
ヴァンパイア美希と、亜美真美の衣装違いはRidgerPにとっちゃぁ朝飯前なんだろうけど、まさかコメントの色をこのタイミングで変えてくるなんて発想が、とんでもないと思いますよ。
もちろんラストの真とか、初めて千早と真が現れる瞬間とかのインパクトも凄いんだけどね。
そして、本作品の美希の可愛さは異常。
どの衣装でも、どのダンスでも、どの表情でも、どこを切り出してもとにかく可愛い。
んで、亜美真美が脇を固めているからこそ、その可愛さはより際だっていると思うのよね。
真や千早のインパクト以上に。
07.GEN-ZOP
■ユキポエレクトロ2~ヴィーバデヲンザビー~
「聴いてると不安になるけど癖になるHoney Heartbeat」を、相変わらず気持ちよすぎるRemixでエレクトロに仕立てあげられたこの作品。
原曲のスルメ要素がより際だって、もう毎日聴かざるを得ない状態。
我が家のサブウーハーも唸りまくる「ずんずんシンベ」と、雪歩の「ア”ッ」のハイトーンの対比が見事すぎて、エンドレスで聴いてると違う世界へ旅立ってしまいそうだわ。
もちろん、出鱈目すぎる雪歩の英語も、チャームポイントでしかないわけでw
「ずんずん教」の信者として、仕事中も「ずんずん」と口ずさんでおりまする。
08.けるまP
■アイドルマスター 『踊り子』 feat. 雪歩・千早
2010年上半期に選ばせていただいたけるまPの、『初恋』に続く「村下孝蔵×実写シリーズ」第二弾(続く事はないと思うけど、続いたら嬉しいw)。
前回は廃校の木造校舎を舞台に踊る雪歩と千早だったけど、今回は軍艦島らしき廃墟を舞台に舞う二人が、やっぱり美しい。
実写背景なのにスクショでどこを切り取っても絵になって、どこを切り取っても自然だってのは、やっぱりとんでもない事だと思うのよ。
それほどまでに千早と雪歩が「そこに居る」。
それはフォーカスの使い方、被写体深度、もちろんフレーミングも含めて「二人のPVを撮る」ことに専念されているから。
だから、この作品においてけるまPは、「動画作者」じゃなくて「カメラマン」であり「監督」なんだと思うのよ。
実写背景であることを当然のように振る舞い、そこを「見所のポイント」にしているのではなく、あくまでも二人が主役である事を忘れない、と言うか。
だからこそ、二人の距離感、二人の異なるダンスが生きてくるんだと思うのよね。
あぁ・・・貼っても貼っても貼りきれないのが恨めしい・・・wwwww
09.木っ端っP
■アイドルマスター2 如月千早 片膝の汚れ
wktkするようなノベマスである「雨が降る」が2話で止まったままで、ついにボカロで曲まで書いちゃって、久しぶりのニコマスMADが「胸を打つ様なスピード感のある」ダンスPVで、そんな木っ端っPの実写MADがついにim@s2モデルで来た!!!!!!!!!!
(期せずして、1モデルと2モデルの千早の後ろ姿が並ぶ事にw)
実写パートが始まってすぐに、千早のこの表情。
涙をこらえながら走り去る千早。
木っ端っPと言えば逆光や夕陽のイメージがあるんだけど、今回もやっぱりそう。
この辺の処理が丁寧だからこそ、「混ぜるな自然」タグが付くんだろうねぇ。
そして、とどめはここ。
泣き出しそうで逃げ出した最初の千早ではなく、プロデューサーを信頼しきった上で初めて見せる涙と言うべきか。
直前のちーちゃんが可愛すぎて、だからこそ泣いてる姿も美しい。
10.赤ペンP
■アイドルマスター 貴音 「Eclipse」
赤ペン先生が描く貴音さん。
初めて見たときには、とにかく盛り込まれまくった要素の一つ一つが目を惹きまくって仕方なかったのよね。
でもね、時間が経つほどに、自分の中で勝手なストーリーが出来上がって来ちゃって困るw
例えば前奏でひたすら魅せる貴音さん、とにかくダンスが素敵すぎるんだけど。
例えば挟まれるビジュアルシーン、とにかく美しすぎるんだけど。
それは全て仲間への信頼。
月を見上げる孤独な雰囲気さえも、寂しさではなく今の境遇への喜び。
だからこそ、響と美希の二人が出てくる瞬間は美しい。
二人はひたすら貴音の魅力を引き立てるために、貴音は二人への信頼を全身からあふれ出させて。
「961プロのプロジェクトフェアリー」ではなく、「765プロのプロジェクトフェアリー」がここにあるんだと思うのよ。
響ちゃんの作品にするかどうかを散々悩んだけど、響ちゃんには思い入れが強すぎて上手く書けそうになかったのでしたw
11.FRISKP
■アイドルマスター 「Crazy」
好きで好きでたまらないのに、どんどんと新作を投下しまくってくれるFRISKP。
ゼーレステージのこれとどっちにするか、最後まで悩みましたとも。
前半の疾走感が半端無いのは、FRISKPとドーパンの組み合わせからも容易に想像できるんだけど、今回は初めて(?)使ったと思われるラストのMMDが素晴らしすぎる・・・。
目線の使い方が上手すぎ・・・。
んで、間に一瞬挟まれる響ちゃんのアップだけがMMDじゃないのには、どんな意味があるんだろうねぇ・・・。
12.アキノP
■アイドルに「Red Hot」をやってもらった
アキノPのMMDによる「演ってみた」作品。
何度も何度も見ちゃうのは何故だろうって考えたんだけど、結局のところ「バンドの楽しさ」が伝わってくるからなんだろうね。
それはもちろん人間くさいモーション(モーションキャプチャ?)が湧き起こしてるんだろうけど、それだけじゃなくて「バンドをする楽しさを知ってる人」が作った動画だからかな。
例えば、やよいのドラムのモーションの素晴らしさは、ちゃぼるPのドラムにも通じる「みんなの後ろで叩いてて楽しい!」ってのが伝わってくるのよね。
激しすぎるベースのお姫ちんも、こうやって春香さんと目線を合わすところなんかがとっても素敵。
真美もよく春香さんを見てるしね。
そういったところがとにかく「バンドもライブもやりたいなぁ」って思わせる気分になるし、何度も見ちゃう理由なんだと思うのよね。
前にも書いたけど、この作品ってえこPの名作「M@STER FESTIVAL'08」のオマージュシーンがちょくちょくあるよね。
><目とか、ダイブする美希とかがね。
13.ぽP
■【アイドルマスター】 アマミスポッティング 【MMD】
有る意味、2011年度最大の問題作である「きかんしゃトーm@s」を投下したり、「バックが死んでるバンド」を投下したりと、最後の最後まで嬉しい悩みを提供してくれたぽP。
MMDだからこそ出来る表現を、これでもかとばかり見せてくれる3分弱。
溢れかえるほど画面の隅々に埋め込まれたネタは、同じくMMDの鬼才であるcyanPとアプローチとしては同じなのに、全く異なる表情を見せてくれるよね。
一歩間違えたら「オシャレ」という一言で片付けられそうな『トレインスポッティング』パロティなのに、春香への愛と、春香のキャラがブチ壊してくれてるwwwww
カメラの動きが敢えて直線的なのに違和感を感じさせないのも、MMDってことを忘れさせてくれるよね。
いや、忘れる必要なんて、本当は無いんだけど。
14.アリシャスP
■【HaRuKaNi`UNDER11】アイドルマスター2 春香 さわやか会社員
春香さん繋がりで、今回のタイポグラフィ枠wwwww
タイポグラフィ作品って、どっちかっていうとスタイリッシュでクールなのが多いじゃない。
いや、うちが好む物は、っていう注を付けなきゃいけないのかな?
まぁ、とにかくうちにとっては、そういう印象が強いのよ。
なのに、このアリシャスPの作品は「春香さんの可愛さを引き立たせるための道具の一つ」だと思うのよね。
前半は特にタイポグラフィーとダンスシンクロが見事。
中盤からは春香さんのダンスがフリーダムすぎて、ついつい目で追っちゃうのよね。
いや、スカートのヒラヒラがってわけじゃなくてw
んで、後半は・・・例のあの瞬間がたまらないのよ。
15.うしわかP
■アイドルマスター『Snow halation』μ's
春香さん繋がりラストはうしわかPの支援動画。
えびPから始まったアイマス支援ライブ。
前にも書いたけど、例え偽善だと言われようが、やらない善よりやる偽善だと思うのよ。
だからうちは全面的に賛同するんだよ。
おそらく上半期で最もたくさん再生した作品だと思うのよ。
最初から最後まで、全く隙がない・・・。
控え目なうしわカラーが全編に渡って涙を誘うのは何故?
そして、春香さん繋がりとか言いながら、真美が可愛すぎて死にたいwwwww
お得意の衣装替えは、今回も「うお!」って声が漏れるほど見事。
「空中換装」のコメントには噴いたけどwwwww
16.よりみちP
■アイドルマスター 「idol fancy (capsule)」 やよいとか
ロリクインテットをひたすら「」可愛い!可愛い!」と愛でるための作品wwwww
よりみちPが与えてくれた、新しい天国wwwww
とにかく可愛い。
んで、5人目として響ちゃんを選んだところも素張らしすぎるwwwww
ロングカメラをメインに、5人をフレームへ収めることに重点を置かれてるんだと思うけど、だからこそ「全員をニヤニヤしながら見守りたくなる」のよねwwwww
それでいて、ダンスシンクロがとんでもない。
そして「この動画に住みたい」とコメントした貴方、上級者過ぎるwwwww
17.農民プーP
■アイドルマスター2 The City of Light
安心の農民プーP枠wwwww
いつも言ってる気がするけど、うちが農民プーPを選ばないはずはない。
im@s2素材を手に入れて精力的に作品が投下されるのは、ファンにとっちゃぁたまんないんだよ。
その中でも最初のim@s2素材作品である本作。
傑作すぎるだろ!!!!!!!
コメントにもある様に、農民プーPお得意のアップが見事に冴えまくっていて、スローの多用が見事すぎて、リピートしまくっちゃったよ!!!!
春香さんの髪の揺れっぷり、伊織の神々しさ、千早の背中から溢れる風格、どれもたまらないほど。
18.島P
■ワンダーウーマン
ファンキーサテライトのこの色、いつ見てもウルトラ警備隊をイメージが思い出されて、妙な気分になるんだよねw
いや、正確には、「ウルトラマン」と「ウルトラ警備隊のバッヂ」かなw
そして、おっぱいwwwwww
とにかく光ってる。
色んな物が破綻するほどにwwwww
それがいい!!!
とにかく切りまくってる。
僅か2分半で150近いカット。
酔うほどのカットアップ。
それがいい!!!!
それだけに最初のサビや間奏の長回しが快感なんだよね。
油断させておいて、再び怒濤のカットアップが来る所なんて。
結果的にTomFさんのところで紹介された二作品両方を選んじゃったなぁ。
19.deadblue238P
■【MAD】今時のJ-POPに今時のアイドルの動画をつけてみた。
過剰演出と言えばdeadblue238P。
新作が来る度に「もはや、完成されつくされてるじゃないか」と思うほどのクオリティなのに、それを毎回越えてくるのがとんでもない。
「○○っぽい」なんて言葉が当てはまる事のない、唯一無二の存在。
疾走感、厨二病、サイバーパンク、タイポグラフィetc...蒼死Pのこの作品は、やっぱり突き抜けっぷりが半端無くて、息を呑む暇もないってのはまさにこのことって感じ。
前半のあずささんのスローが効果的ってのも、言うまでもない事。
ぶっちゃけ、気持ちよさは動画を見てもらうしかないんだけど、代わりに貼りまくっちゃうよ。
20.orgoneP
■THE iDOLM@STER SINGS ”MUSIC”
orgonePの伝説に、また一つ加わった作品。
もはや、この作品のためにim@s2があったのだと言われても納得しちゃう。
それほどまでに、2素材を見事に活かしてるよね。
いつも通り、20選の順番に意味はないけど、トリはやっぱり意味を持たせたくなるんだよ。
とはいえ、本作については、前に語り尽くしちゃってて。
そこに足すことも、もちろん引くことも出来ない状態。
今回の20選でも、過去の記事の使い回しはあったけど、それでも少しずつは変えてるのよね。
でも、orgonePのこれについては、「引くこと」なんて出来ない。
どこも削れない。
んで、これ以上長くするわけにいかないので足すことも出来ない。
だから、ほぼ再録になっちゃうけどご了承下さいませ。
もうね、始まった瞬間のリズムに合わせた切り替えでいきなり気持ちいいんだけど、この目線で殺される。
やよいの眼力がこんなに力強いなんて、初めて知ったよ。
よくよく考えると「全編に渡ってダンスPV」ってのは、デビュー作であるJB以来なのかも。
今回はDEDEMOUSEの名曲に合わせて踊り続ける765プロオールスターズなんだけど、そのシンクロが半端無い。
しかもそれでいて、「動」だけでなく「静」でも魅せるところが恐ろしい。
たとえばこのシーンのシンクロは、ダンスのセレクトも含めて本作でも珠玉の出来。
一方でOPのこのシーン。
静止したままカメラだけがパンするけど、どなたかがコメントしている様に「そこに置いてある」奥行き感が半端無い。
これは「ちょくちょく挟まれる」文字からも連想されるけど、「オンガクから生まれたわたしたち」の象徴でもあるように思えるのね。
このステージという箱庭に生まれた彼女達というべきか。
静で行けば、ポイントポイントで挟まれる春香さんのアップもそうだけど。
orgonePがニコ生で語っていた様に、ここは「春香さんが魅力的に見える様に、口を閉じさせる改変」をしているそうで。
うん、とっても凛々しい。
本作を象徴するエフェクトと言えば、一つが「光」。
これまたorgonePが自ら語っていたとおり、二種類の衣装を重ね合わせながらAEで丁寧に作られたエフェクトは、本当に美しい。
「影」を上手く使う魔術師は居るけど、「光」を上手く活用する魔術師はなかなか思いつかないよね。
もう一つ象徴的なのは、後半のカットアップというか高速切り替えというか。
ここの気持ち良さは、うちにとっちゃあJB以上。
いや、ほんとたまらんよ。
というわけで、一番最初の部分をあえて全部。
この間、およそ0.5秒。
OPで象徴的に用いられる「光の玉」。
これはラストで「新たに生まれて」、春香さんの目に宿る。
解釈は色々あるんだろうけど、だからこそ印象的なんだろうね。
もう一つ印象に残るのは、「ほとんど開かない口」と、「多用される瞑った目」かな。
閉じた目は特に印象的で、「光の影響」もあるのか、神々しさや凛々しさが際だちまくる。
伊織の大物っぷりは、オーラが凄い。
次点.cyanP
■【第6回MMD杯本選】アルタイルの星見表
ネタ的には次点としてなかむらPを選ぶべきだけど、合作を除外した結果として、安定の特等席常連であるcyanPを選ばせていただきましたwwwww
何もかもが高次元で実装され、技術論ばかりが語られそうだけど、それでもやっぱりストーリーと曲の入りが素晴らしすぎると思うのですよ。
あの鳥肌が立つ瞬間を味わうために、うちは何度も通うのです。
- りっちゃん、あのね。 わたし アイドルになったんだよ -
----------------
というわけで、長い長い時間をかけて、ようやくここまで辿り着きましたよ。
あたしゃ、10日間まるまる、自宅にいる間はこれしかやってませんでしたよwwwww
それほどまでに辛く、それほどまでに幸せな時間なんだけどね。
自分の中の候補としてあがったのは90作品もあって、最初はお手上げ状態だったんだけど。
相変わらず「週マス」と「今北産業」だけで生きてる様な不抜けた見る選Pだからメジャー作品ばっかだけど、ニコマスファンじゃなくても興味をもってもらえたらなぁと思って、いつもブログを書いてるしね。
濃い人には物足りないかもしれないけど、まぁそれもうちの特色という事で、多めに見てくださいな。
あぁ・・・最初に書いた「合作&ネタ」について、これからやらなきゃいけないんだ・・・。