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地蔵峠は地獄峠 - サイクルマラソン阿蘇望

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地獄を味わってきました、阿蘇で。
地元のチャリンコ師匠が遙か昔に完走した事から、「いつかは自分も」と思っていた「第15回サイクルマラソン阿蘇望」を。
地獄、マジで地獄。
全ては自分の練習不足が原因だったけどw
「地獄の峠」で話題騒然!4峠、120㎞の超ハードコース」という謳い文句は、伊達じゃなかった。
だって、こんな標高差のコースなんだもん・・・。
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一ヶ月半前にアイマス仲間の@torigara3と砥峰/峰山高原へ登って以来だったのよね。
その日に帰宅して、チャリもそのまま阿蘇の前日まで放置したままだったw
あぁ・・・torigara3765PROレーシングジャージ、かっこいいなぁ・・・。
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そもそも、相変わらずの雨男っぷりが全ての予定を狂わせたのよ。
元々の予定は金曜日の夜中に出発して、代行が美味そうな岡山県で車中泊。
土曜日の昼間には熊本へ到着して、船で雲仙へ渡って雲仙エリアと長崎エリアを制覇した上で、オルベアマンPと晩飯を食い、日曜日の大会に備えるつもりだったのね。

ところが先日まで快晴だったのに、金曜日から阿蘇は豪雨。
昨年も豪雨による災害で中止になって、代わりに観光とアイモバの旅へ出た事を思い出したw
とにかく、金曜日の時点でコースの一部である北阿蘇は通行止め。
土曜日になっても大会の開催が危ぶまれる状態。
ただでさえ往復の交通費が2万円以上かかるってのに、行ってみたら中止ってのは切なすぎるw
事務局の方は参加者の安全の責任を預かる立場にあるから、慎重になるのは仕方ないけどね。
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なんとか開催されそうだったので、午後2時頃に車で出発。
700kmの旅路だったので、高速へ乗る前に給油。
ところが・・・この時に車の屋根へ財布を置いたまま出発しちゃったのでした・・・。
気付いたのは高速に乗ってからw
すぐに次のインターで降りてガソリンスタンドへ引き返したけど見付からず。
結局、高速道路の路肩に落ちてたのでしたw
色んな車に跳ねられまくって、ブライドルレザーがビンテージのレザーになったけどw
小銭以外は無事でしたw
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そんなわけで出発できたのは16時。
下関での晩飯以外はほぼノンストップで走り続け、南阿蘇へ着いたのは0時半。
会場へ入れるのは早朝って事だったけど、ゲートが開いてたので駐車場で朝まで車中泊。
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朝、5時に目覚める。
んで・・・雨が降りまくってる。
降ったりやんだりだけど、降る時はかなり強い雨脚の土砂降り。
これ・・・開催されるのか・・・?
ただでさえ昨年の豪雨で阿蘇は土砂崩れに敏感だし、もちろん復旧も完了してないのに・・・。
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雨の隙間をぬって受付を完了。
どうやら、やるみたいだわ・・・。
ヘルメットにゼッケンシールを貼ったものの、雨が降り続けるのでチャリの準備が出来ない。
仕方なく、車内でエアーを補充するという初体験w
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7時20分、とりあえず雨も小康状態なので開会式へ参加。
一番インパクトがあったのは、76才だかの「なるしまフレンド」の会長がAコースに参加する事かしらw
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開会式が終わるとまた降り出す。
んで、雨宿りしているうちに、50人ずつで区切られた自分のスタート順が過ぎてた様でw
申し込み先着順にゼッケン番号が振られてて、自分は121番だったのよね。
途中の関門で足切りがあるので、早めに出発する方が安心なのですよ。
一つ後ろの組(8時15分)でスタート。
なんかニヤニヤしてるw
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まずは阿蘇山の登山口へ向けて下る。
ってかさ、スタート地点の高地にあるってどういうことだよw
これ、あとで地獄を見る事になるよね。

幸い雨は上がって、曇り空の快適な状態。
いよいよ阿蘇パノラマラインを登り始める。
昨年は車で走ったこの道を。
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おお!
曇ってたって見晴らしは抜群じゃないか!
声がでかい、カレラ乗りのノーマルクランクの兄ちゃんと喋りながら登り続ける。
前には「宇宙戦艦ヤマト」のジャージを着たチャリンコ歴20年のおっちゃんw
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うん、とりあえず脚は回ってる気がする(フラグw)。
気持ちよく登り続ける。
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昨年、地獄温泉へ行く際に道を間違えた標高850メートル付近から、辺りにはガスが立ちこめる。
完全に雲の中w
数メートル先しか見えなくなるほどw
雨が降ってないのは有り難いけど。
そう、さっきも書いたようにスタートしてからは、すっかり雨が上がったのよね。
なのに曇ってはいるから、気温も上がらないのでチャリダーには最適な気候。

もはや何が何やらだけど、草千里(標高1160m)を制覇したのはスタートから1時間15分後のの9時半頃。
この時点では、まだまだ元気。
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ガスってるので下りはノンビリと。
とはいえ、ガスが晴れると見事な風景(もちろん写真を撮る余裕は無い)。
麓まで続くワインディングロードを眺めながらチャリで下る気持ちよさ。
横風が強いので、たまに煽られるけどw

下り終えると竹原牧場で最初のエイド。
実はこういうエイドがあるチャリンコイベントに参加した事が無かったので、ちょっとテンションが上がったw
バナナとオレンジを食いまくって、麦茶を補給しまくって出発。
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次は箱石峠。
周りに居た地元っぽい三人組によると、斜度は大したことないけど、ダラダラとした登りが続くとの事。
しかも、峠を越えたあともアップダウンが続くんだとか。
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この上りはあまり見晴らしが良くなくて、とはいえ昨年の豪雨の被害はいまだ完全復旧してなくて、本当に昨年の旅の時からあまり変わってなかったよ。
はやく完全復旧してほしいねぇ。
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けっこうヘロヘロになりながら、箱石峠(870m)の先にあるチェックポイントに着いたのは10時40分(スタートから2時間25分)。
これまた「通過を示すために署名する」ってイベントも初体験でテンションが上がるものの、既に疲労気味な身体に不安を覚えるw
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聞いてたとおり、少し下った後に再び登って大戸の口(908m)を制覇。
一気に下って農免道路へ入ると、デブの独壇場w
体重が重い分、んでEurusとPro4の転がりがいい分、下りは速いw
おそらく、みんなが安全運転なだけだと思うけどw
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国道325号線へ入ると、みんなで一直線になって平地でのタイムを稼ぐ。
んで、アスペクタへ向かう時に絶望した。
スタートした時に感じたとおり、スタート地点までの登りが苦痛すぎるwwwww
わずか200m弱の標高差とは言え、既に疲れ果てた身体には苦痛すぎる・・・。

しかし、応援に駆けつけてくれたオルベアマンPが待ってる以上、戻らないわけにいかないw
っていうか、スタート地点がチェックポイントなので、戻らないわけにいかないw
腹も減ってるしw
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チェックポイントは徐行するだけでゼッケンナンバーを読んでくれるので、そのまま通過して昼飯会場へ向かう。
71kmを走って12時前に到着(スタートから3時間40分)。
オルベアマンが見えたので「腹減った~~~!昼飯~~!」って叫びながら坂を登ると、「はいはい、こちらですよ」って係員の方に案内されたw
とはいえ、昼食券を車の中へ忘れたので、駐車場まで歩く羽目に・・・。
ついでに、天候も大丈夫っぽいのでヤッケとかを積んだリュックから、ウェストポーチへ変更。

昼飯はオニギリ二つをだご汁
ここはもちろんのこと、エイドやチェックポイントのボランティアの皆様、本当にありがとうございますですよ。
それと、そこらで見掛ける沿道の地元の方の応援も、泣きたくなるほど嬉しい。

バテてるから食べれないってオルベアマンにぼやいてたのに、結局 昼食を完食。
食わなきゃ、後半を乗り切れないしね。
食いながらダベって、予定通り30分ほどで出発。
休憩しすぎて足切りに間に合わないのは切ないし、休憩しすぎると出発したくなくなるw
出発直前に、オルベアマンに変な顔を撮ってもらったw
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さて、次の足切りは俵山での15時半。
とはいえ、ゴール地点でも足切りがあった様な・・・。
しかし、手元のマップにも載ってないし、周りの係員に聞いても分からない。
「17時くらいに戻ってきてもらえれば」って言葉を信じるか。
(一応、16時半ということになってはず)

さて・・・午後の部へ出発したものの、不安しか無い。
既に脚は売り切れ気味で、休憩したからって回復するはずも無く。
なのに、次の地蔵峠が、今回のコースで一番キツイらしい。
標高差600m、平均斜度6%と聞くとたいしたことは無いけど、売り切れてる脚には地獄。
しかも後半は10%、11%の標識が乱立する峠で、最大斜度は15%にもなるらしいよ。
恐ろしすぎる・・・。
ストリートビューで見るとこんな感じ(季節は違うけどw)。
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昼食会場を出ると、すぐに登りは始まる。
んで、予想通りすぐに脚は止まる。
時速6kmほどの速度で進むしかなく、後ろからはどんどん抜かれていく。
しかし、これ以上進めないんだもの・・・。
前半で踏みすぎたせいか、とにかく太股が動かないし力が入らない。
回さなきゃならなかったのに、練習不足で踏みまくったという悪循環・・・。
ペダルを引こうにも、やっぱり太股が動かない・・・。
もはや惰性で走るしか無い・・・。
ほら、背中が伸びてる酷い姿勢で上ってるw
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「地蔵峠は地獄峠」、みんなそう言うけど、それは本当だ。
一本目がここだと随分違っただろうけど、この時点で既に70km/1400mを登った脚にはキツイ。
いや、違うな。
こういう所でこそ、練習量の差が出るんだよ。
ここでへばってる人は、まだまだ練習が足りないんだよ、きっと。
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そこら中で降車して、路肩で休憩する人が現れる。
うちもそうしたいけど、疲労では無く脚の売り切れだから、休憩しても殆ど回復しないもの。
それに、一度降りるとクセになっちゃうしね。

何度もリタイヤと足切りばかりをイメージしながら、ようやく目の前に見えたエイドの姿。
本当にオアシスに見えてくる。
50分かけて僅か8kmを走るという悲しさ。
しかし・・・後ろに見える麓の風景と坂っぷりで、その苦しさが少しは伝わればいいな・・・。
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とにかくバナナとかりんとうを貪る。
んで、5分ほど休憩。
ここで、スタート前に見かけた春香さんジャージの方を発見。

アイドルマスター 天海春香サイクルジャージ 半袖 サイズ:L

あみあみ



地蔵峠の頂上は、まだこの先2km程有るらしい・・・。
しかし、それを越えればとりあえず下りが続くはずだから・・・。
そう思いながら相変わらず一桁の速度で登り続ける・・・。

地蔵峠の頂上には、この先しばらくは下り続けるという警告案内が。
よし!とりあえず下りながら休憩だ!
とはいえ、この後の足切りが怖いので、前後に注意しながらスピードを殺さない様に。
おそらくこの時に本日の最高速度である65.1km/hを記録。
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気持ちよく下った後は県道28号線へ合流。
僅かに上る道を進みながら、頭の中に浮かぶのはクエスチョン。
確か・・・四峠よね・・・?
あと一つなのに、もう目の前には関門がある距離。
ん・・・?四つ目の峠は楽勝なの?
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隣を走る方も初参加で、同じ感想を抱きながら関門となるエイドへ飛び込む。
ここを15時半までに通過しなきゃいけないんだけど、14時20分に到着(スタートから6時間後)。
とりあえず足切りは免れた!
あとはスタート地点へ帰るだけ!
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って思ったら「俵山峠まで、あと9km」の張り紙wwwww
えwwwww
ここって、峠の麓なの・・・?wwwww

仕方ない・・・。
越えなきゃ帰れないんだから、乗り越えなきゃね。
またもや大量のバナナを取って、初めてトイレへ行ってから出発。

バイパスの途中から峠へ向かう脇道へ逸れて、俵山への本格的なヒルムライム開始。
こここそ、元気な時ならなんてことない峠なのに、売り切れどころかお釣りが帰ってきそうな状態の自分には、永遠に続く壁かと思うほどw
しかもここに来て、チェーンが外れるという切なさw
同じ様に完全に死体と化した初参加の方と二人、だべりながら登り続ける。
そうでもしないと、お互いに気力を失いそうになるからw
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目の前にボランティアの人っぽい方が見える。
 「そこ、頂上っすか~?」
叫びながら聞いてみると
 「もう少し先です~!」
って、少しがどれくらいなのか、すげぇ重要wwwww

確かにほんの少しで頂上へ。
15時20分、スタートして約7時間で到着。
んで、忘れてたけど、ここにはチェックポイントがあったのね。
署名をしてから、背中に積んでたドラ焼きを補充。
ちょっと長目に休憩。
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ついに、今度こそはゴールへ向かうだけ!
山頂付近の風車に見送られながら峠を下る。
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またもや南阿蘇と阿蘇山の風景を眺めながら下る気持ちよさ。
最高だなぁ・・・もう峠が無いと思うと余計にw
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下りと平地はガンガン攻める。
下り以外はまだまだ突っ走れるぜ。
そりゃそうだろうけどw

某チームジャージを着た女性に引っ張ってもらいながら(ひでぇw)、またもやゴール地点となるアスペクタへの最後の登り。
「これ・・・どう考えても4峠プラス2峠って感じっすよね・・・」ってだべりながらw
もちろん登りでは千切られるw

ラストの登りでまたもやチェーンが外れたけど、ついにゴール!
16時前!一応自分の中の目標というか関門にしていた「スタート時刻から8時間以内」ってのに、ほんとギリギリで間に合ったよ!!!!!(スタートから7時間半)
もう、走らなくていいんだ!
完走できなかったら、来年も挑戦しなきゃ行けないと覚悟してたから・・・。
ゴール地点の芝へ倒れ込む・・・。
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メーター読みで行けば、今日の走行データは次の通り。
 走行距離:121.44km
 走行時間:6時間30分(ってことは、昼飯とエイドの休憩で1時間って事か)
 平均速度:18.6km/h(遅っ)
 獲得標高:2911mこちらのルートラボで引いた情報から) 


しばらく休憩したのち、車へ戻って着替え。
尋常じゃ無いほど汗をかいてる。
曇り空でこれだもの。
晴れて無くて、本当に良かった。
雨が降らずに、本当に良かった。
風景は抜群じゃ無かったけど、その分 天候には恵まれたねぇ。
着替えてる間に、きらりちゃんは阿蘇へ進撃開始w
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閉会式は無く流れ解散なので、大会本部横にある売店のソフトクリームを嘗めてから出発しようとしてたのね。
んで、壁に貼ってあるポスターの、この傾斜っぷりを撮影してたら「ポスター、余ってるから差し上げますよ」ってw
完走記念に、せっかくだから貰ってきたw
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参加賞の中に入浴券があったので、対象の温泉のうちで一番面白そうな「下田城ふれあい温泉駅」。
南阿蘇鉄道の駅でありながら、外観は近くに存在していた城を模していて、しかも温泉が併設されているという欲張りな駅w
ほら、他のチャリダーも来てるね。
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温泉はクセの無いさっぱりした泉質。
面白いことに、駅なので当然列車が到着する。
ちょうど入浴してる時に入線してきたので、窓から眺めてたw
風呂から上がって、ホームを撮ったのがこんな感じ。
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その後、熊本市内で人生三度目の「こむらさき本店」を満喫し、高速に乗ってから福岡県内のSAで車中泊したのでした。
帰宅したのは月曜日の夕方。
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楽しかったなぁ・・・。
んで、地獄だったなぁ・・・。
もう、大会としては走りたくないかもw
のんびりと、やまなみハイウェイと併せて個人的に走ってみたいかな。

うっかりハワイなどへ行っておりました

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意味が分からないかもしれないけど、実際そうなんだからしょうが無いw
ちょっとした事情で行ける事になった上に、向こうでは完全にフリーだし、ちょっとした旅資金まで貰えるってんだから行かないわけも無いわねw
というわけで、現地のチャリンコ事情とか、通信事情とか、アイモバっぷりとか、写真をダラダラ貼ったりとかしますよ。

超長いので、以下に収納

どん底からの再スタート

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未だかつて見た事無いほど、酷い成績だったハムの人ですよ。
こないだの週末は、「伊吹山ドライブウェイヒルクライム」へ参加して参りました。
昨年も参加した伊吹山ヒルクライム、あまりにも見晴らしのいい最高のコースを再び味わうために、行ってまいりました。
しかも今年は、これまでに一度しか開催された事の無い「フルコース」での開催という素晴らしさ。
これまでは除雪が間に合わず11kmのショートコースだったんだけど、今年は暖かくなるのが早かったおかげで、15kmを走って9合目まで登る事が出来るんだよね~。
詳細なルートはこちら~

 距離:14.9km
 標高差:1036m
 ゴール地点標高:1240m
 平均斜度:7.4%


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さて、最初から全力で言い訳なんだけど、実はあの9月の摩周湖下りでホイールのスポークが折れて以降、一切チャリに乗ってないのよね。
正確には正月の小笠原で20kmほどと、一週間前に10km、たったそれだけ。
結局の所、あのトラブルでチャリから遠ざかる事になっちゃったのよ。
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半年チャリに乗らず、半年で体重は増え続け、半年で筋力は衰え、そんな状態で挑んだ本番。
昨年のショートコースは11kmを42分で、前から3割くらいの順位。
同じペースで走れたらフルコースで60分前後ってのが妥当だけど、さすがにそこまで甘くは無いでしょ。
この練習してなさから判断すれば70分以上・・・ってのを覚悟してたのよね・・・。
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あっちゃんを拾って会場へ。
関ヶ原役場に集結した坂バカ2800名。
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タイムを狙うとかそんな次元じゃ無いのは自覚してるから、サドルバッグも付けたまま。
タイヤだって、ツーリングの時のミシュラン Pro4 エンデュランスのままだぜw
あ、セラSMPは愛してるw
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SELLE SMP サドル STRATOS ブラック


ミシュラン PRO4 Endurance プロ4 エンデュランス 700C(622) フォルダブル レッド/700×23C

MICHELIN(ミシュラン)




スタート地点へ移動~。
30代おっさんクラスの行列ですよ。
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伊吹山ドライブウェイの料金所がスタート地点。
ここでスタート時間を待つ。
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一時間で登ろう・・・って思ってたのに・・・。
ここからが地獄だったよ・・・。
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スタート直後は悪くないと思ったのね。
行ける行けるって感じで。
ボッカンボッカン抜きながら進んで行くこと数キロ、あっという間にヘロヘロになって一気にシフトダウンw
そしたらチェーンが落ちたwwwww
内側に外れるとかwwwww
シロ子に乗って、チェーンが外れたのは初めてだよwwwwww

慌てて下車して、チェーンをセット・・・してたら左足が攣ったwwwww
酷すぎだろwwwww
そのままジッとして悶える事30秒、何とか復活したので再スタート。

遅れを取り戻すためにぐいぐい進むんだけど・・・全然走れないwwwww
それどころか、7kmを超えた辺りで完全に沈み始めるwwwww
足、回らねぇwwwww
キツイwwwww

前回のゴール地点である11kmを通過する時には、もう下山したかったwwwww
「あと5km!」って応援してくれる人が居るんだけど、「まだ5kmあるのかよ・・・」って思っちゃったw
前回はここを42分で登ったのに、今日は既に56分wwwww
やっぱり酷すぎるだろwwwww


ここからの5kmが長かった・・・。
いつまでも見えてこないゴール地点、気付けばあっちゃんにも追いつかれちゃうしwwwww
ほら、二人揃ってニヤニヤし過ぎwwwww
後ろには残雪が。
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こういう言い方をすると超失礼だけど、うちは富士山を84分、あっちゃんは120分。
こんなにも差があるはずなのに、あっちゃんが伸びて、うちが沈んでって結果、追いつかれる羽目にwwwww
ここからは二人で並んで登り続ける事に。


ラスト1km、ようやくゴール地点が見え始めたので、意地になって再度踏み始める。
いや、やっぱり全然進まないんだけどwwwww
んで、待望のゴール・・・。
70分どころか、85分とか・・・。
富士山を登るよりも時間が掛かるとか・・・。
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お約束だから山頂で撮ってみた。
山頂と言うよりも、九合目なんだけどね。
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ちびきのピントが合わなさ過ぎです
ひでぇw
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みんなチャリンコを置いて、配られるバナナとミルクティーの行列に並ぶw
晴れてるとは言え、さすがに山頂は気温が低いから、ミルクティーは最高~~。
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下りは超寒いので、冬装備に着替えて下山開始。
伊吹山の醍醐味は、下りの眺望。
とにかく素晴らしい眺めを満喫しながら、ノンビリと1000mを下るw
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あ、いつも通り765プロのジャンパーで下ってますよ。
下りは楽しそうだなwwwwww
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という感じでした。
本当に酷いタイム、酷い成績。
あ、順位は前から8割、というか後ろから2割という酷さwwwww
んむ、やっぱり登りは実力がハッキリ出るねぇ。
半年のサボりが、そのまま結果となった感じだね。

うん、ここまで来たら開き直れる。
これが底、ここから這い上がろう。
半年もシロ子を待たせたんだから、ここからもう一度始めよう。
9月の乗鞍岳へ向けて。
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神戸発 北海道行き再び その23(9日目 9/23 完結編)

【9月23日(日曜日) AM7時】

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●こんな所でとんでも無い人に

※前回はこちら
北海道の最後の夜だというのに、「カイジ」を読んで過ごすという意味の分からなさw
旅人は夜が早いから、既にみんなが就寝したというのに部屋の隅で小さな灯りを点けて読み続ける執念。
馬鹿wwwww
23時にようやく就寝したのでしたw
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しかし・・・このベッドは恐ろしい・・・。
右側の二段目に寝てたんだけど、結構幅が狭いのね。
そのことに不満は全くないんだけど、おそらく寝返りをうった拍子に落ちかけて、隣のベッドをガッと掴みにいったみたいなのよ。
部屋は夜中の二時で真っ暗、しかも寝ぼけた状態。
掴みに行ったんだろうけど、結局は掴めずに、隣で寝てる人を思いっ切り殴ったのでしたwwwww
ひでぇwwwwww

さらに3時半、枕元に置いてあったケータイをベッドの下へ落下wwwww
一段目で寝てた人を起こさないように、枕元を漁る不審者wwwww
そのまま4時ファーを待ち代行を期待して1時間粘ったのに、サッパリなのでしたw


7時、これまた旅人しては遅い時間に目覚めて、他のメンツとおはようの挨拶を。
昨晩のうちに干しておいた洗濯物を回収。
うん、いくら気温が下がってきた北海道とはいえ、外に干せばしっかり乾燥してるね。
そして、こんなにも晴れた空が、旅の最後の日を祝ってくれる。
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コーヒーを飲みながら外を眺めてると、目の前の道路の規制情報が。
お!美瑛センチュリーライド2012の二日目、この前を通るのか!
ってか、スタート地点が、この宿のすぐそばなのね。
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間もなくチャリダーの大群が続々と押し寄せてくる。
これはたまんないwwwww
参加したいwwwww
仕方ないから、声を出して応援wwwww
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センチュリーライドって参加したこと無いから、それが当然なのかどうか分からないけど、ゼッケンには各自が書いたニックネームが書いてあるのね。
それを見るのも楽しいwwwww
目の前が交差点と言うこともあって、信号待ちで停まってくれたらよく見える。

そんな中、ひときわ目立つ緑のジャージを着たオッサンが走ってきた。
もちろん、「ガンバレー」って応援してたら信号待ちで停まって、ゼッケンを見てみると「MAX渡辺」って書いてある。
えっ?!
あのMAX渡辺氏
MaxFactoryの?!!
え~っと分かりやすく言えば、Figmaを作ってるメーカーの社長さんですw
もうちょっとコアな人向けに言うなら、「MAX塗り」のMAX渡辺氏ですwwwww
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思わず駆け寄って「マックスファクトリーのMAX渡辺さんですか?!」って聞いちゃった!
 渡「はいw」
 公「ふおおおおお!大ファンです!」
 渡「ありがとうございます!」
渡辺氏自ら握手を差し出してくれる。
写真も快諾してくれた、そんな氏の素敵な勇姿はこちら。
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しかし・・・フレームがAMANDAとは・・・。
んで、BOLA ULTRA2を履いているのはさすが・・・。
そして・・・なんとカンパの電動電動コンポ「スーパーレコードEPS」を実装している・・・。
え~っと・・・計算したくないです、このチャリにいくら注ぎ込まれているか・・・。

カンパニョーロ BORA ULTRA TWO カンパ用 チューブラー 前後セット

カンパニョーロ




それからもしばらく応援を続けて、列が途切れたところでライダーハウスへ戻る。
あ!
昨日お会いしたたろPが代行を投げてくれたのに、全然気付いてなかった・・・。


八戸のライダーと、旅について延々と語りつづけるんだけど。
彼もどっちかって言うと道の駅で野宿派らしいんだけど、道の駅で車中泊しているキャンピングカーが嫌いらしいwwwww
特に定年後に旅をしている壮年夫婦のキャンピングカーが嫌いらしいwwwww
野宿している自分を見下してるように感じるんだってwwwww
以前、そんな風に言われたことがあったんだって。

う~ん・・・自分はそう思わないけどなぁ・・・。
初めての野宿の日、キャンピングカーの夫婦に優しくしてもらったからだけどw
やっぱり、第一印象って大事よね。







●帰路

帰るか。
今回はこれまで以上に無計画で、これまで以上にトラブルだらけだったからこそ、非日常すぎて現実復帰できそうにないけど。
ってか、明日の朝には出社しないと行けないとか、もはや意味が分からんwwwww
いま、髭ボーボーで、何の因果か歩きと電車で旅してて、ザック一つで歩いてて、500円のライダーハウスを満喫してて、なのに24時間後にはスーツ来て出社してるとかwwwww
この世は一体どうなってんだwwwww
ってか、うちの生き方ってどうなってんだwwwww


ライダーハウスのみんな(といって、今居るのは3人だけw)に別れを告げて、バッグを担いで歩き出す。
いつかまた来よう。
今度はチャリに乗って。
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振り返ることなく、駅まで歩く。
んむ、やっぱり遠いぞwwwww
んで、陽が昇るとやっぱり暑いぞ、今年の北海道wwwww
歩くだけで汗をかくぞwwwww



美瑛駅にはソフトクリームスタンドが併設されてる。
昨日も書いたように、建物に書かれた創業年の表記が可愛いよねw
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そういや、北海道に来たと言うのに、まともなソフトクリームを食ってないや。
唯一、あの摩周湖のてっぺんで舐めた摩周ブルーなソフトクリームだけだわw
よし、まともなソフトクリームをいただこう!
「美瑛牛乳ソフトクリーム」と、「千代田ファームのジャージ牛プレミアムソフト」の二種。
う~ん・・・やはりプレミアムか!
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ぬはっ!
うめっ!
ここで食っておかないと、北海道での忘れ物になるところだったwwwww


さて、旭川空港へは電車じゃなくてバスで行くのよね。
バスの出発時間まではまだあるから、どうしようかなぁ。
そうだ、旅の終わりに駅の周りの風景でも撮っておこうか。

美瑛駅の駅舎はやっぱり可愛い。
んで、植えられた花も可愛いwwwww
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陸橋から南を眺める。
ほら、単線が駅の直前で複線になってるね。
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北を眺めると、何て言うかジオラマっぽく見えちゃう。
雲がおっきいねぇ。
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またノロッコ号が入ってきた!!!!!!!
写真だ!!!!
写真を撮ろう!!!!!
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楽しいねぇ。
んじゃ、バス停でノンビリと待つとしますか。
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ふらのバス「ラベンダー号」は、美瑛駅から旭川空港まで15分ほど。
料金は360円。
ほら、お手軽でしょ。
あ、到着到着。
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国道237号線を走ってると、昨日は行けなかった「ぜるぶの丘」に花が溢れてる。
うん、最後まで美瑛っぽいw
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11時、あっという間に旭川空港へ到着。
旭川空港、でけぇ!
むっちゃでかいやん!!
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空港の端にも丘があるのね。
まだまだ出発まで時間があるから、ちょっと行ってみよ。
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丘の上には、沢山の花が。
昨日からずっとずっと、花に囲まれてる気がするね。
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んじゃ、お土産を探すか。
っと、その前に・・・最後の札幌クラシックをいただきまっす!
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職場には数が取れるお菓子で、呑み仲間には日本酒で。
シェフには「帯広豚丼のタレ」にした!
しかし・・・「ぱりぱりっ娘」の萌え無さと、チーズ帆立の存在感が半端無い・・・。
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12時40分、スカイマーク964便で北海道を発つ。
長かった、色々とドラマがありすぎた今年の「試される大地」。
どの旅も思い出深いけど、ちょっと今回は尋常じゃなかったからw
機上で振り返っても、振り返りきれないほどwwwww
そんなことを思いながら関空へ到着し、iPhone5を求める旅が始まったのでしたw
おしまい。
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北海道での取得済みエリア(色づいたところが今回の取得エリア)
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【新規エリア制覇数】
 北海道:10エリア(38%)
 青森:1エリア(33%)
 岩手:1エリア(33%)
 宮城:2エリア(50%)
 福島:1エリア(75%)
 茨城:4エリア(赤100%)
 東京:18エリア(95%)

【プロデューサーランク】
 超売れっ子プロデューサー(364エリア)
   → アイドルマスター(401エリア)




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北海道での移動距離:1045.69km(車、電車含む)

北海道での走行距離:551.79km(チャリンコのみ)

北海道での獲得標高:2905m(チャリンコのみ)

北海道での走行時間:約28時間(チャリンコのみ)




今回のまとめページはこちら

神戸発 北海道行き再び その22(8日目 9/22 美瑛の丘に夕日が沈む編)

【9月22日(土曜日) PM2時】

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●美瑛に来てもチャリ

美瑛駅構内にも、駅前にある観光協会にも、気になるポスターが貼ってある。
そう、今日明日は「美瑛センチュリーライド2012」が開催されてるらしいのよ。
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センチュリーライドってのは、100マイル(160km)をツーリングするチャリンコイベントね。
レースじゃなく、みんなで100マイルを走りきろうっていうイベント。
美瑛センチュリーライドの場合は、初日が60km、二日目が100km。
あの美瑛の丘をサイクリングするなんて、とてつもなく気持ちいいだろうなぁ・・・。
しかも今日はむっちゃ天気がいいし、最高だねぇ。
実際、駅前ではチャリダーをたくさん見かける。
60kmコースのゴールが駅の裏側だからね。


のらりくらりと歩いて、ライダーハウスを目指す。
ぬ・・・駅に限らず、美瑛駅前の商店街は可愛い建物が多いなぁ。
んでね、建物にはこうやって西暦が記されてる。
それぞれの創業年数らしいよ。
派出所は創業年とは違うだろうけどwwwww
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近いと聞いてたけど、思ってたより遠かったライダーハウス(1.7km)までの道のり。
今夜は「ライダーハウス 蜂の宿」。
素泊まり500円、隣の居酒屋で1500円以上食事すると宿泊費はタダになるのよ。
んむ、見た目のインパクトは抜群だわwwwww
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表でくつろいでる人が数名。
「こんちゃーっす!」って声を掛けてみたよ。
宿泊客なのか、宿の人なのか分からないってのも、ライダーハウスのお約束だよねw
「マスターはツーリングに行ったよ」って、客だったかwwwww
荷物だけ置かせてもらって、散歩に出掛けようかな。
「マスターが帰ってきたら、伝えとくよ」って言ってくれたので、安心して出発。





●YUKIちゃんの手は暖かかった

目指すは勿論、美瑛の丘めぐり。
駅の反対側に広がってるから、またもや沢山歩かなきゃいけないんだけどね。
踏切を渡るよ~。
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国道237号線も渡って、いよいよ丘めぐりスタート。
周りにはレンタサイクルで丘を登る人たちが。
そうだねぇ、丘だけに坂が多いから、電動自転車のが楽かもね。
あとは車とかバイクとか。
歩いてる人は殆ど居ないな・・・。
さすがに広すぎるからね・・・。
まさにパッチワークの丘と言いたくなる航空写真でしょw
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丘を登り始めると、広がる空。
色は違うけど、WindowsXPの「例の壁紙」みたいですw
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よく見てみると、飛行機が旭川空港へ着陸しようとしてる。
明日はあそこから帰るのか・・・。
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ちょっと高いところへ上がって振り返ってみると、大雪山や富良野岳連峰が。
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最初に目指したのは「ケンとメリーの木」。
美瑛の丘でも一番有名な木かもね。
遠目から既に絵になるもの。
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あ、元ネタは有名なこちらのCM。
って、自分はリアルタイムで観たこと無いけどw
3:32からの「地図のない旅編」が、この木の出てくるバージョンね。



近付くと、そのデカさが意外に感じちゃうほど、そびえ立ってる。
んで、なぜかカップルの記念写真みたいになっちゃったw
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んじゃ、次はどっちへ向かおうかなぁ。
そうだ、親子の木を見に行ってみようか。


3km超の道をてくてく歩く。
ケンメリの木ではあんなにも観光客が溢れてたのに、この道は全く人気が無い。
みんな、ケンメリの側にあった道を走ってるからなのかなぁ。
とにかく車もバイクもチャリも居ない。
おかげでのんびりと歩けるんだけどね。
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この時期になると、畑は収穫を終えているところが多く、土が出た風景になっちゃうことが多い。
だから、イメージしてる美瑛の風景とは少し違っちゃうかな。
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それでもやっぱり気持ちよすぎる風景が広がる。
丘があるからこそ、空の広さを実感できるってのは不思議なもんだねぇ。
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ほら、この空は誰にだって何処にだって平等なはずだけど、やっぱりココでしか見れないとも思う。
だからこそ、みんなココまでくるのかもね。
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丘と言えばJUDY AND MARYの「Hello! Orange Sunshine」のPVを思い出すのです。
そんな人、他にもいるよね?




延々と歩き続けること約1時間、ようやく親子の木へ近付いてきた。
この丘を登れば待ってるはず。
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丘を登ればたくさんの車が路駐してる。
やっぱりみんな反対の道から来たのか。
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親子の木へ近付いて分かったw
この木、近くで見てもサッパリだw
そう言った意味じゃ、確かに向こうの道路から離れて見るのが正解だわねw
仕方ないから、15年ほど前の写真でお茶を濁しますかw
当時の愛車のマチコさんと、友人達が写り込んでるけどw
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●夏の終わり

時刻は16時半、そろそろ引き返さなきゃ、陽が沈むと冷えちゃう。
ライダーハウスまでは6kmあるからさ。
せっかくだから、来る途中にあった「北西の丘」へ寄って帰りたいので、来た道を戻るか。
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日が傾いて、影が長く伸びる。
んむ、たまには自分の影でもw
今回はチャリに乗りながら、自分の影を撮ってなかったし。
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見上げれば、すっかり秋色になった空へ高度を上げていく飛行機。
ほとんど見えないだろうけどw
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17時前、北西の丘へ到着。
ここは丘めぐりのスタート地点的な場所にあって、案内所もあるのよね。
展望台から望む富良野岳連峰。
今日はあの裏側から電車に乗ってやってきたんだよなぁ・・・。
不思議な感じがするよなぁ・・・。
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夕日が丘を不思議な色に染めてくれる。
うん、綺麗だね。
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西を向けば沈む夕日。
さすがに逆光で真っ黒になっちゃったけど。
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帰ろう帰ろう。
ホントに陽が沈んじゃうから。
あ、白樺だ。
「小枝」だw
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●鉄分の宿

ライダーハウスへ戻ったのは17時半。
マスターも帰ってきてたので、挨拶を。
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マスターは若くて、すげぇ人当たりのいい人。
ベッドを割り振ってくれて、枕カバーやシーツを用意してくれる。
ってか、この手作り感溢れる二段ベッドwwwww
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晩飯、どうしよっかなぁ・・・。
風呂もどうしよっかなぁ・・・。
銭湯は遠いんだよなぁ・・・。
サラサラシートで身体を拭いておこうかなぁ・・・。
ホント、ひでぇwwwww
どうやらママチャリを借りれるみたいなんだけどね・・・・。


夕食もどうしよう・・・。
居酒屋で1500円以上ってのもアリだけど、やっぱり贅沢だなぁ・・・。
いや、500円の宿泊費が無料になるなら、実質は1000円か・・・。
でも、セイコーマートで済ましちゃえば、もっと安いしな・・・。
んむ、セイコーマートにしよ。

適当な弁当とツマミとビールを買っても、500円ちょっと。
素晴らしい・・・。
今年こそはセイコーマートの会員カードを作っちゃおうかと思うほど、セイコーマートを愛してるw


さて、このライダーハウスの隣にある居酒屋、列車の車両を使ってるのね。
んで、ライダーハウスには解説が貼ってるある。
それによると、「現存する最古の保険車」らしいのよ。
「保険車」ってなんだろ?
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これに食いついてくれたのが、やっぱりビビさんだったwwwww
さすがは「血液の殆どが鉄分で出来ているP」。
しかし・・・こんな情報は何処に載ってるんだwwwww
少々検索した位じゃ、全く出てこないよwwwww
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宿泊客もバラエティに富んでる。
近所のジャガイモ畑でバイトしながら旅の資金を貯めてる学生(?)とか、八戸から来たライダーとか。

そして、この宿はある意味天国みたいなもん。
物凄い数のマンガ、大量のゲーム機、使い放題の古いPC。
とにかく引きこもれるほどの充実っぷりwwwww
洗濯機を回しながら「カイジ」に手を出したら、止まらなくなったのでしたwwwww


本日の列車移動距離:150km
本日のチャリンコ移動距離:14km
本日の歩いた距離:20km


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神戸発 北海道行き再び その18(7日目 9/21 アイドルマスター編)

【9月21日(金曜日) AM6時】

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●あおちょPの到着

6時、同室のライダーの彼が出発するっていうんで、起きて見送ることに。
既に他のライダーは出発済みで、彼が一番最後。
んむ、やっぱり旅人の朝は早いよね。

今日も抜群の天気。
昨日の無鉄砲な10代の彼は、無事に晴れた摩周湖を見てるだろうなぁって話しながら、同室の彼を見送る。
気をつけて、いい旅を。
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もう一眠りして9時頃に目覚める。
ここ二日間は寝過ぎだなwwwww
さっきは流石に冷えてたけど、この時間になるとそうでもない。
何度も言うけど、今年の北海道の気温はおかしいw

アイモバ仲間のエディさんが今朝から北海道入りしたり、数日前からCoCo@さんが北海道入りしてたりするけど、札幌付近にいるので合流できないw
遠征先でのオフ会ってのにも憧れるんだけどねw

今朝もモーニングを頂いてから、ひたすら輪行袋が届くのを待つだけ。
ライダーハウスの中や前でひたすらw
日本一周中の鹿児島から来たチャリダーが通りかかったので、少し話したりしつつね。
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0円マップを眺めながら、今夜の宿を再度検討する。
今日は帯広まで連れてってもらうとしたら、ライダーハウスはたくさんあるみたいだけど、明日以降のルートを考えると駅前が便利かな。

0円マップ北海道 ’12~’13―ツーリングGO! GO! (SAN-EI MOOK ツーリングGO!GO!ガイドシリーズ)

三栄書房




11時過ぎ、あおちょPから「10分ほどで到着します」と連絡が。
くぅ・・・こんなにも緊張する出会いってのは、何度もオフ会を経験したとはいえ久しぶりのビクビクっぷりだわw
一体、どんな人が現れるんだwwwww
シロコと待ち続ける屈斜路の1ページ。
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ライダーハウスの前で待ってると・・・いいエンジン音を鳴らしながらやってきたのがコレだ!!!!!!
あおちょPのアンチ号に度肝を抜いたwwwww
まさか、痛車が登場するとは思っても見なかったwwwww
運転席から下りてきた好青年(と言っても、うちと似たような年代かw)に安心しつつ、挨拶をw
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●シロコ、先に帰っててね

そろそろ荷物が届くはずの午前が終わるので、一度 郵便局へ確認しに行ってみることに。
Webで荷物を追跡してみると、近くの一番大きな郵便局である美留和は9時に通過してるからね。

郵便局では昨日と同じ二人が出迎えてくれる。
超いい人過ぎる局長さんが「まだ届いてないんですよ・・・。ちょっと状況を確認してみますね!」って、配送の方へ電話してくれることに。
すぐ近くで配送中みたいだったので、先にこちらの局へ寄ってくれるようにお願いしてくれたのでした。
いやぁ、何から何までスミマセン・・・。

郵便局の中で待ってる間に、ツーリング中の爺さんライダーがやってくる。
ズタ袋に宛名札を付けて、そのまま発送を依頼してる。
どうやらこれから帰宅するみたいで、邪魔な荷物を先に発送しようとしてるんだけど、特に箱とかに詰める必要は無いのか・・・。
だったらうちも後ほど、来たときと同じように片一方のサイドバッグを送り返すつもりだったんだけど、箱詰めせずにそのまま送っちゃえ。


無事に荷物を受け取って、ライダーハウスへ戻る。
ようやく動き出すことが出来るよw
荷物から取り出したスニーカーに安心したのが、自分でも意外だったw
靴って大地を踏みしめる道具だからこそ、旅人には物理的にも心理的にも大事なのかも。

そして輪行袋、「超速FIVEストロンガー」。
ライダーハウスのお父さんに要らない段ボールをもらって、プチプチとガムテープを使って補強しながら輪行袋へ詰めていく。

オーストリッチ 輪行袋 超速FIVE ストロンガー (車輪カバー付)

オーストリッチ



一番不安なのがホイールなんだけど、もうヤマト便を信じるしかないわ。
自分が出来る精一杯の補強をやった上で、ホイールケースに入れてから、ランチパックみたいに段ボールで挟む。
そう、シロコがイギリスから配送されて来た時と同じように。
もちろんリヤディレイラーは外した上で、プチプチにくるんでフレームにくくりつける。
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12時半、あおちょPの車へシロコを積み込み、二日間お世話になったライダーハウスを旅立つときが来たよ。
お父さんもお母さんも、わざわざ外へ出てきて見送ってくれる。
本当にありがとうございました。
このライダーハウスの暖かさと居心地の良さ、それに熊さんを始めとした宿泊客のみんなのお陰で、絶望的な状況ですら落ち込むことなく前向きになれたんだよ。
一歩間違えたら足を止めてしまいそうだったこの状況を。
本当に本当にありがとうございました。
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あおちょPに「まずは弟子屈のヤマト運輸まで」ってお願いする。
もちろん、シロコを送り返すために。
問題は「サイクリングヤマト便の知名度が、ヤマトの社員にすら異常に低いこと」だわw
通常商品じゃないだけに、サイクリングヤマト便のタグを付けてても全く意味が通じず、普通の荷物として処理されてしまうことがよくあるらしいのよ。
特にこんな田舎だと、通じるかどうかかなり怪しいよね・・・。
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弟子屈のヤマト運輸には10分ほどで到着。
さっそくチャリを持ち込んで「サイクリングヤマト便でお願いします!」と伝えると、一発で通じた!
おお!杞憂だったか!
担当してくれたオッチャンの話によると、たまに取り扱うことがあるらしいよ。
北海道だけあって、やっぱりツーリングで使う人が居るからかな。

北海道から兵庫県までの発送に、20万円分の保険を付けて送料は4600円。
うん、思ってたより安く済んで良かったw
あとは無事に我が家へ届くと信じたい・・・。
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次は再び屈斜路の郵便局へ。
さっき書いた通り、これから先で使わないチャリンコ関係の荷物をサイドバッグの一つへ詰めて、自宅へ送り返しちゃう。
もう一つのサイドバッグを背負って、この先の旅を続けるんだよ。
ヘルメットは入らなかったので、仕方なくぶら下げて歩くことにしたw
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●美幌峠の緑を覚えてる

よし、出発の準備は整った。
あとは帯広へ向かうだけだよ。
でもその前に、今日はやらなきゃならない儀式がある。

「美幌峠を登ってもらって、そこの道の駅で飯を食いませんか」ってあおちょPにお願い。
チャリンコだと美幌峠を迂回して網走へ抜けるつもりだったけど、車だと最短距離で(笑)。
いや、網走へ行くんじゃなくて、網走/北見/紋別エリアを取りにwwwww
それに、美幌峠から屈斜路湖を眺めてみたかったしね。



美幌峠の標高は480m。
一昨日の摩周湖の方が標高が高かったことに、軽くショックを受けたけどwwwww
ホントにあれは辛かったw

つづら折りの斜面を登り始めると、既に道中で広がる風景が素晴らしい。
斜面の緑地はもちろんのこと、眼下に見下ろす屈斜路湖の眩しさも。
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13時、美幌峠へ到着。
嬉しそうに展望台まで駆け上がっちゃう。
あぁ、やっぱりそうだ。
うちはここへ来たことがある。
この広がる緑に、ハッキリと見覚えがあるもん。
当時、猛ダッシュしてる所を撮った写真があるもんw
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少し前から出始めた雲が残念だけど、それでも上から見下ろす屈斜路湖は美しい。
この湖で2日間を過ごしたんだと思うと、思いは更にひとしおに。
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広がる緑地と、広がる絶景にはしゃぎまくりwwwww
あおちょPに連れてきてもらったっていうシチュエーションも、込みでwwwww
しかし…美空ひばりの『美幌峠』がガンガン掛かってるのは、なんとかならんもんかねwwwww
有名な岬は大抵こうだけど、峠でもwwwww
だから、礼文島のスコトン岬が静かで好きなんだよwwwww


バッシャバシャ写真を撮ったし、風景も満喫したし、昼飯にしようかね。
というわけで、道の駅へ入ってみる。
うちは北見のB級グルメである塩焼きそばを注文。
うん、パリッとした焦げも含めて旨いね。
容赦無いシーフードが素敵wwwww
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あおちょPは豚天に海老の唐揚げまで乗ったスペシャルメニューwwwww
何て名前だっけwwwww
とにかくボリュームが有りそう。
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●「アイドルマスター」

よし、食った。
んじゃ、やるか・・・。
そう、儀式を。

美幌峠は釧路エリアと網走エリアの境界。
道の駅も「グルっとパノラマ 美幌峠」って名乗るほど、見事な見晴らしで、見事にエリアの境界。
こっち側は釧路、向こう側は網走。



代行が無いので自己営業。
いま、積み重ねて来た6ヶ月が、一つの形となる。
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9月21日13時43分、400エリア達成!
ついに「アイドルマスター」へと昇格!
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iPhone版では全国で30~40番目くらいなのかな。
とはいえ、そんなことよりも400エリアにたどり着いた事が何よりも嬉しい。

誰もがきっとそうだろうけど、始めたときにはこんな日が来るなんて、本気では思ってなかった。
辿り着きたいと思ってたけど、辿り着けるとは思ってなかった。
しかも400エリア全て赤で。
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どう考えたって馬鹿馬鹿しい話だろうけど、何と言われようと思いっきり胸を張るよ。
この「アイドルマスター」の称号を誇りに思いながら。
積み重ねた一歩一歩の思い出はもちろんのこと、ここへ来るまでに知り合えたたくさんのアイモバ仲間も、使い古された言葉とはいえ、うちには宝物だ。
ほら、ここにいるあおちょPだって、アイモバが無ければ知り合うことが無かった。
そう、単なる自転車旅行なら、うちは屈斜路湖で詰みだったんだよ。

北海道へ来て良かった。
アイモバをやってて良かった。
アクシデントのあとの最初のエリア制覇が、記念の一歩になって良かった。
達成が旅先でホントに良かった。
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なんて事を言ったものの、実は焦ってた。
ほら、時計を見ると2分ほど進んでるでしょw
報告書画面は、まだ「超売れっ子」でしょw
実は道の駅のレストランは電波状況が悪くて、営業を終わらせても、報告書画面を表示させても、昇格画面が出てこなかったからwwwww

神戸発 北海道行き再び その17(6日目 9/20 まだまだ温泉編)

【9月20日(木曜日)13時50分】

※響ちゃんが一緒に入ってくれなかった前回はこちら

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●和琴半島をぐるりと

すっごい馬鹿馬鹿しい話だけど、野趣溢れ過ぎる温泉に一時間半近く入っていたという真実wwwww
まさに野湯wwwww
それくらい、本当に楽しかったし気持ちよかったんだよwwwww
何よりもこの空間を独り占めっていう状況がね。

14時前、再びロープでよじ登り、ようやく服を着て出発。
これまた再び藪をかき分けて、遊歩道に復帰。

10分ほど歩くと、今度は湖の脇に小屋が見えてくる。
ここは一般的にもよく知られている「和琴温泉 和琴公衆浴場」。
いや、どう見たって怪しい建物でしかないんだけど、さっきの露天風呂を見ちゃうとこんなのは序の口に思えちゃうw
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この温泉は屋内にある。
というよりも、本当に「湯が沸いたところに浴槽を作って、その周りに小屋を造った」って感じだわw
もちろん混浴なんだけど、全く誰も居らず。
湯温は少し熱めだねぇ。
この写真の左上にある板と、さっきの小屋の外の写真右下にある土嚢を使うことで、湖の水を出し入れして湯温を調整するとかwwwww
これまた、大胆すぎる構造wwwww
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さっきの野湯で散々満喫したから、ここはいいかな。
ってなわけで、一通り見終わったら出発。
この先は、もう遊歩道のおしまい。
というかスタート地点に戻って来ちゃったよ。
半島の入り口に。

しかし・・・改めて屈斜路湖を内側から眺めてみると、同じカルデラだというのに、こないだ行った阿蘇とは全然違うなぁ。
外輪山の雰囲気が、阿蘇のはブワーッと迫ってくる感じのダイナミックさがあるのに対して、屈斜路湖のは優しく包み込む感じ。
もちろん標高の違いや湖の有無があるにしろ。
この夏は、北海道で屈斜路湖のカルデラを味わい、九州で阿蘇のカルデラを味わうという、本当に贅沢な経験が出来たよ。
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んで、屈斜路湖の水の透明感が、当たり前に思えてくる贅沢感。
水の美しさも阿蘇と同じだということは、自然の豊富さはもちろんのこと、カルデラを作っている火山質の地質が綺麗な水を生み出すのかな?
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再びカヌー方面に目をやると、「魔王が出現する雲」みたいになってきててワロタwwwww
明らかに死亡フラグですw
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一方で反対に目をやると、ウインドサーフィンが優雅w
なんという天国と地獄w
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14時半、再び「いももち」を買った売店へ戻り、温泉の感想をおばちゃんと話しながらドリンクを買う。
3時間半も和琴半島を楽しめたことを、本当に嬉しく思うなぁ。
改めて、アクシデントから始まったこの偶然の1日に、不思議な感謝を誰かに述べるしかない。
うん、そうだね。
頑張ってくれたシロコに感謝だよね。






●釧路川が生まれる場所と、二度目のコタン温泉

さて、まだ今日を終わらせるにはずいぶんと時間が早い。
さっき遊歩道を歩いてる間に、MADAOさんに教えてもらったのが、昨日見た釧路湿原を流れる釧路川の源流が、この屈斜路湖ってこと。
だったら「釧路川が生まれる場所」を見に行こうじゃない。
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その地点は昨晩行ったコタン温泉のすぐ近く。
つまり、和琴半島から見てライダーハウスの反対側になるのよ。
ま、まだまだ時間はあるし、のんびり歩こうかね。
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野壺にはまった思い出をみんなと語りつつ、「デレラジ」を聴きつつ、畑の中を歩く。
こんな平日、完全におかしいw
6kmを1時間半ほど掛けながら歩いて、釧路川の源流へたどり着いたのは16時前。

こちら側が屈斜路湖。
ここから足元の橋を通って、釧路川がスタートするのよ。
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こちら側が生まれたての釧路川。
ここから釧路湿原を通って、太平洋へ流れ込むのよね。
ここからカヌーで下る人も居るんだとか。
ほぼ、昨日 釧路からここまで走ったルートと平行して、海まで流れていくのよね。
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うし、んじゃ、コタン温泉もついでに行くか。
昨晩は満天の星空の代わりに、温泉のシチュエーションを理解できなかったからw


おお!昨日の温泉、こんな所だったのか!
確かに屈斜路湖の真横にあるな!
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脱衣場はこんな感じ。
一応、男女別ですw
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温泉と湖の間には3mくらいの芝(?)があって、そこでは身体が洗えるのね。
とはいえ、やっぱりこうやって見ると、湖と繋がってるように見えるw
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和琴温泉の野湯と違って、こちらはキチンと管理されている(すぐ横の民芸品店のオヤジさんが管理してる)ので、とっても綺麗。
ちょっと有名すぎるから、女の子は入りにくいかもしれないけどね。
真ん中の岩で区切られてるだけだから、ほとんど混浴みたいなもんだし。
ちなみに冬になると飛来した白鳥が、暖かさを求めて温泉の近くに集まってくるらしいよ。

湖に映る夕日を眺めたかったんだけど、ちょっと雲が出てきて見れなかったね。
なんとか夕焼けが見えたくらいかな。
あ、前に見えてる島っぽいのが、さっきまで居た和琴半島です。
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30分ほど温泉を満喫して、そろそろライダーハウスへ戻ろうかな。
って、服を着て出発しようとしたら、熊さんが今日のツーリングを終えたようで、そのままバイクに跨がってコタン温泉に到着。
手を振ったら一瞬気付かなかったみたいで、ビックリしてた(笑)。
曰く、「余りにも雰囲気が地元の人っぽいから、全然分かんなかったよ」だってwwwww


再びてくてく歩いてライダーハウスへ戻ったのは17時半。
出発から7時間半、19㎞の散歩でしたwwwww
いやぁ、楽しかったなぁ。






●鹿肉ロップ、激うま!

ライダーハウスへ戻ると、今夜の宿泊客が続々と集まってくる。
って言っても、うちと熊さん以外に、ライダーが3名。

今夜は何を食おうかなぁ。
ワンコインメニューもいいけど、今夜は北海道っぽいものを食うか!
よし!鹿肉ロップだ!

読んで字のごとく、エスカロップの鹿肉版。
エスカロップってのは根室のB級グルメ。
豚カツやポークカツレツを、ケチャップライスやバターライスの上に掛けてドミグラスソースを掛けたメニュー。
今夜はその代わりに鹿肉が乗ってるのです。
このライダーハウスは、鹿肉メニューが名物なんだよね。
見た目通り、むちゃくちゃ美味い!!!!!
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今夜も旅人同士の話は盛り上がる。
いや、昨晩は大事件の真っ最中だったから、旅そのものの話で盛り上がるのは2日ぶりかw
うちはいかに今日の和琴半島が楽しかったってのを語りまくりw
「あの野湯は、普通見付けられないだろ! 行けてラッキーやったね」って熊さんが言ってくれたのが嬉しいねぇ。

今日のライダーのうち、一番若い10代の彼が色んな意味で大物過ぎるw
熊本から自走で北海道までやってきたんだけど、北海道まで来ておいて「知床半島」を知らないとか、「襟裳岬と宗谷岬の距離感がおかしい」とかw
とにかく「バイクに乗って来ては見たものの、北海道のことが全然分からないw」って状態w

ライダーはもちろんのこと旅人にとっても、北海道における知床半島って「目指す場所」でしょw
「宗谷岬は辿り着くために行く場所、知床半島は北海道を感じるために行く場所」でしょw
「熊本に住んでて「阿蘇」を知らないくらいやばいよ、それwwwww」って、みんなでツッコミまくってたw

んで、帰りも自走で戻るから体力的に辛いなぁって言うから、「せめてフェリーで敦賀まで戻りなよ。ガス代や高速代を考えると決して高くは無いと思うよ」って話すと「そんな便利な物があるんですか!!!」ってw
本当に色々と新鮮だったw
いや、だからこそ、これから見る物全てが初体験だと思うと、羨ましくもあるんだよ。


いつまでもいつまでも話は止まらないけど、みんな明日は早いので22時には解散。
今夜は別のライダー(埼玉だっけ)の彼と二人部屋。
布団に入りながらメールを打ちつつ、明日からの展開に不安とワクワクを感じながら眠りに落ちたのでした。
オヤスミナサイマセ。


本日の散歩距離:19.7km
本日の散歩時間:7:30


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神戸発 北海道行き再び その16(6日目 9/20 行きやすい屈斜路の秘湯編)

【9月20日(木曜日) 午前8時】

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●屈斜路郵便局の局長は超いい人

早起きしなくていいというのは、理由が悲しくったって、やっぱり嬉しい。
昨晩はあおちょPへの連絡事項を打ちながら寝落ちするという、「恋に恋する状態」みたいにiPhoneを握りながら眠っちゃってたw
慌てて返信して、二度寝する幸せ。


8時に目覚めて、郵便局の「お客様サービスセンター」へ電話。
自分から自分宛へ郵便局留めで送った荷物を、違う郵便局へ転送できるかどうか、その際にはどんな手続きが必要なのかってのを確認。
「お送りになったのは、お客様自身なんですね?その場合は転送ではなく『宛名変更』となるため、この電話では受付できません。近くの郵便局の窓口で申請してください。お急ぎと言うことであれば、書類をすぐにFAXで送るように局員へ伝えてみてください」って言われる。
ん・・・?
なんだかよく分からないけど、転送じゃないとはいえ、送れるって事かな?


そのまま一階へ下りていくと、熊さんが既に起きてた。
んで、200円のモーニングを頂いてたので、うちも注文。
「やっぱり、チャリは諦めますわ。とりあえず、輪行袋を旭川から屈斜路まで転送してもらって、送り返すことにします」、熊さんにそう告げると「それがいいよ」って。
北見へ走る熊さんを見送って、うちは屈斜路郵便局まで散歩。
ライダーハウスから100mほどの場所にあるからw


ライダーは椅子の壁には、荷物を下ろして休憩中のシロコ。
折れたスポークが痛々しいねぇ。
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しかし・・・昨日とは打って変わって、抜群の青空。
正面は美幌峠方面ね。
これだけ晴れてると、摩周湖も霧は無いかもねぇ。
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屈斜路郵便局は、いわゆる田舎の郵便局。
近所の人々にとっては「郵便局兼銀行兼保険屋」という位置づけであり、お互いに顔を覚えるくらいの距離感みたいな。
そんなちっさな郵便局は、局長と一名の局員だけ。

うちと同年代っぽいパワフルな感じの局長に事情を話して、電話の内容も伝えたのね。
「『宛名変更』って言われました?」、局長が少し困った顔をする。
数年前に処理をしたことあるみたいだけど、困ってるのはそういうことじゃないみたい。
「確か・・・手数料として550円掛かったような・・・。なんで受取人もご本人なのに、転送扱いできないんだろ?転送だと無料なのに」っていう至極当然の疑問を、こちら側の立場に立って考えてくれるのね。
んで、そこら中に掛け合ってくれて、出た結論はこちら。
・例え本人であっても、一度も配送されていない物(=郵便局留め)は受取人として転送出来ない
・通常は不在通知等があって転送されるからである
・結果的に差出人側で「宛先変更」として処理するしかない
・民営化した際に、「宛先変更」の手数料も無料になった

ということで色々と調べていただいたけど、宛名変更であっても無料で転送できることを確認。
急いで処理していただくことにしたのね。
朝の電話で聞いたとおり、FAXで旭川東郵便局へ送信していただいて。

とはいえ、「一便」は夜中だか早朝だかに既に出発しているため、今からだと二便になるらしいのよ。
確かに旭川を午前に出せば、屈斜路へ翌日午前に着くことになってるけど、二便だとそれはハッキリ言えない、とのこと。
そりゃ困るけど、どうしようもないもんね。
「こちらの局へ転送されましたら、携帯電話へご連絡します。他にも困ったことがありましたら、この番号へ連絡してください。営業時間外の時にはこちらで」と、携帯電話の番号を書いた名刺をくれると言った、過剰過ぎるほど親切にしてくれる。
本当に嬉しいなぁ・・・旅先の優しさは心に染みるねぇ。





●本日の探検プラン

ライダーハウスへ戻って、今日一日どうしようかなぁって考える。
いや、屈斜路湖観光するしか無いけどwwwww
ライダーハウスのお父さんに「屈斜路湖を歩いて観光するなら、どの辺がいいっすかねぇ」って相談してみると、「砂湯の温泉にはいるか、和琴半島を一周するかかなぁ。砂湯は歩いてだと遠いねぇ。和琴半島は遊歩道があって、一周2kmくらいだし、温泉もあるし。」って教えてくれたのね。
んじゃ、和琴半島にするかね。
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ところで今更ですが、相変わらず服は一着しかない状態だし、靴はチャリシューズとサンダルしかないのよ。
服は昨晩洗濯したけど、靴は荷物を受け取るまでどうしようもないもの。
ライダーハウスのサンダルの方が少しマシなので、さっきの郵便局もこれで行ってたんだけど。
「お父さん、このサンダル、今日一日借りてていい?」って聞いてみたら、「そんなんじゃ遊歩道を歩くのは大変だから、これを履いて行きなさいよ」って、古いゴム系のビジネスシューズみたいなのを貸してくれたのね。
うん、明らかにおかしな格好だけど、一日歩くなら絶対にこっちの方がいいもん。
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「土産物屋は少しだけあるけど、それ以外にはお店も何もないから、食べるものと飲み物を隣の商店で買っていく方がいいよ」って言われたので、田舎にはお馴染みな感じの食料品から日用品まで売ってる超ちっちゃい商店でパンと水を購入して出発したのは10時。
国道を少し歩いてから湖側の内陸へ入って、畑の中をノンビリ歩く。

んむ、こんなにノンビリする時間がくるなんて、旅の最初の時には想像すらしてなかったもんね。
ひたすらペダルを回す旅ばっかりだから。
もちろんそれが目的だしポイントポイントでの観光もしてるから、その旅のスタイルを変えるつもりは無いんだけど、変わらざるを得なかったこの旅だって楽しいもんだなぁ。
結局の所、旅の楽しみ方は無数にあるってのを、あらためて実感してるってことかもw
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わずか2kmほどを50分も掛けて歩くというあり得ないペースで贅沢な時間を実感しながら、国道から湖へ入る道へ到達。
9月というのに相変わらず暑すぎる今年の北海道は、やっぱり異常。
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半島の根本に到着すると、確かに土産物屋とかライダーハウスとかキャンプ場があるね。
とはいえ、9月の平日だから、賑わってはないけどw
半島へ突入する前に軽く腹ごしらえを。
入っちゃうと、本当に何も無さそうだから。
「いももち」を揚げてもらいながら、お店のおばちゃんと話す。
大体、「芋団子」の場合は塩を掛けて食うと思うんだけど、ここのは砂糖醤油を塗るみたい。
ボリュームもあって、とっても美味しいよ。
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ようやく屈斜路湖を目にすることが出来た。
ライダーハウスの裏手がすぐに湖なんだけど、木が生えてるから見通しは良くなかったのよね。
うん、空の青さと雲の美しさが、湖によく映える。
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砂浜からはカヌーを漕ぎ始める人たちが。
いいなぁ、やってみたいねぇ。
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半島へ渡る一番細い部分には、最初の露天風呂があるのね。
とはいえ、あまりにもあっけらかんとした場所にあるので、さすがにここへ入る勇気はは無いかなw
足を浸けてみると、適度な湯温だったけど。
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いよいよ和琴半島へ突入。まず最初に、神社へお詣りしてから。
んで、外周に設置された遊歩道を、時計回りで歩くことに。
うん・・・確かにサンダルじゃなくて良かったって思うくらい、適度に険しいけどw
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森の間から見える湖面が、奇跡のような美しさを見せたのでパシャリ。
ほら、むちゃむちゃ綺麗に雲が写り込んでるでしょ。
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その写真を見て、北見Pが「美幌峠から見る屈斜路湖も美しい」と言い出す。
くっそぉ・・・どうやって行くって言うんだよwwwww
本当にヒッチハイクをしようかと考えちゃうぜwwwww

確かに美しい湖を、どこかの峠から見た記憶があるんだよ、15年ほど前に。
でも、それが美幌峠かどうか覚えてないなぁ・・・。
(今調べたら、1996年9月15日に美幌峠で撮った写真があったw)





●和琴半島の先で見付けた秘湯

鬱蒼とした遊歩道を歩く。
整備されてるから歩きやすいけど、けっこうアップダウンもあるし、そもそもそれほど観光客が来るわけでも無さそうだから枯れ葉などもたくさんあるのよね。
ふと足元を見ると、蛇が歩いてて焦ったwwwww
田舎の子なのに恐がりですw

あ、そうそう。
和琴半島には北海道でも数少ないミンミンゼミが居るらしいのよ。
確かにミンミンゼミが鳴いてる。
wikiにもミンミンゼミの北限って書かれてるけど、そもそも北海道にはほとんど生息しないらしいよ。
ただ和琴半島は温泉が湧く関係で、生息できる気温をキープできたってことみたい。


半島をグルッと回って、ちょうど先端に着いた頃、木々が途切れて下る階段が現れる。
んで、そこには展望台があるのよ。
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そこから見える湖と、そこを囲む外輪山の原始林と、広がる空と雲のバランス感に息を呑んだ。
うん、美しい景色ってのは今回の旅でもたくさん見てるけど、何て言うんだろ・・・森を抜けてこれが広がってたって言うシチュエーションが、気持ちよさを加速させてるんだと思うんだよね。
この優しい屈斜路湖の湖面も。
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しかし・・・この辺りは異様に硫黄臭い。
それもそのはず、足元や横を見てみると、温泉が湧いて黙々と白煙が上がってるもの。
それどころか、シュウシュウボコボコと温泉の湧く音が聞こえまくってくる。
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特に足元のコレ、何だか露天風呂みたいな岩の囲いまで出来てるように見える。
まさか・・・あそこの温泉へ入れるのか・・・?
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ちょうど足元の湖面にカヌーがす~っとやってきたので、「その辺りって熱いっすかああああああ?!」って叫んで聞いてみた。
「そこからちょっと先へ行ったところに、露天風呂へ下りれる所があるよおおおおおおお!」っていう答えに、もちろんテンションが上がったよ!
アレに入れるの???!!!!
だったら絶対に入りたい!!!!!


しかし・・・再び森となった遊歩道には、そんな湖面へ下りる方向の道なんて見あたらない。
う~ん、この道沿いではないのかなぁ・・・。
歩くこと数分、湖面側に謎の「ベンチ」が見える。
鬱蒼とした藪の下の方に、コンクリで出来たベンチが見える・・・ような気がする。
なんだ・・・あれ・・・?
あそこにベンチがあるって言うことは、何らかの方法であそこへ降りる手段があるって事か・・・?
それともやはり、湖面からカヌーで接近するしかないんだろうか・・・?

そこから100mほど進んだ先に、獣道っぽく「何とか道になってる気がする」程度に湖面側へ下る箇所が見える。
これか・・・?
この道は歩けるのか・・・?
ほら・・・こんな笹だらけの獣道を。
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とりあえず行ってみるか・・・という気持ちで進むと、確かに下ってるし、確かに手前へ戻ってる。
そして、例の「謎のベンチ」へ辿り着いたとき、足元には信じがたい物があった・・・。
これは・・・さっきのとは違うけど、確かに温泉じゃないか・・・。
湯気も上がってるし・・・。
しかし・・・これって単に湖の端っこを岩で囲んだだけだよね・・・。
すっげぇ・・・・・・・・・!
なんだコレ?!
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物凄くテンションが上がったものの、湖畔へ降りるにはあと2m程度の高さを飛び降りるしかない・・・?
飛び降りれない高さではないんだけど、足元が不安定すぎる上に、上がって来れなくなる寂しさもあるしw
周りを見渡すと・・・嘘だろ・・・wwwww
木にロープが括り付けられて、温泉まで垂れ下がってるwwwww
アンチャーテッドかよwwwww
ホント、変な笑い声が漏れたよwwwww
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ロープにつかまりながら温泉まで下りて、湯を触ってみる。
んむ!ちょうどいい湯温だ!
入るぞ!
この平日の真っ昼間12時に、野外でフルチンになるというなかなかあり得ないシチューションに大興奮しながら、とにかく素っ裸になるw
脱ぎ散らかしたパンツが写ってる、温泉側からロープを見上げた写真がこれwwwww
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ちなみに場所的にはこの辺りです。
先端より少し南西側、この後に訪れる共同浴場よりは北側。
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ちょうどこの動画が、上から眺めたところ。
周りの雰囲気や、湖面の近さ(というか一体感)が少しは伝わるかしら。




しかし、このワクワク感はいったい何なんだ?
さっきも書いたように、真っ昼間に野外で素っ裸になっているシチュエーションってのはもちろんだし、クララが言ってくれたように「秘密基地っぽい温泉」というシチュエーションが、このワクワク感を助長してるのかも。
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湯に浸かると、こんな視線になる。
完全に湖と一体化した気分になる。
ちょっとブレちゃってるけどw
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まさに手を伸ばせば湖。
そう、昨晩入ったコタン温泉だってこんなだったかもしれないけど、夜だから何も見えなかったし、何よりも整備された綺麗な場所だった。
ここは「湖のそばにある」じゃなくて「湖の一部を岩で囲んだだけ」。
もう一度言う。
「湖の一部を岩で囲んだだけ」
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温泉は湖底から湧いてるわけじゃなくて、横の岩の辺りから湧いてきてる。
それをこの岩の囲いで溜めている訳ね。
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いやぁ・・・たまんないなぁ・・・。
何度も何度も繰り返すけど、贅沢すぎてニヤニヤするしかないw
釣りをする漁師のボートが少し沖を走ると、その波が温泉へ流れ込んでくるシチュエーションとかもね。
いつまでもずっと入っていたくなる。
iPhoneを握りしめて、みんなに返信したりしながらずっと浸かってたwwwww
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あ、響ちゃんは上から眺めてただけです。
早く入ってくればいいのにw
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神戸発 北海道行き再び その14(5日目 9/19 満天の星空編)

【9月19日(水曜日) 17時半】

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●屈斜路への道のり。

時刻は17時半。
どんどん辺りは暗くなってくる。
国道は適度な道路幅で、路肩をノンビリと走るのにちょうどいい。
交通量も多くはないしね。

とはいえ流石は試される台地。
弟子屈の中心地を過ぎると、もはや農地しかないwwwww
この時間帯に、こんなところで走れなくなったら泣くなwwwww
押して歩くけどねwwwww
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いよいよ陽が沈む。
もちろん街灯なんてない。
こう言うときのための前照灯二本仕様だもん。
HL-EL520の明るさが頼もしいwwwww

キャットアイ(CAT EYE) LEDライト HL-EL520 HL-EL520

キャットアイ(CAT EYE)



稜線の向こう側には、紫がかった空が見える。
よく考えたら、朝の雨模様から考えると、今は降ってなくてホントに良かったなぁ。
降ってたら、確実に心は折れてたなぁ。
(いや、この写真じゃ、何か分かんないだろwwwww)
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そう、こんな状況になってすら、テンションが回復してきたのよwwwww
ベタな言い方をするならば、一人の心細さが解消されたというべきかしら。
少なくとも今行き倒れても、誰かが通報してくれるだろう、みたいなw


18時15分、本日の宿である屈斜路湖の「レストラン&ライダーハウス ぽんと」付近へ辿り着いたのね。
とはいえ、イマイチ場所が分からないwwwww
肝心のGoogleMapにも乗ってないしね。
国道沿いにあるレストランだから分かると思ってたんだけど、それっぽい建物がないまま屈斜路の郵便局までたどり着く。
もしかして・・・郵便局の裏手とか?
いや・・・違うな・・・。
まさか・・・全然違う場所に来ちゃった・・・?


とりあえず電話をしてみると奥さんが出て、「今日はオヤスミしてたから看板の照明を消しちゃってたの。点けるから分かると思いますよ」って。
ホントだ。
振り返ると、照明の付いた看板が見える。
何とか辿り着けた・・・。
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●「ぽんと」での抵抗

一階はまさにレストラン。
レストランというか、軽食というか、喫茶店というか。
とにかく可愛らしい建物で、ライダーハウスという雰囲気は無いよねw
(さっきの写真は公式サイトから引用)
お母さんが出迎えてくれて、先客のライダー二人がレストランのテーブルで話し込んでる。
とりあえずみんなに、「これまでのあらすじ」をお伝えすることにwwwww


ライダーの一人、このライダーハウスを常宿としている「熊さん」が親身になってくれて、「とりあえず19時までに自転車屋へ連絡した方がいい。そうしないと、ほとんどの店が閉まっちゃうから」って言ってくれる。
もちろんそのつもり。
今日中に目処を付けておかないと、どうするにしても明日動きようがないからね。


18時半、あらためてみんなが送ってくれた情報を確認する。
チャリ屋のリンクを送ってくれた人はもちろんんこと、わざわざチャリンコ屋へ電話してくれた人まで居るという幸せ。
うちもチャリ屋を調べまくって、さっそく片っ端から電話。
さらに熊さんへ「この辺りで大きな街って、釧路と網走ですよね?」って確認してみたら「いや、北見の方が網走よりもでかいよ」って回答が。
なんという不吉な名前w
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とにかく電話しまくる。
ホイールだけを持って、釧路か北見か網走まで電車で出て、修理して帰ってくるつもりで。

しかし・・・そもそもスポーツサイクルを扱う店が多くないのよね。
扱ってても、やっぱりカンパのスポークは在庫している店が無い。
そもそも専用品だと言うことを理解していない店もあるしwwwww

また、運が悪いことに、今日明日と札幌でチャリンコメーカーの2013年度モデル新製品展示会が行われているらしく、しっかりした店は主要なスタッフが不在にしていることも多いのよね・・・。
修理が出来ないなら、安いホイールを買ってでも旅を続けようかと思ったけど、それすら在庫してないとか・・・。



「俺、明日は朝から北見のバイク屋へ行くから、北見へ行くなら後ろへ乗せてってやるよ。ヘルメットはマスターに借りればいいだろうし」って熊さんが言ってくれるんだけど、肝心の店が見付からないのよね。
北見の自転車協会の事務局をされている、ホテルの従業員の方にまで電話で相談したけど、やっぱりダメだわ・・・。



19時・・・いよいよタイムアップ。
もう、チャリンコ屋さんは開いてないw
解決策を見いだすことは出来なかった・・・。


このライダーハウスには宿泊者限定のワンコインメニュー(500円)があるのね。
到着してすぐにパスタを注文したんだけど、電話しまくってて食う暇が無くw
「マスター、電子レンジあったよね。これ、あっためてあげて」って、熊さんが言ってくれる。
レストランで作ってもらった料理を、電子レンジで温め直して貰うという前代未聞の事態にも、お父さんは嫌な顔ひとつすることなく。

ようやく落ち着いてパスタを食ってると、熊さんが慰めてくれるw
「安いホイールを買っても、結局帰ったら使い道無いだろ?」ってw
んむ・・・確かにそうなんだけどさ・・・。
やはり・・・チャリ旅は終了か・・・?



あ!忘れてた!
みんなに報告しておかなきゃ!

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●この世の奇跡

20時、パスタを食い終えたら、今夜の宿代と合わせて1500円を支払う。
部屋は二階らしいよ。
今日は一人一部屋貸しきりみたい。
こんなにも綺麗で、布団もあって、しかも一人部屋とか、最高だなぁ。


そういや、このライダーハウスには風呂がない。
お父さんとお母さんが風呂へ行くって言うから、うちも便乗させてもらうことしたよ。
道中も旅の話をしながらね。

車で5分ほど走って、たどり着いたのは屈斜路湖の名物露天風呂である「コタン温泉」の隣にある共同浴場
でも定休日だったw
お父さんが「んじゃ、何年ぶりか分からないけど、露天風呂に入ろうか」ってなわけで、思いがけず露天風呂を味わうことに。
まだこの時点で、イマイチどういうところか分かってないw


屈斜路はド田舎。
この時間になれば、とにかく周りは闇。
車を降りて、雑木の向こうに僅かに見える灯りへ歩き出す。
そこが「コタンの湯」。

しかし、あまりにも真っ暗でシチュエーションがよく分からない。
とりあえず灯りの点いた小さな小屋で脱衣して、温泉へGO!


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息を飲んだ・・・。
まだ目が慣れてないけど、頭上に広がる「有り得ないほど満天の星空」。
凄まじい・・・。
「えっ!何これ!?全部、星!?」なんて、ホントにアホみたいなことを叫ぶしかなく。
「お父さん、ここっていつも、こんなに星が見えるの?」なんて、バカな質問をしちゃうほど。
とにかくとてつもない。

うちの人生において叫び出すほどの星が見えたのは、初めての北海道へ向かった日本海のフェリーの上だった。
それに匹敵するほどの星空は、昨年の礼文島 桃岩荘前での光景だった。
しかし、今夜はそれらを凌駕する量の星空。
どうなってんだ?


その理由はシチュエーションにあったのよ。
このコタン温泉、温泉は屈斜路湖から数メートルの場所に設置されてあるのね。
つまり、目の前は全て湖、遮る物は一切無い。
後ろは雑木林、灯りは一切無い(脱衣場にはあるけど)。
つまり「視界の全てが空で、灯りが一切無く、空には月も無い」という、星好きには夢のようなシチュエーション。
夕方にはまだ残っていた雲も全部晴れ、圧倒的な宇宙が広がるばかり。
星が瞬きまくってる。


これはwikiの画像を引用。
真ん中の岩で仕切られてるだけの混浴w
んで、前にも上にも、視界を遮るものがないこと、少しは通じるかな。
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目が暗闇に慣れたとはいえ、とりあえずどんな状況にあるのか、まだ理解できてない。
とりあえず目の前が湖であることは、目が慣れたから分かったけど・・・。

分かったけど、分からないw
なんだこれ?
こんなに楽しくていいの?
チャリ旅が中座するかもしれないって時に、こんなに楽しくていいの?
いいよね?
いいんだよね?

妙な自問自答を繰り返しつつも、ひたすら視線は天頂に向いたまま。
ここまで来てよかった。
ここまで来れてよかった。
シロコが頑張ってくれてよかった。


温泉と湖の僅かな隙間にある砂利の部分で体を洗い、頭を洗う。
どんどん見えてくる湖の姿。
「向こうの方に少し明かりが見えるでしょ。あれが和琴半島。子供の頃はあそこまで泳いでいったんだよ」ってお父さんが話してくれる。
たまんないなぁ・・・。
今感じてるこの幸せな感情を、どのように表現したらいいのか分からないんだよ。


名残惜しいながらも風呂を上がり、宿へ戻ることに。
って、これまた真っ暗闇過ぎて、車を見失っておろおろする羽目にwwwww
この暗闇の中を、一人になるってのは本当に恐ろしいもんだよwwwww

神戸発 北海道行き再び その13(5日目 9/19 運命の瞬間編)

【9月19日(水曜日) 16時半】

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●憧れていたはずの「霧の摩周湖」

摩周湖第一展望台に辿り着くと、上陸してから初めて見る気がする有料駐車場wwwww
北海道の駐車場で有料なんて、札幌以外では滅多に見ない気がするwwww
そうでもないのかな?

関係ないとは思うけど、一応入口のおっちゃんに「チャリは?」って聞いてみる。
「あっちの端っこに停めてちょうだい」って言われただけ。
というわけで、隅に停めて撮影したのが、前回も掲載したコレ。
ほら、「やよ」と「ちびき」がサドルにぶら下がってるでしよwwwww
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しかし・・・寒い・・・。
残暑の北海道で初めて感じる寒さ。
停まった瞬間は汗だくで空気の冷たさが最高だったけど、あっという間に冷えちゃったwwwww

既に16時半。
あまりノンビリとはしてられない。
まだ九月中旬とは言え、こんな東の地域だから陽が沈むのは早いもんね。
さっそくレストハウスの中へ突入し、裏口から摩周湖を目の当たりにする!



霧の摩周湖って、こういうことか・・・。
これだと湖かどうかすらわかんないなwwwww
これだけで充分、オチになるなwwwww
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展望台から見ても状況は変わるわけもなくwwwww
いいんだ・・・。
これを見に来たんだ・・・。
学生の時には、第3展望台からも、翌日の裏摩周湖展望台からも、晴れてる風景しか見れなかったんだもん・・・。
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確かに見たかったものが見れたから満足なんだけど、風景としては面白いわけがないwwwww
あっという間に飽きちゃったし寒いしwwwww
すぐにレストハウスの中に入っちゃったwwwww

売店で何か食おうか。
んで、寒いと言ってるのに、上陸後で初めてのソフトクリームを買っちゃうバカwwwww
しかもバニラと「摩周ブルー」のミックスなんて、邪道な物をwwwww
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●「運命の瞬間」

下山しよう。
早く屈斜路湖へ行こう。
早く腰を落ち着けたいよ。
距離的にも風向き的にも今日は楽な行程だったけど、最後のヒルクライムで疲れちゃったから。


ここからの行程は楽チンなはず。
国道まではもちろん下りだし、国道から屈斜路湖までも下りか平坦だったはずだから。
距離は約22㎞、下り標高差440m。
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しかし・・・霧で視界が数mという状況ゆえに、下りでもスピードを出すわけにいかず。
対向車との衝突はもちろんのこと、カーブにも気付かずに路肩へ突っ込んでしまいそうだしwwwww
だからこそペダルは一切回さずに、ブレーキを引きまくって。
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車や観光バスがどんどん下ってくる。
その都度、ほとんど止まるような速度で路肩に寄り、追い抜いてもらうことを繰り返すのね。
加速しなくたって、タイヤは勝手に転がるし。




17時15分、下りから7.5㎞。
一直線の地点も後半となり、国道との合流地点へ近付いたときには斜度も緩くなってたのね。
もちろん、もう霧はない。
ちょうどバスに追い抜かれて速度を落としたわけ。
んで、久しぶりにペダルを踏んで二漕ぎしたら・・・。

 パキンッ!

何かが割れた音。

続いて

 シャリーン

金属製の何かが脱落した音。



えっ
何が起きた?
走行に異常がないと言うことは、まさかキャリアがこわれたの?


すぐに停車して、後ろを振り返る。
キャリアを揺らしてもグラグラしないし、特に壊れてる様子もない。
でも確かに音がしたよな・・・。
何か踏んだんだろうか。


何かが落ちた音がした辺りを確認する。
そして、アスファルトの上でそれを見付けた時、戦慄した・・・。
後輪の・・・ホイールのスポークが・・・折れた・・・。
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嘘だろ?
何かを誤って挟んだりしない限り、普通は折れないだろ・・・。

ちょっと待って?
えっ?
今度こそ、旅の途中でオシマイ?
ってか、これからどうしたらいいの?




とにかく落ち着こう。
冷静になって、状況を整理しよう。
場所は摩周湖の下り、YHは過ぎたから、国道の合流まではほんの目の前。

チャリンコは・・・スポークが折れても止まらなかったと言うことは、走れるのかしら・・・?
試しに後輪を回してみると・・・ダメだ・・・回るけどスポークが折れたせいで左右のテンションが変わっちゃって、ホイールが真っ直ぐ回らない。
少し振れて回っちゃうので、しょっちゅうブレーキシューに接触する状態。

通常、ホイール(のリム)とブレーキシューの隙間は数ミリ。
だからホイールが少しでもまっすぐ回らなくなると、ブレーキシューに接触しちゃう。
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今の状態と言えば、ブレーキが掛かりっぱなしになると言うわけではなく、軽く接触する程度。
どちらかと言えば、スポークが折れてさえこの程度の振れであることが、驚きだわね。
幸い、ブレーキアーチを上げてシューの間隔を広げると、全く接触は無くなる。
んで、とりあえずブレーキも効く。
もともと後輪のブレーキは「当てブレーキ」がメインで、止まるためではなく減速するための物だし。


となると…最低限は走れる状態と言うことか…。
あとはこのバランスの崩れたホイールが、重量級の荷物を積んだままで崩壊せずに屈斜路湖まで走ってくれるかどうか・・・。
ホイール側に残った、破断したスポークがチューブを傷付けないか・・・(構造上は有り得ない)。



そうだ。
これからどこへ向かえばいい?
すぐ近くの摩周湖YHに泊まるべき?
それとも国道へ出て、弟子屈で宿を探す?
当初の予定通り、屈斜路湖で行く?

屈斜路湖までは約14㎞、スローペースでも1時間あれば着く。
だったらとりあえず少し走ってみて、行けそうなら屈斜路湖を目指すか。
まだまだ諦められないんだよ、この旅を終わらすなんてことは。


こんなときこそ、人に頼るべきよね。
というわけで投下。
緊急依頼 摩周湖の下りでカンパのエアロスポークが折れました。どこかショップなどをご存知の方、いらっしゃいませんか

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慌てながら簡潔に分かりやすい文章を書くのは難しいwwwww
アホの子が書いた文章みたいになるwwwww
「カンパのエアロスポーク」なんてダサい言い方も、これが一番通じやすいだろうと思ってwwwww
分かる人にはすぐにイメージ出来るし、分からない人には「普通のスポークじゃない」と言うことだけが伝わればいい。
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何度か書いたように、シロコが履いているホイールは、カンパニョーロのユーラス
元々はコルナゴちゃんで最後の鈴鹿サーキットを走るために買ったもの。
で、張ってあるスポークは汎用品じゃなくて専用品なのよね。
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汎用品なら普通のチャリ屋でママチャリのスポークを張ってもらえば、とりあえず何とかなる。
しかし、こいつはそういう訳にもいかない。
ニップル回しも専用だから、テンションを調整してもらうことも出来ない。





●それでもシロコは進む

進もう。
陽が沈む。
というわけで、トラブル発生からここまで3分ほどwwwww
スローペースでスタート。

トップチューブバッグに収納したiPhoneが、しょっちゅう鳴り続ける。
有難いことに返信してくれる人、拡散してくれる人が沢山いるみたい。
走行中だから確認できなかったけど、投下して即RTしてくださったのが、憧れのきつねPでした。



国道まで下り続ける。
とりあえず走行に異常は感じないねぇ。
問題なく走れてるって思うなぁ。
それでもいつトラブるか分かんないし、後ろのブレーキの効きだって少しは弱ってるし、これ以上ホイールに負担を掛けられないので、とにかくスローペースで。
特に段差を避け続けて。


国道までの約1㎞の下りでは、走行に問題なし。
行けそう。
走れそう。


一旦停止して、ようやくiPhoneをチェックし、みんながくれた情報を確認。
この弟子屈にもママチャリ屋っぽいのはあるみたいだけど、さすがにそれじゃ厳しいかな。
んむ、屈斜路湖のライダーハウスまで行って、そこで情報の整理とショップを当たってみるか。

とりあえずみんなに「走れてること」「屈斜路湖へ向かうこと」を報告。
立ち往生してるんじゃないかと心配かける訳にもいかないしね。
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