17時、探検に出発してから6時間半で3万歩歩いて、ようやく民宿に帰還。
炎天下をタンクトップで歩き続けたので、日焼けは半端ないwwwww
とりあえず風呂に入って、一日の汗を流す。
与えられた部屋のエアコンがぶっ壊れてて全然効かないので、急遽 和室に変更して貰ったりとかw
宿のニャンコと戯れたりしながら、晩飯の時間を待つw
18時、いよいよ晩飯の時間!
ここの宿は量が多くて美味いと聞いてただけに、期待は高まるばかり。
食堂へ行くと、ビジネス客と観光客のテーブルが別れてる。
基本的に青ヶ島の宿って、工事業者の方の宿泊施設ってのが、観光客よりもメインの商売みたいなのよね。
その影響もあってか、(メニューが違うとは言え)量が多いみたい。
飯の前にまずはこちらを。
この箸袋にも書かれてるけど、青ヶ島の住所は何処へ行っても「青ヶ島無番地」。
つまり、島内の住所には番地が一切無いのですw
だから、郵便物は名前だけを頼りに届けられるらしいのよ。
というわけで食事を!
このとんでもなく美味そうな晩飯を見てくれ!!!!!
最初に目に入るのは島寿司。
伊豆諸島はもちろんのこと、小笠原でもお馴染みよね。
白身魚のヅケに、わさびでは無く辛子を使った郷土料理なのよ。
本日の魚は「アオダイ」と「マグロ」!
刺身も「アオダイ」と「イスズミ」と、あと一つは何だったっけw
「イスズミ」は普通、臭みが多くて食べる魚では無いらしいんだけど、釣り上げてすぐに処理することで美味しく食べれるらしいのよ。
歯ごたえもあって、美味いねぇ。
ちなみに刺身は、醤油だけで無く「島だれ」を付けて食っても美味い!
「島だれ」は島唐辛子やにんにく等が入った、宿の手作り。
これが、何に入れても美味い調味料なのよね。
実際、シェフに土産で買って帰ったら、様々な料理に活用しまくって、どれも美味そうに食ってるw
この民宿「中里」は島内で一番大きな宿と言うこともあり、さまざまな有名人が泊まってるようで、壁にはサインが掲示されまくってる。
右下は篠原ともえですな。
お婆ちゃんが青ヶ島在住なのもあって、この島でライブを行ったり村のサイトに登場したりしてる。
左下は「なでしこジャパンの背番号7」ということから、安藤梢選手らしいね。
青ヶ島小中学校の一日校長先生として、来島してたそうよ。
左上は「兎原シイタ」さんという漫画家らしいですな。
『島カレ』という、青ヶ島をモデルにした「男ヶ島」が舞台の少女漫画を描いてらっしゃるようです。
●星の箱船
19時半、晩飯を終えて我らが向かったのは・・・夜のヘリポート。
そう、離島に来れば、やっぱり星空観察でしょ!!!!!
実際、青ヶ島村自身も、星空の美しさをアピールしまくってるもの。
ヘリポートは海際の高台の、遮蔽物が一切無い場所にあるのね。
おかげで、寝転べば360°全てが星空という、夢のようなシチュエーション。
前にも載せたこれを見れば、ロケーションが伝わるよね。
うちは寝転んだまま、ひたすら天の川を眺めて、流れ星を探す。
昨年の波照間島もとてつもなかったけど、ここもとんでもない。
それでいて、標高が300mほどあるからか、むちゃむちゃ涼しくて気持ちいい。
月も出てないから、まさに暗闇(ただし、ヘリポートは集落と離れてないので、集落の灯りはある)。
テツさんはNEXと三脚で星空撮影に夢中。
ほら、これなんて右側には星雲が写ってる。
クリックして拡大してもらえば分かるけど、左側には流れ星までも。
リアルにこれだけの星が、360°の視界に広がってるのよw
「あれがデネブ、アルタイル、ベガ」って、実際に天の川を挟んだ状態で説明できるシチュエーションって、やっぱり幸せな事よね。
ほんとひたすらに、口を開けながらヘリポートに寝転んでた。
1時間以上、星空の海に浮かび続けてから宿に戻って、ダラダラとツイキャスをやったのちに就寝。
遊びすぎて歩きすぎて疲れた二人は、あっちゅうまに眠りに落ちたのでした。
この、人口168人の島で、濃すぎた一日を思いながらw