響ちゃんと青ヶ島で度肝を抜かれてきた その1

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はい、と言うわけで行ってまいりました。
ある意味、「日本で一番行きにくい有人島」である青ヶ島へ。
誰もがひと目見ると「行ってみたい」と言うけれど、その行程の難易度の高さに殆どの人が諦めちゃう青ヶ島に。



●青ヶ島って?
一般的にはあまり知られてない島だけど、一度見てしまえばそのインパクトで忘れられない島、それこそが青ヶ島。
まずはこの写真を見て欲しい。
※引用元はDDN JAPAN
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このあり得ない形、迫力、圧倒的な存在感、これこそが青ヶ島の魅力。
この写真の真ん中に写っているのが、世界的にも珍しい「二重カルデラ」。
そう、壁のように立ち誇る外側のカルデラの真ん中に、もう一つ小さな火口があるのよね。
こんな映画のセットみたいな島が、この日本にある。
しかも東京都に。

人が住んでるのは、先の写真の右上付近。
ちょうど、こちらの写真が集落付近だね。
さっきのと併せて見てもらえるとよく分かるけど、島の周囲は全て断崖絶壁。
砂浜なんて一切無し。
※同じく引用元はDDN JAPAN
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そんなこともあって、基本的に港を作る場所が無いのよ。
断崖絶壁を下る道と、湾の無い太平洋へ剥き出しの桟橋。
ギリギリの状況でギリギリの構造物。
この写真の下に写ってる冗談みたいなのが、島唯一の港。
ちなみに一枚目の写真も右手前に港跡があるけど、建設中に大規模崩落が起きて放置中。
道も途切れてるでしょw
※同じく引用元はDDN JAPAN
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●青ヶ島の場所とアクセス方法
ほら、さっきの写真を見ると、行きたくなるでしょ。
誰もが興味を抱くでしょ。
んじゃ、次に青ヶ島のある場所とアクセス方法を。
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青ヶ島は伊豆諸島最南端の島。
八丈島の沖にあるのよね。
東京から360km南にある絶海の孤島。

ただし飛行場は無いし、東京からの直行便も無い。
八丈島から船かヘリコプターで渡るのみ。
この八丈島からのルートが難易度高過ぎるのよ。


さっきの最後の写真にもあったように、青ヶ島の港である三宝港は「湾では無い、太平洋に突き出した桟橋」故に、太平洋の荒波を被りまくり。
とにかく船が着くのが難しい島なのよね。
先日も14日間、船が来なかったくらいだからw

船はこれまで「還住丸」っていう旅客船だったけど、この春から大型の「あおがしま丸」っていう新船が就航してるのね。
日曜日を除く毎日就航していた還住丸の、青ヶ島へ到着する確率は4~5割と言われてたw
あおがしま丸に至っては、週に4便って事は分かるけど、具体的な時刻表やスケジュールはどこにも掲示されてない。
いや、正確には青ヶ島村のサイトの、新着情報にのみ直近のスケジュールは掲載されているけど、それ以外のページには還住丸の事しか書かれていない酷さw
あ、ツイ垢はあるなw
※引用元は東海汽船のFacebookから
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さて、そんなわけで船で青ヶ島へ行くには「就航日にスケジュールを合わせて」、「ちゃんと出航することを祈って」、「ちゃんと着岸することを祈る」というギャンブル要素が高過ぎるルートになっちゃう。
一方、「東京愛らんどシャトル」が運航するヘリコプターの就航率は9割を誇る有能っぷり。
(とはいえ、青ヶ島は断崖絶壁の島ゆえ、ヘリポートすら標高270mの高地。
雨風にはめっぽう強いらしいヘリでも、目視で着地するからこそ霧には弱いらしいのよ。)


だからこそ、不確定要素が多すぎる船じゃなくて、地元の方もヘリを利用するらしいのよね。
うちらみたいな社畜も「辿り着けない」とか「帰れない」ってのが一番困るので、ヘリという手段を選ばざるを得ないわけで。
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ところがヘリにも大きすぎる罠が待ってる。
一日一便しかないってのは当然として、定員が9名
そう、たった9名しか乗れない座席を巡って地元の方も観光客も殺到するもんだから、とにかく予約できない。
搭乗日の一ヶ月前が発売日なんだけど、直後に売り切れる便が多発する恐ろしさ。

つまり「船だと到着するかどうか分からない」、「ヘリだと予約できるかどうか分からない」っていうアクセスのとんでもなさが、青ヶ島訪問の難易度を上げまくってるのよ。
「日本で一番行きにくい有人島」、そう呼ばれる理由がココにあるのよね。



●青ヶ島行き計画
うちが青ヶ島を知ったのはおよそ二年前。
多分、なんかのまとめブログとかで見たんだと思うのよ。
その時のインパクトが強すぎて忘れられず。

一年半前、テツジンP長野へアイモバ遠征に行った夜、「次、どこ行こうかねぇ」って話になったのよ。
その時に提案したのが青ヶ島。
その場で色々と調べてみたら、夏には「牛まつり」が開催されて、「牛まつりTシャツ(牛T)」が販売されるってw
こりゃ絶対にいつか行って、買うしか無い、と誓った松本での夜。

時が経って今年の春、テツさんと「行こうか」って話になったんだけど、うちの休みの目処が立たずお流れに。
一方、その直後に別のアイモバPからも、「この日にヘリが3席空いてるけど行かない?」って誘われたりw


あたしゃ、この夏休みは本来、北海道チャリ旅のつもりだったのよね。
ところがこれまた仕事の都合が付かず、一週間以上の休みが取れそうに無くて断念。
土日合わせて6日間の休みを有効に活用できる場所を検討した結果、青ヶ島に至ったのでした。
さすがに6日間あれば、万が一ヘリが飛ばなくたって帰ってこれるっしょ、ってw
んで、改めてテツさんに声を掛けて、二人の都合が合う日に決定したのでした。




●青ヶ島予約祭り
問題はここから。
先にも書いたとおり、ヘリの予約は困難を極める。
一ヶ月前の発売日当日に、必死になって予約しなきゃいけない。
しかも、その予約が取れるかどうか分からないから、宿の予約はもちろんのこと、八丈島行きの飛行機だって予約を躊躇しちゃう。
結果的に、宿はヘリが取れてから、八丈島行きの飛行機は早割ではなく変更可能な普通の往復割引(往復で29,980円)で事前に取っておくことに。
ヘリの予約に左右されても、変更できるようにね。
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なお、八丈島へは飛行機だけで無く船でも行けるけど、その場合は八丈島到着が8:50であることから、9:30の青ヶ島行きヘリの受付時間には間に合わなくなっちゃうのよね。
だから八丈島まで船で行ってヘリに乗り継ぐなら、結果的に八丈島で一泊する必要がある。
そんなこと言っちゃえば、飛行機ルートだって羽田空港を7:30に出発する便じゃなきゃヘリに乗り継げないから、関東勢以外は前日に東京入りしておかなきゃいけないんだけどw
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さて、ヘリの予約については公式サイトを見てもらえればいいんだけど、気を付けなきゃいけないことがいくつか。
一ヶ月前の同じ日に予約開始するんだけど、予約方法はネットと電話があるのね。
電話は朝9時から、ネットは12時からという罠があるから、必ず電話で予約することw
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それと、日曜日は予約受付してないので、発売日の一ヶ月前が日曜日の場合は、翌日の月曜日に予約受付が開始されます。
なお、日曜日以外なら祝日等でも予約受付は可能。
今回、うちらの往きの便がこれだった(7/20が日曜日だったので、7/21の海の日に予約)。

二人で気合い入れて電話したら、二度目で繋がって無事に往きの便をゲット!
この時、二人の名前と年齢、連絡先、支払い方法を聞かれるので、ちゃんと同行者の年齢も把握しておくことw

帰りの便も平日の朝イチから電話したら、同じく二度目で繋がって無事に確保。
これであとは「当日に台風が来ないことを祈る」のと「前日に定時で上がらなきゃ最終の新幹線に間に合わないので、急な仕事が来ないことを祈る」のみw


次に宿を。
青ヶ島では食事を取れる店が無いので、どの宿も「一泊三食」で予約することが前提。
村のサイトによる、島には5件(あと1件は休業中)の民宿があるらしい。
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その中でも設備が便利そう(主に無線LAN装備w)で「飯が美味くて多いらしい(←ここ重要)」という噂の「ビジネス宿 中里」に決定。
さっそく電話すると、すげぇ面倒そうな電話対応で「一部屋なら空いてますよ。ビジネス?観光?」って聞かれるw
観光だと伝えると「だったら、着いた日の昼食はお弁当を用意しますので。地熱で暖められる玉子とか魚とかを」って言ってくれる。
ほうほう、なるほど。

八丈島の宿も同じ様な理由で選んだテツさんに予約してもらい、いよいよ当日を待つのみとなったのでした。


次回はちゃんと旅の話に入れるはずw
近いうちに書くw

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