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by boil-achilles
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翼よ!アレが讃岐の灯だ!


というわけで、行って参りました、「讃岐うどん チャリンコツアー2008」。
一部、予定とは違ったけど、それでも満足した旅でだったよ。


当初予定していた店とルートはこれ。
2006年の盆に旅する前に作成したものを更に編集したやつね。
このマップを表示しながら読んでもらえると、距離感が分かりやすいかも。
翼よ!アレが讃岐の灯だ!_c0105957_1531361.jpg



2008年5月1日
7:30 出勤
久しぶりにチャリンコで出勤。
やっぱりスーツを来ながらのチャリンコ通勤は無理があるよね。
2号線をぶっ飛ばして職場の自転車置き場へ無断駐輪。
走行距離は30km。




12:00 昼休みメンテ
昼休みを利用して、職場近くのMTB専門店へ。
フロントブレーキが片効きしてたので事前に調整してたんだけど、それでもやはり解消されなかったので診てもらおうかと。
片効きってのはブレーキが傾いてる状態で、常に片方のブレーキシューがホイールに接触している状態。
ようは常に軽くブレーキがかかちゃってるのよ。
「若干バネが弱くなってるけど、まだ大丈夫だと思いますよ」と言うことだったんで、調整だけでブレーキの交換はせず。

ついでにやっぱりサドルバックとグローブを購入。
サドルバッグは定番のコレ
一番でかいサイズね。
トピーク ウェッジバッグ L BAG143
/ TOPEAK(トピーク)
ISBN : B000FIAUCK
スコア選択:

グローブは店の中で一番安かった、TREKのコレを。







18:30 一旦帰宅
仕事を無理矢理切り上げて、チャリをフェリー乗り場へ移動。
今回は神戸の職場近くにあるフェリー乗り場からの出発なのよね。
二輪車用乗船待ち場所にチャリを置いて一旦電車で帰宅。



23:15 次郎と合流
電車に乗って再び神戸へ。
輪行で中部方面よりやってきた次郎と合流。
既に彼はチャリンコを組み立て済み。



23:30 あっちゃんと合流
車で大阪方面よりやってきたあっちゃんと合流。
彼も既にチャリンコを組み立て済み。
フェリー乗り場へ移動。



23:40 乗船手続き完了
乗船手続き完了。
でもね、船の到着が遅れたらしくて、30分ほど出港も遅れるみたい。
昼間はあったかくなったとはいえ、夜はやっぱり寒いよね。
3人でチャリンコをいじったり、本物チャリダーである次郎に色々確認したり。
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0:30 乗船開始
ようやく乗船開始。
何度も言うけど、やっぱりチャリンコでフェリーに乗り込む瞬間は楽しいよ。
GWとはいえ、谷間の平日なので、車もライダーもチャリダーも少なめ。
おかげで船室も空いてたので、うちは洋室のソファを占領。
次郎とあっちゃんは和室の床をゲット。




1:00 出港
30分遅れで出港。
3人でデッキから神戸の街を眺めてしばらく。
ちなみに今回のジャンボフェリーは、少し前からアルコール類の販売を辞めちゃってます。
ダイエット中だから呑むつもりは無かったけど、それでも誘惑は少ないに越したことはないしねwwww
1:30頃就寝。





2008年5月2日
4:40 高松に到着
物凄く不愉快な「ジャンボフェリーのテーマ」で目覚める。
前回も思ったけど、マジでこの歌、どうにかならないのかしら?
3時間睡眠という中途半端さから中々頭が冴えなかったけど、なんとか目覚めて下船。
ひとまず高松東港のフェリーターミナルへ。
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だんだんと夜が明けていく中、着々と準備。
とにかく荷物は出来る限り軽くしておかないとね。
たった1㎏であっても、背負ってるリュックのせいで肩がパンパンになっちゃうのよ。
不要な着替えなどをコインロッカーに放り込み、重い修理道具とかはサドルバックへ。

サドルバッグの中身は
 ・換え用タイヤチューブ
 ・パンク修理キット
 ・タイヤ用ボンベ
 ・防水スプレー
 ・軍手
 ・自転車用修理工具(十徳ナイフみたいやつ)
チューブ以外は全部百均で買ったwwwww

で、リュックにはウインドブレーカーとタオルと携帯用の電池だけ。




5:30 出発
みんなレーサーパンツに履き替え、着替えもバッチリ。
というわけで港を出発。
とはいえ、最初は色々な調整をしながら、走ることに。
うちはSPDシューズを履いて初めて走った昨日の出勤で色々と違和感があったので、クリートの位置を調整したり、サドルの高さや位置を調整したり。
あっちゃんもおろしたてのチャリなので、サドルの高さに四苦八苦。


それでは今回のメンバーとチャリを紹介。

・次郎
三人の中でたった一人の本物チャリダー。
走った道、山は数知れず。
チャリンコも何台持ってるんだっけ?って感じ。
今回もペースメーカーやこぎ方の指導も担当。
愛車は手組み(?)のロード。
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・あっちゃん
今回、初参戦。
長距離を走るのも全く初めて。
装備も持っていないため、次郎にレーサーパンツとメットを借りることに。
とはいえ、以前はFUJIのクロスで、御堂筋をぶっ飛ばして通勤していたこともある。
急遽参戦が決まったため、3日前に新車を購入。
LOUIS GARNEAUのクロスであるLGS-TR1
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・ハムの人
去年のサイクリングはこないだ書いたとおり。
一昨年は今回の旅行と同じく讃岐うどん巡りで120kmほどかな。
遠出する度に装備を買いそろえていってる気がするけど、走る度に「やっぱ必要だよねぇ」って思っちゃうんだから仕方ないよね。
プランニングとEZナビウォークを使ったナビを担当。
愛車はGIANTのMTBであるWARP DS-2(1999年モデル)。
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7:00 がもううどん到着
港から朝食のためのコンビニに寄ったり、上記の通り調整をしながら、国道11号を突っ走って1件目の「がもううどん」に到着。
港からの移動距離は約17km。
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8時半開店の店に7時に到着したのに、駐車場には既に車が6台ほど待機してるなんてどういう事よwwwww
とりあえず開店までノンビリしようかねぇということで、店の雰囲気を確認したり、周りの田園風景を眺めたり。
そうこうしている間にも、続々と車がやってくる始末。
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ここ、がもううどんは、製麺所系のお店。
どうしても行ってみたかったのに前回は行けなかったので、今回が初の訪問。

8時前に来た人が店の前に並んだため、それを合図にみんなが並び始めたのね。
で、予定よりも早く8時過ぎには開店。
なだれ込むように店へ突入。
麺は釜揚げ状態で頂き、海老のかき揚げ天を乗っけて、ネギと出汁をたっぷりぶっかける。
見た目だけで既に美味そうなかけうどん。
料金先払い(210円)で済ませ、そのまま店の外のベンチへ。
ここは田園風景を眺めながら、誰もがうどんを頬張ることでも有名なのよね。
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で、これが美味い!!!!!
もちろん1件目だからってのもあるけど、うどんの優しいコシも抜群で、出汁がこれまた最高!
朝からいきなり大当たりの店でテンションは上げ上げ。
たまんない!!




8:30 たむら到着
物凄い満足感に溢れながら「蒲生」を立ったうちらが次にむかったのは「たむら」。
これまた「完璧なる」製麺所。
うちが前回行った時に、噂に聞いていたとはいえやはり衝撃の通過儀礼となった製麺所。
ここは是非二人にもその衝撃を味わってもらいたいと思いつつも、一方で次に訪問予定の「山越」が讃岐史上最人気店だけに、出来る限り営業開始直後に行っておきたいところ。
「たむら」の開店が9時半、「山越」の開店が9時ってのも本当にタイミングが良くない。
「これはたむらをパスして、やはり山越に行くべきか・・・・?」なんて思いながらも到着。
蒲生からの距離は約5.5km。
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ここで1時間待つべきか?と思いながらも、やっぱりこの田舎のバス停の様な店構えを見ちゃうと、やっぱり食べなきゃなぁって思っちゃう。
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窓から中を覗いてみると、オッチャン達が仕込みの最中。
で、店から出てきたオッチャンに「そろそろ開きます?」って聞いてみると、「あと10分くらいで開けるよ」って返答。
これはやっぱり待たなきゃ!
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オッチャンに招き入れられ、打ち立てのうどんにありつくことが出来たのは8:45頃。
釜から揚げて水で締めた直後の麺を丼に入れて貰い「熱い麺がええんやったら、そっちで湯がいて」というありがたい言葉はスルーし、そのままネギとショウガをぶっ込み、竹輪天を乗っけて出汁をぶっかける。
出汁は野球部が持ってる麦茶入れみたいな、コックを捻ったら出てくるヤツに入ってるのね。
いやぁ、やっぱりここは最高!
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相変わらず物凄いコシのある麺。
すんげえ噛みごたえがあるのよ。
美味い美味い!
あっという間に平らげて、「おっちゃん、小と竹輪天」、「210円ね」と後払いを済ませて外へ。
いやぁ、やっぱり待ってて良かった~!。
2店連続、開店時間よりも前に入ることが出来たので、非常に効率よく山越に迎えるのよね~。




9:10 山越うどん到着
素晴らしい巡り合わせにより、開店10分後の山越に到着!
たむらからの距離は約6km。
相変わらず平日だって言うのに、ガードマンが交通整理中という恐ろしさ。
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もはや有名店という意味では「King of 讃岐うどん」と呼んでも過言ではない山越のその人気っぷりは、前回痛いほど痛感したのよ。
「讃岐うどん旅行にいく」ということは「山越に並ぶ」ことと同意ですらあるほどだから。
前回は10時に到着して1時間待ちな上に、食い終わって外に出たら2時間半待ちだったという恐ろしさ。
で、今回はというと・・・
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たった10分で済んだ!!!!
なんという幸運!!

さて、店内では猛烈な人手に対応するために、見事な分業によりうどんが作られていくのね。
ちなみにここも店舗が大きくなったとはいえ、本来は製麺所。
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山越と言えば、何はともあれ「かまたま」。
それにまたもや竹輪天を乗っけて、さらにネギをぶっ込む。
先払いで250円を払って、そのまま庭先のベンチへ。
そこで出汁醤油をかけて完成!
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次郎をして「この卵はズルイ」と言わしめた「かまたま」の美味さ。
熱々の釜揚げ状態の麺に生卵(温泉卵?)をからめるので、少し「モロッ」っと固まる部分も出来るのね。
カルボナーラならそれが失敗の原因だけど、かまたまではそこがたまんない。
それに少しの醤油と、強烈な歯ごたえのうどんが絡むことで、奇跡のような味が生まれる。
それが「山越」の行列に並ぶ価値だと思うし、満足感だと思うのよ。




9:45 ついに山道へ突入
山越の向こうには、まさに山越えが待ってるのよ。
前回、盆の真夏の直射日光の中、飲料水が切れた状態で半死に状態のままチャリを押して山を登った悪夢が蘇る中、いざ突入。
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次郎は余裕、うちは次郎のアドバイス通り軽いギヤでクルクル回すことを心がける。
あっちゃんも同じようにそのペースを守りながら着実に着いてきてたのね。
ところが二つ目の山に入った辺りからあっちゃんがどんどん遅れ始めちゃって。
以前のうちのように降りて押すことは無かったけど、かなりのスローペース。
それでもうちらが目指す物、それは山奥の渓谷にひっそりと立っている米屋が、昼間の二時間だけ提供する天使のようなうどん。
その極楽浄土を目指して、ただひたすらに坂道でペダルを回し続けるうちら!!




11:15 谷川米穀店
1時間半、18.5kmの山道をこぎ続けて、見覚えのある集落を抜けると、そこに現れた行列!
それこそが「秘境に咲いた一輪の花」、谷川米穀店
看板すらどこにも出ていない店に向かって、ずらりと並んだ行列は圧巻。
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並んで待っている間にも、車はどんどんやってきて、物凄い路駐の数。
なんていうか、祭りの打ち上げ花火を見に来た車の列、って感じね。

行列の見た目は凄いけど、回転は速いだろうと予想。
近づくにつれ、こっそりと店の壁に貼られた看板に笑っちゃうwwww
米屋のマークと「食堂 営業時間11時~1時」って書いてあるだけだもんwwww
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予想通り、30分で店内へ。
ここも麺は熱いのと冷たいのを指定できるので「熱い小と卵」とおばちゃんに伝えて受け取る。
ココの場合はうどんの下に卵が隠れていて、しっかりと混ぜてやることで優しい味に。
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下の写真で見て貰えれば分かるように、ピカピカの麺が本当にたまんない。
で、これにネギを放り込み、醤油を掛けて一気に食べる。
あ、好きな人は酢を少し加えるみたいね。
んで、後半になると少しだけ青唐辛子を放り込み、「辛~~!!」っていいながら食べるのがいいのよね。
食べ終わると「小と卵」と告げ、150円を払ってお店を出る。
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いやぁ、文中に何度か出てきたけど、ここのうどんは味も歯ごたえも見た目も、本当に「優しい」。
この山奥に食いに来る価値はある!!!!!!!




12:10 山内回避!
大満足で食い終わったうちがあっちゃんに聞いたのは「もう一回、山登れる?」ってこと。
最初の地図を見て貰えれば分かるけど、次に向かう予定の山内は再び山の中。
一旦、山を下った後、再度山登りをしなきゃいけない。
しかもその次に訪問予定の小縣家付近を通過するため、ルート的にも無駄が多いのね。
で、あっちゃんの答えは「お尻が痛すぎて、ちょっと無理・・・」とのこと。
というわけで、物凄いシチュエーションに存在する製麺所「山内」は回避することに。
前回訪問した時、評判だったゲソ天が売り切れだったことだけが悔しいけれど、また今度にすればいいや。
というわけで、小縣家へ向かうことに。
とりあえず山を下るのでラクチンラクチン。
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13:00 小縣家
これまでの製麺所とは違い、いきなりの一般店に戸惑いがちな二人。
登録商標でもある「しょうゆうどん」で有名な小縣家は、いかにも観光バスルートって感じの駐車場の大きさだけど、やっぱりここも外せない。
谷川米穀店から山を下って15.5km。
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注文はもちろん「しょうゆうどん」。
これまた名物の「自分でおろしてや」って感じで、大根のブツ切りを大根おろしがうどんと共にやってくる。
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ごめん、うちは大根おろしが苦手なので、ネギとショウガだけを入れて、醤油をぶっかける。
ほら、めちゃ美味そう!
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ちなみに、おでんも食いました。
讃岐うどんの一般店では、おでんも提供している店が圧倒的に多いのよね。
これってやっぱりこの辺りだけよね?
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麺を見てもらえれば写真だけでも伝わると思うけど、その歯ごたえたるや半端じゃないのよ。
んで、醤油とショウガのハーモニーが素晴らしい。
多分、大根おろしもよく合うんだと思うwwwww




13:30 長田うどん
小縣家と交差点を挟んだ斜め向かいにある長田うどん
小縣家とは一転、店構えは非常に地味。
でも、店は「釜揚げうどんのメッカ」として有名。
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店に入るとまず注文口で注文と会計を済ますのね。
もちろん釜揚げを注文し、おろし金に乗ったショウガを持って座席へ。
あ、それと「出汁猪口」も取るように、おばちゃんに言われたのね。
しばらくするととんでもないでかさの徳利に入った出汁が届くので、それをお猪口に入れてうどんの到着を待つ。
ネギを加えて一気にズルズル!
これまた麺が美味い!
んで、ショウガのパンチが効きまくり!
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14:30 宮川製麺所
これまで抜群のルート引きをしてきたEZナビウォークだけど、ここにきて珍ルートを指し示し、うちらを混乱に招き入れたりとか。
それも含めて楽しいんだけどね。
長田うどんから宮川製麺所まで11.5km。
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さて、再びの製麺所である宮川製麺所。
これまた完璧にセルフスタイル。
自分でせいろに置いてある麺を丼に放り込み、熱々もしくは「そこそこ」な熱さの出汁をかけるのね。
んで、生卵を取っていざテーブルへ。
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う~~ん・・・・若干期待はずれ?
ところが!!!!!
なんとうちらの直後から「もうすぐ麺が打ち上がるので、5分ほど待ってもらえる?」っておばちゃんの声が。
つまり、うちらの麺の状態ももっとも悪かったってこと。
あと少しだけ遅めに来ておけば、最高のコンディションのうどんが食べれたのに・・・。
しかも代金(120円)を払って出て行こうとすると、さっきは無かった天ぷらが補充されてる・・・。
あぁ、なんという巡り合わせの悪さ・・・。
おばちゃんが切り続けるネギの音が一番印象に残ったのよね・・・・。




15:00 山下うどん回避!
テンションが下がったうちらは、次の山下うどんを回避することに。
実はココまで7杯のうどんを食べてかなり腹が苦しくなってたのに、山下うどんまでの距離はわずか5km。
こなれる間もなく到着しちゃいそうだったのよね。
というわけで、その次の「おか泉」へ直接向かうことに。
道中、休憩代わりに寄った「ミスド」で、久しぶりに口にする「うどん以外の食べ物」の美味さに感動wwwww
丸亀城などを横目に、チャリンコは突っ走るのよ。
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16:10 おか泉
これまた今回が初訪問のおか泉
店構えが異様に立派ですよ。
宮川製麺所から11.5kmの距離。
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ここの名物は「冷や天おろし」。
大根おろしが苦手とはいえ、名物と聞けば注文するしかないっしょ~!
で、出てきたのがこれ・・・。
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でかい!でかいよ!先生!
8杯目にこれは強烈だよ!
でもね・・・エビ天が美味すぎ・・・・。
あまりの美味さに、うどんの味が霞んじゃうほど・・・。
これはすげえ!

んで、今回笑っちゃたのが、次郎とあっちゃんは腹が一杯だって言うんで、半玉分である「ちびっこ」を頼んだのね。
そしたらしっかりと、子供向けの「おやつ」が着いて来ちゃって。
で、冷や天おろしと並べた時に、そのでかさが更に際だつわけで。
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んで、もっと凄いのがこのお菓子。
「USA感」と書いて「アメリカン」と読む商品名もえげつないけど、パッケージ裏に書いてある「経済速報」のトンデモ感は半端じゃない!
「経済速報! 今、日本とアメリカの貿易摩擦が、とても重大な問題になっています。そこで菓道の本格アメリカンフライドポテトをたくさん食べて、君達も日本のため、世界のために大きく貢献しよう。何といっても20円で世の中のためになるんだものね!」
なるんだものね!!!!!!!!!!!




18:30 再び高松東港へ
次の店へ向かう前に、その後の風呂の準備をするために出発地である高松東港へ。
おか泉から30kmっていうパンチの効いたロング感もちょっと厳しかったけど、概ね坂のない平地だったからそれほど辛くはなかったかな。
ロッカーから着替えを取り出し、帰りのフェリーの確認をした上で、再び旅立ち。




19:30 うどん本陣 山田家
港から東にある屋島方面へチャリンコをこぎ出したのね。
ところがこれまたEZナビウォークがトンデモルートを引いてくれたのよ。
いや、本来の「徒歩」という観点からだとバッチリなんだろうけど、住宅街の細い道で、しかも車通行がけっこうあるだけに、走りにくいったらありゃしない。
挙げ句の果てに、坂の上にある交差点で急ブレーキを踏んだ車の煽りを受けて、SPDシューズ装着者の洗礼である「立ちごけ」に。
思いっきり転んで右膝を強打したのよね・・・。

さて、うどん本陣山田家
7kmの道のりとは先に書いたように細い曲がりくねった道なのでスピードも出せず、しかもここまで100km以上走ったうちらの前に、さらに坂道が立ちはだかったわけで・・・。
仕方なく登り切った前に現れた、日本料亭風の立派な店構え。
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中庭もやたらと立派で汚いチャリダー風情には入るのを躊躇っちゃうけど、そんなの気にしてられないので飛び込む。
店内は満席だったので、離れを案内されたのね。
名物は「釜ぶっかけ」っていうんで、それに卵黄入りで注文。
この時点で卵は本日6個目・・・。
でも、味は可もなく不可もなくって感じだったわ。
閉店間際だったから、その影響かもしれないけどね。
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20:15 クア温泉屋島
本来なら「やしま健康ランド」へ行く予定だったけど、ロケーション的にまた坂道の行程が予想されることと、やたらと値段が高いことから、本陣山田家の店員さんに「この辺に銭湯はないっすか?」って聞いて教えてもらったのがこのクア温泉屋島
いわゆるスーパー銭湯の類だから入銭料安いし、しかも風呂は広いし、休憩所もあるし、もうバッチリ。
露天風呂での半身浴を中心に、1時間以上入ってたのよ。
で、日焼けに苦しんでたwwwwww

風呂から上がると二回の休憩所へ。
金曜ロードショーの「カリオストロ」を見ながら、いつの間二やら眠っちゃってた。
クラリスの声が心地よすぎですwwwww




23:30 またまた高松東港へ
23時にセットした目覚ましに叩き起こされ、スーパー銭湯をあとにして港へ。
すっかり寝ちゃったせいで、鶴丸へ行く時間が無くなっちゃったよ・・・。
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ライダーの方々の後ろに並び、粛々と乗船時間を待つことに。
今夜は連休前日の晩なので、船内は混雑するだろうなぁって心配しながら。




0:00 乗船
で、乗り込む。
やっぱり夜は寒いねぇ。
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予想通り船内は混雑して、一部の人は廊下にレジャーシートを敷いて寝てたけど、うちらは無事に和室を確保。
一応、土産用のうどんを売店で確保してから眠ることに。
いや、途中の店で土産を買いたかったけど、やっぱり重すぎてチャリンコをこぐのには辛いのよね・・・。




2008年5月3日
4:10 神戸到着
相も変わらず不愉快なジャンボフェリーのテーマで目覚めさせられ、下船。
あっちゃんの駐車場まで見送ってPeugeot207にクロスバイクを乗せる技を見せてもらった後、ジゴロを三宮駅まで見送ることに。
駅でチャリンコをバラして輪行袋に詰め込んだ彼と別れて、いよいよ一人に。




5:20 帰宅の途へ
ここから一人のチャリンコ。
帰宅まではレーパンも要らないでしょって思って、履かずにスタート。
でもね、やっぱり土産用のうどんが重すぎる・・・。
合計で3kg程あるんだもん・・・。
それに四国ではコインロッカーに預けてた荷物も全部背負ってるので、負担がおっきい。
その上、お尻も痛くなってくるわで・・・。

途中でレーパンを履いて、我が家に到着したのは7:00。
30kmの道のりが、これほど辛いとは・・・。
やっぱり荷物の重さって重要ね。
それとペースメーカーが居ると居ないとでは大違いだわ。



というわけで、今回の旅行はオシマイ。
うどん9杯、四国で140km、フェリー乗り場の往復を合わせると200kmという結果に。
それにしても、ちゃんと装備を揃えていったことと、ペダルの回し方を変えたことも影響したのか、お尻に痛みがこれまでの自転車旅行と段違いに良くなったのよ。
これが今後の自信になりそうで嬉しいよ・・・。
by boil-achilles | 2008-05-03 23:59 | 戯れ言 | Comments(0)