毎度お馴染み、ニコマス20選の季節がやって参りました。
今回は動き出したのが遅いせいもあり、色んな事情で参加を見送ろうかとも思いましたが、それでも先日のVRL14勝手まとめ記事を喜んで頂ける方がいらっしゃることを知って、この世界に自分の居場所を少しでも確保したくて、やっぱり参加させてもらうことにしました。
いつものようなスクショ貼りまくりは無理だけど、よろしくお願いします。
※遅くなりましたが、3ヶ月遅れでようやく書き終えました。
今回の20選は、毎日更新のニコマスブログ「にごってるけどにごってません」でお馴染みばしPが主催してくださいました。
本当にありがとうございます。
なお、集計結果もこちらで公開されています。
レギュレーションはこちら。
鏡花Pによる告知動画はこちら。
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基本レギュレーション
・対象は2014年下半期(7月1日~12月31日)に公開されたニコマス動画
・自身のセレクトを20作品以内でブログ・マイリスト等にて公開
・1Pにつき1作品
※作品と一緒にP名を表記していただけると非常に助かります
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提出済みの自分のマイリストはこちらになります。
01.2番P
2番Pはエンターテイナーである。
技術の全てを「自然さ」に注ぐドリ音Pと、全てを「楽しませる」ことに注ぐ2番Pの二大巨頭が当たり前の様に存在するニコマスは、やっぱり贅沢な世界だと思うのですよ。
そして、僕たちはここで泣いたっていい。
いつまでも、あの幻想に取り憑かれてるんだとしても。
02.あとりえP
だからこそ、立ち向かっている人だと思う、あとりえPは。
覚醒美希と共にあの世界へ引きこもった彼の人と、2015年のこの現在まで美希と共に歩んできたあとりえP。
拭えないのなら、超える。
それが出来る人だ。
サビ前からの盛り上がりに震えが止まらないなんて、言葉にすると何て安っぽいんだろう。
でも、それを今この瞬間に、共に味わうことが出来る幸せ。
昨日より今日より、明日が素晴らしいなんて分かるはずも無いけど。
それでも進むしか無いのだ、僕たちは。
03.よりみちP
伊織にとっての『ツンデレーション』と同様に、杏にとって『今日はぜったい休みたーい!』の圧倒的な持ち歌感は、もはや最強に近い。
タイトルを覚えられないところまで、全く同じというか。
歌詞と同じ次元でシンクロするダンスの妙、さすがはよりみちPと言うしか無くて。
可愛さとシンクロを両立させる所は、相変わらずとしか言いようのないお見事さ。
04.セプタムP
PV作品とステージ作品、結局はずっとこの二つが好きなまま7年間が経って。
初期衝動のまま走り続けて、まだ走ってるのだろう、僕たちは。
セプタムPは止まらない。
セプタムPはぶれない。
だからこそ、無責任な僕は、盲目的に走り続けることが出来るのだ。
その先に何が待っていようとも。
05.えびP
「でかいこと言えばニコマスの逆襲ですよ。」
えびPのこのヒトコトが、寸分違うこと無く10日間にわたって繰り広げられた「Nicom@stream!!2014」だった。
そこにはステージがあったのだ。
そして、帰ってきたVRL。
ごPがめいろっくPに語りかける瞬間を目の当たりにしたあの瞬間から、2年ぶりの纏め記事を書こうと心に誓った2014年秋。
VRLからニコストへ、僕たちにはまだまだ踊り続ける場所がある。
自分の出来る事をやろうと決めたこの年末。
06.スカルちくP
ここにもステージがあった。
1年間、春香さんとともにひたすらステージに立ち続けたと言う事実は、何事にも代えがたい記憶であり記録だ。
それは、響ちゃんと共に日本全国を旅し続ける自分と真逆で、だからこそ共感するのだ。
雨の日も晴れた日も雪の日も風の強い日も、そこに立ったという事実に。
07.vanP
フランスからの使者が踊り切った、とんでもない手描きアニメーション。
その一コマ一コマが、踏みしめるステップの如く、噴き出す汗の如く、生きている事を実感させられる。
手描き勢からは時々とんでもない作品が投下される、と以前も書いたけど、この作品だってそうだ。
前作で予告されてから二年半、その間にシャイニーフェスタとアイマスチャンネルとOFAがリリースされて、グリマスとSideMがリリースされて、ぷちますと劇マスが放映されたというのに。
その間もひたすら描き続けたんだろうと、その動きを、その背景を見ながら思う。
08.柏城P
それがロックだと、言うのは簡単だ。
それがロックたらしめることは難しい。
でも、だからこそ、ロックだと言った者勝ちなんだとも思う。
後ろ手に花束を抱える真くんが、ヒロインになる世界線だって有るように。
09.ribonP
雪歩は悪女だと思う。
雪歩は淫靡だと思う。
もちろん、本人は無意識にも関わらず。
きっと、穢したくなるからなんだと思う。
ribonPの魔法に掛かれば、その気持ちはより一層強くなる。
10.Miki.bmp
夢、みたいな風景を描く。
Miki.bmpの作品はいつもそうだ。
いま、デビュー作の『light prayer(削除済み)』を見直しても、4年前の最初からそんな世界観だったことを再確認出来る。
もちろん、光の洪水がそのことを促していることは間違いないんだけど。
「夢ってよくわからない」って美希は言う。
美希の言う「夢」と、自分が感じる「夢」は別の話なんだけど、この夜の出来事があとで思い返すと、「まるで夢のようだった」と感じるのは同じなんだと思う。
11.AltairP
今となっては出会いのことを覚えていないけど、自分にとってAltairPはアイモバPの認識だったので、未だにその感が抜けてない所がある。
だから時々投下されるPVが毎回自分のツボにハマりまくる度に、ニコマスPであるという事実を突き付けられるんだけど。
翼って男をダメにしそうな可愛さを持ってて、この曲がその可愛さを加速させて、この作品が骨抜きにする。
何度も何度も繰り返し見ちゃう中毒感があって、そのたびに骨抜きにされるもんだから、そろそろほ乳類を名乗れないかもしれない。
そして、いつもいつもベホイミPの『ぬいぐるみ型ドジっ兔コンピューターUSG』を思い出しちゃうのです。
12./sec.P
かつて、20選でアニマス作品を封印していた理由はルサンチマンだけど、素材が少ないことで「良作でもシーン被りが多い」ってのもあったのよね。
/sec.Pの本作品は、そんなことを忘れさせられる傑作。
シーン切り替えの気持ちよさが異常。
冒頭の美希のシーンでの音の嵌め方は脳内でおかしな液がドバドバ出ちゃって、それが4分間も続くもんだからいつも目が離せなくなる。
13.FRISKP
FRISKPが再現m@ster作品を投下したと聞いたとき、TPTPの『Eple / my song』のことを最初に思い出して、それがあながち間違っていなかったことを後に確信した。
この比較を見ると素材の選び方が見事すぎて、特に美希の倒れ込むシーンには脱帽するしか無い。
14.ナンカンP
チップチューンのきらめきは、いつだって甘酸っぱさを伴う。
にもかかわらず、ライブ音源が用いられたこともあって、原曲以上に男臭さが溢れてるw
入りは良質なPVかと思いきや、サビとブレイク後の展開にテンションが上がり過ぎちゃう。
んで、ラストは「あのステージ」。
これこそがライブだ。
15.ヤマダリオンP
ニコマスで『DRAGONLADY』と言えば多くの人がホワイトファーブラックアイPのアレを思い出す中毒にかかってるんだけど、そこへ真っ正面に取り組んだヤマダリオンPの傑作。
音圧と異様な高画質とぬるぬるがテンションを上げまくって、モニターの前でジッとしてられなくなる。
ほぼ全編に渡ってピンク(および緑)のフィルタで彩られたセンスが素晴らしすぎて、だからこそフォントにももっとこだわって欲しいと思う視聴者のワガママw
16.鏡花P
「自分、最高だからな」って、響が胸を張りながら自信を持って踊るステージPVの集大成。
響作品を作り続けてきた鏡花Pだからこそ、その魅力を存分に引き出してくれる。
プロデューサーさんのお仕事。
17.まないたねるねP
サカナm@ster作品って、「雰囲気作品」になりがちだと思う。
だからどれも気に入っちゃうんだけど、決め手になるような個性が出にくいなぁとも思ったりする。
南の島への思いというのは、大人になってから生まれた物だった。
生まれて初めての一人旅だった宮古島から始まって、本島も石垣も波照間も与那国も。
小笠原だって青ヶ島だって八丈だって、自分を形作る大事な要素だ。
故郷から上京するという感覚を、自分は知らない。
それでも島の雰囲気を少しは知っているからこそ、都会で一人暮らしする響ちゃんの姿を想像して、きっと一生懸命生きてるんだろうと思うと、それだけで少し泣ける。
慣れない東京のことだってきっと好きで、それでも故郷を思う日があるんだろうと。
18.mknP
響ちゃんの誕生日らしい、オールスターステージPV。
そういや、VRL14で「mknP」の読み方を知って、衝撃を受けたのでしたw
メインヒロインには決してなれない彼女だからこそ、誕生日くらいはセンターで。
みんなに愛されていると、その揺れるポニーテールに見とれながら確信する。
19.トウマ氏
あまり真面目にゲームをプレイしないので、響ちゃんのことで未だによく知らないことがある。
SPの頃から一貫して歌やダンスに自信があるのは分かるんだけど、自分の可愛さをどこまで自覚しているのか、よく分かんない。
アイドルとして自分を可愛く見せることには抵抗ないんだろうけど、だからと言ってビジュアルに自信があるのかと言えば、そうでも無い様に思う。
結局の所、この作品における響ちゃんの殺人的な可愛さを、どうすれば伝えられるか、というだけなんだが。
20.リンP
リンPの紡ぐ物語は、いや動画作品だけでなく文章も含んでのことなんだけど、本質を突きすぎててエンターテインメントとして楽しむには勇気が要ることがある、と思う。
それはある意味、自分がリンPに「アイドルマスター」という存在を、預けすぎているからなのかもしれないけど。
いつも怖さがある、新作を再生する時には。
という話は置いておいて、本作はマスピを真ん中に据えながら、相変わらずあらゆる素材を活用しまくった気持ち良すぎるシンクロ作品。
ステージのHMDでニヤッとするのはお約束としても、目を離せないほどの情報量と、長回しのムビマスライブシーンとのバランスが、見る者に夢の時間を与える。
そして願うのだ。
貴方がいつまでもこの世界へ居てくれることを。
次選.ムムムP
この作品に出会えて、「ありがとう」の言葉しか浮かばない。