12月30日 16:18、釧路駅を出発。
Rきっぷなので、往きと同じく札幌までスーパーおおぞらで。
日が昇るのが早い分、北の大地は夜の訪れも早い。
すっかりと夕焼け。
さて、今まで避け続けたけど、そろそろ真剣に考えなきゃいけないことがある。
それは、残された東北のエリアをどうやって埋めるかということ。
明日の朝、青森に着いて、明日の夜には都内へ戻りたい。
しかも、出来る限り「北海道&東日本パス」を活用して普通列車のみの移動とし、新幹線は使いたくない。
とはいえ、新幹線を全く使わずには今日中に都内着は難しいだろうから、おそらく最初か最後は新幹線に乗らなきゃいけないと覚悟してる。
それと、エリアの残し方が中途半端過ぎるので、左上の秋田県 横田エリアは諦めるべきかも。
そもそも、2年前の北斗星のB寝台が心地良すぎて、思わず眠っちゃったのが失敗なんだよw
おかげで一ノ関エリアと大崎エリアを再び制覇しなきゃいけない羽目にw
これが無けりゃ楽なのになぁw
こういう相談こそ、アイモバPに限るわけでw
投げてみたら、よしをP、カロリにゃん先生、アニマル兄貴が即座に調べてくれて、カロにゃんの案をベースにプランニング完了。
まずは、定刻にスタート出来ることが必須だけどw
暗闇の中、特急は進む。
いつの間にか寝落ちしちゃってた。
20:19、札幌に到着。
なんだか、札幌が一番寒くて雪も多い気がするw
体調がイマイチなので、乗り換え時間まではスタバで充電w
札幌駅での定番ですw
出発が近付いたので、お土産を買ったり、寝台車に空きが無いかを確認したり。
あ、そうだ。
全然関係無いけど、北斗星の引退記念硬券を買ったw
2年前の大晦日に、ここから乗ったんだよなぁ。
22時、いよいよこの旅の二つ目の目的である、急行はまなすの出発時刻。
ところが、稚内から降りてくるスーパー宗谷が遅延してて、その接続待ちをするために急行はまなすも20分遅れで出発するとのこと。
途中駅で通過待ちをしてもらう対向の列車が鹿と衝突して20分遅れとなったため、スーパー宗谷も遅れる羽目に。
鹿 → 気動車と衝突 → 対向のスーパー宗谷が遅延 → 急行はまなすも遅延って、風か吹けば桶屋が儲かるみたいになってるw
ってか、また鹿の仕業か!w
まぁ、どうしようも無い話なので、入線してきた急行はまなすを眺める事に。
北斗星無き今、自分たちのような鉄分の無い連中から見ても「最後のブルートレイン」という響きは魅力的で切ない。
北海道新幹線の開業に伴い、このはまなすも廃止が決定しており、しかも大晦日と元旦は北海道新幹線の試験運行があるので青函トンネルは営業運転出来ないのね。
だから、年内最後のはまなすで、年内最後に青函トンネルを通過する乗客だw
その、はまなすの切符が偶然にも取れたことから、全ての旅のスケジュールが決めていったのね。
目的は納沙布岬へ響ちゃんと行く事、日程は12/30にはまなすへ乗る事、この二つさえ満たされたら、あとは何でも良かったのよ。
もちろん安くつく方法で。
「北海道&東日本パス」を買ったのだって、はまなすの乗車券に使えるからって事だしw
ホントなら寝台車かカーペットカーに乗りたかったけど、それは叶わず。
ドリームカーですら無い普通の指定席になっちゃったけど、それでも乗れるだけで嬉しい。
初めての乗車が最後の乗車になるのは、トワイライトや北斗星と同じw
結局、急行はまなすは25分遅れの発車。
函館での調整時間があるから、青森には定刻の6:19に着くそうで。
なんて言うんだろう…みんなの荷物の大きさが夜汽車っぽさを醸し出すというか。
なんて言うか、凄くいい。
ごちゃっとした感じが凄くいい。
それに、ドリームカーじゃなくても、この座席もかなり快適。
真っ暗だけど、煌々と輝く月と、通過する駅を眺めながら眠りに落ちていった。
ふと目覚めると登別。
日付が変わる。
今年の大晦日は登別駅から始まる。
再び目覚めると、列車が停まってる。
窓の外を見ると、そこは函館。
機関車の付け替えはどうなった?
青函トンネルを通過する前と後に、機関車を付け替えるのよね。
上着も無しに飛び出したら、既に作業は終わってたけど、だからこそゆっくり見れた。
死ぬほど寒いけどw
3:56、函館を出発。
青函トンネルまで起きてる自信は無かったけど、予想どおりだったw
さらば、北の大地、約束の地。