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再び北へ:神戸発 最北端行き 2日目まとめ(9/17 福島~大成)

●ハエとの戦い

とにかく浅い眠りだった。
昨晩も書いたように、トイレを使う人に起こされ、ハエに起こされ、暑さに起こされ、ついでに言えば雨の音にも起こされたのよ。
外にテントを張らなくて良かったなぁと思うほどの雨音に。
幸い雨は降り続けることないけどね。

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3時半、もう起きて出発しよう。
このままここに居てもグッスリとは眠れないしね。
今日は雨が降る予報なんで、降り始める前に出来る限り進んでおきたいし。

昨晩、買ったまま残してた(と言うより、セイコーマートの「さけるチーズ」は2個セットだから、余っちゃうんだよ)チーズを頬張り、寝袋や銀マットを撤収。
5時前には出発。
夜空は半分くらい雲を被ってて、半分くらいは星が見える。
晴れてくれればいいのになぁ。
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昨晩の雨が乾ききってない道を南西へ。
まずは北海道最南端を目指すんだよ。

昨日、野宿するつもりだったトンネルメモリアルパークは、確かにすぐ先だったのよ。
でも、雨が降ったことを考えると、昨晩のバス待ち合い所で正解だったね。

強烈な向かい風が前からやってくるけど、「最南端を過ぎたら北東へ向かうから、きっと追い風になる」なんて甘い考えをしてました(笑)。
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5時半、ようやく登り始めた朝日の中、辿り着いた最南端の「白神岬」。
国道沿いのトンネル脇にヒッソリと存在するスポットって感じ。
華やかさは全く無いねぇ。
晴れてる日には対岸に竜飛岬が見えるらしいけど、今朝は無理だなぁ。
でもね、これから最北端を目指すんだうちには、外せないスポット。
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最南端をぐるりと回っても向かい風。
やっぱり追い風にはならない…。
朝から辛いなぁ。
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●千早と雪歩に出会った

6時には松前町に入った。
国道から見える松前城がショボくてワロタけど(笑)。
桜の名所みたいだね。
あとは松前漬けか。
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市街地から離れていない場所にある「道の駅 北前船 松前」、計画時にはここが初日の野宿スポットだったはずなのにね。
とっても綺麗な道の駅。
海沿いにあるんだけど、予想通り野宿にピッタリって感じ。

コルナゴちゃんを駐車してると、車中泊のプロ夫婦(キャンピングカーでの車中泊)がテーブルを出して朝食しながら、色々と話し掛けてくれるのね。
聞かれることは、大概一緒なんだけど(笑)。
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朝起きてから顔を洗ってないことに気付き、ここで洗っちゃえってことで洗面用具を持って裏手に回ったのね。
するとそこにはテントとチャリンコが。
先にトイレで顔を洗って歯を磨いて、ついでにシャンプーして、それから再び裏手へ回り声を掛けてみた(笑)。

最初はカップルに見えたんだよね。
そしたらもう一人女の子が登場して、女性2名男性1名。
みんなバラバラの一人旅だったのよ。
んで、みんなうちより断然若いwwwww

道の駅の裏手は芝になっていて、海が見渡せる。
「ここ、テントを張るのに凄く良かったです」って、やっぱり頑張ってここまで走ればよかった(笑)。
男性はライダーだったけど、女性は二人ともチャリダー。
雪歩はロード(多分このOPUS Cantate-Womanかな)に太めのタイヤを履いて、うちが前まで使ってたシートポストのキャリアとハンドルバックを付けてる。
「普段は細いタイヤを履いてるんですけど、旅の時には太目のを履いてます」って話す彼女は、旅慣れてるのかもしんない。
もちろんテントも調理道具も積んでて、朝からコーヒーを作ってた。
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千早はランドナー(なんと・・・アラヤのSWALLOW)。
しかも初めてのチャリンコ旅行だって言うからビックリだわ。
店のおじさんに頼んだらこれになったんですって彼女は言うけど、日東のキャリアまで前後に付けてる本格派。
4つのサイドバッグ+ハンドルバッグは楽天で買ったんだとか(帆布を使った、オーストリッチのサイドバッグ/DLXだね)。
バックには女の子らしくお花が飾ってあって可愛い(笑)。
バッグはキャリアから取り外しにくいって言ってたけどw
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女の子一人旅のチャリダーなんて本当に珍しいのに、道中で少し前に偶然出会って、そこからは二人一緒に走ってるらしいよ。
凄いなぁ。
ライダーの兄ちゃんも含めて、4人で話したり写真を撮ったり。
うん、楽しい。
ハエに悩まされた昨晩と大違いだなwwwww
というわけで、1時間近く話し込んじゃったよ。
いや、向かい風だから出発したくない気持ちも強くて・・・。






●土砂降り始まる

彼女たちは函館方面へ向かうので、うちはまた一人旅。
すぐそばにあったローソンで二度目の朝食を摂り、再び向かい風の中を進み始める。
時刻は7時、この時点でまだ走行距離は20km。


彼女達から聞いてた通り、海岸線沿いの気持ちいい道が続くのね。
アップダウンは多いけど、まだまだ平気。
その上、いつの間にか向かい風もやむという幸せ。
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散々休憩しといてなんだけど、最初にも書いた様に今日は雨の予報なんで、早めに行けるところまで行っておきたい
なのに8時になると、無情にもポツポツと降りだす雨。
しかもちょっとした峠を登っていくにつれて、どんどん強くなってくるし。

峠のてっぺんにあるトンネルへ逃げ込み、トンネルを抜けたら土砂降りになってた(笑)。
仕方ないからトンネルの出口にコルナゴちゃんを停めて雨具を装着し、雨足が弱くなるのを待つしかなく。
ペコペコとみんなにメールを打ったりしながら、その時を待つ。
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30分ほど待って、少し雨足が弱まったのを見計らって飛び出し、峠を下ったのね。
せめてなんとか、上ノ国にある道の駅まではもってほしい。
でなきゃ、雨宿りも休憩も出来ないし。

道の駅まで残り2キロで、再び豪雨。
どうやら大雨警報が出てるらしいよ・・・。
いや、確かに電光掲示板には表示されてたけど、注意報とか警報って地方名で表示されるから、分かんないだよねwwwww
おかげで自分の居る場所に出てるのか、この先に出てるのか、よく分からないまま走ってる(笑)。


必死で辿り着いた「道の駅 上ノ国もんじゅ」へ逃げ込み、同じく逃げ込んできたライダーと談笑。
お互いにずぶ濡れwwwww
更に飛び込んできたオバチャンが「もう、ここまで来れてたのね」って言うから誰だろうと考えて、松前の道の駅で話し掛けて来たキャンピングカー夫婦だってことに気付いた。
オバチャンの顔なんて、おぼえてねぇよwwwww
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とにかく土砂降り。
バケツをひっくり返した様な・・・ってやつ。
笑っちゃうくらいに酷い。

なんか腹に入れて時間を潰そうかね。
とは言え、まだ10時前なのでレストランも空いてないし。
売店へ行ってみると、レジ前に謎の饅頭っぽい物体が。
かたこもちって言うんです。餅米と黒砂糖で作ってるんですけど、甘過ぎないです。出来立てなんで、暖かいですよ」
早速、一つ頂いてみたよ。
んむ、日本茶が欲しくなる(笑)。
あっという間に平らげて、二つ目も購入。
ベンチに座って、降り行く雨を眺めながらかじってた。
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雨宿り出来てるから幸せだけど、そうなるとやっぱり欲が出てくるよね。
なんとか江差までは行きたいなぁ。
江差なら少しは都会みたいだから。





●恒例のパンク祭

1時間ほど待って雨が弱まったので、ライダーの兄ちゃんに別れを告げ、再び雨の中を飛び出る。
走ってるうちに、すっかりも小雨に。
んで、11時過ぎには江差に到着。

江差には有名(?)な無料のキャンプ場があるのね。
海に少し突き出た「鴎島」にあるキャンプ場。
しかし・・・まだ午前中だし、雨だし、今日は流石に用事無いw
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そして鴎島の手前には馬鹿でかい黒い軍艦が。
江戸末期にオランダで建造された開陽丸らしいよ。
勝海舟の時代だね。
遠くから見たらハリボテっぽかったけど、なんのなんの立派な物。
中は博物館になってるみたい。
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ちょっとした観光に最適な江差で朝市を覗いたりとフラフラしているうちに、またぱらついてきた雨を感じながら「今日はここまでにしようかなぁ」と弱気になりつつ、街外れにある道の駅 江差へ。
しかし、ここはトイレとちっさい売店しかなく、雨宿りも出来ない。
これまた泣きそうになりながら、雨の中を飛び出るしかなく。


後輪がおかしな音を立てたのは、江差高近くの坂を上りきったところ。
なんだ?って見てみたら、既にタイヤはぺしゃんこだった(笑)。
まさか、二日目というこんな早いタイミングでパンクとは・・・。
しかも雨の日に・・・。

ちょうどホームセンターの前だったので、軒先を借りてパンク修理。
キャリアを支えてるのがクイックシャフトだから、今回からは後輪のチューブ交換が大変なのよね・・・。
原因は何かを踏んだみたい。
タイヤごと貫通してる。
とりあえずタイヤの内側はビニテを貼って、チューブもパッチを貼ることに。
これでダメになったら、次はチューブ交換にしよ。
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修理が完了して、ホームセンターでパナレーサーのパッチを補充しようとしたら見付からず。
相変わらず雨が降り続ける中、15キロ先にある次の道の駅へ向けて出発。
とにかく「次の道の駅まで頑張ろう」って常に思いながら走ってるw
あ、この時点で90km、12時丁度ね。


3km走ると久しぶりのトンネルが出てきたのね。
「トンネル内でパンクとかマジ勘弁」と思って、念のためもう一度後輪をチェックしてみることに。
でも・・・何か「こくんこくん」って回ってる気がする・・・。
微妙な振動がある・・・。
まさか・・・空気が抜けてきてる?と思って、停まってタイヤを触ってもガッチガチ。
んで、再びサドルをまたいだ瞬間、凄まじい破裂音と共に、チューブが爆発した・・・。
一瞬、何が起こったか分かんないほどの衝撃が・・・。

またパンク修理しなきゃいけないけど、雨降りの中で周りは草むら。
先にあるトンネルでやるか、少し手前の老人ホームでやるか。
考える間もなく、老人ホームの軒先へ行くことにしたのね。
コルナゴちゃんを押しながら、タイヤがホイールから外れかけていることに、再び衝撃を受けて・・・。
ホイールを傷つけない様に、後輪部分を軽く担ぎながら。
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チューブの破裂箇所をチェックして、ショックを受けた・・・。。
どう見てもチューブがリムとビートの間に挟まってたのが原因です・・・。
分かりやすく言えば、チューブをタイヤに収納し損ねて、タイヤとホールの間にチューブが挟まっていた状態。
バカすぎる・・・初めての失態だわ・・・。
いくら慌ててパンク修理したとはいえ、あまりにもお粗末なミス。

挟まった部分が破裂で見事に裂けてたので、新しいチューブに交換。
んで出発したのは13時半。
まったく、さっきから無駄な時間ばかりを過ごしすぎだよ・・・。







●ただ、寂しさだけが募る

高台のてっぺんにある「ルート229元和台 道の駅」へ到着したのは2時。
気温は20℃って書いてあるよ・・・。
寒いと言えば寒いけど、雨だからずっとヤッケを着てるしね。

野宿するには良さそうな道の駅だけど、まだ時間は早いし、周りにはあまりにも何もないのよ。
ただただ芝生が広がるのみ。
晴れてたら気持ちよさそうなのに。
次の道の駅は40キロ弱先だけど、それを目指すか・・・。
でも、そっちは野宿できるかどうか分かんないし・・・。
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30分ほど悩んで、覚悟を決めて次の道の駅を目指す。
いや、今日は覚悟を決めすぎだろwwwww
お分かりの様に、今日のテンションはお姉ちゃんと写真を撮ったときがマックスで、それから雨が降ってどんどん下がり続け、パンクして思いっきり下がって、一つも上がる要素が無いんだよね・・・。
せめて、最後の道の駅では素敵な出会いがあれば・・・。
寂しい夜にならなければいいのに・・・。


ようやく雨も上がり始め、海側には奇岩が続く。
親子熊岩」で写真を撮ってみたけど、イマイチどこが親子なのかよく分からないwwwww
上の岩が口を開けたライオンに見えるwwwww
でも、少し横から見たら、確かに親子熊だったんだよ。
リンク先の写真の方が分かりやすいね。
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本日最後の道の駅「てっくいランド 大成」に辿り着いたのは16時。
道の駅の様子を眺めてみたところ・・・めちゃめちゃ寂しい感じの建物・・・。
道を挟んだ海側にも建物があるけど、そこは既に閉鎖されてる。
どうやら海水浴場らしく、道の駅にもシャワー室があるのよ。
野宿スポットとして紹介されていた「ステージ」も、シャッターが下りて使えそうにない・・・。

まいった・・・。
どう見ても誰も野宿しそうにない・・・。
しかも周りには何もない・・・。
この先を進もうにも峠越えがあって、完全に夜になっちゃうから進みたくない・・・。
峠を越えたところで、道の駅はないから野宿も出来ないし・・・。
やはりここで寝るしかないか・・・。
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まだ道の駅も営業中なので、とりあえず先に晩飯を済ましちゃおう。
なのに、ここでは食事も摂れない・・・。
仕方ないから少し先にあるセイコーマートへ。

適当な弁当を買って、店の前で頬張る。
ちょうどツーリングっぽいライダーが居て、「この人も、あの道の駅で野宿します様に!」って祈ったのに、逆方向に走り去って行っちゃった・・・。
あぁ・・・。

ところが・・・道の駅へ戻ると1台のバイクが停まってて、ベンチではお姉ちゃんがツーリングマップルを眺めてる!
まさかの女の子ライダーと一泊か!なんてテンションが上がって声を掛けてみたw

お姉ちゃんは札幌から来たライダーで、残念ながらここで野宿じゃなくて、江差にある友達の家まで走るんだって。
「一緒に行きませんか」って言ってくれ!なんて甘い考えが一瞬よぎったけど、そんなに上手いこといくわけもなくw
「この道の駅ですと道路からも離れてますし、静かに眠れそうですね」って言ってくれただけでも嬉しかったけど。

お姉ちゃんを見送っても、まだ道の駅は営業中。
さすがにそんな状況でテントを張るわけにもいかないし。
仕方ないから、今日の雨でドロドロになったコルナゴちゃんの掃除をすることにしたw
相変わらず便利なこいつで拭きまくって、チェーンオイルも挿して。
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18時、ようやく道の駅のおばちゃんも帰宅したので、テントを張ることに。
シャワー室前が三方壁に囲まれてて屋根もあるので、その隙間に張ってみたよ。
四国以来だけど、相変わらずこのテントは張るのが楽ちんでとってもいい。
寝てる間に雨が降ったら困るので、一応全ての荷物はテントの中へ。
んで、セイコーマートで買ったビールを飲みながら、二日間風呂に入ってない最悪な状況を自覚して、GATSBYのさらさらデオドラントボティペーパーで身体を拭きまくってたwwwww
やってることは、コルナゴちゃんと同じレベルだな・・・。
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19時、外の駐車場にも車中泊っぽい車はやってこない・・・。
この何もない空間で、完全にうちは一人・・・。
めちゃ心細い・・・。
こうなったら、さっさと寝るしかないね・・・。
というわけで、ビールの力を借りて、眠りについたのでした。
テントの中は暖かくて、寝袋でちょうどいい気温だったよ。
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本日の走行距離:144.35km
本日の平均時速:21.9km/h
本日の走行時間:6:36:04
本日の獲得標高:974m



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高度表示
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高度/速度表示
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再び北へ:神戸発 最北端行き 1日目まとめ(9/16 明石~函館~福島)

●飛行機輪行というハードル

こんなにも初日のハードルが高いのは、初めての旅である3年前のあの日以来だと思う。
それくらい、不安なのね。

4時に目覚めて風呂に入ったら出発。
家を出たのは5時。
こないだから脳内エンドレスリピートされるwhoPの『ツンデレーション』を見て、気合いを入れて出発。
コルナゴちゃんや荷物は前日の晩に積み込んであるからね。

平日の早朝に神戸へ向けて車を走らせるのも変な感じ。
ちょうど京橋付近で朝焼けに遭遇。

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ポートアイランド沖にある神戸空港へ着いたのは6時前。
正確には神戸空港じゃなくてベイ・シャトルの乗り場だけど。
前にも書いた様に、ここの駐車場は船を利用すれば無料だからね。
10日間の旅の間、車を預かってもらえるわけで。

コルナゴちゃんを下ろして輪行袋に詰め、関空行きの船を待つ。
しかしこの船、初めて利用するけど利用客が多いなぁ。
平日の朝一だというのに、旅行用のトランクを抱えた旅人が多数。
みんな、一体何の仕事をしてたら、こんな時期に旅立てるんだwwwww
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6時半、関空へ向けて出港。
満席とまでは言わないけど、かなりの座席が埋まっている状態。
うちはコルナゴちゃんが心配だから、すぐそばの窓際に立ってた。
んで、普段は目にすることのない「海からの神戸」ってのを眺めてた。
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7時、関空島へ到着。
ここから空港へは、シャトルバスに乗って行くのね。
バスにコルナゴちゃんを乗せるのも懸念事項だったし一苦労だったけど、何とかクリア。
10分程度で関空へ。

問題はここから。
コルナゴちゃんは預けることが出来るのか・・・。
サイズオーバーで断られたりしないか・・・。
とにかくハラハラしながらANAのカウンターへ向かう。

「事前にご連絡いただいてた方ですね。サイズや重量もお聞きしていたのとほぼ変わりありませんし大丈夫です。」
カウンターのお姉さん、マジ天使!
でもこういう風に言われるって事は、事前に過少申告しちゃう人も居るって事よね。
その気持ちは分かるけど。

「これは横にしても大丈夫ですか? 分かりました、天地無用で扱います。受け取りは手渡し希望とのことですが、そもそもこのサイズですと手渡しでしか無理だと思います。少なくとも関空では手渡しですね」
『壊れても文句言いません書類』に署名しながらお姉さんと話す。
手渡し希望は伝えなくても大丈夫みたいだね。
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「それでは検査場にも一緒に行っていただけますか?」と警備っぽいANAのお兄ちゃんと共に、手荷物検査場へ。
普通のトランクを通す検査機や、機内持ち込み用の検査機じゃサイズ的に通らないので、職員用(?)の検査場へ。
と言っても、通常の保安検査場の一番端にあるんだけどね。
そちらも無事にクリアして、晴れてコルナゴちゃんは飛行機へ乗れることに。

いや・・・ホントに肩の荷が下りたよ・・・。
何よりも心配だったから。
しかし上の写真に写っている女性・・・80年代の香りがプンプンするなw
「男女七人夏物語」の『CHA-CHA-CHA』がかかりそうですよw



ファーストキッチンで朝食を摂ったり、TSUTAYAで絵はがきを買ったりしながら時間を過ごしたあと、8時半に検査場を通過して中へ。
子供みたいに飛行機の写真を撮って、ブラックコーヒーを買ってベンチに座ったら噴きそうになったwwwww
目の前のオッサン、完全にズラwwwww
どう見ても笑わせようとしてるだろwwwww
出来る限りそちらを見ない様にするんだけど、どうしても気になってしまうwwwww
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今回の函館行きの飛行機はボーイング737-500という126席しかない小さな飛行機。
函館空港みたいな地方空港行きだから、そういうもんよね。
とはいえ、満席になるのは、やっぱり連休前だからかな。
9時前に搭乗、これで笑いの神から逃れられる・・・そう思ってた時期もありました・・・。
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23℃とは、これまた涼しいなぁと思いながら座席を探して度肝を抜かれる。
3人座席で横はカップルなんだけど、うちの隣にいる女の子がゴスロリwwwww
めっちゃ短髪なゴスロリwwwww
しかも何故か腕の毛は濃いwwwww
男かと思ったら、完全に女の子だったwwwww
ビビッたwwwww
また笑わされるのかwwwww






●始めの一歩

どうやっても目に入ってしまう腕の毛を意識から剃らす逸らすことに成功し、一眠りして函館へ到着したのは10時45分。
ついに到達した「試される大地」。
予報通り、青空が広がってる。
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手荷物受け取りのコンベアまで進み、預けている片一方のサイドバックを待つ。
預けられる荷物は20kgまでだったので、コルナゴちゃんとサイドバッグ一個でちょうど20kgだったのよね。

ところが先にコルナゴちゃんの方が出てきた。
もちろんコンベアじゃなくて、奥の扉からお姉さんが担いで持ってきてくれたよ。
若干引き摺り気味だったから、慌てて引き取ったw
んで、サイドバッグも受け取って空港を出る。
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さぁ、コルナゴちゃんは無事か?
これで壊れてると、これから始まるはずの旅は、いきなりスタート地点で終わっちゃうけど・・・。
ドキドキしながら超速FIVEストロンガー(輪行袋)をオープン!

いきなり目に飛び込んだのがこれwwwww
テールライトの蓋が吹っ飛んでたwwwww
別に壊れてるわけじゃなく、外れてるだけなんだけどwwwww
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じゃぁ、梱包材を外して、コルナゴちゃんを組み立てようかねぇと思ったら、空港の警備員のオッサンに「ここじゃ邪魔だから、外でやってくれ」と言われた。
そりゃそうだわね。
すんません・・・。

外に出て、持ってきたハサミで梱包材に巻いていたビニールテープをチョン切り、どんどんと外していく。
そそそ、この全体に巻いてた奴ね。
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あ、そうだ。
他にも百均で買ったケーブル結束用のマジックテープが、梱包の時にも、荷物をキャリアへゴムバンドで挟んだときの用心にも、物凄く便利だった。
こういうのが3本セットで100円だから、4つも買って色々と色んな所に縛り付けたり括ったりしてたよ。
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外で組み立てたり着替えたり荷物を整理してると、空港の客待ちタクシーの運ちゃん2人が話しかけてくる。
「いやぁ、今年の夏はおかしいよ。9月の真ん中になっても、北海道がこんなにも暑いなんて。」
確かに空港の外へ出て感じた。
涼しいと予想してたのに、そうでもない。
「もう、夏も終わっちゃったので、この連休が過ぎれば客も少ない時期ですか?」って聞いてみたら、「いやいや、北海道はすぐに紅葉だから。もう、旭川の方は紅葉してるんじゃないかなぁ」だって。
なるほどなるほど。
北海道には春と秋と冬しか無いって誰かも言ってたけど、確かに夏は短いんだろうね。
いくら今年は残暑が長いとはいえ、終わったらすぐに秋本番なんだねぇ。


1時間以上かかって、ようやく準備完了。
とりあえず仮にペダルを回してみたけど、特に問題は無さそう。
油は切れてるけどw
ようやく出発だねぇ。
キャリアの上に銀マットを載せて、その上に梱包材を重ねてるw
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●郵便局で会いましょう

12時過ぎ、いよいよ出発。
まず目指すは函館中央郵便局だ!
空港からは約8km、っていうか函館空港って街の中心地から全然離れて無くて便利だねぇ。
コルナゴちゃんの様子を確かめる様に、ギヤを変えまくりながら西へと向かう。
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海の側へと近付くにつれ、前に見えるのはチャリダー。
おお!なんだか最初からチャリダーを見かけるってのは嬉しい。
早速追いついて、挨拶を。
サイドバッグにレインカバーを掛けてるのが気になるけど・・・。
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すぐに行き先が別れちゃって、また一人。
んで、恒例の市電を撮影wwwww
すぐに反応しちゃうけど、やっぱり撮り遅れちゃうw
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30分ほどで函館中央郵便局へ到着。
まずは・・・持ってきた段ボール箱へ、超速FIVEストロンガーと梱包材、金属製メジャーを詰めることから開始。
そう、帰りの飛行機まで使うことのない荷物を箱に詰めて、稚内郵便局まで送っちゃうのね。
局留めだと10日間は保管してくれるから、帰る日に受け取ろうかと。
2kg近い荷物だから、これだけでもチャリダーにとっては大きな重量だもの。

詰め終わってカウンターへ。
まずは今詰めた荷物を稚内郵便局へ送る。
80サイズになる様な箱を持ってきたから、道内でのゆうパック料金は700円。
うん、これで楽が出来て、確実に保管してもらえるなら安いもの。

次に、これま自宅からた函館中央郵便局留めで送っておいた荷物を受け取る。
前にも書いた様に、チャリンコ用のオイル(ボトル、スプレー共に)を飛行機に持ち込むのが難しそうだったから、定形外郵便で送っておいたのね。
至極当然のことなのに、こうやってちゃんと受け取れると凄い不思議な感じw
こう見ると、局留めって活用方法が幾らでもありそうだな・・・。

んで、さっそくオイルで注油しまくり。
チェーンも変速機もたっぷりと。
今度こそ、出発準備完了!
なんだかんだで13時半になっちゃってたけどw
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●悶絶地獄

さぁ、「本番スタート!」と言いたいところだけど、うちにはまだこの函館でやらなきゃいけないことがある。
そのために、函館駅方面へ。

駅前の交差点で信号待ちになった瞬間、思い出した。
この交差点は2年前のあの日、ここで別れたチャリダーにオイルスプレーや予備チューブを託した場所だ。

なんて事を思いながらも、信号が変わって向かったのは「函館朝市 どんぶり横丁市場」。
明らかに観光客向けなのは目に見えてるけど、そんなのはいいんだよ。
うちは今回、どうしても食ってみたい店があったの。
それが「一花亭たびじ」の「活けいか踊り丼」。

まぁ、とりあえず見て貰いましょう。
っていうかさ、まず出てきたこの時点でインパクト抜群なのよね。
上の透明の部分(何て言うの? 顔の所?)も、フカフカと呼吸する様に動いてるし。
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しかし・・・これだけでは終わらない。
「お醤油かけて、楽しんでくださいね~。そのあとで切りますから~」ってお姉ちゃんに言われたわけですよ。
で、お醤油をかけてみたんですよ・・・。
その様子がこちら・・・。


いや、解ってたとはいえ、思いっきりビビって声が出てるしwwwww
最後にはあまりの踊りっぷりに、醤油がテーブルへ飛び散りまくってるしwwwww
とにかく焦って、とにかく楽しいwwwww

さて、楽しませていただいたあとはイタダキマス。
さっきのゲソもぶつ切りにしていただく。

んで、よく見てみて。
このどんぶりに敷き詰められてるイカ、透き通ってるでしょ。
これが美味い!
酒が欲しい!
後ろにはイカのワタまで隠れてて、これが本当に日本酒を注文しそうになるほどwwwww

こうしている間にも、水槽から生きたイカが取り出されて、同じように踊り丼が作られるw
新鮮だから美味いんだろうねぇ。
何度も言うけど、観光客向けだとはいえ、こんなにも新鮮なイカを食べさせてもらえるだけで幸せってなもんよ。




●3年越しの続編スタート

イカを満喫したうちが向かったのは、目の前にある函館駅。
そう、あの日、ここで止まった時間が今再び動き始める。
だからこそ、北海道は函館からスタートしたかったんだもん。
ここがうちとコルナゴちゃんの新しいスタート。
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 儀式は終わった。
 行こう。 北の大地がうちらを待ってる。


函館駅を出発したのは14時。
え?!もう14時?
やべぇ、さすがにノンビリしすぎた。
今日は出来れば松前の道の駅まで行きたいけど、さすがに今から明るいうちに110kmは無理か・・・。
となると青函トンネルの北海道側のトンネルが真下に通っているという、吉岡にある「トンネルメモリアルパーク」が野宿ポイントとして最適か・・・。
それでも94kmあるな・・・。
なんせ、知内町から福島町は峠だから、日が暮れる前にそこだけは越えてしまいたい。
しかも、どんどんと曇り始めたから、雨が降る前に越えてしまいたい。
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駅前でチャリダー二人に手を振り、セイコーマートで水を買ってから、函館湾をグルッと回って南へ向かって進む。
そう、これから最後まで延々と、左手には海を見ながらペダルを踏んでいくんだよ。
2kmにも渡る太平洋セメントの桟橋に驚きながらも、「あぁ、北斗市って厨二病っぽくて、いい名前の都市だなぁ」なんて思いながらw

対岸に函館山が見えてくる。
そういや10年くらい前に、あの山から夜景を見たことを思い出した。
街の作りも夜景っぷりも、神戸に少し似てるなぁと、当時思ったもんだよ。
って、酷い写真だなw
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15時、1時間で函館湾を回り終え、南西へと進路を変える。
ついでに少しだけ休憩。

16時過ぎ、ようやく内陸部への入り口である知内町へ到着。
どんどん暗くなる空は、時刻のせいだけじゃなく、天候のせいでもあるんだよ。
まさにドンヨリって感じ。

イヤイヤ気分でそのまま1時間走り続けると、「道の駅 しりうち」へ着いたときにはついに雨がパラツキ始める・・・。
マジかよ・・・。
登りはここからが本番だというのに・・・。
ここでやめて、この道の駅で野宿か・・・?
しかし・・・時間はまだ少し早いし、雨を避けて野宿できる様な場所もあまりないし・・・。

心を決めて飛び出した時には既に17時。
なんとか雨も暗闇も、峠越えまではもってちょうだい!

峠を登り始めると雨もやんだので少し安心し、標高僅か190mほどのてっぺんへ着いたのは17時半。
もちろんiPhoneは圏外。
しかも初日恒例のへろへろ・・・。
だって、練習不足で身体が出来てないのに、15kgの荷物を背負いながら峠を登ってるんだもんね。
そりゃきついよ。
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●まさかの寝床

トンネルを抜けて、6%の下りを駆け抜けると、そこは福島町。
たしか・・・この辺りに道の駅があったはずだわ・・・。
んで、それっぽい施設に行ってみる。
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当初、これが道の駅だと思ってた。
正確には、道の駅の付属施設だと思ってた。
実はそうじゃなくて、「青函トンネル記念館」だったんだけどね。

この時点で18時前。
目標としていた「トンネルメモリアルパーク」まであと少しだけど、この道の駅(じゃないけど)で寝るのも悪くない。
んで、写真を撮った横にあるトイレの張り紙を読んで、ちょっとガックリ。
工事中で使えないらしいよ。

道の駅のプロである「キャンピングカーで車中泊」のオッサンが二人登場して、「あと100m程先に道の駅があって、そっちのトイレだったら使えるはず。あっちにはバスの待合所もあって、兄ちゃんが寝るのに丁度いいかも」なんて素敵情報を、聞いてもないのに教えてくれるw
せっかくだから行ってみるかってことで、今度こそ到着したのが「道の駅 横綱の里 ふくしま」。
売店部分はショボいんだけど、確かにオッサンの言う様にトイレは使えるし、トイレの入り口がバスの待合所になっていて、ここだと快適に眠れそう。
とりあえず、記念撮影だwww
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この街は横綱が二人出ているらしいのね。
そのうちの一人は、かつてうちが「就職面接で「顔が似てる」と言いたいが為だけに呼ばれて、そのまま落ちた」大横綱、千代の富士。

さっきのキャンピングカーのオッサン達もやってきたけど、人っ子一人いないのに駐車場が満車のため、諦めて引き上げていったのね。
仲間が居て心強かったのに、居なくなっちゃうのか・・・。

仕方あるめぇ・・・覚悟を決めてバスの待合所で寝ることにしよう。
その前に・・・バスの時間を見ておかないと。
18時45分が最終で、6時4分が始発か。
その間なら、眠れるってわけね・・・。
最終までは時間があるから、先に食事にするかな。

斜め向かいにあるセイコーマートでカツ丼とビールを買い、とりあえず酔っぱらってすぐに眠れる様にしておくw
んで、最終バスが出たので眠る準備を。
こんな感じで地べたに銀マットを敷いて、寝袋で。
テントを張ろうかとも思ったけど、待合所に屋根も壁もあるからまぁいいかなと思ってね。
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眠る準備が出来たら早速寝袋へ。
こんな状況だと、寝た物勝ちだしね。
明日は、というか今夜から雨の予報。
やだねぇ・・・。


ところが・・・さすがは道の駅。
トイレの利用者が1時間に一人はある。
その人達が入ってくる度に、うちの姿に驚き、もちろんうちは目覚める。

そのうえ、トイレが近いせいなのかハエが五月蠅い。
しかもうちによく留まる。
風呂に入ってないからですか・・・。
更に言えば、この晩は暑かった・・・。
雨が近付いているせいもあり、湿度も高くて眠りにくかった・・・。
本当にここは北海道か・・・。

そんなことを思いながら、不愉快ながらも浅い眠りについたのでした。




本日の走行距離:75.17km
本日の平均時速:21.2km/h
本日の走行時間:3:32:29
本日の獲得標高:245m


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高度表示
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高度/速度表示
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※ただし永遠ではない

本日が休暇のラストなハムの人ですよ。
旅に出ると目覚めが早くなるんだけど、今朝もやっぱり早く起きちゃったよ。

昨日は帰宅したあと、風呂だけ入ってからいつものパスタ屋へ。
みんなと「ただいまポーリー」を。
買ってきた日本酒をぐいぐい呑んで、フラフラになって、帰ったらすぐに爆睡してたのねw

今朝はアニマスを消化してからコルナゴちゃんを大掃除。
ドロドロだった彼を磨いてあげたけど、やっぱり傷も増えちゃったなぁ。
ごめんよ、その傷一つ一つが、旅の思い出とはいえ。

「iM@S KAKU-tail Party 6」開催のおしらせ ‐ ニコニコ動画(原宿)「iM@S KAKU-tail Party 6」開催のおしらせ
それからは楽しみにしていた「KAKU-tail 6」を見てた。
本編と、インフォメーション動画後半併せて7時間近くぶっ続けでw
また、別枠で書くかもしんないけど、やっぱり祭は楽しいし、クオリティの異常っぷりも健在だなぁ。
whoPリスペクト」、「ありすえPリスペクト」にもハッとしたし、最終日E組の奇跡の様な流れにも感動させられまくり。
参加者の皆様、運営の皆様、楽しい時間をありがとうございました、ですよ。



【アニマス】 律子さんが重役会議に出席するそうです 【リズム天国】 ‐ ニコニコ動画(原宿)【アニマス】 律子さんが重役会議に出席するそうです 【リズム天国】
相変わらず自作の話ばかりであれですが、旅行中に再生数とマイリスト数が爆上げで焦ったwwwww
シライヌさんが広告を出してくださったこともあって、着実に伸びてる見たいです。
本当にありがたい話ですよ。



んじゃ、そろそろ旅のまとめ記事の執筆にとりかかろうかねぇ・・・。

オマケ

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暗くなっちゃったよ

間に合いませんでしたよ

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予想通りでしたw

というわけで、今回のリアルタイム更新はここまでかな。
長らくのお付き合い、応援、ありがとうございました。
まとめは明日以降、一ヶ月ほどかけて書くかな。
でも、今回は短めになるかもね〜。

ではでは、気を付けて自宅まで帰りまする。

関空到着

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船の連絡バスまで、あと10分。
無理だろw

プロペラでは無かったw

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さらば北海道

少し早いけどお別れを。

長い長い10日間の旅も、間もなくオシマイ。
あと15分で離陸だよ。
今は搭乗口前で待機中。

機上からサハリンは見えるのかしら?
窓際じゃないんだけどw

羽田行き離陸

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大ナゴの蒲焼き丼

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