見る専Pのライブステージ(別名:ポエムバトル)、20選の季節がやって参りました。
7thライブの余韻、横アリ病を治癒できないままに下半期はスタートしましたが、この半期はさらにニコマスを観る時間が減ってしまいました。
全てはアイモバにはまってしまったからだけどね。
正確には、「アイモバにはまる」→「エリア制覇のために旅へ出る」→「旅行記を書きたくなる」というスパイラルに陥り、家にいる間は延々とブログを書いているだけの生活が、7月以降現在まで続いております。
未だに北海道旅行記は完結できず、その後には山陰旅行記、小笠原旅行記と残っていると思うと、一体いつになれば元の生活に戻れるやら。
ゲームをやる暇もなく、アニメも観ず、ただひたすらに「遠征の思い出に浸り」、「次の遠征の計画を立て」、「24時間 掲示板を監視する」という生活を送る日々。
それでも、その僅かな隙をぬってニコマスを視聴するのは、自分の「アイマス」の支点が「ニコマス」にあるからに違いないのよね。
前回に引き続き、今回もATPが主催してくれました。
運営の皆様、いつもありがとうございます。
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基本レギュレーション
・対象は2012年下半期(7月1日~12月31日)に公開されたニコマス作品
・自身のセレクトを20作品以内でブログ及びマイリストにて公開
・1Pにつき1作品
※作品と一緒にP名を表記していただけると非常に助かります
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見た作品が少ないとはいえ、やっぱりいつまでも絞りきれないから、これまでと同じく自分ルールを設定しました。
・「アニマスMAD」は除外(一応、アニマスMADPとしてのルサンチマンw)
・「合作メドレー」は除外(好きすぎてキリが無いのでw 合作はおk)
・「7thライブネタ」は除外(泣くからw)
今回のマイリストはこちら。
選びたくて泣く泣く除外した作品はこちら(2011年/2012年まとめて)
ドドリアP
「負けたことがある」
ドドリアPの最高峰と言えば、『DIAMOND』だと思ってる。
あの伊織の美しさを見事に表現した映像美は、エフェクトに頼りすぎない結果が生み出した奇跡だ。
ドドリアPの最高傑作と言えば『FUJISAN ROCK FES』だと思っている。
あのフェスのライブ感、対決の構図は、僅か4分半に込められた「数万人を虜にする空間」だ。
VRL'12で公開された本作は、「敗れた後の二年目の竜宮小町」と、ドドリアP自らがステージ上で語ってたのね。
それが「アイマス2での敗退」なのか、先の「FUJISAN ROCK FESでの敗退」なのか、両者はイコールなのかは分からないけど。
リスペクト元としても上げられている、1年前のVRF'11でトリを勤めたFRISKPの『sweetgravity』のフレーズが流れた瞬間、先の「二年目」の言葉と共に、ドドリアPの本気を誰もが感じた。
初見では「竜宮小町の再生と、それに立ちはだかるプロジェクトフェアリー」という素直な見方をしちゃうかもしれない。
うん、うちは当日大興奮しながら、竜宮を応援しちゃったくらいだからw
でもね、冒頭にも出てくるように、この作品は「律子と美希」の物語。
再び立ち上がる竜宮小町をプロデュースする律子と、竜宮に参加できなかった美希が自ら率いる最強のフェアリー。
美希の努力を知る律子と、律子を乗り越えようとする美希の物語。
伊織の笑顔は律子の笑顔であり、響のダンスは美希のステップだと思うのよ。
それほどまでに各メンバーは信頼し合って、お互いが自らであろうとする。
後半の怒濤のライブ対決シーンは、「FUJISAN ROCK FES」の迫力を凌駕する。
そして訪れる終焉の時、勝敗は明かされることがないけども、ライブ後のシーンと思われるこの美希の姿から、きっと竜宮の勝利だったんだろうね。
「負けたことがある」
誰かが書いたコメントだけど、この一言は非常に重い。
だからこそ、美希は再び立ち上がるのだろう。
律子を超えるために。
赤ペンP
「「めんどくせええ!」が褒め言葉になるP」
開幕早々ディスった・・・わけじゃない。
それはホントにステータスであり、才能だと思う。
舞台装置をフルに活用する、企画屋としての才を如何なく発揮する赤ペンPに脱帽するしかない。
それほどまでに、VRL'12の「3日間開催で、連日のステージングが可能」というルールを思う存分活用しまくったから。
思いついてもやらないでしょ、面倒だしw
竜宮小町のライブステージ初日は、衝撃的な展開を持って中止される。
そして、迎える二日目・・・。
ジャンプ的お約束展開とはいえ、それをやりきった上で視聴者の予想を超えて来るところがズルいw
だからうちらは、貴方のファンで居るんだ。
ってか、狡いんだよ!!!!!
GEN-ZOPのRemixを使うとか!!!!!
選ばざるを得ないじゃないの!!!!!
それでいて2コーラス目のダンスと言い、ちょっとお茶目なSF映像による間奏と言い、曲に負けないダンスPVとなってるから最高すぎるw
あれ?こんなにシンクロの人だったっけ?って思うほどにw
そう言った意味じゃ、ぎょPの存在(もちろん、手を貸したという意味ではなく)が大きいんだろうなぁと、勝手に想像してるんだけどね。
VRL'12 二日目の赤ペンPの直前がドドリアPで、さっきの『VESPERIA』を観てから、この『SMORKY THRILL』までを続けて観ることが出来たってのは、今回のVRL'12における、タイムスケジュールの奇跡だったと思うのですよ。
そしてこの二本を観て思う。
竜宮小町とは、律子の物語である、と。
2番P
「言うに決まってるやん」
ただひたすらに楽しい!
もう、それしか言うことがない!
それで全てを語り尽くせると言っても間違いないこの作品は、2番Pが一番であることを証明してくれる。
ドリ音Pのストイックさと、2番Pのお茶目さ、そのどちらもが最高峰であるニコマス界は、本当に幸せな世界だねぇ。
ニコニコするしかない!
好きって言うしかない!
あずささんの「ら♪」から始まる2コーラス目が、とにかく好きでたまらんないwwwww
愛ちゃんのデカ過ぎる声、貴音さんや小鳥さんの甘い囁き、響ちゃんの泣きそうな顔、真美のこぶち、その全てが「ニコマスの楽しさ」を象徴してると言っても過言じゃない。
うけうけP
「真の色っぽさとは」
楽しさという意味では、うけうけPの本作は、まさに「目から鱗」なインパクトと楽しさだねぇ。
これこそ、語れば語るほどヤボになるだけの作品だからこそ、自分で選んでおきながら何を書いたらいいのか悩ましいんだけどw
よし分かった。
貴音さんのスイング・・・102ぐいんぐいん
りっちゃんの手拍子・・・182パンパン
響ちゃんのジャンプ・・・88ぴょんぴょん
伊織の拳・・・52突き
あずささんの高速祈り・・・92願い
やよいの一生懸命・・・26うにょ~ん
春香さんのずんずん・・・6ぷるんぷるん
ジュピターの存在・・・プライスレス
虹色ファンク氏
「真耶ちゃんはうちの嫁」
やよいおりは至宝。
やよいおりは世界の定説。
やよいおりはアカシックレコードに記述されている。
この題材に真っ向から挑んだ虹色ファンク氏の本作は、伊織の妄想が暴走し過ぎてるのもお約束通りw
しかし・・・このやよいにお願いをされて、断れる生き物がこの世に存在するのか?(いや、いない!)
とにかく可愛い!
妄想では初代の髪型になる伊織のお茶めっぷりもねw
んで、作画崩壊したときのこのやよいが、完全に真耶ちゃんで困るwwwww
好きすぎて困るwwwww
mknP
「ひびきちゃんのポニテとマフラーをくんかくんかしたい」
誰もが「まさか」と感じた『Brand New Day!』のDLC。
響ちゃんの可愛さと元気が溢れまくる名曲とはいえ、完全に予想外過ぎたもんね。
それだけに嬉しさもひとしおなんだけど。
mknPが誕生祭遅刻組として投下した本作は、DLCのダンスを活用しつつも、フルコーラス版として見事にアレンジされている。
荒削りながらも「可愛い響ちゃん」をいかに魅力的に見せるかに全力を注いでる。
いや、違うな。
mknPが「自分が可愛い響ちゃんを眺めるため」に作ったんじゃないかなw
そう言いたくなるカメラワークと衣装だものw
響ちゃんにマフラーが似合うことを発見した人は偉いと思うw
響ちゃんにマフラーを与えた人は偉いともっと偉いと思うw
編み物が趣味の響ちゃんに、うちのマフラーを編んで欲しいw
aaa氏
「2大アイドル対談:天海春香×キモ春香」
今回、一本に絞るので一番悩んだのが、このaaa氏(P名不明)。
『不思議の国のキモ春香』はインパクトのあまり、すぐ広告を出しちゃうほどだったからこそw
最後まで決めきれなかったので、広告不可だったという理由だけで『おしゃれ怪獣』を推させて貰うことにしたよ。
「おしゃれ怪獣」、ここにおいては伊織を指すんだろうね。
竜宮小町は間違いなくトップアイドルであり、伊織の一挙手一投足が注目される世界。
その世界には確実に存在するファッション誌の表紙。
なんていうんだろ。
子供の頃にイメージしてた未来の電子書籍って、こんなイメージだった気がするw
どの絵においても実は平凡なフォントしか使ってないってのが、レイアウトセンスの凄さを感じさせまくるのよね。
テキストのレイアウトやフォントサイズとバランス、それだけで十分戦えることを示してくれる。
ちなみに文中のテキストも、ちゃんと書かれているのよ。
おそらく元ネタがあるんだろうけど、ダミーではなく文章になってるのよね。
んで、このシーンの右側にあるテキストの酷さに噴いたwwwww
左側は「アレ」ですねw
興味がある方は、フルスクリーンでチェックしてくだされw
ダンスセレクトの妙、用意された小道具の豊富さ、緩急のメリハリ、仕込まれたネタの豊富さ。
とんでもない技術が次々と展開されるんだけど、そこに頼らない楽しさが溢れてる。
そう、楽しいんだよね、一緒に踊りたくなるほどに。
なによりも、とにかく伊織が楽しそうに踊ってるでしょ。
だからこっちもニコニコしちゃうw
水着が多用されている理由は何故なんだろ?
ファッション誌には水着特集が多いのかしら。
なんであれ、伊織の水着姿は、あずささんよりも性的だと思うのですw
そして、このファインダー表現がとっても素敵です。
あとりえP
「真美は合法」
亜美真美から(というか、とかちから)この世界へ飛び込んだ割に、もともと亜美と真美を区別して認識することが多くなかった。
というか、やっぱり亜美真美は二人でセットであって、2ndVisionになるまでは個人を認識する必要がなかったと言うと、色んな人に怒られそうだけどw
もちろんニコマス作品における二人の書き分けは、昔から大好きなのよ。
ベタだけど、「裏で支える双子の姉」という立ち位置の真美に、グッと来てた。
2ndVisionで大人になった真美を見たとき、「彼女にしたい」と思ったw
初代における亜美真美は「可愛い子供」でしかなかったのにw
「亜美よりも、真美の方がいい」とハッキリ言い切れるほど二人は別の女の子で、真美はうちの好みにドンピシャだったw
そんなロリコンを公言したくなるあとりえPのVRL'12作品。
わずか3ヶ月前にデビューしたとは思えないほど堂々としたステージングをMOUNTAIN STAGEで披露してくれたあとりえPだけど、うちがP名を認識したのはそのステージが初めてなのでした。
油断してたからこそ、途中からフルスクリーンにして釘付けになったことを、これから先もずっと忘れないと思うなぁ。
来場者数が293名で、声援数が642って数字が、いかに素晴らしいステージだったかを示してくれる。
あとりあえP自らがマイリスコメントにこう書いてる。
誰Pの動画で、美希とニコマスを好きになりました。それにならって今回、真美を好きになってもらう動画を作りました。自分の力でどこまで伝えられたかわかりませんが、真美が可愛いと少しでも思って頂ければ幸いです。
冒頭の真美の台詞でwhoPを思い出したのはうちだけじゃなかったと思うけど、それですらあとりえPの手のひらの上で踊っていただけなのね。
だったらもっと踊らせてもらおうw
(誕生日Pのこちらの作品は、もっと真っ直ぐだけどねw)
愛の大きさは、計ることも示すことも難しい。
だからこそ、真美への遙かに大きな愛が伝わってくるこの作品こそ、あとりえPの愛情表現だと思ってる。
丁寧に丁寧に作られたコミュとダンスの切り替え、選りすぐられたその表情、真綾の選曲。
あとりえPになら、真美を取られても仕方ない、そう思わせるほどにこの作品は愛に満ちている。
けるまP
「君の揺れるスカートにすら、心を痛める」
2010年上半期20選で選ばせていただいた同作品が、自撮り実写背景+フルコーラス版として再登場。
とはいえ、印象としては2011年上半期20選で選ばせていただいた『踊り子』に近いのは何故なんだろ?
カメラワークの影響かな。
ついに全編に渡り自撮り背景(しかも背景まで動画)が導入された結果、もはや「違和感が無い」という感想を超越している。
そう、彼女たちは完全に「そこに居る」。
特に、このシーンの凄まじさに、もう本気で鳥肌が立つ。
けるまPは、いったいどこまで進化するんだ・・・。
「2.5次元と3次元の狭間」、実写とライティングの魔術師であるけるまPが生み出す空間は、そこにある。
以前も書いたこの文章が、あの時以上に実感できる。
それはフォーカスの使い方、被写体深度、もちろんフレーミングも含めて「二人のPVを撮る」ことに専念されているから。
だから、この作品においてけるまPは、「動画作者」じゃなくて「カメラマン」であり「監督」なんだと思うのよ。
実写背景であることを当然のように振る舞い、そこを「見所のポイント」にしているのではなく、あくまでも二人が主役である事を忘れない、と言うか。
実写背景のもう一つの雄、木っ端っPがニコマス活動を休止した今、その足場は揺るぎない物になりつつある。
その寂しさを埋めて欲しいなんて馬鹿なお願いをするつもりは無いんだけど。
ReikaP
「蒼い炎が見える」
これは、同じ人を好きになってしまった
ただそれだけの、私達の物語だ
冒頭のこのモノローグだけで、うちは十分恋に落ちることが出来る。
ノベマスの予告編の体で有りながら、実際にはステージPVで物語を紡ぎ続けるReikaPには脱帽するしかない。
1コーラス目の見事なシンクロとカメラワーク、その時点で目を奪われるんだけど。
水平ではなく斜めになったカメラフレームが、スピード感を演出しまくる。
語られるモノローグはもちろんだけど、そのダンスと表情が二人の苦悩を見事に表現してくれる。
過剰なほどに彩度を上げた2コーラス目は、よりその傾向が強くなるのね。
閉じた目が、表情以上に物語る眉が、見る物へ訴えかけてくる。
私達はその想いから逃げなかった
唯それだけだ
そんなテキストを掛ける才能が、心底羨ましい
thumbP
「アイドルが電気で奏でるグルーヴ」
9月中旬に北海道へ行ってしまったがために、今回 自分が選出した作品(候補も含む)の大半を、NoNoWire12とVRL'12が占める結果になっちゃった。
たとえそうではなくても、この二つのイベントが中心になるのはうちにとって必然だけど。
北海道旅行記に埋もれて目立たないけど、あたしゃ「NoNoWire on Floor2」へ行ってきたのよ。
昨年の「NNWoF」の狂喜乱舞を味わった身体が、二度目の開催へ行かないなんていう選択肢を選べるわけなどなく。
だからこそ、今回の北海道旅行のきっかけは「東京でNNWoF2があるので、そこがスタートかゴールになる場所」という、ニコマス民として正しい発想w
というわけで、NNWoF2のレポはこちらですw
thumbPのこの作品、掴みが抜群すぎる。
その時点で大勝利は約束されたような物。
スローの春香さんは笑顔だというのに、やはり大物感が半端無い。
NNW10のTPTPによるTrailerでも用いられた、各ジャンルの紹介シーンが気持ちいいのも変わらないんだけど、どうしてもTPTPのダライアスのインパクトが越えられないのが、自分の中でも悔しいwwwww
しかし、Houseに『Strings of Life』を持ってくるサービス精神が、thumbPの人柄を表しているとも思っちゃうw
そしてDubstepからTranceへの流れの気持ちよさ。
ここだけで、ご飯何杯もおかわり出来るほど好きwwwww
RidgerP
「ぺちん」
またやった。
またやりやがった、告知動画にもかかわらず「王のハードル上げ」wwwww
前回も酷かったけど、今回も(違う意味で)酷すぎるwwwww
MMDFe2012における「ドラマ部門」で銀賞に輝いた本作は、そのクオリティと反比例して、馬鹿馬鹿しさに満ちあふれている(金賞がブルースブラザーズで、銅賞がオカミキってのも、ニコマス民として嬉しいよねw)。
そう、確実にRidgerP作品。
壮大すぎるドラマは、是非とも本編で確認を!
誰もが予想しえなかった結末が待っている!!!!!
**P
「電波受信してますか?」
**P(eiteiP)の作品って、これまではさらっと見ちゃうことが多かったのよね。
効果的にコミュを繋いで新しいストーリーを紡ぎ出すその手法は、ある意味でMADそのものなんだけど。
それがあまりにも自然すぎて、ニヤニヤしちゃって、でもあんまり見返すことはなかったのよ、失礼な告白だけど。
でも本作と『貴響流離譚』は、何度も何度も見た。
貴音がとにかく可愛すぎてwwwww
爆発ネタが馬鹿馬鹿しすぎてwwwww
それでもやっぱり貴音が可愛すぎてwwwww
**Pの作品を「ストーリー系PV」って言葉でまとめちゃうのはかなり無理があるんだけど、決して哲学的ってわけでもない。
出鱈目、そうデタラメって言葉がピッタリかもw
計算され尽くされたデタラメ、それこそが**Pの魅力なんじゃないかなぁ。
ねおごはんP
「抱きしめたい」
ねおごはんPのNNW12作品は、冒頭にも出てくるようにNNW11作品と繋がっている。
NNW11の時のズレっぷりにも心底惚れたけど。
今回は純粋に亜美真美がカッコイイ!
あとりえPの時にも書いたけど、2ndVisionの亜美真美ってちゃんと「女の子」なんだよね。
だから可愛さも、格好良さも、色っぽさも、ちゃんと兼ね備えてる。
本人達がまだそこに気付いてないのが、これまた可愛いんだけどw
キレッキレのダンスを披露しまくる二人に釘付けになるのは必然。
とはいえ、思ったほどテンポの速いダンスって訳でもないのよね。
やっぱりスローとの組み合わせと、カメラアングルの効果なのかしら。
そして貴音さんの登場。
確かにそこへの繋ぎも見事だけど、それ以上に誰もが「えっ?」って声を出しちゃうこのシーンの見事さ。
RidgerPの名作(と言っても、RidgerP作品には名作しかない)『目覚め -彼女たちの流儀-』でもそうだったけど、トリオの時の、特にマイディアヴァンパイアを着た時の亜美真美の安定感というのは、そんじょそこらでは出せないほどのバランスだと思うのよね。
センターを食うことなく、かと言って引き立て役というわけでもなく。
これこそが「双子であることのメリット」であると言わんばかりの。
シラカワP
「貴方が辿り着いた場所がここで良かった」
「胸を締め付ける」って言葉は不思議な字面だと思う。
そこに入る「主語」は、確実に魔法を持ってるから。
有機物であっても無機物であっても。
貴方の辿り着いた場所の一つが、ここで本当に良かったと思う。
たとえそれが見る側のエゴでしかないとしても。
シラカワPのメインストリームとしては1年半ぶりとなるこの作品は、予想外のアニマス作品。
そして一瞬にして、これまでの「アニマスPV」を置いてけぼりにするほど、何歩も先に行っちゃった。
最初に書いた自分ルール、「アニマス作品は除外」の禁を破って選出したくなるほど、この半期で一番観た作品。
胸を締め付けると言う言葉が相応しいのはどうしてなんだろ。
それでも何度も思う。
貴方が帰ってきてくれて良かったと。
僕らは思うのだ。
やっぱりこの楽園がいつまでも続いて欲しいと。
エコノミーP
「あの日、泣きまくったエコノミーPもロック!」
ロックとは生き様である。
などと知った口を利いてみる。
投稿者コメの「権利者削除食らってもそれはそれでロケンロー」が大好きw
VRF’11のステージをもって活動休止期間に突入したエコノミーPが、暑い夏に熱い作品を引っさげて帰ってきた!
あの日、ステージの後のラジオで泣き続けたエコノミーPが、「やっぱり活動休止するのを辞めようかな」と漏らすのを聞いた。
そしてこんな日が来るのを待っていた。
8ヶ月ぶりの新作は、ひたすらに熱い。
オールスターがステージを駆けめぐり、怒濤の如く攻めてくるのよ。
うちが許容できるギリギリの高速っぷりと、エコノミーPお得意のバストアップがめくるめく時間を演出しまくり!
2011年下半期20選でも選出させてもらったNRF11のOPアクトに通じるハイテンションっぷり。
ミクさんの大物っぷりも素敵だけど、この瞬間がたまらなく好きなのです。
しかし・・・一番ロックだと思ったのは・・・「休止してることを知らなかった」だなw
ribonP
「誇り」
彼女たちにとって、ステージは戦場であり、歌うこと・踊ることは戦いなんだと思う。
この作品を見ると、そう感じずには居られない。
誇り・・・そう彼女たちは誇りを持ってステージ立ってる。
常に全力を傾けて。
2012年デビュー(ということにしておく)のribonPといえば、最初のニコマス作品である『【ももクロm@ster】DNA狂詩曲』において、のちにメイキングっぽい動画を公開してくれたのよね。
うちらみたいな見る専Pには、魔法を見てるかのようだった。
手品の種明かしを見たガッカリ感というより、種明かしされることでより一層驚くというか。
そして本作。
開幕の静けさで油断をしているとヤられる。
怒濤のバーストラッシュに。
そしてとてつもない音圧と共にステージは展開される。
彼女たちが一番輝ける場所で。
キックとエフェクト、キャラチェンジの気持ちよさ。
一歩間違えれば「ダサカッコイイw」になっちゃいそうなエフェクトの多用が、見事ならバランスで昇華し続ける。
そして見る物をエクスタシーへ導くのだ。
溶けてしまう前に。
華凉氏
「きっと、本気でコインする」
今回のモバマス枠。
とはいえ、うちにとってモバマスには、上半期で燃え尽きた感もあって。
本作のタイトルに用いられた「フリートレードの導入」という「自由度の低いトレード制度開始」以来、若干 興醒めしちゃったのでした。
コンプガチャのおこぼれ、出稼ぎ先相手とNおよびマニーの贈りあい、トレスレ・招待スレ監視、これら全てが無くなった今、無課金兵には寒い時代になったなぁと思うのよね。
それでも続けてはいるんだけど。
本作は完全に「プロの犯行」。
「恋チョコ」のOPパロ、と呼ぶには、クオリティが高すぎる。
再現力の半端無さ以上に、一作品としての完成度が異常。
一つ一つ丁寧に改変されたイラストはそれだけでも驚きなのに、それがちゃんと原作のパロになっていることに再び驚くのよね。
決して豊富とは言えない素材を見事に活かし、重課金兵も無課金兵も虜にする。
ちなみにあたしゃ仁奈ちゃん派だったんだけど、CDを聴いて以来、楓さんの虜なんですよ。
そう言った意味では、陽一Pの『【モバマス】 “楓温泉アドミラブル” 【高垣楓】』も大好きですwwwww
怒首領蜂P
「優勝」
怒首領蜂Pは「発想の人」だと認識してる。
今回の作品だって、あの「電子音+ウイスパーボイス」なリミックスと絵理ちゃんを組み合わせた時点で、既に優勝。
誰もが足元に及ばない。
一方で「洗練されていない泥臭さ」も魅力の一つだと思うのよね。
いや、ディスってるんじゃなくwwwww
今回の作品だって、スタイリッシュなのに「オシャレ」と呼ぶのは少し違う。
だからこそ、どの作品においても「常に心の何処かへ引っかかる」のよ。
DS映像、ドット表現、「アングラ」というコメントがあったけど、まさにそんな感じ。
そうだ、この絵理ちゃんは「地下アイドル」のニオイがするんだw
そして、サイネリアは今日も元気に狂気的。
MET-ALIONP
「Potal」はプレイしたこと無い。
時間が出来たらオレンジボックスを買うつもりだったのに、結局は先延ばしにしちゃってるから。
だから原作のことを全く知らないという前提で。
最初にこの作品を見た時、ナファランPの傑作『So What 〜さよならプロデューサーズ〜』を思い出したのね。
そもそも「私」の意味が固定されないのだから、「私」はPでもアイドルでもあると感じたのよ。
そして消えゆくのもアイドルであり、ニコマスを引退するPでもある、と。
タイポグラフィ好きにとっても、たまんない作品。
えこPのM@STER FONTSを思い出すシルエットもねw
そう、実はこの作品を見る度に、えこPを思い出して寂しくなるのですw
好きなのに寂しくなるこの矛盾、なのに何度も見てしまう中毒感。
何て言うんだろ。
心を削りながら見続ける、とでも言えばいいのかな。
惚れ惚れするほどの改変っぷりが、うちの心を削り続ける。
【次点】
ぎょP
理由:人間技じゃないから
ぎょPはbot
よううるお氏
理由:2012年はよううるお氏があってこその、うちのニコマス生活だったから。