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ケータイ馬鹿再び

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もう二度と無いと思ってたことを、再び経験したハムの人ですよ。
先週の金曜日、ケータイを新規で2台も契約しました馬鹿ですよ(笑)。


旅行中はケータイスレを覗くこともなかったんだけど、先週木曜日、会社からの帰宅中、久しぶりにXminiスレに行ってみたのね。
そしたらかつてのXmini 0円配布祭りのように、IS01が祭りになってるってのを今更知って(笑)。

IS01と言えば、発表→葬式となったガッカリ端末だけど、その後 実機を触ってみると評価がどんどん上がったという珍しい端末でもあるわけで。
スマホではなくスマートブックというカテゴリを主張する通り、懐かしのシグマリオンポケボーを思い出す形状とサイズ、アンドロイドのバージョンが1.6にも関わらずシャープの独自拡張でマルチタッチにも対応、赤外線やらワンセグやらのガラケー仕様も搭載という、変ガジェット好きにはたまらんグッズだったんだけど。
ちなみに「ガラケー」という呼び方、蔑称としては嫌いだけど、「日本独自」という意味では好きなので使ってる。「フューチャーフォン」って呼び方は負け惜しみっぽくて嫌いw

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祭りになってる理由は単純。
この特殊な形状ゆえ、メイン端末としての需要はないと見たauが「2台目端末」として訴求を行い、その代わりに2台持ちのデメリットである「基本使用料」を「無料にする」っていう「ISデビュー割」ってのを、最初から用意してたのね、
詳しくは次に述べるけど、このおかげで毎月8円で利用することが可能。
さらに端末代金についても、auの決算時期である9月頃から新規契約でもシンプル一括0円(頭金0円、分割なし)で販売する店舗が増え始めたのね。
つまり0円で手に入れて、毎月8円で運用出来るオモチャである、と。
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8円のカラクリは単純。
一番安いプランEシンプル780円(2年縛りの誰でも割適用)とIS NET(ISシリーズのEZWEB契約みたいなの)315円をあわせて1095円。
これがデビュー割で丸々割り引かれるから0円。
ユニバーサル料の8円だけは掛かっちゃうわけ。

もちろんパケット通信や通話料は使えばかかるけど、ポイントはここ。
この端末はSIMカードを抜いても、3G回線での通信以外は、ほぼ全ての機能が使えるのね(au one marketへのアクセスとCメールは不可)。
追記:と思ったら、au oneマーケットもSIMカードを装着してアクセスすると正常に2.0.1へバージョンアップできて、au one IDの登録さえ完了すればそれ以降はSIMを抜いても利用可能でした。

3Gは無くてもWi-Fiは使えるから、無線LAN環境があれば何でも出来る。
無くてもGPSやワンセグや内蔵辞書やカメラも使えるのね。

つまり、フルキー付きの無線LAN端末と割り切れば、こんなに楽しいことは無いよ。
しかも1.6とはいえAndroidOSだから、アプリだって充実してるし。
タダで新しい玩具が貰えるという感覚かな。
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さて、その8円運用のためのデビュー割も、9月末までの契約が必要な時限措置だったのね。
うちが知ったのは先週だから、すっかり過ぎちゃってたわけ。
勿体無いことをしたなぁと思ってたら、割引は12月中旬まで「IS01/02割」と名を変えて続いてた!
だったら乗るっきゃないってなわけで、0円販売の情報収集。
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大手家電ショップやauショップでやっているという情報もあれば、地方によっては全くやってないところもあって、結局のところ、自らの足で調べるしかないわね。
注意すべきは在庫状況。
こんな物好きがたくさん居るせいか、純粋に人気があるのか分かんないけど、IS01は在庫切れや予約販売の店だってあるんだとか。
新規契約でキャッシュバックのある店なんかは、その極致かも。


翌日の金曜日、昼休みを利用して家電ショップとauショップ巡りを。
0円販売なんてどこ吹く風って感じの価格を掲げてる店もあれば、5000円って店も。
そんななか、かつての家電量販店売上ナンバー1という栄光も今や忘れ去られ、ヤマダ電機に買収された星電社で0円販売を発見。
隣にはIS02も0円で。

お姉ちゃんに聞いてみると、01の黒が今日僅かに入荷しただけで、すぐに売り切れる可能性もあると言う。
02の在庫は余裕っぽい。
条件は両機種共に「安心ケータイサポート」を付けることと、01に関してはヤマダ電機のクレカを作ること。
安心ケータイサポートはすぐに外せばいいし、クレカだって無料だから楽勝さ〜。
「auって一人で何回線持てるん?」って聞いてみると、5回線とのこと。
「んじゃ、どっちもちょうだい」って伝えて、お買い上げ完了〜。
キャッシュバックは無いけれど、充電器かmicroSDを付けてくれるって言うんで、一つずつ。
IS01には4GBのmicroSDが付属してくるしね。
面倒ながらも2枚も同じ書類を書いて、いかにガラケーとは違うかっていう説明を時間をかけて聞かされて。
儀式だから仕方ないわね。


さて、それからはすぐにSIMを抜いて、8円運用開始。
先にIS02の話からしようかな。
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間もなくWindowsPhone7端末が発売されるなか、完全に出すタイミングを間違えたWindowsMobile6端末。
IS01と違って全く興味は無かったんだけと、ネタとして、オモチャとして、何ならヤフオクとか白ロム屋へ持っていけばいいと思って買ってみたのね。

で、実際に触ってみると…とにかく「鈍くさい」という印象…。
使いにくさや、設定の分かりにくさ(同じような設定が、色んなところへ散在してるとことか)や、パフォーマンスの悪さが、「いかにもWindows」って言いたくなるな(笑)。
一番大きいところは、「使ってて楽しくないどころか、イライラが募るだけ」ってことかしら(笑)。
青歯を起動すると極端に無線LANが調子悪くなるとか、理屈は分かるけど最悪だな(笑)。
いや、これはWindowsというよりも、東芝のハードウェア的な欠陥か。
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あ、そうそう、IS02は東芝製で、相性は「dynapocket」。
こんな風にdynabookと同じようなロゴが背面に付いてる。
スリープからの復帰にも苛々するし、使いやすくするための東芝独自メニューの存在が余計に混乱を招いてるし、ハードウェアキーボードは数字キーが無い影響で快適さが無いし(でも押しやすいし、何よりもiPhoneとほぼ同じ厚みでキーボードが付いてるってのは偉大。下の写真、左がiPhone4ね)、そもそも入力モードの切り替えからして面倒だし、MSも東芝も「色んなことをやろうとして、全部が裏目に出た」って印象(笑)。
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Windowsモバ6.5.3の目玉である静電容量式タッチパネルへの対応(分かりやすく言えば、専用ペンでの操作から、指での操作になったってこと)も、全体的に「なんだかなぁ…」って感じ。
一番分かりやすいのが、フリック(指で弾いて)でスクロールさせた時の動作。
ノロノロガクガク動きやがって、MSXの8ドットスクロールかよ!って言いたくなる。

そうやなぁ…とにかく「iPhoneに対抗するためにiPhoneっぽくしてみたら、酷いことになった」ってのが、少しだけ触ってみた印象。
だって、楽しくないから触る気がしないんやもん(笑)。
あ、ちなみに今週リリースされたアップデートは適用した上での感想ですとも。
もちろん、使いなれたら感想は変わってくるかもしんないけど、今は使いなれるまで使う気になれない。
使い道が思い付かないw






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一方、本命のIS01だけど、一言で言えば触ってて楽しい!
Android1.6はキビキビ動いて、UIも明確。
マルチタッチはブラウザくらいでしか使えないけど、それでも十分。
数字キーつきのハードウェアキーボードは、机に置けばちょっとしたタッチタイピングまでやれるほど。
十分に確保されたキーピッチと、しっかりとしたキータッチのためのパンタグラフキーは、高速なタイピングにも十分耐えられるし、それはOS側のパフォーマンスが十分であることを示している。
うちのポジションのせいかもしんないけど、特に左手はかなりタイピングしやすい。
右手はエンターキーやカーソルキー、デリートキー、シフトキーなどを担当させてやることが多いから、ホームポジションから外れてることも多いしね。
(ご覧の通り、指紋や脂が目立ちやすいのは欠点だな・・・)
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一方、両手持ちの場合は親指でのタイピングになるけど、これは手の小さい女性だと辛いかな。
男だと両手持ちの方が打ちやすいって人も多いはず。

カーソルキーがあるってのも、IS01の大きなメリット。
iPhoneのタッチパネルにおいて不満なのは、カーソルキーがないことでコピペの範囲なんかが決めにくいことだったし。

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日本語入力はiWnn。
予測変換候補も出せるけど、少なくとも床おきで打ってるときは候補から選ぶよりも、打ち切って通常変換(スペースキー)する方が速い。
両手持ちの場合はちょっと楽だけど、画面上に現れる候補を直接タッチするのは、手の移動範囲が大きすぎるなぁ。
だからカーソルキーで選ぶんだけど、それほど快適とは思えない。


タッチパネルはそこそこの操作性。
ただ、やっぱりスマホと違って手で包み込んでるように握ってる訳じゃなくて、「向こうにある」画面を触るって感覚だから、どうしてもiPhoneの時のような快適さはない。
タッチパネルなのに、直感的ではないというか。
たとえば起動中のアプリを一覧でサムネール表示させて、各アプリの右下に表示されている×アイコンでアプリを終了させるんだけど、押しても反応しないことが多くて、純粋にアイコンを押せてないのか、それとも処理が重いからラグってるのか、判断できないとか。
ブラウザのスクロールとか、ホームでのメニュー操作は快適。
あ、タッチパネルの位置補正設定を行うことも出来るから、追い込んでやれば快適になるのかもね。
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その他、入力デバイスとしては、キーボード右上にトラックボールが付いてる。
ブラウザでのスクロールや、タッチ操作でリンクを選択しにくい時なんかに便利。
押し込むことで決定キーがわりにもなるしね。


あぁ、そうだ。
これはカーソルキー、トラックボールともに不満な点だけど、入力ボックス内の一番下まで行くと、そのままページ全体が下にスクロールするのよね。
んで、入力ボックスに戻ると、カーソル位置は先頭に来るのが不便。
う~んと説明しにくいけど、たとえばブログの本文を打ってるとき、文頭の方へカーソルを動かしたあと、文末へカーソルを動かすときに行き過ぎてしまい、入力ボックスがフォーカスから外れちゃう。
んで、入力ボックスに戻ると当然カーソルは文頭に戻っちゃってるから、再び気をつけながら文末までカーソルを動かさなきゃ行けない。
今、思い付く解決方法としては、入力ボックス内のスクロール時はフリックで行うってくらいかな。


現状、IS01の役割としては「出先でのブログ原稿書き」ってのが理想的かも。
とはいえ、3Gの通信が出来ない以上、ホットスポットを効率的に活用するしかない。
ってなわけで、BBモバイルY!プレミアム会員価格210円で契約し、この原稿の大半も出張帰りの新幹線の中で書いてる。
そりゃ、iPhoneのBBモバイルを活用してテザリングとか、ごにょごにょとかしても良かったけど、まぁ安いからいいかなと。
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それと出先での活用のために、iPhone4を買ったときに付いてきたFONルーターを我が家に設置してみた(ソフトバンクはこうまでして、無線LANのエリアを広げたいのよね)。
これでもう少し広い範囲で、無線LANが拾えるはず。
職場の座席でも、ぎりぎりFONの電波を拾ってるしね。
(一応説明しておくと、FONルーターを自宅のブロードバンド回線にぶら下げることで、FONユーザー用のアクセスポイントとなる代わりに、世界各地のFONアクセスポイントを利用できるという物。つまりアクセスポイントの共有って事ね)


現実的な使用法方としては、内蔵電子辞書がけっこう便利。
オフラインでも使用できるし、起動もクイックだしね。
あとは残業中のワンセグだらだら流しっぱなしとかw
こんなときに5インチモニターが相性ぴったり。
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フォントがモリサワの新ゴRってのも、とってもいい。
なにがいいって、ニコニコのコメントが見易いw
あ、Andoroid1.6だからFlashは見れないけど、YouTubeは専用アプリで再生可能。
ニコニコも勝手アプリで高画質再生が可能だしね(ただしα版だから、見れない動画も結構ある)。
こんな風に、フルスクリーンにはならないけど。
この部分がiPhoneとの使い分け(iPhoneのニコニコアプリはめっちゃ粗い)かなぁと思ってたのに、嬉しいことにiPhoneのニコアプリが昨日高画質化されちゃったから、あまり意味はなくなったw
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そう、一番の課題は、iPhoneで出来ないことを探すってことやね。
結局のところ、それが見つからない限りはこのままお蔵入りしちゃうこともありうるからさ。

メーラーは標準のだと色々しんどいので、評判のいいK-9 Mailを使ってる。
でも、いまだにしっくり来てない。
実はiPhoneでもメインのauケータイのメールを受信できてるのね。
auのメールは全件をGmailベースのau one mailに転送できて、それをIMAPで各種メーラーから受信できるからさ。
意味があるのかと言われたら、ケータイで見るよりも読みやすくて整理しやすくて検索しやすいのさ。
それをK-9 Mailでやっても、どうもしっくりこないのよね。
いや、ちゃんと受信できてるのよ。

RSSリーダーもiPhoneのNetNewsWireの方が使いやすいしな~。
NewsRobも入れてみたんだけどね。
んむ、やっぱりIS01の存在意義が無いなw
このままだと、電子手帳としての余生を送る可能性が高いかもw
とはいえ、Andoroidでしか出来ないこと、ましてや2.1や2.2にバージョンアップする可能性も残されているので、ぜひとも面白い遊び方を見付けたいなぁと思っておりまする。


うだうだと書いたけど、とにかく今は新しいオモチャの使い道を考えるのも楽しい状態。
あ、そうそう、iPhoneとかとサイズを比較した写真はこんな感じね。
右からIS01、IS02、iPhone4、Premier3。
下の写真、全ての機器で画面の明るさを最大にしたけど、iPhone4が一番明るくて、次がIS01かな。
とはいえ、普段はどの機器も自動設定にしなきゃ、明るすぎて目が疲れるけどさ。
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といった感じでした。
あ、最後に。
IS01のAndoroidマーケットアプリは最初にインストールされているバージョンだと、アプリがダウンロードできない(エラーになる)ので、バージョンをダウングレードさせておりまする。
とはいえ、今度はエラーが出なくなったけど、ちょくちょくダウンロードが進行しない不具合も発生してるけどさ。
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素直に寂しいって言おうと思う

※ またもや、ほぼ書き終えた状態でSleipnirがハング
アップして、呆然としておりまする・・・。書き直しか・・・。


久しぶりに旅行日記以外のネタを投下するハムの人ですよ。
既に話題になっているのでご存知の方も多いと思うけど、わかむらPが「ニコマスから撤収」するということを知り、書かずにいられなくなりましたよ。
カズマさんとこ経由、悪来(仮)さんとこで知ったんだけどね。
詳しくはいつも通り敷居さんとこが見事にまとまってるんだけど、わかむらPが「わかむらP名義」でフリーランスへ転向するために、色んな意味でグレーな作品を10月一杯で削除すると予告したんだよね。

実際のところはどうだか分かんないけど、それでもわかむらPの新しい一歩を応援しないニコマスファンがいるなんて思えない。
もちろんニコマスPとしてのわかむらP作品のほとんどが削除されちゃって、"わかむらPとしての"新作がほとんど見れなくなるのは寂しいに決まってるけど。
だからこそ覆面レスラーわかむらPのこれからの新しい活躍を、楽しみにしてるんだよね。
そして何よりも、これまでうちらを楽しませてくれたことに、ただただ感謝しまくるだけ。

というわけで、思い出深い作品をいくつかピックアップしてみる。



パーフェクトスター パーフェクトスタイル
アイドルマスター Perfume パーフェクトスター・パーフェクトスタイル PV風‐ニコニコ動画(9)
初めて見たPerfumeM@ster動画がmmtsgzkwys氏の作品だったのか、透-架Pの作品だったのかは覚えてないけど、とにかくPerfumeに夢中になり始めたうちにとって、あまりにも衝撃的だった作品(それこそ、えこPの「私は忍者」くらいに)。
いつのまにかニコマスを代表する様な動画になったけど、それでもやっぱり初めて回転寿司を見たときの衝撃は、これからもずっと忘れないと思うのよね。

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伝説の「7月第2週」を制したという意味でも、ニコマスの記録と記憶に残る作品だと思うのよ。
もう、今となっては「歴史」に近いぐらい昔の話になっちゃったけどw
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Inside of mind
アイドルマスター 千早 - 水樹奈々 Inside of mind PV風‐ニコニコ動画(9)
すでに削除されてるけど、こちらで見れるこの作品。
あまりに衝撃だったこの改変と合成、チェーン(あ、画像抜けてるw)は、ニコマスの歴史を変えたと言っても過言じゃないと思う。
格好良さも含めて、うちが最も好きなわかむらPの作品だと思ってる。
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寝・逃・げでリセット!
アイドルマスター×らき☆すた - 雪歩 寝・逃・げでリセット! PV風‐ニコニコ動画(9)
『Inside of mind』から間髪入れずに投下されたこの作品で、うちはわかむら教の信者となった。
遙か昔にも書いたけど、BRAVIAを導入して最初に見たニコマス作品はこれです。
わかむらPの作品を見るための大画面化だったと言っても過言ではないほどw
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Wow
アイドルマスター 美希 Wow PV風‐ニコニコ動画(9)
これまでもPV作品として素晴らしい作品を投下しまくってくれたけど、この作品で「ニコマスに囚われない一歩」を踏み出したとうちは思ってるのね。
ニコマスという素材を使って、一つの映像作品を作るというか。
美希作品としてはロボットハニーも本当に捨てがたい。
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Voice
アイドルマスター 千早 Voice PV風‐ニコニコ動画(9)
投稿コメントでも書いている様に、先の「Inside of mind」を彷彿させる作りでありながら、一方でわかむらPのスタイリッシュさがこの一年でどれだけ進化したのかもよくわかる作品。
疾走感が半端無いってのが、何よりも気持ちよすぎ。
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NIGHT FLIGHT
アイドルマスター Perfume NIGHT FLIGHT PV風‐ニコニコ動画(9)
わかむらPの真骨頂はここで完全に花開いたと思うのよね。
トータルな世界観の構築を、数時間で作り上げるその恐ろしさ。
もう、別次元に到達してる。
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とかちのシャイニングスパイラルウンコ
アイドルマスター とかちのシャイニングスパイラルウンコ PV風(素材付)‐ニコニコ動画(9)
なによりもわかむらPがニコマスデビュー作以来の「とかち作品」を作ってくれたのが嬉しかった。
んで、頂点Pに君臨してても、永遠に馬鹿をやり続ける貴方だからこそ、うちらは大好きなのよね。
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やべぇ、書ききれないからこれでオシマイw
なんという尻切れトンボw

神戸発 鹿児島行き 8日目まとめ(10/3 志布志~明石)

●この星空は

っていうか、まだ7日目の続きだな(笑)。
出航を見守ったデッキはレストランの横にあるから、ニオイのせいで腹が減ってきたのね。
フェリーの食堂なんて高いだけなのに、もう今となっては何でも許せる思考wwwww
1500円もの大枚をはたいて、バイキングへ突入。
あ、生ビールは別で500円。
貧乏性だから、バイキングだと取りすぎて後悔するんだけど(笑)。

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案の定、食い過ぎて動けなくなった件。
仕方ないから寝るしかないわ。
というわけで、20時には布団でひっくり返ってた。


夜中に目覚めた時にはすでに四国の沖で、もうケータイは圏外。
しかし…一眠りしたせいで眠気は無くなったしな~。
だったらここはやっぱりフェリーのお楽しみを。
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何度か書いたことがあるけど、この世で最も星が見えたのは、学生の頃に乗った北海道から帰るフェリーの甲板。
あの頃の新日本フェリーは夜でも甲板に出られて、そこで寝転んで見た星空は圧倒的だったから。
今乗っているさんふらわあの志布志航路は、星空教室をやってることもあるんだってさ。
サイトにはこんな星空の案内もあるしね。
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この写真も、さんふらわあのサイトから。
さっき書いた日本海では、本当にこれ以上に見えた記憶があるのよ。
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夜の甲板は風が強い。
いや、違うな。
洋上だと朝晩問わず、デッキや甲板は風が強いな。

というわけで風を避けて壁際を陣取り、座り込んで夜空を眺めて見たけれど…。
う~ん、曇り空のせいでイマイチだわ…。
霞んでるよ…。
もちろんデッキ上の灯りや、煙突から吹き出る煙の影響もあるけどさ。
とは言うものの、間違いなくこの星空はうちだけのもの。
誰の物でもない、うちだけのもの。
いま、この周囲何十キロだかで、夜空を見上げてるのはきっとうちだけだから。


寒さに震えながらも、かなり長い間(とはいえ、15分程度w)座っていたけど、諦めて船内へ。
風呂も閉まってるし、眠くは無いし、ケータイの電波は入らないし。
ってなわけで、ロビーのソファを確保して、書き始めたのはブログの原稿(それが7日目前半分なんで、帰って最初に書いた初日分と文体が似てるw)。
ロビーのテレビが延々と通販番組を放映するなか、うちも黙々とケータイを打ち続けて。
それにしても…このフェリーって、めっちゃ揺れるなぁ。
大型フェリーでここまで揺れるのは初めてかも。

一段落ついたらロビーに置いてあるチラシや、掲示してあるポスターを冷やかしたり、雑誌を眺めたり。
この世には旅客船雑誌と言うものが存在し、旅客船ファンという人種が居ることを初めて知って衝撃を受けたw
結局、眠りについたのは1時頃。

CRUISE (クルーズ) 2010年 11月号 [雑誌]

海事プレス社








●大阪で生まれた女

家を出て8日目、ついに戻ってきた関西。
6時半に目覚めて、まずはデッキへ。
いや、もちろん好きだってのもあるけど、何よりも行くところもやることも無いから、長距離フェリー生活のお約束みたいになってる(笑)。
新日本海フェリーだとプロムナードがお気に入りで、ずっと入り浸ってたけどw
相変わらず、朝陽に照らされた海を撮るのが好きだなw
ちょうど淡路島と和歌山の間にある紀淡海峡。
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とりあえず朝食でも食おうかねぇと思い、今度は落ち着いて売店のパンを買い、缶コーヒーを持ってロビーのソファへ。
もうケータイの電波も入るから、大阪に着いてからのルートを考えないとね。

到着するのは大阪の南港。
最寄りの駅はニュートラムの「フェリーターミナル駅」なんだけど、ここから乗ると「住之江公園駅」で四つ橋線へ乗り換えた挙げ句、到着するのは西梅田。
もちろんコルナゴちゃんは輪行袋に詰めて乗せなきゃ行けないんだけど、階段の上り下りや、歩く距離が長ければ長いだけ、色んな所をぶつける可能性があるのよね。
だから乗り換えが多い上に、西梅田から大阪まで歩くことを考えると、このルートは避けたい。

幸い大国町駅では四つ橋線と御堂筋線が同一ホームなんで、梅田まで行くことが出来るのね。
だったらコルナゴちゃんで住之江公園駅まで走ってから乗れば、乗り換えも歩く距離も最小に出来るはず。
そうしようかね。

あぁ、これだと関西の人以外には通じないね。
うちが帰るためにJRへ乗るのは大阪駅からだけど、阪神電車/阪急電車/大阪市営地下鉄には「大阪駅」ってのが無くて、それぞれ「梅田駅」と言うのですよ。
もちろん全部同じターミナルにあるんだけどね。


フェリーは大阪湾を進み、いよいよ南港へ入っていく。
この風景、本当にたくさんの船が停まっている様に見えて、可笑しかった。
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見慣れた南港の風景が現れてきたよ。
あれはWTCだよね?
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8時50分、フェリーは接岸し、順に下船が行われる。
バイクと自転車は、トラックのあとに案内してもらって。
ようやく降り立った関西の地で、さんふらわあの最後の撮影。
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住之江公園駅に向けて、最後の出発。
いや、わずか6kmだけどw
近所をサイクリング中の自転車や、部活へ向かう学生のチャリンコを眺めながら、ノンビリ進む。
全然楽しい風景じゃないけどw
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住之江公園と言えば、公園よりも競艇場のイメージが強いのはお約束よね?
というわけで到着したんだけど・・・。
そりゃ地下鉄の駅だから地下にあるのは当然として、コルナゴちゃんを下ろすためのエレベーターがない。
せめてエスカレーターくらいは欲しいなぁと思ったけど、多分無い。
いや、あんまり探してない。
イマイチならこのまま走ろうかねぇと思ってたからw


というわけで、結局は大阪駅まで走ることに。
新なにわ筋を北へ走って、途中でなにわ筋へ。
うちは大阪の生まれ(病院がw)だけど、大阪の街を走るのは初めて。
キタとミナミの辺り以外の大阪で遊ぶことってあんまり無いから、ちょっと外れると分かんない。
いや、そもそも大阪で遊ぶことが少ないから、キタもミナミも「何でもは知らないわよ、知ってることだけ」。

ちょっと話が戻るけど、「大阪」「港」といえば、本来は「悲しい色やね」が思い浮かぶべきなんよね。
もう、そのままやから。



でも、うちは何故かいつも「大阪で生まれた女」が思い浮かぶのよ。
南港に付いてからずっと、口ずさみながら走ってたw
どっちの曲にしろ、夜じゃないと雰囲気が出ないけどw




そんなことを思いながら駆け抜ける大阪の街。
うん、今度はシルベストに行くときとか、何か口実を作って来てみようっと。
汚い街だけど、うちは好きなんだよね。
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フェリーを下りてわずか18km弱、中之島を跨げば大阪駅まではあと僅か。
目指すは何かと楽が出来そうなJR大阪駅桜橋口。

10時過ぎ、ようやく到着したのね。
桜橋口と言えば、よく高速バスを乗るときにお世話になりまくってるけど、まさにその入り口付近でコルナゴちゃんをばらすことに。
とりあえずキャリアを外して記念撮影。
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輪行するのはもしかすると去年の函館行き以来かも。
何にしろ、そんなしょっちゅうする物じゃないから、詰め方をいつも忘れちゃうw
だから取説を持って行くのさw
前輪と後輪を外してこんな感じにフレームの左右へくくりつけて、がばっと袋に入れるのよね。
あ、この写真は去年のGWに徳島へ行ったときに、初めての輪行袋挑戦写真w
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詰め終わって、ようやく改札へ。
係員の居る端の一番広い改札じゃないと、コルナゴちゃんとキャリア+バニアバッグを持って通ることは出来ないけど。
ちょうどやってきた新快速の先頭に乗って、運転席後ろの手すりへコルナゴちゃんをくくりつけることに。
うちはもっこりチャリンコウェア+レッグカバーに、上はヤッケを着込んでる。
いくら日曜日の午前中だから空いているとはいえ、やっぱり目立つわなw
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電車が大阪を出るとすぐに雨が降ってきたのね。
手はさっきの袋詰めでオイルが付いてるからiPhoneも触れないので、たまにメールをしながら、あとはずっと窓の外を眺めてた。


うちの街、ここから旅立った街。
さっきの歌じゃないけど、うちはこの街を出ることはないと思うのよ。
出るとしたら、何かから逃げるときだけだなw
帰るところがあるということ、たとえそれがどんだけボロアパートであっても、うちにとっては大事なこと。
ましてや旅に出る人間にとってはね。

そんなことを思いながら到着した地元は本降りで、駅で組み立てたコルナゴちゃんにレインカバーを掛け、ずぶ濡れになりながら我が家へとペダルをこぎ出したのでした。
おしまい。


トータル走行距離:1176.19km
トータル走行時間:54:10:36
トータル獲得標高:14880m

神戸発 鹿児島行き 7日目まとめ後編(10/2 佐多岬~志布志)

●ご褒美はドラ焼きとノンアルコールビール

ロードパーク入り口に戻って来たのは9時半。
短くも強烈だったこの道路は、きっとこれからもうちの記憶に刻まれたままやろなぁと思いながら、旧第1ゲートを通過。
んで、まず目指したのは…。

ゲートのすぐ前にある郵便局wwwww
ほら、往きの山のてっぺん付近で、郵便局の看板を見掛けたって言ったでしょ。
それがここ。
往きに通った時は朝早かったからさ。
今度こそは、お金がおろせたらいいなぁとおもったのに、土曜日だから当たり前のように閉まってたよ(笑)。
ATMだけでも使えれば良かったのに、全くダメだったよw
まぁ、あとはユース付近まで戻ってしまえば何とかなるし、財布の中には千円札が2枚残ってるし、何とかなるっしょ。

チャリダーの心理として普通だと思うけど、初めての道よりも、知ってる道の方が疲労感は少ない。
帰路、いきなりやってくる山越えだって同じ。
標高と距離感も掴んでるし、あの目印が見えたら頂上まであと少しって思うだけで、モチベーションが変わってくる。
それに加えて、「頂上のトンネルを抜けたら、ご褒美にどら焼きを食べよう」って決めてたから(笑)。
えぇ、トンネル出口のここで食いましたともw

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10時、山を下り終え、県道が国道へ変わるところは、ちょうど佐多町の中心地。
考えられないほど小さな中心地も、人里を離れたエリアを走り続けてきたからこそ、少し安心しちゃう。
少なくとも行き倒れることはないよな、ってねw
そういや佐多岬の先っぽにあった田尻の集落には、あんパンを買った例の売店が唯一のお店らしいよ・・・。
あ、「さたでい号」の乗り場も一応そうか。


国道に入ると、当たり前だけど往きと同じ海沿いの道。
だけど、見える風景が全然違う。
そりゃ、往きは夜明け前から夜明け直後だったからね。
明るくなったらやっぱり海の美しさが際だつ。
実際はどうなのか分かんないけど、この辺りってもっと海の美しさをアピールすればいいのにね。

日もすっかり昇って暑くなったので、自販機でコーラを購入。
もう、お金を使うことに躊躇いは無いぜwwwww
あ、そうだ。
昨日からコーラが再ブームですよw


真っ暗の往きで標識だけ見て気になってた「台場公園・薩英戦争砲台跡」。
後ろに移っているのは復元された砲台だけど、石垣がとっても素敵。
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天気予報を見て気になってたけど、そろそろ向かい風が本格化。
おかげでさっきまで順調だった足が、急に回らなくなったよ。
往きでは真っ暗で気付かなかった「道の駅 根占」を通過すると、市街地までには軽い峠が。
よっこらせと登り切り、根占中心地まで下ってユースへ到着したのは11時過ぎ。
往復75キロの道のりを、5時間半ほどで帰ってこれたんだから十分。
午前中のうちに帰ってこれたら上出来だと思ってたからね。
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ユースの玄関の鍵がかかっていることを確認して、ガレージに置かせてもらった荷物を回収。
キャリアもバッグも輪行袋も再びコルナゴちゃんに装着。
んで、これまた一緒に置かせてもらった2Lミネラルウォーターの残りをボトルに入れる。
うん、捨てずに置いといて良かった。
とりあえずゴミは近くのローソンで捨てることに。
そう、ATMの無いローソンにね・・・w

ローソンでは昼飯と共に、本州最北端から九州最南端までコルナゴちゃんと走り切った祝いに、一人で乾杯を。
いや、まだこれからフェリー乗り場まで走り切らなきゃいけないからノンアルコールビールでw
ペペロンチーノを食いながらね。
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●大隅半島横断物語

志布志に向けて出発したのは11時45分。
残る50kmを6時間以内に走りきればいいんだから、よっぽどのトラブルが無い限りは大丈夫なはず。
既に今日は全然回らなくなったうちの足にも、そう言い聞かせて。

最初に見掛けたファミマには待望の「ATM」の三文字が。
ようやく財布が充実したw

何度も繰り返すけど、錦江湾は本当に美しい。
海の色も、薩摩半島側に見える山々も。
根占から10kmの間は道も平坦で、海を間近に感じながら走り続けてた。
神川の橋の上で撮ってみたのはこれ。
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神川を過ぎると、錦江町と鹿屋町の境は峠。
いきなり100mまで上がる5%の斜面。
んむ、しんどいぞw
一方で峠のてっぺんにある展望台からは、低い地点から見る風景と違った感動が。
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そしてついに錦江湾とも別れの時が。
269号線は海を離れて内陸部へ向かうのよね。
昨日からずっとお世話になった海も開聞岳もこれでサヨナラ。
最後にもう一枚だけ、嘘みたいな青さの海と空を。
ちょうど90kmを少し越えたところ、13時前。
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海を離れるといきなりの登り。
そりゃ、これから大隅半島を縦断するんだもんね。
アップダウンが多いに決まってる。
そんな中、目に入ったのは蕎麦の幟。
これから始まるアップダウン地獄の景気づけに、冷たい蕎麦をツルっとやるのもいいかも。
うん、これだ。
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13時半、出てくるのが遅かった天ざるを食い終えて再々出発。
もう、まともに走る気なんてないw
っていうか、まともに走れると思ってないw
とにかくしんどいしね。
その上、馬鹿みたいなアップダウンの繰り返し。
ほら、さっきも言った様に、大隅半島を横断だからさ。
台地みたいな高度記録だけど、結構上がったり下がったり。
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唐突に現れた自衛隊の基地に驚いたけど、この一直線の風景をうちはどこかで見たことがあったのね。
んで、ようやく思い出した。
宮古島を一人旅してたとき、平良中心街から空港まで歩いていこうとして、空港の外周の長さに辟易してた時のことだわw
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本日の100km地点は鹿屋市の中心地商店街付近に14時。
ショートカットをするつもりで269号線を離れたら、商店街の中に入っちゃったというw
やたらと生活感が溢れる割りに、見ようによっては温泉街にも見えるから不思議w
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269号線へ復帰したものの、今度こそは狙ったとおりの県道68号線を経由した上で、すぐに220号線へと入る。
ここからがダラダラとしたアップダウンの繰り返し。
もう、ずっと歩道を走ってるw
しかし、さっきからやたらとシューズがペダルから外れるなぁ・・・。

それは勘違いじゃなかった。
もちろん、疲れてちゃんとペダリング出来なくなるとシューズはペダルから外れやすいけど、今日のはそうじゃない。
気付けばクリートの先端が無くなってました・・・。
きっと佐多岬でクリートカバーを無くしてからも歩き続けたせいで、どんどんとすり減ったんだろうね。
んで、下手くそなペダリングや、信号待ちの際に足をつくのが、追い打ちになったんだと思う。
ほら、左下に写ってる真っ新の黒いクリートと、形状を比較して貰えればよく分かる。
予備のクリートを持ってきてて良かったよ。
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交換したからと言って、疲れ切った身体だから急に走りが快調になるわけもなく。
ただ淡々とこいでるだけ。
あ~今どこを走ってるんだっけ・・・あ~そうだ大隅半島を横断してるんだ・・・みたいなw
いや、意識が朦朧としてたわけじゃなくて、ただ無意識にペダルを回すことでしか、疲れを誤魔化すことは出来ないのね。
嫌がらせの様に延々と続く5mの向かい風も、やむ気配はないし。
心配してた天気が大丈夫っぽいのは、本当に良かったけど。

そして448号線との合流地点を迎えたことで、大隅半島を横断し終えたことに気付いたのは15時45分、120kmを過ぎた頃。
もはや達成感というよりは「止まっちゃうことなく、横断し終えた・・・」っていう安心感だけがw
空には少し雲が増えてるけど、まだまだ全然青空。
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●観鈴ちんはうちの(ry

ここまで来たら志布志港は目の前。
あ、そうだ。
昨日の晩、ローソンで水を買うときに、いつもお世話になってるローソンのPBのミネラルウォーター(2Lで105円)が志布志のだって事に気付いた。
いや、これは九州だけなのかしら・・・。


「もうゴールしてもいいよね」
観鈴ちんの気持ちが、今ならよく分かる。
終わることの寂しさよりも、やり終えたことの充実感と、積もり積もった辛さから滲み出る台詞。
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うん、今のうちにとって、これが最も相応しいと思ったのね。
だから志布志港手前であわててGoogle先生に頼って画像を探したのよ。
んで、ブログに上げたんだけど・・・。


志布志港に着いたのは16時20分。
長かったこの旅も、ようやく終わりが近づいてきたよ。
今日の走行距離は129km。
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割引してもらうためにJAF会員証を持って窓口へ。
チャリンコと二等船室(雑魚寝)で11,910円。
やっと帰れる・・・。
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とりあえず乗船時間までまだまだ時間があるので、待合室に座りながらノンビリとみんなにメールを打ったり。
そんななか、気になってたことがあって・・・。
なんだか安否を気にするメールがちょくちょくあったのね。
何でだろうと思ってたら・・・ブログが全然投稿できてないwwwww
佐多岬の先っぽから更新して以来、6時間ぐらい更新できてないwwwww
最南端でiPhoneの電波が入らなかったからブログ投稿のアドレスをauに変えたんだけど、そのあとiPhoneに戻したつもりが戻ってなかったwwwww
あわてて再投稿して時刻を修正したよ。

一段落したら待合所内の売店を冷やかすことに。
そういや、会社への土産を買ってないってことに気付いたw
まったくどうでもいいとはいえ、一週間まるまる留守にしたから買って帰ろうかねって思い、適当に鹿児島っぽいお菓子を選ぶ。
数がたくさん取れるヤツをwwwww
ついでに船内でのツマミにしようと思って、生まれて初めての薩摩揚げを買っちゃったw


17時半の乗船時間が近づいたので、二輪車の待機場へ。
当たり前だけど、大型フェリーってのは本当にでかいよな・・・。
近距離で見ると、圧倒されちゃう。
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そしてついに乗船時間。
車よりも先に二輪車は乗船できるので、ライダーと共に乗船。
う~ん、上手く撮れなかったけど、やっぱりチャリンコでの乗船は楽しい。
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乗船口のすぐ横にコルナゴちゃんは駐車。
もちろんしっかりと壁に縛ってくれたよ。
さすがにここで写真を撮るのは難しい。
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バニアバッグを外して船内へ。
んで、二等船室の部屋の隅というベストポジションを確保。
もちろんシーズンオフだからガラガラなので、二人分の布団も確保w
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とりあえず出港するまでに風呂へ入りたい。
とにかく風呂へ入りたい
とにかく疲れを取りたい。
というわけで大浴場へ。

あ、すっかり忘れてた。
さっきまでの写真で分かるだろうけど、今日乗った船は「さんふらわあ」。
フェリーの名前としては超メジャーよね?
子供の頃から知ってたけど、乗るのは初めて。

大浴場は展望風呂になってるんだけど、窓の外を眺めるよりも、ただひたすらに浸かっていたいw
あぁ・・・極楽だなぁ・・・。
周りには長距離トラックの運ちゃんばっかだけどw

ロビーではJAZZ演奏が行われてる。
さんふらわあでは週末にJAZZ演奏のサービスをやってるらしいのね。
小粋だねぇ。
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出港前のデッキに出てみると、すっかり日没を過ぎた港は徐々に暗闇が訪れてきてる。
うん、風呂上がりに海の風がとっても気持ちいい。
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一旦 部屋に戻ったけど、18時半の出港のタイミングで再びデッキへ上がってみることに。
さよなら・・・九州・・・。
楽しかったことも辛かったことも全部想い出にするからさ。
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本日の走行距離:129.2km
本日の平均時速:17.7km/h
本日の走行時間:7:12:50
本日の獲得標高:2909m
(GPSロガーの記録から佐多岬の歩いた部分を削除して計算)


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高度表示
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速度表示
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速度/高度表示
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神戸発 鹿児島行き 7日目まとめ前編(10/2 根占~佐多岬)

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●朝から変態現る

目覚めたのは4時半。
設定していたアラームが何故かバイブのみだったにも関わらず、離れた畳の上で震えてるだけで目覚めちゃうのが、うちらしい(笑)。
というか、この旅においては、異様に早起きだな。
そりゃもちろん早く寝てるってのもあるけど。


灯りをつけてショックを受けた…。
昨晩、溝にはまって擦りむいた膝の傷が膿んでる様で、絆創膏の上にレッグカバーまで装着してたのに、血痕がシーツに付いてる…。
やべぇ…。

早朝から忍び足でシーツを抱えて洗面所へ向かう変態wwwww
洗って乾かして一安心、と思ってた頃がうちにもありました・・・。
寝相が悪かったようで、シーツだけじゃなく敷布団にまで血痕が及んでる…。
部屋を見渡して使えるアイテムを探した結果、ティッシュを持って再び洗面所へ向かうとか、どこの脱出ゲームだよ・・・。
急いでるくせに、何やってんだよ・・・。


一段落したら朝食代わりのパンを食って、今日の佐多岬アタックに持って行く物を背中のボケットに詰める。
昨日も書いたけど、今日背中に持っていくのはこんだけ。

 チューブ
 タイヤレバー 2本
 パンクキット
 ミニワイヤー
 どら焼き(笑)。
 ジッパー付き袋

あとはアームカバーとレッグカバーを装着して、ボトルとGPSロガーもコルナゴちゃんに取り付け。
あ、パンクキットは昨日書き忘れてたw


またもや忍び足で荷物を持ってチェックアウト。
こっそりと玄関の鍵を開けたのに、ドアを開けたらベルがチリンチリン鳴りまくったのは内緒だ(笑)。
コルナゴちゃんからキャリアを外して、輪行袋も外して、前照灯も一つにしたのね。
山道だと分かっているからこそ、とにかく出来る限り軽く。
で、昨日相談したとおり、外したものはガレージの隅へ置かせてもらうことに。



●大好きな山(棒読み)

出発は5時半、まだ真っ暗。
昨日までの疲労によるガクガクに弱った足でコルナゴちゃんをこぎ始める。
それでもそりゃ軽いに決まってる。
あれだけの荷物を下ろしたんだから。
んで、やっぱり予想通り、ダンシング(立ちこぎ)が下手になってたのね。
去年のツーリングでもそうだったけど、この旅に出てからは後ろの荷物の重さに負けないように、かなりハンドル側に重心を置いてダンシングするようになってたから、後ろが身軽になった今は逆にふらついちゃう(笑)。


国道296号線を南に走りながら、夜が明けて行くのを感じる。
白んでくる空、日の出は山の向こうからだけどね。
6時ちょうどに登りきった坂の上にある集落が、6時の合図なのか謎の音楽が流れてた(笑)。
んで、今登ってきた坂を振り替えると、海と山の向こうから夜明けが見えたのね。
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足は重いけど、それなりに走れてる。
いきなりけっこうなアップダウンがあった時はどうしようかと思ったけど、その後は穏やかな海沿いの道。
車の通行もほとんど無いし、もちろん信号も無いし、何よりもずっと右側に見える錦江湾が美し過ぎる。
昨日は山頂に雲がかかっていた開聞岳も、今日はクッキリ、まさに薩摩富士の名に相応しい優美さを見せてる。
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そんななか…ついに国道が終わって県道へと移り、覚悟していたヒルクライム開始。
最初は集落を、その後は単なる山を延々と登り続ける。
激坂ではないけど、けっこうな斜度で。
もう足は使えないから、すぐにインナーローへ落として、時速一桁台でトロトロと登り続ける。
山間から時々見える海が、やっぱり美しい。

峠のてっぺんを過ぎたあとで現れた公園には、郵便局の看板が。
本土最南端という言葉にも胸踊るけど、何よりも「カード使えます」の言葉に反応。
「郵便局で都市銀行のお金もおろせたっけ?」って思いながら、峠をくだる。
昨日も書いた様に、なんせ現金を2000円ちょっとしか持ってないしねw
そのうち500円は佐多岬の入場に使うから、残りは僅か。
エネルギー切れしても、食事をするには心許ない(そもそも、店があるとも思えないけど)。

ちなみに県道に入ってから峠を越えてロードパークまでの航空写真と高度記録はこんな感じ。
もはや山以外の何物でもないというか、道が通ってるかどうかすら怪しいほどだわねw
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●まさかのロックアウト

午前7時、出発から30km、ついに佐多岬ロードパークのゲートが現れる。
かつて、というよりも僅か数年前までは、チャリダーも徒歩ダーも、この先には行けなかった。
ここで涙を飲むか、営業時間外に侵入という非合法な方法で突破するか、先人達が開拓したとんでもないルートで突破するか、とにかく普通ならばこれ以上は車とバイクしか進めなかったのね。
全てはこの道路が企業所有であったため。
「最○端」で、そんな状況って、きっとここだけのはず。
おかげで本土最南端ってのは、一般人にも知られてない状態。
今回の旅を人に話しても、「佐多岬って四国の?」って何度か聞かれたもん(笑)。
そっちは漢字が違って「佐田岬(さだみさき)」だけどね。
ともかくそんな曰く付きの道路だけど、数年前に町道となり、無料化とチャリ&徒歩も通行可能になったわけ。
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横にある海側へ向かう道が気になったけど、とりあえず意気揚々とゲートを通過したのは7時過ぎ。
いきなりの登りと、道路の両端に迫る樹木に、こないだの富士スバルラインを思い出す。
違うのは生えてる植物が南国の物なのと、時々素晴らしい海岸線や海が見えること、そして何よりも斜度がきついことだわ(笑)。
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あっ、そうそう、猿が居ることも(笑)。
今朝はうち以外、誰も足を踏み入れてないようで、道路のそこら中に猿が居る。
うちが近付くと逃げて道路脇に隠れるんだけど、たまにこんな堂々としたやつも。
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相変わらずインナーローでトロトロと登り、また一気に下る。
有料道路だったんなら、もっと楽な道を作れよって思いながら、でもチャリのことを考慮してないから仕方ないよな~と、自ら納得して。

噂の「車1台分の幅のトンネル」は時間帯ゆえに離合の恐怖はないけど、とにかくトンネル内に照明が一切無いのは恐ろしかったなぁ。
あ~写真を撮ってないのが悔やまれる・・・。

いくつかの坂を登り降りして、坂の下に分岐点が。
左は遊覧船「さたでい号」乗り場のレストラン、右はまたもや坂道で佐多岬。
ちなみに看板には猿がたかってる(笑)。
「佐多岬やから、さたでい号か…。今日は土曜日やしな」なんてくだらないことを考えながら右折した上で再び坂を登り、下った先が田尻集落。
そして旧第2ゲートが見えてくる。
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旧第2ゲートは今でも機能しており、ここから先は未だに企業所有。
入場料は500円、そして営業時間は8時からなので、まだゲートは封鎖されてる。
時刻は7時半、あと30分。
無理矢理突破してもいいけど、30分くらいなら待ってもいいよね。
順調に来れたから、時間の余裕もあるし。

ゲートにコルナゴちゃんを置いて、写真を撮ったり、メールしたり、ブログを更新したり。
既にiPhoneは圏外だったので、au側で更新することに。
さっきも書いた様にこの辺りは集落があって、住居もあるし住人の方もいらっしゃる。
この写真の右側に写ってるのも、住居への入り口だし。
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歩いてるニャンコも可愛い。
まさに「つばさキャット」のOPそのものw
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●ゲートオープン

7時45分頃に軽トラがやってきて、料金所のおばちゃん到着。
とはいえ、8時までは開門しないから、まだ休憩しといてちょうだい、とのこと。

8時、ゲートオープン。
おばちゃんと少し話したけど、一番有益な情報は、来た道のような坂道だけでなく、海岸線の道を走ってもいいということ。
これなら、帰りは楽チンだわ。

料金所には「駐車場まで車で10分、展望台まで徒歩で15分」って張り紙が。
大体、3km程度ってことかな。

「そう、神戸から来たの。頑張って展望台までいってらっしゃい」、そう言ってくれたおばちゃんに別れを告げ、進み始める。
目の前(さっきのゲート向こう)に見えていた丘を越えるのかと思いきや、グルっとカーブを描いて坂が始まる。
う~ん、やっぱり見晴らしは素晴らしいなぁ・・・。
田尻集落と湾の辺りね。
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2つほど坂を越えた辺りに北緯31度線境界の標識が。
ここから先、本土で唯一「北緯30.x度」のエリアへ。
日本標準時である我がふるさとが北緯35度だから、ずいぶん南に来たもんだよ。
しかしこの写真・・・逆光とはいえ、白飛びしすぎだよね・・・w
なんでiPhoneで撮らなかったのか、悔やまれまくりだわ・・・。
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GPSロガーを見ると、31度の境界はもう少し南であることを示している。
どうやらこの標識が立った時代と今とでは、緯度の測り方が異なるのでってのをどこかで読んだ気がするのよ。
どこだったかなぁ・・・。
あぁ、こちらのサイトだわ。
(ちなみにこちらのサイト、読み物としてもめちゃめちゃ楽しい)
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標識に別れを告げ、さらに進んでようやく駐車場についたのは8時13分。
もちろん停まっているのは、ゲートのおばちゃんを下ろして先に進んだ、おっさんの軽トラだけ。
ここからは車両進入禁止の遊歩道。
入り口はトンネルになってて、そこに改札みたいなのがある。
さっきのおっさんが居るのかと思いきや、改札横の事務所は空っぽ。
ここでも入場料が必要なのかとも思ったけど、払う相手も居ないしそのままスルー。

最南端まではコルナゴちゃんと行くって決めてたので、ダメだと言われたら担ぐつもりだったけど、誰も居ないなら…とトンネル内を押して進む。
あぁ、ここも写真撮ってないや・・・。
こちらの方のを直リンクさせていただきますよ。





●熱帯のジャングルの奥地に我々が目にした物は!

トンネルを抜けると広い空間になってて、その隅に展望台への遊歩道が。
これは…。
何て言うんだろ、とにかく狭い。
いわゆる登山道みたいな、人が擦れ違える位の幅がギリギリ確保できてる程度。
舗装はされてるんだけどね・・・。
それでいて生えている植物は熱帯っぽい蔓だらけのだから、異様に探検の雰囲気が出るw

まずは一気に下り、次に一気に登る。
コルナゴちゃんを押しながらだと、かなり辛い。
チャリンコのシューズだから、ツマ先立ちになっちゃうしね。
あ、クリートカバーは付けてるのよ。

次に出てきた広い空間は神社。
スルーしようかと思ったけど、汗をかいてるから手を洗いたくて清め水を求める。
ついでに顔を洗ったのは、罰当たりかもしんないけど(笑)。
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神社のお詣りも済ませ、さぁいよいよ展望台への強烈な下りが…と思ってると、原付が近づいてくる音が聞こえる。
しばらく待ってみると、展望台方面からおっさんが原付に乗って降りてくる(笑)。
あの狭い道をwwwww
コルナゴちゃんを見て注意されるかと思ったけど、普通に挨拶しただけで済んだよ。


さて下り終えたら今度は登り。
遥か上空に展望台が見えるから、めっちゃ心配なんやけど…。
しばらく登ると稜線に出たのね。
すぐ横は崖っぷちの海なんだけど、すごい綺麗な景色。
広がる青い海がたまんない。
うん、気持ちいいよ。
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さらに稜線を登り続けるとまた林の中に戻り、ついに噂に聞いていた廃墟が・・・。
元はレストランだと思われる白い建物は、完全に荒れ果てて廃墟になってるのね。
その横をコルナゴちゃんを押して歩くと、ついに階段が。
残るはこの階段だけみたいだけど、ここを登るのか・・・コルナゴちゃんをかついで・・・。

当たり前だけど、物凄くきついwwwww
そりゃそうだ、荷物を持って登る事なんて想定されてないんだもんw
二度ほど休憩しながら、ひたすら登り続ける。
歩きにくいチャリンコシューズで。


憧れて目指してきた佐多岬の看板まで辿り着いたのは8時27分。
ここへ来るために、ここへコルナゴちゃんと来るため、うちは1000kmの道のりを二人で走ってきたんだよ。
あぁ・・・この安っぽい看板ですら、愛おしく感じる・・・。
そして、手すりの向こうには、本当に最南端となる佐多岬灯台が見えるのね。
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コルナゴちゃんにはここでお留守番してもらって、うちは展望台を登ってみることに。
この横に物凄く胡散臭い建物があって、その上まで登れるのよね。
とはいえ、道中にあったさっきの建物と一緒でかなり荒れ果ててるし、上まで登ると安普請ゆえに「怖い」という感想がまず出てくるけどw

登ってまず見るのは、やっぱり最南端方向の灯台でしょ。
ちなみにこの灯台付近まで、さっきの集落から海岸線伝いと山越えトレッキングを行うことで到達できるらしいよ。
かなり必死で決死のルートらしいけどねw
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そのまま視線を東へ向けてみると、まだあまり高く登っていない太陽のせいもあって、逆光の海が綺麗よね。
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一方、西方向にも少し岬が伸びてて、その先に広がる海の青さにゾッとするほど。
この写真もそうだけど、とにかく佐多岬にはトンボがたくさん居るのよね。
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せっかくだから、コルナゴちゃんと灯台を入れてもう一度撮ってみる。
ほら、左下にお留守番中のコルナゴちゃんが居るでしょ。
逆に右下に写ってる展望台の縁のボロさが、いかに安普請というか、放置されてるかってのが、よく分かるよね・・・。
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さて、この胡散臭い展望台を出たところで気付いたけど、北西向きにも最南端の標識が立ってる。
んで、その向こうには海に浮かぶ開聞岳が・・・。
こりゃたまんないや・・・。
あ、開聞岳そのものは、展望台からでも見えてたのよ。
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コルナゴちゃんの所に戻って、ふと気付く。
昨年は大間崎でコルナゴちゃんと記念写真を撮ってもらったけど、今年は撮ってくれる人が居ない。
だって、今この最南端の地には、うちしか居ないんだからwwwww
一方でセルフタイマーを使おうにも、カメラはiPhoneの標準アプリしか入れてなかったからセルフタイマーが無いw
その上、iPhoneの場合は自立できないから、例えセルフタイマーがあってもどうしようもないのよね。
こんな時こそW52Sの出番。
少々画質が悪くても、とりあえず最大解像度で撮っちゃえ!
ってなわけで、完全に野人と化したハムの人とコルナゴちゃんのツーショット写真w
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一応、iPhoneでも自分撮りはしたけど、さすがにそれを上げるのは恥ずかし過ぎるw
何よりもコルナゴちゃんはほとんど写ってないし。




●あさはかなり・・・

8時47分、たった20分の滞在だったけど、帰路へ付くことに。
もはやうちには達成感と、これから帰りのフェリー乗り場までむかうだけでいいという解放感が充ち満ちてたのね。

まずはさっき上ってきた階段を下りなきゃ・・・。
チャリンコシューズってのはクリートって言う、ペダルとくっつく器具が先端に付いてて、そのおかげでツマ先歩きになるのね。
つまりは、コルナゴちゃんをかついだまま、ツマ先歩きで急な階段を下りなきゃいけないわけ。
途中、二度ほどズルっと滑って焦ったけど、最大の危険は階段の終わり付近。
廃墟の向こうから急に人の声が聞こえてめちゃめちゃビックリしたせいで、本格的に転びそうなほど滑った・・・。
マジでやばかった・・・。

コルナゴちゃんを押しながら廃墟の横を通過すると、向こうから年配の3人組がやってきたのね。
今日、初めて出会った観光客だわw
「こんちは~」って挨拶をしながらすれ違ったあと、さっきの看板のところであの人達に写真を撮ってもらおうかと思いついたけど、もう一度あの階段をコルナゴちゃんと共に上がるのは苦痛以外の何物でもないので、すぐに却下w

来るときと同じように狭くて登ったり下ったりする道を進むこと10分ちょっと、ようやく入り口のトンネルまで帰ってくる。
さすがに戻ってくる方が早いわね。
歩いてる途中で左右の靴音が違うのは何でだろうと思ってたら、おそらく階段でずるっと滑ったときに左足のクリートカバーが外れて落とした様で。
それに気付かずに歩いてたみたいだわ・・・。
もちろん、取りに戻る元気なんて無い・・・。

トンネルの出口には、例の原付に乗ったオッサンが土産を販売してた。
改札でお金を払う必要があったかどうか分かんなかったことや、コルナゴちゃんを遊歩道に持ち込んだことなんかについてビクビクしつつ、「ありやとやした~」って挨拶しながら通過。
というわけで9時ジャスト、駐車場から帰路へとついたのね。
wikiによると、2010年8月から旧第2ゲートでまとめて500円を徴収する様になったから、うちがビクビクする必要はなかったみたいw)


ちなみにこの遊歩道については、こちらの動画で雰囲気が味わえますとも。
トンネル出口から展望台まで、ほぼこの動画と同じ道をコルナゴちゃんを押しながら、もしくは担ぎながら進んだんだよね。
カメラ揺れが激しいので酔いそうになるけど、フルスクリーンで見るとあの日の記憶が蘇るよ。
廃墟の放置っぷりとか、展望台がいかに安普請かも、よく分かるw




駐車場からおばちゃんの居る料金所までは、もちろん下り基調。
楽ちん楽ちんって思いながら、時々やってくる登りもやっつけて、おばちゃんの居る料金所へ。
「おばちゃん、ありがと~!」って叫びながら右手を挙げつつ料金所を通過。
おばちゃんに教えてもらったとおり、そのまま道なりに進むんじゃなくて海岸線側の道へ出てみることに。
おお!確かに海岸線の道は先まで続いてる!
これは楽ちんからも・・・。
しかし・・・その前に目に入った売店で買い物だ!!!

朝食を食べて以降、何も口にしていないので、流石に腹が減った。
とはいえ、こんなほとんど人が住んでいない地域を走るんだから、万が一の時のための食料は置いておきたい。
だから、背中のドラ焼きには手を付けてなかったのね。
売店ではチャリンコ乗りに定番のあんパンを購入。
おばあちゃんが「130円ね」って優しく言ってくれたのが印象的だったわ。
というわけで、いただきますよ。
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さて、幸せな海岸線の道。
来るときの嫌がらせみたいなアップダウンを避けれるなんて、幸せすぎる・・・。
知ってたら最初からこの道を来たのにね・・・。
え~っと、この地図で言うところの右下にある県道566号線ってのがそうね。
真ん中下にあるカメラマークが、さっきのあんパン写真。
真ん中上にあるカメラマークが、おばちゃんが居た旧第2ゲート料金所。
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幸せは長く続かなかった・・・。
さっきの道は、例の「さたでい号」の所に出たのね。
そこから先は、来た道と合流しちゃう・・・。
ほら、真ん中下の辺りで合流してるでしょ・・・。
結局、ここから先は往きと同じ道を戻るしか無くて・・・。
ちなみにこの地図の右上へ伸びてる右はさっきの県道の続きだけど、佐多岬ロードパークよりも狭くて激しい道らしいよ・・・。
例の最初のゲートの左側にあった道は、これに繋がってるみたい。
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というわけで、涙を流しながら、またもや猛烈なアップダウンの道を走り続ける。
もう、ヘロヘロになりながら・・・。
さっきから航空写真ばっかだけど、今度は佐多岬ロードパークの全貌を見てもらおうかねぇ・・・。
ほら、チャリンコや車に乗る人なら分かるだろうけど、どう見たって山道でしょ・・・。
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そそそ、せっかくだからロードパークの高度を、写真とかポイントを交えて図解したのがこちら。
本来なら、右端にはさらに展望台の高さ(標高150mくらいかな)が加わるんだけど、コルナゴちゃんにお留守番してもらってる間、GPSロガーも預かってもらってたから、標高が分かんないw
もちろん「トンネル入り口」から先が遊歩道ね。
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神戸発 鹿児島行き 6日目まとめ後編(10/1 指宿~根占)

※ ちょいと分割地点を変えたので、前編の最後の方から読んでちょうだいな
※ 「中編」に収録した内容を、前編の最後と、この後編の最初に収録してまする



●リア充の罰ゲーム

指宿に着いたのは14時過ぎ。
フェリーまでは2時間もあるから、今度こそゆっくり出来るよ。
とはいえ、もちろん指宿のことはよく知らないw
温泉があることと、砂湯?があるんだよね?
とはいえ、ここまで来る途中、指宿手前の山川でも「山川天然すなむし温泉」ってのを見掛けた様な・・・。

とりあえずウロウロしてみようと思って、すぐに辿り着いたのが「砂むし会館『砂楽』」。
お~これが噂に聞く砂むし温泉か~と、コルナゴちゃんに跨りながら砂浜を眺めてみる。
生憎、天然砂むし温泉は今日やってないようで、すぐ横の屋根が付いたエリアで人が砂に埋まってるwwwwww
これはワロスwwwww

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う~ん、もちろん砂湯に入ってみたいんだけど、普通の温泉も入りたい。
ハシゴをするにはどれくらいかかるんだろうと思って、とりあえず砂楽のサイトをチェックしてみると、砂湯だけじゃなくて通常の温泉も建物の中にあって、900円でどっちも楽しめるって。
こりゃ、行くっきゃない!


カウンターで料金を支払うと、浴衣を貸してくれるのね。
脱衣所でこの浴衣に着替えると、そのままさっきの砂浜まで歩いていくわけ。
んで、屋根の付いたエリア(全天候型砂浴場)まで辿り着くと、いざドボン。

いや、ドボンな訳がないwwww
そこは完全に砂場wwwww
「はいはい、スリッパを脱いでここへ寝転がってくださいね」と呼んでくれるのは、お風呂の三助じゃなくて砂場の三助wwwww
若い兄ちゃんとオバちゃんで構成された三助は、タオルを結ばずにほっかむりにしろと言う。
言うとおりにすると、次に浴衣のままここへ寝転べと、砂で作った枕を指して言う。
言われるがままに寝転ぶと「それじゃあ、行きますね~」という言葉と共に、シャベルでうちの身体へどんどん砂を掛けてくるwwwww
こwれwはwwwww
リア充が海岸で楽しむ罰ゲームじゃないかwwwww
「これ、罰ゲームみたいっすねw」と三助に言うと、苦笑いされたけど。
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さて、一体どうなんだと聞かれそうだけど、砂湯はめちゃめちゃ気持ちいい!!!
もともと重い布団が好きという素質があるんだけど、身体に乗っかった砂や、寝転がってる砂から、ぽかぽかと熱が伝わってきて、本当に芯まであったまる。
う~ん、なかなか表現しにくいけど、少なくともお風呂とは違うなぁ。
どっちかって言うと、サウナとコタツを足して、重い布団を乗せられてる感じw
全然気持ちよさそうに聞こえないかwwwww

残念ながら一人だったから写真を撮れなかったので、この施設のサイトの写真を引用させてもらったのが上の。
いや、平日の真っ昼間だから、こんなに人は居なくてガラガラだったけどねw

この全天候型砂湯も砂浜にあるので、砂に埋まりながら寝転んでると波の音が聞こえて気持ちいい。
砂湯の気持ちよさと合わせて眠ってしまいそうw
こりゃ、極楽だわ。
とはいえ、長時間埋まってると身体には良くないらしく、10分程度で脱出w
これまた海水浴客のように、どばっと砂から立ち上がるw
あ、そこらに時計があるから、時間は分かるのよね。

砂湯から出るとそのまま館内へ戻り、砂まみれの浴衣を脱いでかけ湯をした上で、いざ温泉へ。
これまた極上のお湯だわ・・・。
うそ、よく分かんないwwwww
ただ、久しぶりの広い風呂ってだけで、十分気持ちいい。
浴槽の中で、とにかく体中をマッサージしまくったよ。
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ゆっくりと温泉に浸かって、ロビーに上がったあとは水を飲みまくりw
んで、振り返ってはあまりの気持ちよさに大きな溜息をw


1時間以上、この施設を満喫して、再び出発したのは15時半前。
フェリー乗り場はすぐそこなはずだから、そこへ辿り着くまでに温泉饅頭でもないかねぇって思ったんだけど・・・。
結局の所、そんな素敵な物は見付からず、あっという間にフェリー乗り場へ着いちゃう。
さぁ、ついにうちが旅立ち前日に度肝を抜いたフェリーの出番だわwwwww




●世界不思議発見

出発前日の準備編3にも書いたように、薩摩半島から大隅半島へ渡るためのメジャーな交通手段である「山川港~根占港」を繋ぐフェリーは、今年の2月末を持って廃止となってたのね。
それに気付いたのが出発前日。
もう一度整理しておくと、本来考えてたルートはこんな感じね。
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ここが渡れないとなると、根本的にルートを見直さなきゃいけない。
考えられる代替えルートは次の通り

①薩摩半島は下らずに鹿児島から桜島経由で大隅半島へ渡って南下
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②薩摩半島は下らずに鹿児島から垂水までフェリーで渡って南下
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③枕崎か指宿から電車で鹿児島まで行って、そこからフェリーで渡って南下
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とは言え、③の電車の案は圧倒的に時間もお金も足りない。
①とか②みたいに、薩摩半島を諦めるのも悔しい。
なんとか、当初の案で行きたい。
臨時の漁船とかないのかね、と真剣に探したり。
なのに、山川港のフェリーは、既にまったく就航していない状態。
あとは鹿児島から屋久島や種子島へ渡る船の経由地としての指宿港くらいしかないのよ・・・。
(うちが3年前に乗ったトッピーなりw)

一度は完全に諦めたのね。
今日、串木野で3号線からも270号線に入ったけど、そこをそのまま3号線で鹿児島市内へ向かうしかないか・・・と(①とか②のルートね)。

何かの拍子に見付けたのが、これから乗る「なんきゅうフェリー」。
多分、さっきのトッピー絡みで指宿港を調べた際に見つけたんじゃないかと思われ。
ってか、この航路、あまりにも知られて無さすぎる気がする(笑)。
どこのサイトにも載ってないんだもん。
いや、山川港をベースに探してたからかなぁ…。
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公式サイトもこれだから、まず最初は「今でも運休せずに運航してるの?」ってことが心配になったもんね(笑)。
んで次に、便数の少なさにワロテ、船の小ささにワロタ(笑)。
この21世紀に、ルートを「発見」するという貴重な体験を味わえた(笑)。


1日5便、しかも平日は1日4便の最終便である「16時頃」の船に確実に乗るため、一応 今日の午前中に電話で予約しておいたのね。
いくらシーズンオフの平日で自転車のみとはいえ、この小型漁船みたいなフェリーの積載量は、限りなく低そうだから。
(ちなみに上のスクリーンショットの通り、2010年11月からは土日も1日4便になり、15時半が最終になる模様。これは先の「山川~根占」航路を、なんきゅうが来年から運行するための準備と思われ)




●漁船でクルージング

というわけで話は砂湯を出たところに戻る。
砂湯から指宿港までは、さっきも書いたように何もなくてあっという間だったのね。
指宿港の場所は非常に分かりにくく、なんきゅうフェリーの看板が無ければ気付かないほど。
それほどに指宿港ってのは「何でもない寂れた港」。

そしてその指宿港の片隅に立つ掘っ立て小屋、それがなんきゅうフェリーの事務所。
いやぁ、これは是非現物を見て欲しい(笑)。
そうだなぁ、3年前の北海道 稚内の郊外にあった、バス停を思い出させるちっささ(笑)。

コルナゴちゃんを置いて、その掘っ立て小屋に入ると、畳敷きの休憩所ではオッサンが寝転んでる(笑)。
向かいの椅子には若い女の子3人が退屈そうに座ってる。
その間を通って、窓口で切符を購入。
この後ろに写ってるのが掘っ立て小屋(笑)。
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さてさて、無事にフェリーが出航されるようだし、ようやく大隅半島へ渡ることがほぼ確約された。
となると、今夜の宿の確保だね。
もちろん目星を付けてた根占にあるユースホステルへ電話して、これからフェリーに乗って行くことを伝えたのね。
んで、さっきの写真を撮ってるうちにフェリーは入港し、コルナゴちゃんを早く積むように催促された(笑)。
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予想はしてたけど、やっぱりその小ささに改めて驚いたこのフェリー。
う~ん、漁船というか、クルーザーというか、とにかくそんな感じ。
フェリーよりも渡船と呼ぶ方が相応しいね。
ちなみに車は8台まで乗ることが出来て、珍しいバックでの乗船。

コルナゴちゃんは車室の壁にロープでくくりつけられたのね。
うちはそのままデッキへ上がって再びワロタ(笑)。
船室は操舵室の後ろにくっついてるんだけど、4畳くらいしかなさそう(笑)。
一応定員は12名って書いてあるけど、ドアをのけた三方の壁に二人ずつ座れる程度だと思うのよ。
マジで正方形のコタツを置けばぴったりサイズって感じで。
この写真だと、全然伝わらないかもしんないけどw
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うちはお子ちゃまなので、デッキで風を感じながら海を眺めたいのです(笑)。
というわけで、市民プールのプールサイドに有りがちな、安っぽいプラスチックの椅子に腰掛けて、デッキで席を確保。


16時頃に出港すると、思いっきり風を感じるのね。
デッキからは操舵席の計器類も見えるから楽しいし、開聞岳はもちろんのこと色んな山や島まで見えるし、通過する他の船だって。
桜島を見つけることが出来なかったのは残念だなぁ・・・。


楽しい40分の船旅が後半に近付いた頃、猛烈にトイレへ行きたくなる(笑)。
もちろん、こんな船にトイレがあるはずもなく。
というわけで、後半は我慢しながらの船旅。
んで、到着した港にトイレが無ければどこを目指すか、GoogleMapで調べるハイテクトイレット博士(笑)。
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大根占の港へ近付くと、乗船待ちの車が多数。
どうやら大根占には乗船券を買う窓口が無いようで、8台の乗車枠も地面に書かれた白線の駐車スペースで判断するみたい(笑)。
んで噂通り、漁船と漁船の間へ切り返しも無く一発で接岸する操舵テクニックに脱帽。

フェリーを降りて目指すはトイレの目星を付けてた役場(笑)。
あ、若い女の子3人組は、港へ停めてた軽四に乗り込んで行っちゃった。




●空っぽの財布

トイレを満喫してようやく気付いたこと、ここはユースホステルのある根占じゃなくて、隣の「大根占」だってこと。
だれもが言いたくなる「だいこんうらない」じゃなく「おおねじめ」ね。
ってなわけで、明日も走る予定の国道269号線を南へ。

ユースまではわずか10分ほど。
とは言え、本当に足が回らないことを再実感。
残すは明日のみとなったこの旅だけど、足だって残ってないなぁ。
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たどり着いた「錦江湾サウスロードユースホステル」は、素朴な感じの小さなユース。
うちが好きなタイプだわ。
ところがユースの受付でお母ちゃんと話すと、今日の客はまたもやうちだけ。
昨年に引き続き、最終日の夜はこうなる運命なのね。

明日の佐多岬へのルートについてと、志布志へのルートについて聞いてみたところ、佐多岬はやっぱりかなりのアップダウンがあるみたい。
志布志へも距離とアップダウンを考えると、かなり厳しい道のりになるってことらしいのよ。
「でも、お兄さんは実業団か何かなんでしょ。今日も川内から枕崎を経由してくるとか、普通はそれ 車のルートだから、明日もきっと大丈夫。」
うちの派手なウェアに、そういう類いの人だと勘違いしたみたいで(笑)。
もちろん全力で否定したけど。

「それと…明日の佐多岬を往復する間、荷物を預かって欲しいんやけど…」ってお願いすると、それは別に構わないが明日の午前中はどうしても病院へ行かなきゃいけないので、その時間は鍵を掛けちゃうという…。
「だったら、そこのガレージに置かせてちょうだい。貴重品なんて、何もないから(笑)」という案で決定。

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明日に備えて、この旅で三度目となるコルナゴちゃんのメンテ。
昨日の蔵之元港でのメンテはあくまでも簡易的なものだったので、もう一度出来る限りの掃除と注油を。
最後まで出来る限り心配事は減らしておきたいからね。


メンテを終えて、明日預ける荷物と背中へ入れていく荷物を整理。
あ、出発前に色々悩んだけど、ヒップバッグは持ってこなかったのね。
キャリアとバニアバッグは預けちゃうから、コルナゴちゃんにはトップチューブバッグのみ。
そこにはiPhoneとケータイ、地図2枚、タイヤレバー2本、万が一の雨の際のジップ付き袋を収納。
んで、ウェアの背中には換えチューブと財布、非常食、ミニワイヤー、クリートカバーを入れることに。
チャリンコ乗り以外の人には分かんないだろうけど、チャリウェアの背中には大きなポケットが付いてるのよね。
昨年の事故で着れなくなっちゃった愛着のあるウェアで説明するとこんな感じ。
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談話室に置いてあるPCを借りて、明日の最終プランニング。
まずは帰りのフェリーについて。
乗車場所をチェックしてから、フェリー会社へ電話。
明日の18時半発の便に乗りたいけど、空席状況はどうかってことと、最悪 何時に到着すれば乗れるかって事を確認。
予想してたとおり空席は楽勝だったし、1時間前の17時半には到着して欲しいとのこと。

次に明日の天気予報をチェック。
やっぱり・・・夕方から少し怪しい・・・。
ということは、場合によってはそれが早まることもあるよね・・・。
こないだの広島の時みたいに・・・。
だとすれば、前倒しで頑張らなきゃね。
しかも、佐多岬から志布志港へ向かう頃には、ずっと向かい風っぽいし。

最後に明日のルートをルートラボでチェック。
あ~あ~あ~あ~、知ってたけど山ですよね、佐多岬って。
えぇ、知ってましたとも、えぇ。


19時過ぎ、日も落ちたし晩飯でも食おうかねぇと思い、お母ちゃんに食事が出来そうなところを紹介してもらうことに。
ユースのすぐ隣の町営温泉くらいしかないかもね、というわけで、そちらへ向かうことに。
もちろんユースにもお風呂はあるけど、せっかくだから温泉にも入るつもりで。
温泉には石鹸もシャンプーも無いらしいから、ユースで貸し出してくれるしね。


あまりにも辺りは真っ暗なので、前照灯を懐中電灯代わりに持っていくこと100m、温泉に到着(笑)。
330円を払って突入した温泉「ねじめ温泉・ネッピー館」は、想像してた以上に充実してたのね。
茶色く濁った少し温いお湯も、立派な露天風呂も、「温泉のイメージっぽい温泉」。
それでいて、地元の人の憩いの場にもなってるから、堅苦しさは全くないしね。
ちなみに宿泊施設もある様で。

温泉を満喫したら、次はレストラン。
今度こそは黒豚を!と思ったのに、既に売り切れてたよ…。
代わりに再び海の幸を…というわけで、どうやら旬の味らしい「炙りかんぱち」のセットで。
もちろん美味かったけど、それ以上に生ビールが染み渡ったという…(笑)。
天ぷらとセットで1280円。
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さて…うちには懸念事項がまだあったのね。
実は…レストランの支払いを済ませた時点で、財布の中には2800円しか残ってなかったのね。
もう、お金を使うイベントは少ないとはいえ、いくらなんでもこれじゃ不安だなぁ。
明日の佐多岬往復は少なくとも入場料が必須で、途中でスタミナが切れたときには何か食わなきゃいけない。
これで済めば大丈夫だけど、やっぱり余裕が無いって不安だしね。
カード払いが出来るところなんて、あるとは思えないし(笑)。
そもそも今日の土産が現金払いだったことが完全に想定外だったし、期待してなかったユースの宿代もやっぱり現金だったし。

というわけで、明日の朝食確保と出勤を兼ねて、おそらく本土最南端にあるコンビニであるローソンへ向かったのは20時(セブンイレブンに至っては、鹿児島県に一店舗も無いw)。
温泉やユースからは雄川を渡って300メートル程度の近さ。
とはいえ・・・うちはすっかり忘れてた・・・。
というか、想定してなかった・・・。
ATMが無いコンビニだって、この世にはあるんだってことを・・・。
はい、そうですとも・・・。
このローソンにはATMは無かったですとも・・・。

さっきの炙りカンパチもビールも、ここでお金をおろすことが前提の選択。
なのに、おろせないなんて・・・。
本当に2800円で明日を乗り切らなきゃいけないのか・・・。
仕方ないと覚悟を決めて、明日のための買い物を。
それでもコンビニでの買い物はQuickPayなので、現金には手を付けずに明日の朝食用パンと非常食、2リットルの水を購入。


不幸はまだ続く・・・。
せっかくの真っ暗な夜空なのに、例の天気予報通り若干曇ってて星が見えないのね。
とはいえ、海の風を感じながら橋を渡るなんて夜の散歩を楽しんでたわけですよ。
片手にはシャンプーと石鹸とコンビニの荷物を持ちながら、次郎にメールの返信をしつつ。

ふと気がつくと地面がないwwwww
いきなり歩道が狭くなって、うちが歩いてた先は溝だったwwwww
思いっきりはまっちゃったよwwwww
荷物はぶちまけるは、シャンプーを入れてた借り物のカゴはぶっ壊れるは、右膝はズル剥けになるはで最悪wwwww
通りがかった人に助けてもらう馬鹿がここに居ますよwwwww


ユースに戻ってお母ちゃんに謝り、ズル剥けになった膝を洗って絆創膏を貼りまくり。
ただでさえ日焼けで真っ赤なのに、さらに生ビールを呑んでたから、どう考えても酔っぱらいが溝に落ちた馬鹿な事故としか思われてないwwwww
寝るぞ!寝る寝る!
明日は4時半起きだ!!!



本日の走行距離:129.7km
本日の平均時速:19.7km/h
本日の走行時間:6:30:00
本日の獲得標高:1859m
(GPSロガーの記録とルートラボの値とサイコンの記録からフェリー部分を削除して計算)


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高度表示(南さつま~根占)
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速度表示(南さつま~根占)
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速度/高度表示(南さつま~根占)
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神戸発 鹿児島行き 6日目まとめ前編(10/1 薩摩川内~枕崎)

●オッサンの愛情

目覚めたのは4時半。
目覚ましも無しであまりの早起きっぷりに、自分でもワロタ。
朝食は本来7時からだけど、6時半くらいには出来上がってるかなぁってオッサンが言ってたから、出発の時にツマめるタイミングで起きようと思ってたのにね。
もう一眠りしよっかなぁとも考えたけど、早く出発すれば指宿でゆっくり出来るし、指宿からのフェリーの時間も気にせずに走れるし。

荷造りをしてチェックアウト。
オッサンが奥で朝食の準備をしている音が聞こえたから、「おっちゃん、やっぱり、はよ出るわ」って声をかけて。
そしたらオッサンは「せめてサンドイッチだけでも食べていきな。コーヒーも入れてあげるから」って、6切れほどのサンドイッチを持ってきてくれたのよね。
そんな好意に甘えないわけがないじゃない。
朝からたっぷりのサンドイッチを頂いたよ。

その上、オッサンは一個一個ラップに包んだバターロールを出してきて、「これも持っていきな。お腹すくだろうから。傷むから中は入れてないからね」って渡してくれたのよね。
オッサン…あんた最高だよ…。

そんな素敵な1日の始まりと共に、出発したのは6時前。
そろそろ日が昇り始める頃だね。
とりあえずは昨日行くのを諦めた串木野と吹上へ。

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3号線は隅之城バイパスとなり、太い2車線のまま伸びてる。
軽快に走ってる…はずなんだけどな。
微妙に軽快感が少ない。

バイパスが終わると、昨晩 懸念した通り、串木野への道中は1車線の山だったよ。
とはいえ、昨晩の薩摩川内手前よりはマシかもね。
まぁ、明るいときに走ったら、そういうもんかもしれないけどね。
でも、上の航空写真を見ると、やっぱり暗くなってから走らなくて良かった・・・って思うよ。


6時半、これまでの3日間、出会ったり別れたりしてた3号線に、最後の別れを告げる時が来たのね。
このまま3号線を進めば鹿児島市内に入るけど、うちは270号線に入ってそのまま南下するのよ。
んむ、マジでさらばだ。
ここまで17kmなり。
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そういや昨日のボロボロになった身体で全然気付いてなかったけど、阿久根市へ入った時点で鹿児島県に入ったということやったのね。
それとも長島に入った時点で既に鹿児島県だった?
これで7県目だねぇ。


270号線は3号線に比べて地味だけど、走りやすさは問題なし。
どちらかというと、自分の足がイマイチ回んない感じだわ。
きっと、昨日の爆走で足を使い果たして、快復出来てないんだろうなぁ。

吹上付近で自転車道入り口の標識が出てたけど、入り口まで数キロもあるからスルーで。
すると日吉町吉利の辺りで「自転車道500m」の標識が出てきたのね。
こんなに近いならどんなのか見てみようかねぇと思い、270号線を離れて自転車道へ。
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自転車道横に設置された案内板によると、この自転車道は「吹上浜砂丘自転車道」。
吹上浜はかなり大規模な砂丘になっているそうで、砂丘そのものは一般車両だと走行禁止だけど、この道を使うことで自転車は走れるらしいよ。
終点が加世田市小湊だから、今日の目的地を考えると少し西だけど、国道よりもスムーズで楽しく走れるかなぁって思ってね。
というわけで、予定を変更して自転車道を突っ切ることに。

周りの雑草が延び放題とはいえ、車も信号もないから走りやすいのよ。
ところどころで通学の学生がいるくらいで、ほぼ無人だし(笑)。
反対方向からロードでやってくる爺さんが居たので挨拶を。
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とはいえ、まだまだ砂丘は走らない。
ずっと畑とかの横を(さっきのリンク先を見てみると、うちが走る手前までが砂丘だったみたいね・・・)。
その上、いくつかの分岐点では自転車道の標識があったのに、途中で見失っちゃって、気付けば自転車道とは全然違うところを走ってた(これまた、さっきのリンク先を見てみると、間違えて当然って感じだわね・・・。)。
わざわざ探して復帰するのも面倒なんで、270号線へ戻ることにした(笑)。



●忘れてた「その目誰の目?」

8時半、南さつま市に入ってローソンで最初の休憩を。
んで、気付いた。
GPSロガー、電源は入れてたのに、スタートボタンを押してなかったwwwww
馬鹿wwwww
今日は取り立てて変わったルートや、激しいアップダウンを走ってきたわけじゃないけどね。
というわけで今日の正確な軌跡はここからスタート。
ここまではルートラボで辿るとしますかね。
ちなみに時刻は8時半、ここまで50kmジャスト。
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今日も少し曇ってるとはいえ、坂を登るとやっぱり暑いなぁ。
大したことないとはいえ、南さつま市から枕崎市の間は山が広がってるのよ。
いや、薩摩半島の南側は、全体的に山っぽいな
だからゆらゆらノンビリと坂を登り続けてたのね。
あぁ、交通量は少ないから、走りやすさは問題なし。

270号線が県道275号線と分岐する辺りから、しっかりとした山が登場。
ところどころ5%とか7%の登りが来るしね。
あ、でもやっぱり全然気持ちいい走りが出来るのよ。


9時過ぎ、そんななか登り切った坂の上に、道の駅みたいな施設が。
南さつま地域交流センター」だって。

この辺り、津貫(つぬき)の名産はミカンらしいよ。
熊本や鹿児島の幾つかでミカンが名産のところもあったけど、こうやってちゃんと見るのは初めて。
ホントは暑いからソフトクリームが食いたかったけど売店が開いてなかったw

外にはこんな風にミカンが大量に並んでるのね。
よく見てみるとミカン農家ごとに商品が分けられてて、それぞれ試食出来るみたい。
というわけで、いくつか摘まませてもらったwwwww
疲れてる身体に柑橘系のビタミンが染み渡って、めっちゃ幸せな感じだわ。
うめぇうめぇ。
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そして枕崎市に入ったのは9時半頃。
さっきも書いたように、ご覧の通り薩摩半島の南側は山だらけ。
とはいえ、昨日の長島と違って走ってて楽しいアップダウンだから(笑)。

枕崎市に入ると、基本的には下りで海を目指す。
え~っと、これが出発の薩摩川内から枕崎港までの高低差ね。
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●九州縦断とカツオ教室

9時45分、ついに枕崎港へ到達!
本州に続いて、九州も西側ルートで縦断成功!
何もない漁港だけど、一人で感慨深くなってたw
西側ルートは強烈な山越えが無かったから、短い期間で走れたんだろうねぇ。
東側ルートだと、状況は違ったかも。
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さて、去年の大間は「マグロを食う!」って目的があったけど、枕崎は何が有名なんだろうと思いながら走ってたのね。
そんななか、枕崎市の標識にはカツオの絵が。
鹿児島県は全国の7割の鰹節を出荷しているらしく、その大半がこの枕崎らしいのよね。
だとすれば、美味い鰹が食えるはず、そう思ったのはここ30分ほどの話(笑)。


予想通り、港の近くには観光用市場もどきや、鰹加工直売工場なんかがいくつかある。
あ、そうそう。
去年に引き続き、今年もパスタ屋仲間で食べる土産を買って帰ろうと思ってたのね。
だから、食事と土産の目星をつけに、それらを覗いてみることに。

工場(枕崎市かつお公社)ではタタキや刺身が大量に冷凍された状態で売られてる。
しかし…種類が多すぎて、よく分からないwwwww

戻りかつおってのは、何となく聞いたことある。
「ぶえんかつお」ってのは何だ?
「B1かつお」って何だ?
血合抜きと、そうでないのがあるのは何故だ?
タタキと刺身はどっちが美味い?
マグロも売ってるけど、値段が付いてないのは何故だ?
鰹節も土産としては素敵だけど、みんなで食うには向いてないよな。

そんなことを思いながらも気付いたことは一つ。
当たり前なんやろうけど、去年の大間のマグロと比べたら、鰹の値段は楽勝ってこと(笑)。
ちなみに「B1かつお」とか、「ぶえんカツオ」の解説はこちらとかこちらで。
「B1かつお」ってのは「ブライン凍結(急速冷凍)一級品のカツオ」ってこと。
「ぶえんカツオ」は公募で決まったB1かつおの愛称で、「無塩」が訛ったもの。
「塩をしなくてもいいほど新鮮」っていう意味で、一本釣りしたその場で活け締め・血抜きして急速冷凍することで、新鮮なまま提供できるカツオのブランド名らしいよ。

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工場を出ると観光市場(枕崎お魚センター)へ行ってみた。
いやぁしかし酷い。
平日の午前中の観光市場なんて、全くやる気を感じられない(笑)。
あっという間に出てきちゃった(笑)。


土産はおいといて、とりあえず鰹を食べたいと思って、駅方面へ向かうことに。
ところが、港にある荷捌き場方面に素朴すぎる手書きの看板が・・・。
「市場食堂10時-14時営業中」
これは…行かねばならん…。
食堂がうちを呼んでる…。
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港に行ってみると確かに水揚げ場があって、漁協の建物(枕崎市水産センター)がある。
んで、その漁協の横に休憩所とか売店があるのね。
これは…再び感じた予感。
間違いなく港関連のオッサンを対象にした食堂だわ…。
上のストリートビューの右側の建物がそう。
立ってるオッサンたちとか、市場のオッサンが乗ってるチャリンコとかが、いかにもそれっぽいw
ちなみにこれ、もう一歩近づくと、ゴム長が干してあるのよ。
こんな感じでw
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喜んでコルナゴちゃんを止めて意気揚々と入ったら「今は朝食だけの提供だけですけど、いいですか?」っておばちゃんに聞かれる。
なん…だと…?
って、まだ10時過ぎだし、仕方ないか…。


諦めて店を出て、今度は駅へ行ってみることに。
南の端の終点も見ておきたかったし、駅前にも食事が出来るところはあるんじゃないかって。
これまた、駅が分かりにくい。
嫌がらせみたいな場所にある(笑)。
どう見ても駅前なのに、駅が無いのよね。
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wikiの写真を引用させてもらうけど、ほらこんな風にドラッグストアの脇の路地から入るという…。
駅そのものもビックリするほど簡素な物。
南端の終着駅だという派手さも地味さもない、中途半端な感じというか。
かつて(と言っても2006年まで)、100m先に駅舎があった頃は、もっと立派だったみたいだけどね。
今の駅にはちょっとした案内板が立ってるんだけど、移転の理由が「奥歯に物が挟まったような」ボカシ方で、面倒な土地の問題があったんだろうなぁ、と想像したり。

さて、アメリカ横断ウルトラクイズにおけるグァム到着の際の「機内ペーパークイズの結果が分かるゲート」そっくりのをくぐって駅構内へ。
って、もちろん無人駅だし、線路にも、簡単に入れるようになってる。
実際に、線路脇は撮影ポイントの看板まで立ってるしね。
最北端である稚内駅と比べると圧倒的に情緒はないけど、それでもやっぱり撮影したくなるよね(笑)。
枕崎港へ着いたときのような感慨はないものの、南っ側の端っこの駅も制覇したという満足感は大きいよ。
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駅を出て、駅前でカツオが美味そうな店を探してみたんだけど、やっぱり開店時間は11時くらいからなんだよね。
う~ん、見つからないなぁ。

再び港方面へ向かいながらフラフラと走ってみる。
すると、とある建物が目に入ったのね。
そこは漁協の購買部。
中に入ってみると・・・やっぱり鰹が売ってる。
さっきの食堂もそうだけど、漁協がやってるんならヘタな物は扱ってないはずだと思ってね。
やっぱり戻り鰹も、ぶえん鰹もあるから、よく分かんないや(笑)。
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店のおばちゃんに聞いても要領を得ないけど、とにかくぶえん鰹がお薦めっぽい(笑)。
だったらそれにしようかねと、フルサイズとハーフサイズを1㎏ずつ買って、送ってもらうことに。
まさにこの漁協の通販で買えるブツも値段も同じ(笑)。
って、通販だと、5000円以上は送料無料じゃないか(笑)。
あ、調理(解凍)方法を解説した紙も大量に詰めて貰ったのよね。
んで、このときに買った鰹が、さっき書いたB1かつおとかの解説の下にある写真のね。
ニンニク醤油で食べたら、めちゃめちゃ美味かったよ。
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さてさて、土産も買えたことだし、今度こそ鰹を食したい(笑)。
上の地図の通り枕崎市街をウロウロしまくって10時40分を回ったから、そろそろ市場食堂に再突入してみるか、と思って再び港へ。
二度目の食堂には客が全く居ない状態だったのね。
大丈夫かなぁって思いながら、厨房に向かって「タタキ定食、たのんます!」って叫ぶ。
さっき土産として買ったのは刺身だから、次はやっぱりタタキでしょ(笑)。

「冷たい方がいいよね」、どうやらセルフサービスだったらしい(お店の性格上、そうだわな)お冷やを、おばちゃんが持ってきてくれる。
「うちの息子も神戸で働いてるのよ」というおばちゃんと、しばらく話して、出来上がるのを待つこと10分弱、ついに届いた「タタキ定食(900円)」。
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「おかあさん、これ何?」って真ん中の黒いのを聞いてみると、カツオの角煮だって。
なんだそれ!美味いに決まってるじゃない!
タタキは言わずもがな、左上のもカツオの酢味噌あえという、ホントにカツオ三昧。
あ~ビールが欲しいぜ(笑)。
もちろん白飯もガッツリ入ってて、腹いっぱい大満足wwwww

そうしている間に、市場関係者が何人かやってきて、日替わり定食を頼んでる。
んで、凄い早飯だったりとかwwwww
この人達は会計をしてないのね。
市場関係者や漁協関係者は、まとめて清算する仕組みがあるのかもね~。



●麗しの開聞岳

質も量も大満足した昼飯を終えて、枕崎を出発したのは11時20分。
これから薩摩半島の南端を東に向かって、国道226号線を走るのよね。
この時点で走行距離は80km。


もう何度も走り続けた海岸線だけど、今日は楽しみにしてたことがあったのね。
開聞岳がめっちゃ綺麗、って聞いてたから。
相変わらず地味アップダウンを繰り返しながら、開聞岳が見え始めたのは12時過ぎ。
あいにく快晴じゃないから少し霞んでて雲を被ってるけど、その姿は確かに美しい。
なるほどな~。
(しかしこの写真・・・電柱だ、電線だと、最低の写真だなw)
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風景に反比例して、足はどんどん回らなくなってきたのね。
んむ、きっと昨日の爆走で足を使い切ったせいで、今日も足が売り切れるのは早い(笑)。
アップダウンがあろうがなかろうが、20km/hに辿り着かないスローペースになっちゃったよ(笑)。
まぁ、指宿を16時のフェリーに間に合えばいいんだから楽勝。

本日の100km地点は12時半に西頴娃駅付近。
ちなみに「頴娃」と書いて「えい」と読むなんて、どう考えても知ってなきゃ無理だわwwwww
目の前に写ってる山が、違う角度から見た開聞岳かと、真剣に考えたりもした(笑)。
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いや、どう見たって、この美しい薩摩富士とは違うな(笑)。
3年前、屋久島へ行くために初めて鹿児島に着いたとき、桜島が鹿児島市民の故郷のイメージそのものであり、常に心の中にあるんだと感じたのね。
だったら開聞岳だって、この辺りの人にとっては同じような存在だと思うのよ。
この姿と大きさは、心に根をはるに違いないもん。
なんか、ガイドブックみたいな写真だな(笑)。
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いよいよ開聞岳の麓を通過。
924mの標高が示す通り、あまり背が高くないからこそ、その大きさが現実感を持つのね。
何て言うんだろ、富士山みたみなでかい山なら、その全貌を間近で捉える事って出来ないじゃない。
でも開聞岳の場合、海岸線にボッカリと生えた三角錘だというのも相まって、麓から(つまりは標高0地点から)山頂までを、ほんと目前に捉えることが出来る。
う~ん、上手く表現出来ないなぁ。
簡単に言えば、作り物みたいなのよ(笑)。
いやホントに、ピラミッドを前にしたらこんな印象だろうなって思うはず。
それぐらい唐突に置いてあって、それでいて全体を認識出来るギリギリのでかさで、しかも迫力があるというか。
やっぱり、何が言いたいのか分からんな(笑)。
いつかは登ってみたいなぁ。

あ、何となくゆったりと眺めながら通過したい気分だったので、写真はありませんともw
そうだ、さっきの写真は、この左上のカメラマークで撮ったのね。
およそ麓まで2km、頂上まで2kmってとこかしら?
山の三方が海に囲まれてるって事が、よく分かるよね。
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麓をゆっくりと通過して、この中途半端に曇った天気が、余計に迫力を増してるんだろうな、なんて思いながら、一方で心は既に指宿へ(笑)。

そんなうちを嘲笑うかのように、現れた標識「日本最南端の駅」。
なん…だと…?
いや、もちろん気づいてたのよ、枕崎駅はあくまでも終点であって、それより南にいくつかの駅があることを。
とは言え、まさかこんな風にアピールしてるなんて思って無かった。
交差点を曲がって、西大山駅へ直行(笑)。
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垂れ幕が下品だけど、それでも枕崎駅よりよっぽどいい。
やっぱりコルナゴちゃんで写真を撮るしかないじゃない。
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もちろん無人駅だけど、ホームに設けられたバス停のようなベンチには、列車を待つ(?)鉄ちゃんっぽい3人組が。
旅人同士、「ちわ~」って挨拶をしてみたり。
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いや、この駅はとってもいい。
なによりも「最果て感」とか「寂寥感」があるもの。
ホームの前には畑だけが広がり、西を向けばドカンと開聞岳が。
国道から離れていないとは交通量も少ないし、周りには漬け物会社以外の住居はないから、めちゃめちゃ静か。
ベンチに座ってまったりしたくなる気持ちもよく分かる。
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誰も居なかったら本当に長居したかったけど、温泉がうちを呼んでるってな訳で出発したのは13時半。
長崎鼻」というインパクト抜群の地にもかなり惹かれたけど(もちろん名称だけじゃなくて、薩摩半島最南端という地理的にも)、それさえもスルーして向かうは指宿。
ところが・・・ここに来て予想外の展開。
226号線は成川バイパスとなり、いきなり標高を上げ始める。
瞬間的ではあるけど、平均斜度が7%を越えたりとか。
え?指宿の手前って山だったの?
その上、坂のてっぺんではお約束のトンネルが。
しかも歩道なしの対向一車線とかwwwww
いくら交通量が少ないとはいえ、500m近いトンネルだから怖いよ・・・。
覚悟を決めて飛び込んだら、まったく車に出会うことはなかったけどw


トンネルを抜けると指宿までは一気に下るだけ。
いやぁ、まさかこんな所に山があるなんて・・・完全に油断してたよ・・・。
しかし、油断はこれにとどまらない・・・。
坂を下りきって指宿の中心地へ入る時の信号待ちで、危うく立ちゴケしそうになったよ・・・。
コルナゴちゃんは完全に倒れ掛けてたよ・・・。
しかもその時、リヤディレイラー付近からは、水が大量に出てきたよ・・・。
二日目の雨中走行とかで、フレームの中に水が溜まってるのかも・・・。
帰ったらすぐにメンテナンスしないと・・・。

神戸発 鹿児島行き 5日目まとめ後編(9/30 本渡~薩摩川内)

●スミマセンワカリマセン

というわけで、県道ルートを選んだうちは、海岸線沿いの物凄い田舎道を進むことに。
この写真こそまだ広い道だけど、このあとは本当に「田舎の道」って感じで。
ちょうどここが本日の100km地点。
ブログに投稿するために、ついでに牛深から乗るフェリーの時間をチェックしたのも、このときが初めて。
何となく1時間に一本程度有ると思ってたから。

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ところが・・・フェリーは1時間20分ずつしかないという事実・・・。
そしてそれが今から1時間50分後の14時40分発を逃すともちろん16時発しか無く、それに乗ると長島に着くのは16時40分であるという事実・・・。
やばい・・・14時40分のに乗り損ねたら、今日はもうほとんど走る時間がなくなっちゃう・・・。
やばいやばい、マジヤバイ。
こんな事になるなら、のんびりとタコ焼きとか味千ラーメンを食ってる場合じゃなかった・・・。

国道を使う場合、本渡から牛深までは44kmって標識に書いてあったはず。
んで、県道を使った場合は10kmほど遠回りになるはず。
さらに、さっきの写真を撮ったのは本渡から5km以上走った地点のはず。
残り50kmだとして、1時間50分で走るには平均時速28km/hが必要。
だったら、それで走るしかない!!!
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車も全く走ってない、ぽつんぽつんとある集落以外は人も見掛けない、それでいて常に小さなアップダウンばかり、途中の工事現場では未舗装区間まである、そこも含めて今朝までの雨で道路がぬかるんでる所も、でも海際の風景はとってもいい。
そんなルートを爆走するしかなかったのね。
とにかく間に合わないと、大幅に予定が狂いそうな気がするのでw

一番困ったのは「本当のところ、牛深まで何キロなんだろ?」ってこと。
あまりにも田舎なので、そんな標識が出てこないのよね。
あと何㎞走れば牛深に着くんだろうか? 本当にこのままぶっ飛ばしたところで間に合うんだろうか?
何度かGoogleMapで検索してみたけど途中から国道側へ逃げるルートばかり引くので、結局のところは距離が分からない。
ゼンリンのナビで経由地点を入力して調べりゃ良かったのかもしれないけど、そんなことをやってる時間も惜しい。
登り道のスピードが落ちてるときに、走りながら調べたからさ・・・。
ようやく国道を経由しないであろう地点までたどり着いたときにはiPhoneが圏外wwwww
集落付近では僅かに電波が入るものの、やっぱり調べられないwwwww

随分走ってもうすぐ着くだろうと思ってたその時、いきなり道が二股に。
どっちが県道なのかも書いてないw
やべぇ、調べる時間も惜しい!
目の前の「野口水産」の親父さんがフォークリフトで作業してたので「すんません! 牛深はどっちへ走った方が近いんですか!」って聞いてみたら、「こっち(右)に行けば山越えの道、こっち(左)に行けば海沿いの道、どっちも牛深に行けるけど海沿いの方が速いんじゃないかなぁ」って教えてくれた。
「ありゃっとやした!」って叫びながら、海側へ爆走。
これ、今地図を見てみると、山側が県道なのね。
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そしてようやく国道へ合流し、牛深の市街地へ到着・・・。
なのに、フェリー乗り場が見付からなかったりとかw
自転車に乗った女子高生二人組に尋ねたら、明らかに怯えた様子で「スミマセンワカリマセン」と言われたけどw
なんとか乗り場を見つけて乗船券を買えたのは14時21分・・・。
間に合ったぁ・・・・。
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●爆走の真実

さて、実際の所、どれだけの距離があって、どれだけのスピードで走ったのかを振り返ってみたいと思いますよw
ある意味、これが帰ってからの楽しみだったのよねw

まず、県道を通ることで国道に比べてどれだけ距離が伸びるのかと言えば、実はわずかに5km程度。
ハナから県道ルートを選択することが正解だったという事よね。
掴み切れてなかった距離に怯える必要も無かったのかも。

写真を撮影した地点は新和町の新和病院手前。
ここから牛深港への実際の距離というのは41.6km。
つまり実際の距離よりも10kmも多く見積もって、爆走してたんだよねw

さて、国道に合流するまでの、信号が無かった区間で考えた場合、距離は38.3km。
この区間の高低差はこんな感じ。
たまにはルートラボので。
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さて、この区間を平均時速何キロで走ったのか。
写真を撮ったのが12:44:46、国道に辿り着いたのが14:13:28、つまり約1時間半。
コレで考えると平均時速は25.5km/h、あれ?大したことないなw
実際に覚悟を決めてぶっ飛ばし始めたのは、写真を撮ってブログへ投稿したあとだと考えても、28km/h程度。
あれ?やっぱり大したことないなwwwww
やっぱあれかぁ・・・信号も無しでほとんどノンストップで走り続けたからこそ、めちゃめちゃ疲れたし、めちゃめちゃ速く走ったつもりだったのか・・・・。

ちなみにこの区間の速度記録はこんな感じ。
概ね30km/h手前で走ってるつもりだけど、坂とか軽い峠がある旅に極端に落ちてるのがよく分かるね。
上の高低差と比較して貰えれば、その辺りがよく分かりまする。
まぁ、これが真実ってやつだなぁ。
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さて、話は戻って牛深港。
先にも書いた様に、未舗装の工事現場やぬかるんだ道を走ったせいもあり、コルナゴちゃんもシューズも、ロードとは思えない汚れっぷりw
これは酷いwwwww
ついでに言えば、うちの足も日焼けで真っ赤になりすぎwwwww
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14時40分、牛深を出航。
爆走している間に、空も晴れたねぇ。
あ、そうそう、天草諸島はここで終わりじゃなくて、次の長島が最後の島。
長島までは橋が繋がってないのよね。
逆に長島と九州本土は橋で繋がってる。
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ガラガラの船内ではソファにどっかり座り、メールの返信をしたりしながら40分弱の海上の旅を楽しむ。
いや、楽しむ余裕なんて無いw
とにかく全力で走ったから、もうバテバテのヘロヘロw
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長島 蔵之元港でフェリーを下りたのは15時13分頃。
この時点では143km経過。
まだ先を急ぐんだけど、とりあえずコルナゴちゃんを掃除したい。
どろどろでジャリジャリだし、チェーンやディレイラーも泥が溜まっちゃってるので、港の公衆便所脇で掃除とメンテ開始。
ざ~っと掃除して、ば~っとオイルを差しただけなんだけどね。
この壁が女子トイレだと気付いたのは、出発直前w
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●チャリダー殺しの島

とはいえ、なんだかんだとやってるうちに、蔵之元港を出発した時には16時になってたw
それでもフェリーを一本乗り遅れたことを考えると、随分マシかな。
そういや書き忘れてたけど、今日の理想は吹上のYHまで辿り着くこと。
まだ80kmもあるけどな!!! 無理だな!!!!

出発していきなりの激坂に焦ったw
海岸線に出るまでに、いきなりアップダウンの繰り返し。

国道389号線は長島サンセットロードを名乗ってて、ほとんどが島の真西にある海岸線を走ってる。
だから風景はめちゃめちゃいいのよね。
こんな感じで。
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でもね・・・。
ほんっと、この島はチャリダー殺し。
登りか下りしかないというとんでもない道。
あぁ、車で走ると気持ちいいだろうなぁ、なんて現実逃避してみても、今乗ってるのは車じゃなくてチャリンコ!
常に坂道を登るとすぐに下りで、下り終えるとすぐに登りで、っていう感じ。
「登るんやったら、もう下らんでええやんけ!」って思わずペダルを回しながら叫ぶほどにw
はい、これが長島の全ルートにおける高度記録ですが、平坦な所がないでしょ・・・。
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いや、本当に風景はいいのよ、とっても。
道ばたには花が咲いてるし、高台から見下ろす海はとっても綺麗し。
こんな感じで。
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結局凄い時間がかかって、長島から九州本土へ渡る橋まで辿り着いたのは既に17時。
わずか18kmに1時間かかってるw
さっきの下島で爆走したせいもあって、足は全然回らなかったしね。
とにかく長島の印象は「元気なときに来たかった・・・」「車で走りたかった・・・」って感じだわw
あ、長島はジョギングを励行してるらしいけど、少なくともこの道は辛くね?
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●救いのサイゼリア

橋を渡って8時間ぶりの九州本土w
そこは「市長問題」で話題の阿久根市w
ちょうど160kmぐらいかな。

九州本土まで戻れば、マシな道になると思ってました・・・。
特に3号線に戻れば、賑やかになると思ってました。
日が落ちてくる時間だけど、都会だから大丈夫だろうと思ってました・・・。
完全に見込み違いでした・・・。
アップダウンはまだまだ続きました・・・。
さっきの長島がまだ続いてるのだと感じました・・・。


阿久根市の中心地(噂の市役所w)を過ぎても海岸線沿いの道は続き、ず~っとアップダウンの繰り返しw
そりゃ阿久根市市街地からは長島に比べると随分マシになったけどさ・・・。
「薩摩おれんじ鉄道」なんて微笑ましい路線と並行して走ってるんだけど、疲れてる身体にはイラッとくるネーミングだわw
輪行してやろうかと思ったぜw

一方で、日没が過ぎたこともあり、周りはどんどん暗くなってくる。
阿久根市役所を通過した辺りが日没時刻。
うちの読みは甘かった・・・。
この辺りはどう見ても田舎。
完全に田舎・・・。
そりゃ西側の海岸線だから、日没後もまだ少し明るさは残ってるんだけどさ・・・。
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決定的になったのは「薩摩高城」という駅を過ぎた辺りから・・・。
3号線は海岸線を離れて南東へ進路を変える。
思いっきり山に向かってw
あwほwかwwwww

ここからは酷かった・・・。
既に19時に近づき辺りは真っ暗、なのに山の中を走る3号線、3号線なのに山の中、建物が無い、何よりも街灯が無い・・・。
なんで3号線なのに、こんなにも真っ暗なんだよ!って思いながら、おそるおそる走るしかない・・・・。
路面は良くないし、道はどっちに曲がってるか分かんないから車が通過して照らしてくれることを期待するという悲惨さw
一体いつになればまともな街に到着するんだろう・・・って思いながら・・・。

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道中、ついに幻を見るほどに・・・w
遙か前に「サイゼリア」の看板が見えたのね。
サイゼリアが有るくらいなら、随分都会だろ~って思いながらテンションが上がったんだけど、近づくにつれ、それは間違いだったことに気付く。
「サイゼリア」じゃなくて「トラットリア」だな、でも こじゃれたイタ飯屋があるならやっぱり都会だろ~、そう思ってた時期もありました。
更に近づいていくと・・・「ドライブイン」だったよ!!!
サイゼリアなんて「イ」しか合ってないよ!!!
全然まだまだ山の中だったよ!!!
あ、シャワーみたいなのはオシャレな間接照明ねw




●オッサン現る

ず~っと我慢して走り続け、下り坂の下に突然 街が見えたのは19時半頃。
助かったぁ・・・と思いながら、とにかく休憩とこれからの計画を練るためにマクドへ。
何よりもマクドだと無線LANが使えるしね。
あ、そういや、結構色んなところでFONを拾えたなぁ。
やっぱりアカウントを作っておけば良かった・・・。

地域限定と書いてあったけど、どうだろうな~と思ったら、ここはキャンペーンをやってなくて、Lサイズのコーラはしっかり240円。
このマクドも24時間営業だから、なんならここで朝を迎えるのもありかもなぁと思って、隅の目立たない座席を確保したのは内緒だw

いやホント、体力的にもかなりキツいけど、もうこの真っ暗の中を走りたくない・・・。
この薩摩川内の市街地は明るいけど、ちょっと進むとまた怖い目に遭うに決まってる・・・。
実際、GoogleMapを航空写真でチェックしてみると、次の串木野までの間には山が広がってる様に見えるし。
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いつもの様に楽天トラベルで宿を探してみると・・・。
コレってここだったのか!!!
PCで見ている方には、是非リンクを踏んでいただきたいこのサイト
楽天トラベル内にありながら、明らかに異彩を放つ謎のBGM。
どう見ても普通じゃない色遣い。
やたらと安い価格設定、意外と評価の高いレビュー。
風呂は共同だけど、個室、部屋にBB回線有り、ロビーのPCは使い放題、朝食「男の朝ご飯」はバイキングで食べ放題。

「ビジネス ステイ」と名付けられたそのホテルは、旅立つ前から気になってたのね。
とはいえ、正確な場所を覚えて無く、たしか串木野にあるんじゃないかと思ってたから、ここのマクドから数キロの所にあると分かって、すぐに予約したwwwww

マクドのすぐ先にある すき家で腹を膨らませ、20時15分に到着。
受付のオッサンに話すと「え?予約ですか?」と大あわて。
まぁ、直前に楽天から予約したんだから、気付いてなかっただけで。

このオッサンがおもろい。
オッサンというか、もう爺さんに片足を突っ込んでる年齢やけど。
めちゃめちゃ喋るのが好きみたい。
しかも「男の朝食」もこのオッサンが作るらしい。
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んで、このホテル、さっき書いたサービスだけじゃなかった。
「洗濯は無料だから、下の洗濯機を使ってくださいね」という嬉しい提案。
確かに駐車場横にある洗濯機は、本来コインランドリーになってるみたいだけど、無料で使わせてくれる。
宿泊フロアの共同スペースにはツマミ用の各種お菓子やお茶、コーヒー、冷蔵庫の中にはミネラルウォーターと氷、電子レンジ、オーブントースター、湯沸かしポット、食器等々が置いてあって使い放題。
部屋や風呂も決してめっちゃ綺麗ってわけじゃないけど、この価格にしては十分すぎるほど。
あぁ、もちろんボディソープもシャンプーも置いてある。

明日のルートを調べるためにロビーへ降りてPCを借りながら、オッサンと喋りまくり。
オッサンの身の上話まで聞いちゃったぜw
んで、「明日の朝食のためにこれから仕込みをして、1時くらいまで働くんですよ・・・」というオッサン、すげえぜ!
うちはといえば、朝食の時間までに出発しないといけないかもな~と思いながら、オッサンの作る朝食に興味が湧きまくりw

乾燥機が止まった23時にようやく就寝。
いやぁ、マジで今日も疲れすぎた・・・。
前半はともかく、後半は肉体的にも精神的にも・・・。
この旅の途中から右膝の外側が痛い症状が再発しかけてたけど、もうこの頃になると階段を下りれば両膝ともちょっと痛いぜって感じで。
あ、太ももとお尻の筋肉痛は言わずもがなw



本日の走行距離:202.62km
本日の平均時速:23.0km/h
本日の走行時間:8:49:12
本日の獲得標高:2726m
(GPSロガーの記録からフェリー部分を削除して計算)




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高度表示
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速度表示
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速度/高度表示
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神戸発 鹿児島行き 5日目まとめ前編(9/30 熊本~本渡)

●九州本土の最後は激坂で候

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目覚めたのは5時。
何でこんな所に泊まってるんだろっていう違和感だけが滲み出るので、早く出発したいと思って準備を。
ところが昨晩のTシャツに続いて、今度はチャリンコグローブが見付からない・・・。
色々探しまくった挙げ句、乾燥機の中に残したままだったというベタな展開・・・。

「6時までに出発の場合は、鍵を受付において従業員通用口から出てください」って、昨晩ゲンセンカン主人受付のオッサンに言われてたので、こっそりとユースを出発したのは5時45分。
ところが・・・雨が降りまくってる・・・。
え・・・? まだ降ってるの・・・?

一旦、鍵を回収して、部屋に戻ることに。
確かに昨晩ユースへ到着したときには降り出していて、でも朝には上がってるって言う予報だったはず。
WeatherNewsアプリを起動しながら、下関のカプセルのテレビでニュースを解説することで有名な何とかってオッサンが、WeatherNewsの紹介をしてたなぁと思ったりw
やっぱり天気は回復するみたい。
だったらこの本降りが治まる待とうと思ってね。

居心地の悪い和室を再び出て、再出発したのは6:45。
窓から見てると随分小雨になったので、バッグにはレインカバーを掛けて出発なり。

いくら平地で広い3号線とはいえ、路面が濡れている状況では飛ばすわけにも行かず、控えめに進んで3号線の分岐点に着いたのは7時40分。
出会ったり別れたりばかりの3号線だけど、今日はまたここでお別れ。
うちはここから天草へと向かう57号線へ入るのね。
あぁ、これまた面白くない写真だなぁw
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57号線はもちろん単線のJR三角線と全力で並行して走る。
まさに「全力で」と言いたくなるほど、ずっと一緒にw
んで、いきなりド田舎になるw
海辺の田舎の国道ってのが、まさにそのピッタリな表現。
車も確かに多いし、道幅も広くはないけど、信号はほとんど無いし走りやすい。
ちょうど通学時間で、児童を見守る地域の人たちをよく見かけるね。
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8時、ほぼ一直線の道を走り続けると、ついに海際に出たのね。
何だか久しぶりに見る海。
それに瀬戸内の小島が浮かぶ海じゃなくて、ぱ~っと広い海っては今回の旅で初めてかも。
本当なら目の前には島原と普賢岳が見えているはずなんだけど、あいにくの天気で全然見えないや。
ここは有明海というか、島原湾というか、東シナ海というか。
干拓にしてるのかと思ったけど、純粋に潮が引いてる状態なのね?
それともやっぱり干拓?
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そこからの57号線は、ほぼ海岸線を走り続ける。
まさに宇土半島の北側をへばりついて走る感じ。
ところどころ、懐かしい感じの海水浴場が現れて、そこにはもちろん駅があって、民宿があって・・・みたいな、昭和の行楽地って雰囲気が漂ってた。

そんななか見かけた「いきなり団子」のお店。
「熊本名物」ってかいてあるけどホントかよ?って思ったら、本当に名物だったw
右側がオーソドックスなもの、左側が"紫からいも"だと思う。
中にはサツマイモと餡が入っているという、ちょっと予想外の展開。
紫からいもは生地に練り込んでる様で、中身は同じだったはず。
蒸し立ての熱々で、小雨の中走り続けてた身体にはとっても美味かったよ。
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そういやこういう名物って、今回の旅では食べてないなぁと思って、せっかく田舎の国道に入ったんだから今日はそっちの方向で攻めてみようと思う。
2号線や3号線って太い幹線だけあって、コンビニや普通の店はたくさんあるのに、土産物や道の駅が少なかったもんね。

そうそう、57号線は道ばたに花が溢れてるのも、走っててとっても気持ちいい理由の一つだった。
ここは網田中学校付近なり。
何の花か分かんないけど、すごいいい香りが漂ってた。
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宇土半島の先っぽは三角港。
あぁ、さっきからやたらと出てきてるけど、もちろん「みすみ」ね。
三角にはいくつかの港がある様だけど、最初に現れた三角西港がこじゃれてる。
wikiによるとこんな感じの理由らしいよ。
1884年(明治17年)に西港の整備が始められ、1887年(明治20年)に開港した。近代的港湾としては、日本でも最古にあたる。三角西港の建設には国費が投じられ、福井県の三国港、宮城県の野蒜港とともに明治の三大築港と呼ばれる。

読み物としてはこちらの方が面白いかな。
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突然現れたレトロな風景に戸惑いつつ、案内板の説明を読んで「なるほど~」と思いながらちょっと休憩してたよ。
こういうところが近所にあると、ふらっと散歩するのにいいよね~。

釣りをしている親子を冷やかしてみたりとかw
目の前のはこれから渡る天草諸島最初の島「大矢野島」と、天草五橋の第一橋「天門橋」なり。
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さて、ここから天草諸島にはいるわけなんだけど、その前に天草諸島の全貌を地理的に理解してもらう方が、ここから先もイメージしやすいかなぁと思って。
というわけで天草宝島観光協会のサイトから直リンクで。

こんな感じでポッカリ浮かんだ島々が、ほぼ全て橋で繋がってるのよね。
今走ってる宇土半島の先っぽな三角は、下側の地図でいう右上のグリーンの先端ね。


で、話は三角に戻るのよ。
先の三角西港を出発したのは9時ちょうど。
既に小雨もほとんど上がった状態。
さっきの写真にも写っていた橋を渡るんだろうなぁと分かってたけど、つまりはあそこまで登らなきゃいけないんだろうなぁってのも、うすうす気付いてたw

というわけで57号線から266号線へと曲がった瞬間、激坂wwwww
いや、短いんだけど、めっちゃきつい坂、というか壁w
ルートラボで見てみたら、19%~23%というどうしようもない坂w
馬鹿じゃないのw
いや、2分ほど頑張ればいいんだけどねw




●憧れの芥子蓮根

さて、登り切ると目の前には大矢野島が広がってる。
んで、この辺りから何故か南国風の植樹が多いw
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さっきも書いたけど、この第一橋は「天門橋」っていう、とっても素敵な名前が付けられてる。
もちろん天草諸島への入り口って意味なんだろうけどね。
この橋も元々は有料道路だったらしいよ。
あ、266号線は「天草パールライン」って呼ばれてる。
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というわけで、さらば九州本土、こんにちは天草諸島。
しかしこの橋・・・うちは高いところ好きだからいいけど、苦手な人だとチャリンコじゃ渡れないな・・・。
大型船が下を通れる様に、海面からの距離はかなりあるし。
さっきの案内板だと42mってことかしら。
とにかく「うわ・・・海の上だわ・・・」って感じられるくらい、迫力のある橋ですw
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大矢野島に入ったのは9時15分、ここまで46km。
橋までは登ったんだから渡り終えるともちろん一気に下って、次は海岸線じゃなくて島のど真ん中を突っ切る。
アップダウンがこまめに続く道を走りながら、「あぁ、しまなみ海道を走ったときによく似てるなぁ」って感じてた。
基本的に道は広くないけど、決して走りにくいわけでもない。


そんなアップダウンの繰り返しの中、坂の上に現れた巨大天草四郎像w
これまた写真を撮ってないので、直リンクだとこんな感じw


ここは「あまくさ村」という土産物屋。
そうそう、今回の旅に足りてないのは、こういうベタなスポットなんだよ!って思いながら、喜んで休憩w
何故か沖縄民謡がかかって、店員はかりゆしウェアを着てるけどw

店に入ると、いきなり昆布茶を振る舞われる。
んで、その後ろでは竹輪が製造されてるw
やたらと美味そうなので、できたての熱々を一本貰うことに。
腹が減ってたのも勿論あるだろうけど、そもそも出来たての竹輪を食うのも初めてで、めっちゃうまかった。
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外に出てみると"からし蓮根"が売ってる。
んで、おばちゃんがそれを揚げてる。
からし蓮根って、揚げ物だったのか・・・。
初めて知りましたよ・・・。
やたらと美味そうだけど、一人で食うにはデカいし高いので断念。
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代わりに昨日食い損ねた馬肉にちなんで、"馬肉ミンチカツ"を注文。
揚げてもらっている間、おばちゃんと話してたら、試食サイズのからし蓮根を作ってくれたw
食ってみたら予想通り美味い! んで辛い!
これはビールに合うなぁ・・・。
家とか居酒屋で酒と合わせながら食べたいなぁ・・・。
馬肉ミンチカツは可もなく不可もなし、といった感じw
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30分近く休憩して出発。
10時前かな、50km経過。
トンネルを通ったり、坂を一気に下ったりすると大矢野の市街地へ到着。
これまた周りに幾つかの土産物屋があるけど、さっきの店が島で最初に出てくる場所だから、特等席なんだろうなぁなんて思いながら。
もちろんうちもスルーで。
その先にあった「天草四郎メモリアルホール」ってのも、どうかと思ったけどw
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大矢野島を走り終えたのは10時過ぎ。
って、さっきからあんまり時間経ってないなw
ここから上島に渡るまで、天草五橋のうちの2~5が連続するポイント。
ほらこんな感じね。
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この橋達を渡る風景は、とっても気持ちいい。
この辺りは「天草松島」という地域で、松島には及ばないまでも(って、実際に見たことは無いw)小島の浮かぶ風景が素敵。
本当なら晴れてるときに見たかったなぁ。
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●なんでこのラーメンを食いたかったんだ

天草諸島の主島のひとつである上島。
というか、上島と下島を合わせてほぼ一つの主島って感じだけど。
やっぱり川一本挟んでる程度だし。

さて、上島にはいると自動車専用の有料道路が現れるけど、うちは粛々と324号線を。
324号線は上天草市の中心地を抜けた後、北側の海岸線を走ることになるのね。
海岸線に出る頃、天草市に変わる。
そろそろアップダウンに飽きてきたw
海岸線は気持ちいいし、道は広くないけど交通量も少ないとはいえ、常にアップダウンもつきまとうのよね。
その影響なのか、さっきちょっと口にしたせいなのか、とにかく腹が減るのよ。

そんなところで道の駅が目に入れば、休憩するしかないでしょ・・・。
というわけで、「道の駅 有明」へ着いたのは11時過ぎ、80km経過。
もう全く雨は上がってるけど、空はスッキリしない曇り空。
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海岸線を走ってる間、そこら中で見かけたこの看板「タコ街道 タコの町 有明」。
商工会のトップ画像はかなりどうかと思うけどw
うちの住む明石もタコで売り出しまくってるけど、そういった意味で親近感があるので、せっかくだからたこ焼きを。
いや、取り立てて美味かったわけでもないけどw
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腹が満たされたので出発したのは11時半前。
なのに、出発して5分でまたもや休憩wwwwww
理由は味千ラーメンがあったからw
チェーン店とはいえ熊本ラーメンだから、熊本県内で食ってみたいじゃない。
実は一度も食ったこと無いし。
海が見える座席を確保して、ガッツリといただきます。
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ダメだな・・・好みじゃない・・・。


無駄な時間だったと反省しながら、12時前に出発、80km経過。
次に目指すは天草で一番大きな街、本渡。
本渡には、このあたりに珍しいゲストハウスがあるんだよね。
タイミングによってはここに泊まるつもりだったんだけどな~。

それと少し前(2007年)までは本渡から水俣へフェリーが出てた。
だから、ここから九州本土へ戻るというルートも取れたんだよね。
いや、今も八代とかへ行く船は出てるけど、うちが求めてる方向とは違うしw

さて・・・ループ橋を渡って本渡へ着くとそこは下島。
いよいよ選択の時が来た!
現場に着くまで決めてないうちもどうかと思うけど、下島のど真ん中を突っ切る国道266号線を走るか、遠回りになるけど島の南側の海岸線を通っている県道28号線を走るか。
どう見ても国道の方が10km以上短い距離なんだけど、どう見ても山っぽい。
ツーリングマップルには「島なのに山深さを感じる2車線縦断道路」「豪快なアップダウンでつづる」って書いてあるしw
う~ん、どうしよっかな~、どっちにしようか~ってのが、このGPSの軌跡にも現れてるw
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決め手となったのはルートラボのこのルート
国道を走ったときにどれくらいの高低差があるのかを調べようと思ったら、うちが通ってきた道と、この先の県道が「ベストルート」だと言い切ってる。
これを信じてみようって。
あ、iPhoneでもルートラボは見れるのよ。
PCの場合はSilverlightで動いてるから、iPhoneじゃ無理だと思ってたけど。
ルート作成は出来ないけど、ルート閲覧はもちろんのこと、現在地とのマッチングも可能。

神戸発 鹿児島行き 4日目まとめ(9/29 下関~熊本)

●巌流島の不戦敗

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目覚めたのは6時。
どんどん起きる時間が遅くなってるなw
関門海峡フェリーの時刻を考えると、6時40分か7時20分のに乗りたかったのよね。
早く目覚めたら始発に、そうでなければ目覚ましで起きて2本目にって感じで。
結局、目覚めたのは目覚ましでだけどw

昨晩、軽く荷造りしてたとはいえ、意外と散乱している荷物に唖然としながら片付けてると、あっという間に6時半過ぎになっちゃった。
ロビーのPCで調べ物をしてからチェックアウトして出発。

まずは昨日上手く撮れなかった下関駅前での写真を、もう一度チャレンジ。
それが昨日の最後の方に貼ったヤツね。

下関をあとにして彦島へ渡ったのは7時前。
彦島ってのは本州の先っぽにくっついた、地理上は島なんだよね? 一応。
とはいえ、島と言うよりは単なる川向こうと言った程度のくっつきっぷり。

彦島に渡って、関門海峡フェリーの乗り場に着いたのは7時。
フェリー乗り場手前にはこんな標識が。
あぁ、フグなんて見ることすらなかったなぁ・・・w
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待合所で乗船券を購入、300円。
朝食でも買おうかと思ったけど、中の売店は全然開いてなかったよ。

んでね、外にあった下関の観光案内地図を見ながら気付いたことが・・・。
彦島の横には巌流島があったんだ・・・。
こないだ、髪を切ってもらいながら、美容師に教えてもらったのに忘れてた・・・。
ほら、さっきの地図にも載ってるでしょ。

出航までわずかに時間があるから、ちょっと行ってみようと思って走り出したものの、やっぱり無理があると思って諦めたけどね・・・。
もともと渡る時間は無いと思ってたから、彦島側から見てみようと思ってたのにね。
むぅ、残念。


小倉から渡ってきたフェリーが車を吐き出すのを眺めながら、未だ決めきらない博多行きに悩んでた。
博多を経由して一風堂の本店に行くべきか、それともショートカットすべきか・・・って。
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チャリンコは自動車と同じスペースへ駐輪するんだけど、くくりつけたり固定したりってのは無し。
壁にもたれかけるだけw
今までのフェリーで、そんなのは初めてだねぇ。
船員のおっちゃん曰く「今日は凪いでるから大丈夫」だってさ。

ここまで500km走ってきた本州とはしばらくお別れ。
彦島は本州じゃねぇよ、とか言わないでw
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7時半ともなれば、すっかり朝日も昇っちゃってる。
手前はもちろん彦島だけど、奥に見えてるのは門司かもしんない。
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工場萌えにはたまんないであろう小倉付近の風景。
うん、かっこいいよね。
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15分ほどの海上の旅を終え、ついに九州上陸。
門司じゃなくて小倉から上陸ってのは完全に予定外だったけど、それでも嬉しい一歩だよね。
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●大いなる選択の過ち

とりあえず3号線を目指してこぎ始める。
んで、3号線に入るところでデイリーヤマザキを見つけたので、パンを一つだけ買って朝食に。
このときに感じた違和感は「パンに飽きた・・・」って事だったのよねw

さて、3号線は戸畑バイパスといって、都会の街中によくある2車線のバイパス。
通行量はめちゃめちゃ多いけど、路肩も歩道もちゃんとしてるから、走りやすいよ。
ところがいきなりの洗礼か、どかっと100mまで上り続ける直線の登りがあったりしてw
そこから一気に下るとスペースワールド。
ほら、僅かにスペースシャトルだって写ってるw
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とにかく3号線を延々と進む。
都会の同じような風景がずっと続く感じ。
走りやすいけど面白くはないかなぁ。
黒崎駅前が大都会で、昨日くららが言ってた「下関っ子は北九州で遊ぶ」ってのが、きっとこの辺なんだろうなぁと思いながらw

遠賀川を過ぎると急に風景は田舎になったのね。
んで、3号線は完全にバイパスと化した。
ほとんど高速道路みたいなもんだわw

ちょうど岡垣バイパスを名乗り始めた頃かな。
対向一車線になり始めたのね。
んで、トンネルが二本続いたけど、どっちも広い歩道が付いてたから良かった。
あぁ、トンネル手前はもちろんお約束の様に峠があったんだけど、坂道程度だったんで大丈夫。


9時半、見かけたローソンで二回目の朝食を。
44kmほど走った辺りかな。
ここまで走ってるうちに、もう博多は経由しないって決めてたから、3号線はあと少し。
またもやうちの影が写ってるねw
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しばらく進むと交差点の反対側に「ふくや」が。
あの博多明太子のお店よね?
もしかしたら食事とか出来ないかしら・・・と思ってお店まで行ってみると、ニッコリしながら「食事は出来ないんです~」って。
でも「気をつけて頑張ってくださいね」って応援してくれたよ。
これ以降、明太子ご飯が脳裏から離れず、辛い思いをしたよw
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10時過ぎ、古賀市の「流」という交差点で3号線に別れを告げ、県道35号線に。
先にも書いた様に、本当は博多を経由して太宰府へ向かうつもりだったのね。
一風堂本店にあるという限定メニュー「本店かさね味」を食べるためにw

でにね・・・この日も先を急ぐ理由ってのがあったのよ。
それは天気・・・。
夕方から崩れるって予報だったからさ・・・。
こないのだ東広島みたいな思いはしたくないのよね。
というよりも、結局はショートカットして少しでも楽をしたいってのが、一番の理由だけどw


県道35号線も入った当初はとってもいい道だった。
二車線の走りやすい道だった。
しかし・・・うちがショートカットに使った様に、ここはトラックがショートカットに使う道でもあったのね・・・。
溢れかえるトラックの山、そしてあっという間に細くなった道。
要所要所は2車線になるのに、そこを過ぎると路肩も全くない一車線の対向。
そこを爆走するトラック群。
完全に道の選択を間違った・・・。

太宰府に着くまでの間、バイパスの退屈さに憧れたもんw
そして、結局は低速でしか巡航できなかったから、あのまま3号線を博多に抜けた方が早く太宰府へ着けたかもしんない・・・。
いやマジで、県道35号線はチャリンコで走る道じゃないよ。


11時半、長かった苦痛を超えて太宰府天満宮へ到着。
裏側から到着したから、いまいちどこが参拝の順路が分かんなかったけどw
境内の隅にコルナゴちゃんを置いて、お詣りすることに。
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鳥居をくぐって、ちゃんと境内の方面へ向こう事にw
そこら中に中国人観光客が溢れてたのは印象的だったなぁ・・・。
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赤い欄干の参拝路がとっても素敵。
そんななか、真っ赤なチャリンコウェアを来て歩くうちとすれ違った女子高生軍団が呟く。
「あれって、セクハラよね・・・」
それってもしかして、うちのパッド入りもっこりウェアのことですか・・・?wwwww
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楼門もねぶたの飾り付けが成されてて、これまた赤と青の対比がとっても綺麗。
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ここにはあんまり写ってないけど、修学旅行生と思われる受験生がたくさん居たよ。
きゃっきゃ言ってたw
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お詣りを済ませ、お守りを買って出発したのは12時過ぎ。
目指すはただ一つ、「一風堂 太宰府インター店」。
これまた3号線を戻る方向に行かなきゃいけなくて、やっぱり県道35号線を選んだのは失敗だったなぁと凹みまくり。

一風堂に着いたのは12時半。
ちょうどお昼時だけど、一席だけ空いてたというラッキー。
で、メニューを見て愕然とした・・・。
当たり前だけど、いつも見るメニューと同じだ・・・。
この太宰府インター店は二号店だけあって、本店と同じとは言わずとも、なんらかの限定メニューが有ればいいのに・・・と思いながら来たんだよね。
仕方ないから、定番の赤丸に明太子ご飯を。
明太子欲は満たされたし、もちろんいつも通り 旨かったんだけどね。
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午後の出発は13時前、この時点で90km。
次は久留米ラーメンを目指して走る、ただそれだけがモチベーション。
う~ん、今日はこれまでに比べて体調も道も風もそれほど悪くないのに、こんなにもテンションが上がらないのは何故?
きっと、県道35号線の選択ミスが、うちの心に影を落としてるのね。


そういや太宰府付近だけなのかもしんないけど、歩行者用信号のカッコウが懐かしの「とおりゃんせ」だったのね。
久しぶりにそんな音を聴くなぁと思いながら、口ずさみつつコルナゴちゃんをこいでて気付いた!
「天神様の細道に」って歌詞を元に、いまでもこの辺りでは「とおりゃんせ」を採用してるんじゃないかってね。
邪推かもしんないけど。





●見積もろう

3号線を南に向かって延々と走り続ける。
これまた都市間を繋ぐ郊外のバイパスにありがちな、平地にある2車線だからめちゃめちゃ走りやすい。
空模様と同じで、気持ちはドンヨリだけど・・・。
ラーメンを食ったあとに寄ろうと思っていた大宰府政庁跡も、前を通過するだけに終わっちゃったもんね。

3号線が筑紫野バイパスを名乗り始めたのはいつ頃だったか。
とにかく筑紫野市に入っても走りやすい道が続いたのね。
そりゃところどころアップダウンはあるけど、それでも楽勝。
段々とテンションは回復してくる始末。

次に向かう久留米はチェッカーズの故郷wwwww
久留米と言えばチェッカーズ、すぐに連想できるくらいうちには頭にこびりついた知識だったのね。
初めてレコードを買ったアーティストだったしwwwww

まだ、アイドル扱いだった時代、友達にダビングして貰ったカセットを聴きながら悩んだことがあったのね。
「Marry Me Tomorrow」っていう曲があってね。

まぁ、哀しい歌なんですが。
歌詞カードも見たこと無い、曲名はカタカナで書いてある小学生にとって、サビで何て歌ってるのかが全然分かんなかったw
「『マリー』っちゅうのは女の名前やとして、『見積もろう』な訳がないなぁ。なんて歌ってるんやろう・・・」小学5年のハムの人にとって、英語は難しすぎた・・・。
なんてことを久留米までの残り距離が表示される度に思い出してたんだよ。


さて、本日の100km地点を過ぎた直後、突然現れたこの標識。
正直、かなり「えっ?!」って感じだったよ。
佐賀県・・・?
うちのルートの中に、佐賀県はまったく念頭になかったから・・・。
この辺りは福岡県側に張り出してきてるのね。
思わぬところで5県目突入w
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久留米ラーメンに関する知識は皆無。
だったらベタに行こうと思って、wikiを見てみたのね。
1958年(昭和33年)、国道3号線沿いに「丸星ラーメン」が開業。広い駐車場を備え、年中無休・24時間営業をおこない、長距離ドライバーの評判を呼ぶ。またこの丸星ラーメンは、マルタイがインスタントラーメン「屋台ラーメン」を開発するにあたってのヒントともなった。

マルタイか!
んじゃ、ここだ!
3号線沿いだと、探さずに済むんだし。


Jリーグで聞いたことある気がする(よく知らない)鳥栖を過ぎて、宝満川というエロに充ち満ちた感じの川を渡れば、再びそこは福岡県。
そして念願の久留米市。
さぁ、中心街まで頑張って走って、丸星ラーメンを探すぞ~って思ってたら、いきなり現れたw
大量の駐車場、そして掘っ立て小屋の様な建物。
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中に入ってワロタ。
なんだこのトラック野郎御用達感満タンな雰囲気はw
なんだこの壁に掛かる丸星ラーメンのテーマはw
なんだこの崩れそうな店内はw
なんだこの溢れかえるお婆ちゃん店員達はw
なんだこのおでんを求めるトラック野郎達はw

インパクト有りすぎる店の雰囲気に飲まれない様に、入り口で食券を買い、テーブルの一角を確保。
ゼンマイ仕掛けで動きそうなお婆ちゃんに声を掛けて、持ってきて貰ったラーメンがこちら。
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なんだこれ、うめぇ!
うめぇ!うめぇ!
もう一杯食いたい!
ライスが欲しい!

380円という価格も衝撃だけど、この美味さはズルイ。
おかわりしたい気持ちも、ライスを欲する気持ちも、さっき一風堂で食ったということ、このあと更にラーメンづくしであることを自分に言い聞かせ、ぐっと我慢させることに。
いやぁ、これはたまんない。
近くに欲しいw




●マジヤバイっすよ

14時半、120km経過でスタート。
さぁ、楽しいことばかりは続かない。
久留米ラーメンですっかりテンションは上がりまくったけど、ここから登りが続くのも覚悟してたこと。
久留米から八女までは比較的緩やか、その先はどう見ても山だし、どう見ても峠だし、どう見ても人が住んでそうにないw
でも、やっぱり3号線なんだねw

当初、出発前はこっちを避けるつもりだったのね。
209号線から501号線という、海側へ迂回するつもりだったのよ。
でもね、そうすると熊本へ到達するにはやっぱり遠回りでw
とはいえ、うちはそっちのルートしか地図をとってないw
まwたwかwwwww
まぁ、だからこそ、今朝はカプセルホテルのロビーでルートをチェックしてたんだけどね。


会社の後輩に熊本県出身の元ヤン(笑)が居て、この辺りの山っぷりは聞いてたのよ。
「いや、あそこマジヤバイっすよ」ってw
そのヤバさが、この地図で伝わるかしらw
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というわけで八女市中心部を過ぎると、うちも覚悟をしながら進んだのね。
明らかに周りの風景は山になるし、周りは田んぼや畑ばっかだしw
んで、ジワジワと登りになるし。
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ところが、覚悟してたよりも全然大丈夫。
確かに登ってるんだけど、緩いし、交通量も少ないし、風景は気持ちいいしで、全然快適。
なんせ、ずっとフロントはアウターで走れたもん。
走っててすっごい楽しい道。
辛いなんて思わなかったなぁ。
ただ、天気だけが心配で。
そこら中に彼岸花が咲いて、とっても綺麗。
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そして熊本県との県境である小栗峠へ辿り着いたのは16時半、ぴったり150km。
ここから熊本県山鹿市になるのですよ。
ここさえ越えてしまえば、あとは熊本まで辿り着けるはず。
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峠を一気に下り、山鹿市の中心地を通り過ぎて熊本市へ。
本当なら今朝の予定では、山鹿から熊本まで、自転車道を走るつもりだったのね。
廃線跡を使った、楽しそうな自転車道だから。
でも、やっぱり天気が不安なので、このまま3号線を進んだのでした。


熊本市へ入ってすぐのローソンで休憩。
というか、今夜の宿を検討タイムw
熊本市内にはユースが2つあって、それ以外にも安宿が何軒かあるのね。
んで、散々悩んで決めたのは熊本県青年会館ユースピア熊本
決め手となったのは、昨年泊まった同じく青年会館である秋田のユースパル秋田が最高だったから(詳しくはこちら)。


さて、宿が決まればあとは熊本ラーメンをどこで食うか決めるだけ。
って、熊本ラーメンについては「こむらさき」って決めてたんだけどねw
本店が行きやすいなら本店がいいなぁと思ってたら宿の近くだった、ラッキーw
そうとなれば、こむらさき目指してペダルを回すだけ。

熊本市の中心地へ入るまで、登りがもう一つあったんだけど、そんなの関係ないぜ。
もう心はこむらさき一色だぜwwwww
どうでもいい話だけど、うちの大学の後輩に「小紫」という名前のヤツがいるのよね。
いや、噺家じゃなくて本名でw


3号線を走り続け、「藤崎宮前交差点を曲がるんだ」と30分前から唱え続け、ようやく辿り着いた目的地。
こむらさきに着いたのは、既に日も落ちて真っ暗となった19時前。
うん、日が落ちても、都会ならそれほど走るのも怖くなかったしね。
まずは店の外で記念写真をw
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店内にはいると、学生とおぼしき客が一人。
本日最後とラーメンという事からも、遠慮せずに「特製チャーシュー麺とライス」って注文。
しばらく待って出てきたのは・・・白濁したスープが眩しい豚骨ラーメン。
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やべぇ!
なんだこれ!
うめぇ!
(それしか書いてないなw)
このチャーシューも、分厚いのにめちゃめちゃ柔らかくて、味も染みまくり。
最高すぎる・・・。

「めちゃめちゃ美味かったですわ・・・」
勘定を済ませながら、店の親父と談笑。
「自転車で旅行ですか? どこから来られたんですか?」って、定番の質問を受けながらねw





●ゲンセンカン主人

さて、熊本県人が誇りに思っている熊本城でも見ようかねぇと思い、何となく見える方向に近づいていったつもりが、色んな物に阻まれて近づけてないwwww
もういいや、と思い、おざなりな写真だけ撮っておいた。
明日の朝、道中に見れるかもしれないしね。
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ユースへ向かって走り出したら、さっき交差点名として出てきてた藤崎宮が目の前に。
とりあえず参道だけでも撮っておけってな感じで、随分やっつけっぽい写真。
撮る直前に、この車が入ってきやがったw
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本当はユースへ行くまでにスーパーでも寄って、もう一つの熊本名物である馬刺しを買っておこうかと思ったんだけど、走ってるうちにすっかり忘れてたw
ユースにたどり着いたのは19時半。

受付に来てみると・・・様子がおかしい・・・。
想像してたのと違う・・・。
簡単に言えば・・・汚い・・・。
いや、汚くたって全然平気なんだけど、なんていうか「古い病院」っぽいというか・・・。
まったくテンションが上がらない感じ。

で、受付で対応してくれた親父にワロタw
つげ義春の旅物に出てくる、番台の親父みたいな顔w
あぁ、資料としてすぐに出てくるのが「李さん一家(というか、続編の『蟹』)」しかないけど、概ねこんな顔だと思っていただければw
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相部屋だと思ってたのに他に客はおらず、安い旅館の和室みたいな部屋で一人寝ることになったのでした。
風呂に入って洗濯してビール呑んでって生活は変わらずにw
唯一違ったのは、Tシャツが見付からないことw
今朝、カプセルホテルに忘れてきたのかなぁ・・・。
これで完全にチャリンコウェアしか無い状況に陥ったよw
22時頃に就寝なり。



本日の走行距離:192.5.3km
本日の平均時速:22.9km/h
本日の走行時間:8:24:20
本日の獲得標高:2151m



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高度表示
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速度表示
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速度/高度表示
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