はいさい!
ほんとは違うネタを書こうと思ったけど、先にこっちを。
というわけで、タイトル通り「竹田城跡」へ行ったのは、昨年の秋である11月2日の事。
さくっと書いちゃいますよ。
●竹田城跡って?
既に有名な観光スポットになってるから敢えて説明するまでも無いけど、一応書いておこうかね。
竹田城跡は兵庫県の真ん中より少し北側あたり、朝来市にある山城。
車なら「播但連絡道路」を走ってると、トンネルを抜けた先で見上げたら出てくる。
もちろん、アクセスも車の方が圧倒的。
近くにはJR播但線の竹田駅があるけど、そもそも播但線だから本数が少ないのよね(1時間に一本程度)。
特急はまかぜが臨時停車する時期もあるので、それを狙うのもいいけど。
んで、有名な雲海(正確には円山川の川霧)は、いつでも見れるわけじゃ無いのね。
wikiを引用するとこんな感じ。
・時期は、秋から冬にかけての日の出前から午前8時頃の間。特に9月から11月の間には発生しやすい。
・発生の目安となる条件
1.日本海に高気圧の中心があり、よく晴れている。
2.朝方と日中の気温の差が大きい。
3.風が無い、または弱い。
他には、こちらやこちらにも攻略ガイドが。
雲海が無ければ、ただの石垣の山城だからw
いや、それでも見晴らしがいいし、石垣も楽しいんだけどw
ちなみに和田山町のサイトでは、雲海が発生した日を公開してる。
それによれば、今シーズンの雲海発生はこんな感じ。
9/9、9/10、9/17、9/18、9/19
10/4、10/7、10/14、10/28、10/30
11/2、11/5、11/6、11/7、11/14、11/16、11/17、11/23、11/24
12/2、12/3、12/4、12/5、12/8、12/9
1/3、1/7、1/15、1/29
こうしてみると、結果論でしか無いけど10月末から11月頭ってのが、大勝利って感じね。
●竹田城へ進撃
うちは近くに住んでおきながら、雲海はもちろんのこと、登ったこともなかったのよね。
ただ、ここんとこの過熱っぷりから、自由な見学が出来なくなる恐れが出てきたこともあり、シェフが遊びに来たタイミングで行ってみることに。
ただし、駐車場は早朝に埋まるらしいので、真夜中に出発しなきゃ。
とはいうものの、晩飯食って風呂入って準備してるうちに、気付けば深夜2時。
到着した駐車場で仮眠するための毛布を積み込んで出発。
一時間半ほどで竹田城のある但馬エリアへ突入。
代行は7件。
深夜の竹田駅付近を彷徨いながら、駐車場のある山城の郷を目指す。
んで、噴いたw
こんな時間(午前3時半)だというのに、すでに駐車場は満車らしく、麓から近づく事すら出来ない。
なめてかかってた・・・。
臨時駐車場からシャトルバスが出るっていうんで、少し離れたイオンタウンに車を置いたのは4時。
真っ暗闇の中、大量の観光客が行列を作ってシャトルバスの到着を待ってる。
仕方ない・・・仮眠することなくこのまま徹夜で並ぶしかないか・・・。
寒過ぎるので、毛布にくるまりながら行列に並ぶ意味の分からなさw
行ったことないけど、コミケの始発の行列はこんな感じなんだろうね・・・。
ちっさなシャトルバス3台が、ひたすらピストンを繰り返す。
5時前にようやく乗車。
乗務員の方が「今日は雲海が出ますね」ときっぱり言ってくれる。
確かに並んでる間も、湿気が多かったもんね。
山城の郷駐車場からは、徒歩で竹田城までを。
およそ30分かけて、さらに山を登って行くのね。
真っ暗闇の中を、ひたすら歩き続ける。
空を見上げると、溢れる星空。
辿り着いた入り口のゲートで入場料の支払い。
なんか、洞窟探検みたいな写真になったw
さらに山を登り続ける。
気付けば暗闇にも関わらず、麓を見下ろせば既に雲海の上。
空には下弦の月。
山頂で日の出を待つ。
ってか、この山城は想像以上に立派で広いねぇ。
一番上の天守台には大量のカメラマンがスタンばってるから、うちらは一段下の石垣から雲海を眺め続ける。
赤く染まり始める東の空と、下弦の月と、雲海と言う絶景。
6時、夜明け。
雲海がハッキリと姿を現す。
僅か標高差350mなのに、アルプスの山々を眺めてる錯覚に陥りそうになるw
なんだこれw
どうなってんだwwwww
そして、振り返ると夢に見た風景。
これだ、これこそが「天空の城」。
一番高い天守台から眺めると、更に天空感が増すかな。
やっぱりノイズだらけだけど。
それでも、こちら側の雲海に夢中になっちゃう。
こんなの、信じられないような風景だもん。
気付けば、城も雲に飲み込まれ始めるw
雲の侵略速度は速いw
少し違う方向からも撮ってみた。
うん、やっぱり天空の城。
そうだ。
せっかくだから、この雲海っぷりを動画でも撮ってみた。
雰囲気、伝わるかしら。
6時半、少しずつ雲が晴れ始める。
こんなにも短い時間しか味わえないから、幻なんだろうねぇ。
んで、この写真を見てもらえば、全然標高は高くないことが伝わると思う。
晴れ始める中、雲の中へ突入しつつ下山。
ポーズを取るシェフw
というわけで、門まで下山。
まだ、山の上は雲に覆われてるw
●ついでに出石観光
せっかくここまで来たんだからと、但馬地方の小京都である出石へ攻め上がり。
良く晴れたねぇ。
マンホールが可愛いw
けっこうチェックしちゃう方ですw
願成寺の山門や達磨さんが立派。
沢庵和尚が再興したことから「沢庵寺」とも言われる宗鏡寺。
庭園がむっちゃ立派。
苔好きにはたまんないw
そして、出石と言えば皿そば。
こないだ、わんこそばのことを書いたところだけど、今度はそんなに沢山食わないw
15枚食って終了。
他にも出石には街中に赤壁の酒蔵があったり、武家屋敷があったり、川縁を歩いたりと、ちょっとした観光にぴったりな街でした。
んで、郊外にある「乙女の湯」って温泉で暖まってから帰宅~。
というわけで、初めての天空の城訪問は、見事なタイミングで雲海が出るという幸運に恵まれたのでした。
結局、帰宅するまで徹夜だったりとか、完全に部屋着でウロウロしたりとか、色んな意味で無計画が徒になったところはあるんだけどw
本当に運次第ってところがあるから手放しでお薦めするわけにもいかないけど、是非ともこの感動を味わって欲しいよね。
なる程~これが世に名高いジャポネ(日本)のマチュピチュと云われている所ですね♪
え~と 僭越ながらモバマス・エリア・ゲ-での兵庫県は5月の連休になるのでは?と予測しております。
ハズレましたらご容赦下さい m(_ _)m