●ヘリに乗るというイベント
ひとしきり空港の外を散歩して、ふたたび東京愛らんどシャトルのカウンター前で待機。
ちなみに受付のお姉さんはフランクで、うちらがこのあとの写真のためにユニフォームを着込んでたら話しかけてくれたり。
「ヘリはどの席が見晴らしいいっすか?」って聞いてみると、操縦席の真後ろがいいんじゃないでしょうかって。
ちなみにヘリの座席は指定が無く、早い者順で好きなところへ座れるのです。
あ、そうだ。
ヘリの運賃は11530円。
わずか20分のフライトでこの値段だけど、人件費や燃料代、空港使用料などを考えると、圧倒的に安いのかも。
だって、わずか9人のために飛ぶんだよ。
きっと、何らかの補助金が出て、この運賃じゃ無いかなぁ。
なお、「あおがしま丸」だと3時間で2940円。
テツさんと、「そもそもどこからヘリに乗るんだろ? 普通の飛行機の出発口から行くんだろうか?」って話してたら、受付のお姉さんが保安検査場入口付近から「青ヶ島行きのお客様~」と集合を掛ける。
そう、まるで引率のコンダクターみたいにw
飛行機と同様に保安検査を受け、搭乗待合室へ。
窓の外を見ると、これから乗るヘリ「シコルスキー S-76C++」が既に待機してる!
テンションあげあげで写真を撮ってると、すぐに搭乗となる。
またもや受付のお姉さんの先導で、階段を下りる。
そう、さっきの写真にある左側の斜めのが滑走路へ至る階段。
扉のカギをお姉さんが開けると、そこは滑走路という不思議感覚。
今こそ、みんなに青ヶ島行きを明かすタイミング。
位置情報とヘリが写れば目的地が分かる人もたくさんいるだろうし、何よりも「アイモバ遠征でヘリへ乗る」という無駄な情熱はインパクトが有るだろうからね。
そのために持参したユニフォーム(テツ:WUG楽天、ハム:赤星阪神+9th法被)なんだからw
auだとこの滑走路での電波が悪くて、なかなかポストできないw
とりあえずツイート出来たことだけを確認して、慌ててヘリへ乗り込む。
搭乗口はこんなに狭いですw
すでに窓際は先客が居たため、自分は一番後ろの真ん中の座席。
テツさんは操縦席の真後ろを確保。
座席の配置としては、前から右側に2席、左側に1席、右側に2席、最後部に4席で9席。
これに操縦士、副操縦士で11名。
搭乗時にはメインローター、テールローター共に停止して、非常に静か。
んで、暑いw
全員が乗り込み、副操縦士による機体の点検が完了するとエンジン始動。
ゆっくりとローターが回転し始め、爆音が鳴り始めるw
操縦士が機内放送で携帯等の電子機器の電源を切るように言うんだけど、そのあとに流れる女性のアナウンスは、もはや何を言ってるか聞こえないwwwww
●バンゲリングベイ、では無かった
定刻を少し過ぎて、ついにテイクオフ。
窓の外には、カウンターのお姉さんがにこやかに手を振っている。
どうなるんだろうとワクワクしてると、ふわ~っと浮かび上がる機体。
ふおおおおおおおお!浮いたああああああああ!って思ってたら、ちょっと浮いた時点で急に前傾姿勢となる。
んで、超スピードで加速しながら前進&上昇であっという間に八丈島を離れて海へ出る。
約70kmの距離を20分で結ぶんだから、分かっていたとは言え爆速過ぎるw
ほら、やっぱりヘリコプターって、ぷか~って浮いて、パラパラパラパラってノンビリ飛んでるイメージじゃない。
ところが、離陸時のあれは全然違う。
そう、「バンゲリングベイ」じゃなくて、「サンダブレード」だ、これw
八丈島近海の海の美しさにいきなりノックアウトされそうになるけど、海岸線の風景も含めてiPhoneの電源を入れるわけにいかないので撮影できず。
そんななか、2才の子連れでヘリへ乗るというエクストリーム子連れ旅行の奥さんが「写ルンです」でパッシャパシャ撮りまくってて、なるほど電子機器が駄目な場所でも写ルンですだとオッケーだわなと感心する。
ってか、今でも売ってるのね、写ルンですw
離着陸時以外は機内モードなら大丈夫だと聞いていたけど、そもそもいつから大丈夫か分からないw
ほら、スチュワーデスさんの案内とかは無いからさw
さすがにもういいだろうと思って、窓の外を撮ってみた。
広がる紺碧の海と、浮かぶ雲。
海上へ出てしまえば、この機体が200km/h以上で飛んでるなんて思えないスピード感の無さ。
そう、ヘリの乗り心地はむちゃむちゃ快適。
もちろんローターの爆音とその微振動はとてつもないけど、機体の揺れは全く無いのね。
あ、一応エンジン始動と共にクーラーみたいなのは付いてて冷風は出てるけど、やっぱり機内は暑いですw
んで、自分の場合は小型飛行機に乗ったこと無いから、この小さな空間(まるでミニバン)が宙に浮いてるってのが、いまだに信じられなかったりするw
飛行機が苦手な人だと、かなり怖かったりするかも。
そんなことをしてるうちに、どんどんと近付いてくる青ヶ島。
ちなみに八丈島からもわずかに島影が見えてるのよね。
近付く断崖絶壁の島。
噂に違わぬ地形はやっぱりとてつもない。
ちなみに船で近付くと、こんな感じの絶望的な風景が味わえるのかも。
青ヶ島で買った絵葉書の写真ですw
●アイモバi民による青ヶ島への上陸
そして、ついに青ヶ島上空へ。
火山側では無く、北側にある集落側からのアプローチ。
というか、八丈島側(北側)に集落があって、その端にヘリポートがあるのね。
Yahoo!地図からの引用だと、このピンが立ってるところがヘリポート。
操縦士の腕の見せ所だけど、あっという間に見事な着陸。
「パイロットウイングス」なら、最高点ですw
青ヶ島への一歩を噛みしめる余裕も無く、すぐに機体を離れるように言われる。
こんな写真を撮ってたら、もっと離れるように怒られたw
右端の人が島で唯一のお巡りさんで、来島者の人数を数えてたりもするのです。
エクストリーム子連れ旅行の家族との向こうには、お巡りさんのパトカーと、八丈島へ旅立つ乗客の列。
そう、着陸して数分後には八丈島へ飛び立って行っちゃうからね。
っていうか、海の色がとんでもないw
あ、そうだ。
青ヶ島到着を報告しなきゃ。
島の住民が見守る中、9th法被で記念撮影。
そして、あっという間に八丈島へ飛び立つヘリ。
本当にとんぼ返りそのもの。
東邦航空のヘリコミュ航路を遂に発動ですかぁ
(◎o◎) 裏山鹿!!
トワイライトといいヘリ航路といい全くもって貴方様に肖りたいであります(笑)
ヘリは今のところ軍用機しか搭乗歴が無いです。
それはさておき
此方も8/31~9/5の予定で中央エリアの岐阜/長野/富山/石川を攻略してきました♪
まだまだ仮免エリアが多いので精進する所存であります♪
ってか、軍用機に乗ってる方が、よっぽどアレですよw
長野はエリアが広くて、けっこう大変ですよね~。
まぁ、岐阜も大変だけどw