夢にまで見たドームまであと僅かのタイミングで、ニコマス20選の時間がやって参りました。
この半年、「MADLIVE_EXP!!!!! Vol.2」と「iM@S_WAVE_SONIC」というお祭りで、PV好きなニコマス民には相変わらず幸せな時間を過ごさせてもらいましたよ。
好きなことを好きだと言える幸せ、その延長とその根幹にあるアイマスの10周年とドーム公演。
明日の一歩のために、振り返る181日間。
前回に引き続き、今回も「にごってるけどにごってません」でお馴染み、ばしPが主催してくださいました。
スタッフの皆さんも含めて、いつも本当にありがとうございます。
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基本レギュレーション
・対象は2015年上半期(1月1日~6月30日)に公開されたニコマス動画
・自身のセレクトを20作品以内でブログ・マイリスト等にて公開
・1Pにつき1作品(合作・別名義については別カウント)
・選考基準はフリー(お気に入り・埋もれ発掘・テーマに沿って等何でもオッケー)
※作品と一緒にP名を表記していただけると非常に助かります
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ガラスP
待ってた。
そのステージを、そのカメラを、そのライトを、その雪歩を、その真を、その千早を。
たとえそれが自分の幻想だと分かっていても。
長い夢を見ていた。
いや、長い夢を見ている。
覚めることを忘れてしまっているのだとしても。
狡猾全裸富竹P
「楓さんを好き」というのが、他のアイドルを好きな事と少し違う気がするのは何故だろうか。
「世紀末歌姫」は確かに歌姫であるけれど、だったら千早だってそうだもんね。
楓さんはそれでもやはり歌い手で、かつ儚げで。
歌うことが生きる全てだった千早とは違って、歌うことも踊ることもダジャレも、全てが楓さんから自然に生まれてくる要素で、それは彼女が決してここには居ないことを思い起こさせる。
それほどに富竹Pのモデルは完璧で、もはや涙しか出ないのだ。
貴女に触れることが出来ない、という事実にも。
メカP
だからこそ、貴女とは呑みに行きたいし、貴女を介抱したいし、貴女のことを見つめていなきゃいけない気持ちになるのだw
メカP、天才過ぎるだろwwwwww
ベッチP
アゥソニでニコマスへ帰還したベッチPの本作には、「お帰り」のコメントが溢れてて。
僕らにはここがある。
決して馴れ合いだけでは無い、殴り合いのようなステージが。
ベッチPのお家芸であるステージダンスPVとフォント芸は抜群の気持ちよさだけど、そこにアニマスまで併せてくるとは思ってみなかったもんだから、嬉しくてニヤニヤとリピートが止まらない。
ミリオンもシンデレラも876もジュピターもってところが、復帰作にふさわしいオールスター作品ってのも、サービス精神旺盛なベッチPの魅力よね。
ナンカンP
真美をプロデュースし続けるナンカンPの誕生日作品。
あの「Starlight」の時も「だいたい2年後」だったけど、今回の真美はもう少し大人に見えるかもね。
大丈夫、今ならちゃんとセクシーだから。
男性ボーカルの曲を使いながら、何一つ違和感の無い作品に仕上がっているのは流石と言うしか無く。
ブルーを基調に神戸の港を船上で踊り続ける真美と、オカズに合わせて射し込まれる黄色い幾何学のエフェクト。
今年も君たちの誕生日を祝うことが出来たね、この場所で。
けるまP
愛の大きさを目に見える形で表現することが人類の永遠の課題だとして、けるまPは「作品で表現する」という方法を手に入れた。
それは誰もが嫉妬する。
動画を作る技術や才能/能力ではなく、愛の大きさを形で表現できることに。
けるまPの十八番である「抜き+実写」はもはや「表現のための手段」でしかなく。
「アイドル:水瀬伊織」のPVをプロデュースし続けるけるまPの、その愛情には誰も勝てない。
gon-bee氏
オープニングの静寂から一気にくるスピード感に釘付けになって。
最後までシンクロし続けるステージは、完全にバレエだ。
一瞬を切り取っても、泣きそうなほどに美しい。
双子の神秘性ってのは、やっぱり心の何処かにあって、だからこそ妖精の亜美真美ってのはしっくりくる。
その消えてしまいそうな儚さも。
奪取氏、wandaP
7年前のwandaPの超名作iM@SHupを、奪取氏が超技術でPV化するという、古くからのニコマス民にはたまんない作品。
『スタ→トスタ→』と言えば原曲よりもwandaPの作品の印象が強すぎて、原曲を聴くと物足りなさがあったもんね、当時は。
おかずはもちろんだけど、サビの大団円っぷりは今でも伝説だと信じている。
(関係ないけど、響ちゃんの『Pon De Beach』のサビも、この部分を少し思い出させる)
亜美真美の誕生祭にふさわしい、この10年間の二人を象徴するような作品。
「とかち」がニコマス初期の象徴であったことももちろんだけど。
原曲が箱マス時代だったということがあるにしろ、この10年間に二人の無邪気さでどれだけのファン、プロデューサー、アイドル達が救われたことか。
そんなことを思い起こさせるこの作品の楽しさ。
アイマスの、ニコマスの楽しさの全てがここに詰まってる。
あとりえP
奪取Pの作品と同じく、ニコマスを象徴する「伊織と『カプチーノ』」の組み合わせ。
2007年にありすえPが生み出した奇跡の組み合わせを、2008年にDikePが、2009年にhsc(whoP)がオマージュしてはや7年、満を持してあとりえPが投下するマスターピース。
ありすえP・・・覚醒美希、伊織
DikeP・・・伊織
whoP・・・覚醒美希、伊織、やよい
プロデューサー毎に解釈は違うけど、それでも伊織の曲だというイメージは強烈にすり込まれているからこそ、MASTER ARTIST3のカバー曲にまで選ばれるようになったんだろうね。
そしてあとりえPの本作。
アイドルを精一杯、可愛らしくプロデュースさせたら世界一のあとりえPだけあって、アップは勿論のこと、ダンスもキュート過ぎてメロメロになっちゃう。
間奏で台詞が来なかったのが予想外だったのは内緒ですw
よしもぐ氏
「アイドルマスターってどんな作品」って聞かれたときには、OFAやアニマスのPVを見せることから始めればいいんだけど、「ニコマスのどういう所が好きなの?」って聞かれたときには、とりあえず雰囲気を伝えるために幾つかの作品を挙げると思うのよね。
よしもぐ氏のこの作品だって、きっと挙げちゃうと思う。
36秒でニコマスダンスPVの魅力を見せつけてくれるこの作品は、タイトル通りニコマスの入口にふさわしい華やかさと気持ちよさと格好良さを兼ね備えていると思うのよね。
2011年下半期に選ばせて貰ったtoriPの『【MAD】Debut【竜宮小町】』にも通じる瞬発力というか。
mknP
誤解を恐れずに言うならば、響ちゃんと千早の組み合わせって基本的には合わないと思ってた。
というか、響ちゃんって貴音さん以外にデュオの組み合わせがどうしても難しい気がするのよね。
たとえばこの作品の場合、千早ソロでも十分に成り立つと思うのよね。
コメントにもあったけど、思い起こさせるのは『MASTER SPECIAL 03』での出会い。
6年前に出会ったあの日から、二人は確かにお互いを認めて、お互いに高みを目指してきた。
だからこそこのステージでも、相手をリスペクトしつつ、「負けない」気持ちに溢れているのだ。
versusP
再びアゥソニからversusPによる珠玉の一品を。
それぞれの主旨や主催や捉え方は異なるにしろ、うちにとってVRLとは「ここで自分が出来ること」を僅かにでも感じる事が出来た場所。
だからこそ、versusPとめいろっくPとごPには、感謝してもしきれない。
versusPの本作は、目映い光と、タイトル通り「春香さんの周辺」がとてつもなく広がったことを示すDLCゲスト陣の祭典。
スーパースローをこんな風に使うのか、と文字通り眼を醒まさせるような表現に、垣間見えるアイドルの魅力と捧げる愛情。
輝くのはステージの上。
みしお子P
同じくアゥソニから、「Photoshopで動画を作る」でお馴染みのみしお子P。
VRL14に引き続き新作ラッシュだったステージの中でも、攻撃的過ぎる本作が心に刺さりまくった。
スタイリッシュさよりも攻撃的と感じるのは、伊織の挑戦的な瞳のせいかしら。
ずっとその瞳に射貫かれていたいと思うのは自然なことだとしても、その瞳に耐え続けることが出来るのか。
後ろめたい気持ちになりながら、それでも目は離せなくて。
鏡花P
アゥソニで鏡花Pが世に放った、今世紀最高の叙事詩。
その全てが、アイマスのステージとモーションで構成されているという事実に、誰もが息を呑む。
そう、とんでもない、
とにかく、とんでもない。
鏡花Pと言えば響ちゃんを中心に俺得作品を投下し続けてくれるけど、本作はあらゆる層へ広く伝えたい。
これを見ずして、今のニコマスを語れないと。
光線P、mobiusP
やりやがった。
アイデアとしては決して斬新では無いんだけど、そこへホントに取り組んで完成させる凄まじさ。
光線PとmobiusPには、誰もが称賛の言葉を贈るでしょ。
ムビマスのライブシーン、どこが一番好きかと聞かれたら、シルエットから幕が上がるまでのワクワク感。
その瞬間が再現されているだけで釘付けになっちゃう。
オリジナル要素はもちろんのこと、原作通りのステージも「すごいだけじゃなくて、ちゃんと可愛い」んだから。
ムビマスと言えば、プロデューサーにとってはそれぞれ思い入れが有るだけに、それでも愛されるこの作品の凄さ。
/sec.P
空を飛びたい。
という欲求を満たされる日が来ることはあるのだろうか。
しっかりと目を開けて。
/sec.Pの本作を観る度に、なぜかいつもそのことを思い起こされるのは何故なんだろう。
どこにもそんなシーンは出てこないのに・・・。
使われるシーンはアニマスやムビマスの定番なのに、たった一つのアイデアだけでこんなにも自分のツボを突かれるなんて。
馬車P
やよいの魅力って、少なくとも自分にとっては「ロリ」対象と言うことではないと思ってる。
やよいはずっと「お姉さん属性」だ。
だから、伊織にもやよいにも叱られる長介が、心底羨ましい。
馬車Pの本作は、「やよいお姉ちゃん」がたっぷり詰まってる。
なんでだろ。
フワッとした衣装だと、そう感じるのかな。
優しく包まれたい、と思うのだろうか。
そして、この手描きのやよいが可愛すぎて死にそう。
ギイク氏
「Akross Con」というロシアのAMVコンテスト参加作品。
NNW作品と呼んでもおかしくないリズムシンクロの気持ちよさは、でもやはりAMVと呼びたくなるフィルターとエフェクトにより、大陸へ飛び立つ。
AMVたらしめてる要素って一体なんなんだろうね。
びよんびよん唸るシンセベース(かな?)と、ダンスの”溜め”のシンクロが気持ちよすぎて、これまた1分40秒という短さにリピートしちゃう。
敢えて言うなら、アウトロのまったり感は短めの方が好きかもって位で。
回P
おやすみ
次選:bbc風の人
PV作品しか選ばない方針なので、やむなく・・・。
最初から最後まで、何度見ても爆笑するのはbbc風の人の作品に共通する幸せ。
新作が出る度に最高傑作となる凄さ。
次選:茶王P
ここんとこ、一番更新が楽しみなノベマスPwwwww
別作品の真と冬馬の絡みも好きすぎて困るw
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間違って、2014年12月の作品を選んでました・・・。
なんという凡ミス・・・。
すごろくさん、ご指摘ありがとうございました。
akameP、大変失礼しました。
(元はmknPとversusPの間に掲載していました)
akameP
そこで今度は千早ソロを。
akamePの本作は、まさに歌姫として開眼した千早の、歌うことの喜びが溢れているステージ。
千早の汗が見えてくるようで。
それほどまでに、シンクロが凄まじい。
まるでこの歌のために用意されたかのようなダンスと共に、渾身のステージに立つ千早。
---------ここまで---------
いきなりのぶしつけな指摘で恐縮ですが、
akamePの『『Hitomi wo Tojite』IM@S』、私も大好きな動画でありますが、
14年下半期の動画ではないでしょうか……?
いつもご覧頂き、ありがとうございます。
そして、ご指摘ありがとうございました。
いっぱいになったせいで、マイリスを作るのを後回しにした結果、こんなことに・・・。
akamePにも大変失礼なことをしてしまいました・・・。